アットウィキロゴ

シノハユ the dawn of age

登録日:2014/02/09 Sun 23:44:00
更新日:2026/05/01 Fri 22:37:09
所要時間:約 20 分で読めます






追いかけた“青春”と、遠い日の“約束”―。



シノハユ the dawn of age とは、咲-Saki-のスピンオフ作品である。
原作は原作者・小林立、作画は咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aの五十嵐あぐり。
掲載誌は月刊ビッグガンガン。
「シノハユ」は漢字だと「偲はゆ=しのばれる。自然に思いだされる」にもなるけどはてさて。




【概要】

咲-Saki-のスピンオフ作品だが『旧約青春麻雀物語』と銘打たれているように、咲本編より十数年前、
阿知賀のレジェンドアラフォーが戦ったIHやさらにそれ以前の時間軸の物語であり
咲さんはあんま関係無いからかタイトルに『咲-Saki-』は含まれない。

作者の立曰く『4巻分でまだ余裕で小学生』『できれば小~中学生編で100巻くらい書きたくて』とのことで
かなり力を入れている様子。ぶっちゃけ咲本編より気合が入っているんじゃ…

本編に比べると人間関係の描写にかなり力が入っている一方、異能麻雀バトル要素は控えめ。
(ただしプロは例外で、記憶操作・長距離瞬間移動・空を飛ぶ等本編以上にやりたい放題である)

本編側でも度々本作とリンクする場面が出てきており、裏表紙でさらっとシノハユキャラの未来が描かれていたりする。
本編203局にて健夜が「私より強い高校生は6人はいた」と発言しているが、その時に登場したシルエットは明らかにシノハユに既に登場しているキャラたちである。*1

物語の導入となる0話と、シノハユ本編1話がビッグガンガンの公式サイトに掲載されている。
0話はコミックスに収録されないとのことなので読みたかったらサイトへゴー。


【0話のあらすじ

決勝進出が決まった夜、祝勝ムードに浮かれる阿知賀女子の面々。
そんな彼女たちを寝かしつけながら、1人夜の町に繰り出すレジェンド。
向かった先『majang Bar(麻雀バー) Blitzstrom』では彼女を呼び出した「牌のおねえさん(28)」こと瑞原プロと戒能プロが待ち構えていた。
続いて野依プロと、先ほどレジェンド会ったばかりのアラサーも来店。
飲み会もそこそこに、瑞原プロの提案でかつてIH準決勝で対峙したレジェンド、すこやん、野依プロ、瑞原プロの4人は再び牌を交えることとなったのだった…


【シノハユ本編のあらすじ

白築慕は麻雀が大好きな小学4年生。
母子家庭で育ち、買い物も料理も得意な彼女が何より楽しみにしているのは
月に一度、島根から来る叔父を交えて家族3人でやる麻雀だった。
その日は友達との麻雀も買い物も早めに切りあげ、サンドイッチをつくりながら叔父が来るのを楽しみにしていた。
やがて叔父が訪れ、慕お手製のサンドイッチを食べながら家族で麻雀を楽しんでいた。
麻雀も料理もすっかり上手になったと叔父から褒められる慕。そんな彼女の笑顔を見つめる母。
その日は家族3人、笑いながら過ごす幸せな一日だった。























その翌日 母は行方不明になった―




【登場人物】

湯町小学校・中学校関係者

白築慕(しらつき しの)
生まれた時から叔父と麻雀が大好きな女の子。
先に公開されたイメージイラストやコミック1巻表紙では高校生の頃の姿で黒髪ロングの清楚美少女といった外見だが、
小学生編ではショートカットの似合う可愛らしい女の子として描かれている。中学校編は大体その中間と言った感じ。
純粋無垢な性格であり、家事スキルも高い素敵少女。もっともこれは母子家庭という家族環境や後述の母親の性格による所も大きいと思われる。

母が失踪した後、叔父に引き取られ5年生から島根で暮らすことに。
今でも母のことを慕っており、麻雀で有名になって母を探そうとする。
叔父に牌を処分されそうになった際に、唯一手元に残った一索の牌に思い入れがある様子。
どんな時でも麻雀を楽しみ自分を信じ抜く闘牌を見せてくれている。

作品全体の儚げな雰囲気や諸々の描写から、読者に(咲-Saki-の時間軸で)故人扱いされかけている。
表紙や扉絵などで見せる高校生姿が拝めるのは何年先か。
『シノハユ』にやたら気合入っているのは、立もまた生き別れの父を探すために漫画を描いている美少女だからやもしれぬ。

詳細は個別項目参照。


○石飛閑無(いしとび かんな)
かんなレボリューション。島根で出会った慕の同級生。
見た目は金髪のお嬢様といった感じだが性格は超勝気かつ超負けず嫌いなガキ大将っ子。猿山の大将とも言う。
「基本無敵」と言うほど万事において優秀なレボってる人生だったが、麻雀そして瑞原はやりに出会い打ち負かされ初めての挫折を経験。
それ以降、「麻雀はクソゲー」と嫌いながらも打倒瑞原はやりのために麻雀を続けていた。
しかし「松江こども麻雀大会」を前に慕と出会い…
謝りたくても謝れない、はやりの写真に落書き(ヒゲ・ウ○コ・罵倒の言葉)を書く、楽しいと素直に言えない自分勝手な面が目立つも慕に出会ってからは変化が…
本人も後に慕に出会う前の自分を省みている。

ちなみにはやりに対しては対抗心を燃やす一方で、彼女のCDの内容もしっかり把握している。
それどころかこっそりグッズを買っていたり(杏果から指摘された際にはダーツの的にすると誤魔化していた)、
はやりが「麻雀に専念するために芸能活動を控えめにする」と言った際には「今のファンも大事にしろよ!」と涙目になったり、
慕がアイドルデビューするかもしれないという話を聞いた際には「そんなことになったら金がいくらあっても足りねえぞ…!」と言ったりとかなり強火のアイドルオタクである。

鍵っ子であり1人で食事している等家庭環境は良くないと思われていたが、母親のことを「ママ」と呼ぶなど親子仲は良い。
作中で慕が小学生離れした超絶ハイスペックな料理の腕前を披露している一方、彼女の食事はレトルトが中心というのも対照的に描かれている。
麻雀の打ち筋は慕から「ダイナミック」と称された。

麻雀の実力はかなり高いはずなのだが、近くに慕やはやりといった才能溢れる打ち手がいること、大会でも巡り合わせが悪く悠彗や慕にトバされてしまったこと等から大きな劣等感を抱くようになる。
しかしその元来の負けず嫌いの性格から自身を奮い立たせ、ついにはプロに殴り込みをかけた。

麻雀に関して特殊な能力は持っていないと思われていたが、「非常に耳が良い」(良いという次元でなく、数百mは離れていそうな場所の会話が聞こえたりと常軌を逸している)という長所を神之浦プロに見出され、かつて異常な聴力で対戦相手の呼吸音・心拍音・打牌音を聞き分けることが出来たというプロ雀士・永武絵美に弟子入り。
夏休みの修行を経た後は永武から「数年後には世界王者を倒せるかもしれない」とまで言われるほどに、その才能を開花させつつある。


○瑞原はやり(みずはら はやり)
後の「牌のおねえさん(28)」
0話では絵文字だらけの怪文章メールで皆を呼び集め、戒能プロの言葉でIH準決勝を懐かしく思ったのか当時のメンバーでの麻雀を提案。
トラウマから回復したばかりのレジェンドを処刑台へ送った。

本編では小学5年生当時の彼女が登場。慕や閑無と同じ島根県民だが別の小学校
前年度のこども麻雀大会の優勝者であり、その時に負けた閑無から一方的に敵視されている。
当時から後の「牌のおねえさん」の片鱗を覗かせる雀力と人気を持っていた。だがおもちは年相応。慕と初対面した時の大物感は異常。
中学からは慕たちと同じ湯町中学校に進学し、麻雀部の仲間として親交を深めていく。

麻雀に関して特殊な能力は持っていないようだが、頭の回転が非常に早いデジタル派。特に速度を最重視している。

本作では彼女が「牌のおねえさん」を目指すようになったルーツが描かれる。
当時の牌のおねえさんである春日井真深を初めは「媚びてる」と否定的な目で見ていたのだが、
後にその真深が以前病院で泣いていた自身を牌の手品で励ましてくれた女性と同一人物だと知り、病院で再会してから交友を深めるようになる。
自身の病気を隠してでもみんなに元気を与えるために頑張っている真深の姿に強い感銘を受け、「私もこんな人になりたい」という強い決意を固めるのであった。

牌のおねえさんはセクシーすぎるとダメ」という話を聞き「胸おっきくなるな~」と願を掛けていたが、
残念ながら咲本編では立派すぎるおもちに成長してしまっている…が牌のおねえさんになるという夢は叶っているので、特段問題はないのであろう。

将来はIHですこやんにボコられる運命。
レジェンドの回想からアラフォーに一泡吹かせた時は他家との協力なんて考えもしなかったそうなので共闘とは別ベクトルで頑張って欲しい所。


○稲村杏果(いなむら きょうか)
閑無の友人の一人。
前髪ぱっつんに頭の上でお団子っぽくまとめた髪と、どっかの旅館のバイト仲居っぽい外見…というか実際に実家が旅館。
年齢の割に空気の読める大人びた性格であり、閑無が荒れて友達をなくしそうになった時にはフォローしたり何だりと良妻ポジ。
麻雀は初心者だが、閑無の打倒はやりのために付き合ってあげている。
が、閑無がはやりに勝てると思っておらず、無残に負ける姿を見られたくあるまいと思い、大会は見に行かなかった。本人曰く『友情』。ひでえ。
と、閑無に対して言っておきながら実はしっかり大会を見に行っており、敗北しながらも清々しさを見せた閑無の姿に安心するような笑みを浮かべていたのだった。
その後、全国優勝に目標が飛躍した閑無にウンザリした表情しながらも付き合っている模様。

原作者のブログによると、「元々重要人物」であるらしく幼年編以降も出番があるかも?

咲本編では、16巻及び18巻の裏表紙にて成長した姿が登場。旅館の後を継いだようである。


○本常玲奈(もとつね れな)
閑無の友人の一人。
閑無の特訓に付き合っていたため麻雀もそれなりに打つことが出来るが、スイミングに打ち込んでいるため麻雀を打つ場面は少ない。
麻雀部にも当初は入るつもりはなかったが、野津に押し切られて入部することに。
なぜか慕に対してスキンシップする描写が非常に多い。

過去に閑無・杏果とともに水難事故に遭いかけたことがあるが、この時はカナヅチだった。
…というかこの時に自分だけ泳げなかったことに負い目を感じている描写があるので、この時の経験からスイミングを始めた可能性が高い。


○野津雫(のづ しずく)
麻雀部部長。慕たちの1つ年上。
普段は弱気だが突然大声を上げて周囲をビビらせることがある。
麻雀の実力に関しては1年生組に劣る。


○多久和李緒(たくわ りお)
慕たちの1つ年上の麻雀部員。


○坂根千沙(さかね ちさ)
湯町中学校麻雀部顧問。
初対面でいきなり「顧問に期待するな」「顧問したくない」と言い放ち指導も全くしない、突然一方的に練習を中止させたりするという一見ダメ顧問だが、実は裏で他の強豪校の指導を見学したり練習量が過多にならないように気を遣っていた。
当初は生徒たちとも険悪だったが、和解して以降は面倒見の良い大人ポジになる。
相変わらず麻雀の指導は全くしないが、自分たちで勝手に強くなる生徒ばかりなので特に問題ないのだろう…


○金沢陽葵(かなざわ ひまり)
閑無の友人の一人。ベリーショートのボーイッシュな少女で、根っからのテレビっ子。
小学校の頃は閑無の特訓に付き合って麻雀を打っていたが、中学編では麻雀部には入らなかったため本編からはフェードアウト。
とは言っても閑無たちとの交友関係は続いており、日常パートでは度々登場する。


島根の強敵たち

○本藤悠彗(ほんどう ゆえ)
所属:島根県 七類小学校→島根県 万原中学校

海辺に住んでいる少女。
漫画好きのオタクであり、東京に憧れているが地元の不満点を考えてたら地元がいいところしか無いことに気づき
県代表として東京に行こうと思い立つも、母が釣ってきた魚に飛びつき麻雀の練習は辞めるとアホの子入ってる。

海に遊びに行った閑無にライバル認定され、翌年勇んで同じ大会に出場するも向こうは悠彗のことをすっかり忘れていた。
小学六年生時はそこまで本気で麻雀に打ち込んでいたわけではなかったが、この大会で慕に敗れたことで奮起。
曖奈に師事を請い、1年後には閑無をトバして勝利するという圧倒的な成長を見せつけた。メンホンで和了るのが得意技。


○森脇曖奈(もりわき あいな)
所属:島根県 万原中学校

常に余裕の笑みを絶やさないクールな性格。
麻雀の実力は中学では恐らく慕・千尋と並ぶ最強クラスで、慕ですらほぼ勝ったことがないという*2
さすがに千尋の連荘には圧倒されていたが、初見でその本質を分析し独力でその連荘を止めてしまう等、実力の底が知れない。

プロからも興味を持たれていたが、家族の介護があるということで世界大会MWGP編には登場しない。


○椋千尋(むくのき ちひろ)
所属:島根県 菰沢中学校

島根の強豪・菰沢の圧倒的エース。中学生編から本格登場。
慕と同い年だが、「松江が遠すぎる」という理由で小学生大会には出場していなかった。

非公式ながら小学生にしてプロ2人を破ったという、シリーズ内でも最強クラスに位置付けられるであろう打ち手島根が魔境すぎる
特に親番での制圧力が常軌を逸しており、未来予知じみた和了を連発し誰も彼女の連荘を止められない。
厄介なのはその連荘がいずれも安手なことで、「この程度の安手なら…」と対局者は連荘を止めるためにどうしても無理に前に出てしまい、そこを狩られてしまう。
その実力はプロにも認められており、中学一年生にして慕とともにプロの世界大会・MWGPに補員登録された。

あまりに強すぎるために千尋と対局した者は皆戦犯顔絶望顔になり心を折られ千尋との対局を避けてしまうことに寂しさを感じており、「全力で叩いても壊れない相手」を追い求めている。
心折れずに自身と打ち続けてくれた柚葉のことが大好きで、普段は不遜な態度を取っている彼女も柚葉の前では年相応の甘えん坊になる。


○行長柚葉(ゆきなが ゆずは)
所属:島根県 菰沢中学校

小学校時代からの千尋の親友。以前は千葉に住んでいたが小学六年生時に島根に引っ越してきた。
麻雀で千尋に完膚無きまでに打ちのめされるも、心折れずに打ち続け飛躍的に強くなっていった。
千尋が心を許している数少ない相手であり、柚葉も千尋のことを運命の人だと思っている。

彼女もまた未来予知じみた能力を持っており、振り込む牌を事前に察知して避けることが可能。
麻雀の実力も全国レベルだが、島根県大会個人戦では慕・曖奈・千尋という作中最強クラスの卓に当たってしまい、奮戦するもトバされてしまった。*3


○永見知子(ながみ ともこ)
所属:島根県 菰沢中学校

ボサボサ髪で気だるげな表情が特徴的な少女。
無口かつ無表情だが面倒見が良い性格。また愛用の抱き枕が無いと眠れないという可愛い一面がある。*4
熊本に帰省していた際には水着・麦わら帽子で片手に虫取り網という夏休みエンジョイ勢のテンプレのような格好をしていた。


○吾郷佐知子(あごう さちこ)
所属:島根県 比礼振中学校

県大会決勝副将戦にて本格的に登場。
今のところイマイチ目立つ場面は少ないのだが、見開きでもなんでも無いコマでさらっと四暗刻を和了るというとんでもない打ち手。
結果的に団体戦は菰沢の優勝に終わるが、「来年は菰沢をブチのめす」という強い決意を固めていた。
同学年の松本チャンタナと非常に仲が良い…というか「結婚」とか「一生付き合う」等の会話を交わしておりかなりガチめ。


全国の強敵たち

○小禄心(おろく こころ)
所属:沖縄県 運天原小学校

慕の1つ年下で、基本的には無邪気なのだが年上相手にも度々毒を吐く唯我独尊な性格。
幼いながらもかなり狡猾な打ち手で、意図的に理牌を崩したり捨て牌を見ていないフリをしたりで対局者を罠に掛けようとする。

全国小学生麻雀大会では慕と3回戦・準決勝・決勝と三度にわたって対局。
準決勝で破った赤土晴絵から三尋木咏の特性を伝授してもらったことで、三尋木から直撃を奪い見事優勝した。
翌年の全国小学生麻雀大会では決勝にて再度赤土晴絵と対局。
赤土の分析力を逆手に取った罠を仕掛け直撃を奪い、2年連続で小学生チャンピオンに輝いた。

慕とは大会を通じて親しくなり、以降も度々電話でやり取りする仲に。


○高橋千代子(たかはし ちよこ)
所属:東京都 北芝小学校→愛知県 尼ケ坂女子学園中等部

常にテンションが高い性格。
全国小学生麻雀大会の3回戦にて慕・菜緒子・心と対局したが、心に放銃してしまいトビ終了。
その後慕から「一緒に麻雀してくれたお礼」としてドリアンジュースをプレゼントされ、菜緒子とともに悶絶することに…
それが切っ掛けで菜緒子と交友を深めることになり、中学進学時に同じ学校に通うために名古屋に引っ越した。

全国中学生大会団体戦では準決勝で椋千尋に完敗。
引退を視野に入れるほどに落ち込むが、麻雀から多くのものを得ていたことを思い出し再起した。

咲本編では15巻裏表紙にて菜緒子とともに大人になった姿で登場。今も麻雀に関連する仕事をしている模様。
菜緒子とは交流が続いている…というか全裸ででかいベッドのある部屋に一緒にいるので、まあそういう関係になったのだろう。


○丹羽菜緒子(たんば なおこ)
所属:愛知県 橦木小学校→愛知県 尼ケ坂女子学園中等部

全国小学生麻雀大会の3回戦にて敗北し、千代子とともにドリアンジュースの洗礼を食らってしまった。
苗字は「たんば」と読むのだが、作者やファンも含めて「ニワちゃん」と呼ばれることが多い。

人付き合いが苦手でテンションが高い千代子にも初めは若干引いていたが、ドリアンジュースの縁で親しくなり
お互いに「今まで会った中で一番話しやすい」と思っていたことがわかり急速に距離を縮めていった。


○鈴木兒生(すずき るい)
所属:神奈川県 千代崎小学校→?

慕が横浜に住んでいた頃の親友の一人。
見た目はギャルっぽいが気弱な性格で、幼少期からよく慕に守ってもらっていたとのこと。
全国小学生麻雀大会にて慕と再会し、以降も慕が横浜に行く際には行動を共にしている。

全国出場していることから麻雀の実力は高いと思われるが、1回戦で沖縄の与那嶺に敗北。
中学編では一年生時点では麻雀で活躍している描写が全く無いが、今後が期待される。


○戒能優子(かいのう ゆうこ)
所属:愛媛県 高宮中学校

咲本編に登場するプロ・戒能良子の年の離れた姉。
中学二年にして公式戦初出場するが、全国大会個人戦の決勝まで進出するという高い実力を持つ。

「人の欲しい牌を2つずつ抱え込める」という特殊能力を持っているようで、
一索に依存することが多い慕を大いに苦しめたが、あと一歩のところで慕とのめくり合いに敗れた。


○善野一美(ぜんの かずみ)
所属:大阪府 堂島小学校

後の姫松高校麻雀部顧問。
後々末原恭子にも受け継がれる超速攻型はこの頃から健在。

全国小学生麻雀大会決勝にて慕と対局。
高速かつ堅実な打ち筋で、全国2位という結果を収める。


赤土晴絵(あかど はるえ)
所属:奈良県 吉野山小学校

阿知賀のレジェンド。はやりのメールに誘われ懐かしの面々と再会。
精神面の問題が解決したからか、はやりの提案した麻雀勝負に真っ先に乗った。
IH当時のメンツが確定し、後に有名プロになった2人を差し置き唯一すこやんに
マトモなダメージを与えたということが判明して株を上げることに。

シノハユ本編では慕の2つ年下で、全国小学生麻雀大会準決勝にて慕と対局。
後に見せる高い分析能力は小学生時点でも健在で、心の僅かな挙動の変化から放銃を回避。
そのまま守りを固め1位抜け…かと思いきや1位に拘る慕がまさかの連荘を選択、結果的に慕に放銃してしまい敗退となった。
三尋木の癖も的確に見抜いており、心にそれを伝授したことが結果的に心の優勝に繋がった。


三尋木咏(みひろぎ うた)
所属:神奈川県 不動山小学校

後の麻雀プロ。小学二年生の頃から県代表に選ばれるという規格外の打ち手。
全国小学生麻雀大会決勝にて慕と対局。
心から直撃を奪い優勝か…と思いきや善野の頭ハネにより続行。
癖を見抜かれていた心に逆に直撃を食らってしまい、敗北した。

翌年の小学生大会は夏風邪で欠場。


○星野沙夕菜(ほしの さゆな)
所属:新潟県 白山浦小学校→新潟県 鏡淵中学校

ネット麻雀が趣味で、非常にめんどくさがりな性格。
慕とは同い年で、全国小学生大会準決勝にて初対局、翌年には全国中学生大会個人戦決勝にて対局した。
慕のことは「おかしな素敵な子」「面白い子」と好意的に評価している。


○峠岡空来(みねおか そら)
所属:滋賀県 八幡山中学校

全国中学生大会個人戦決勝にて慕と対局。
極度のあがり症で常に吐きそうになりながら対局していたがその実力は高く、
慕の鳥さんラッシュを止めることが出来た作中では数少ない人物。


○野依理沙(のより りさ)
所属:大分県 狭霧坂小学校

相変わらずふくれっ面なプロ。0話における制服を見る限り、新道寺女子のOBと思われる。
はやりの怪メールに難解と怒っていた。
高校時代と容姿にあんま変化が無い。当時からふくれっ面。

シノハユ本編では慕中学一年生時の全国小学生麻雀大会決勝戦にて初登場したが、1コマのみの登場で特段見せ場はなかった。


プロ

○バートヒルデ・ニーマン
麻雀世界王者。
慕の母親ナナが行方不明になった際に近くにいたことが防犯カメラの映像に残っており、何らかの事情を知っているものと思われていた。
…それは事実であり、事情は不明ながら記憶を失い幼児退行したナナと行動を共にしている。
「魔法」なる概念をしれっと口にしていたり、瞬間移動めいた神出鬼没さを見せるなど謎が多い人物。


○神之浦萌(こうのうら もえ)
日本代表 先鋒にして日本トップの雀士。
マイジョッキでビールを飲むのが好きな酒豪。


○本池里宇(もといけ りう)
日本代表 次鋒。


○前芝美結(まえしば みゆ)
日本代表 中堅。


○嶋貫愛美(しまぬき まなみ)
日本代表 副将。


○茂原碧月(しげはら あつき)
日本代表 大将。


○八道花音(やじ かのん)
日本代表 補員。
小学生の椋に敗北したプロの一人で、トラウマを植え付けられてしまっている。


○六車翠(むぐるま すい)
日本代表 補員。
インターハイ優勝経験を持つ実力者。

沖縄県主催の親善試合で中学生チャンピオン・慕と小学生チャンピオン・心と対局。
最終的に勝ち越すことは出来たものの、1戦目は慕の鳥さんラッシュを受けて敗北。


○才神椿(さいがみ つばき)
日本代表 補員。
自身の動画配信チャンネルを持っているようで、登録者数はかなり多い模様。


○永武絵美(ながたけ えみ)
神之浦の師匠。
異常な聴力を持っており、対戦相手の呼吸音・心音・打牌音から全てを見通すことが出来、
極まった際には牌と牌がぶつかる音でその牌が何なのか分かるほどだったという。

神之浦の仲介で閑無の師匠となり、聴力を活かした闘牌方法を伝授する。


その他

○リチャードソン 白築耕介(しらつき こうすけ)
慕の叔父。母ナナの弟。イケメン
慕が赤ん坊の頃から懐かれており、彼も慕を実の娘のように大切にしている。
つーかお前ら結婚しろと言いたくなるほど2人のやり取りは微笑ましい。
姉が失踪した後は慕を引き取った。なお、麻雀の腕は大したことはない模様。
昔はバンドをしていたが現在は解散しており、今はその時の伝手で音楽雑誌でライターをやっている。
ただし家事は慕にやってもらっている。また島根県民なのにパソコンを持っている。


○白築ナナ(しらつき なな)
慕の母親。親子だが慕と外見は あまり似ていない。強いて言うなら美人(と美少女)と言ったところか。
容姿はカールしたロングヘアーを持つアンニュイな雰囲気を漂わせる美女といった感じ。
周藤瞬斗(リチャードソンの友人、質屋)の話からするに彼らと同じ学校出身であり一種のマドンナ的なポジションだった様子で、
ナナに娘がいた事を知った周藤はショックを受けていた。

母子家庭で慕を育てていたが、ある日突然失踪してしまう。
慕の回想からして慕に対する愛情は確かにあったようだが…?
本人曰く『(慕は)私と同じで男を見る目はなさそーね』とのこと。
かなり良いマンションに住んでおり1話で慕が夕方に帰宅した時に家でグータラしてたことから夜のお仕事っぽいと推測されていたが実際そんな感じだった模様。
しかもかなりの人気だったらしく失踪の10年前(慕を妊娠するまで?)は銀座で、その後は横浜でナンバーワンだったらしい。
横浜の店では半年に一度麻雀の「勝負」が行われていたらしい。なんかここだけカイジみたいな世界観だな
慕の父親や失踪の理由等など色々謎の多い人で彼女との再会が今作の核心となる。

経緯は不明ながら現在は記憶喪失・幼児退行してしまっており、世界王者ニーマンと行動を共にしている。
全国小学生麻雀大会の決勝戦をたまたま観戦しており、慕にファンレターを残していった。


春日井真深 (かすがい まふか)
この時代の「牌のお姉さん」。
はやりんと運命の出会いを果たし、彼女の将来に大きな影響を与える。


○戒能良子(かいのう よしこ)
中東の元傭兵で元イタコなプロ。
はやりの怪メールを理解できるのは自分だけと思っていたようでレジェンドたちが理解して来た時は嫉妬したり驚いたり。
集まったプロの中では最も年下であり、レジェンドたちのIH時は小学生。
テレビでIH準決勝での4人の戦いを観戦していたとのこと。前々からレジェンドと面識があった。

シノハユ本編では、慕中学1年生時に5歳。
慕の大ファンであり、姉の優子経由で慕の初サインをゲットしていた。


小鍛治健夜(こかじ すこや)
アラフォー。もといアラサー。
はやり(同年代)の怪メールに「そろそろ大人なんだから」と
アラサーの現実から目を背けるような発言をする。
しかし、彼女もまた高校時代と容姿にあんま変化が無い。

彼女の強さが具体的に描かれるのは本編回想回が先か、こちらシノハユの方が先か。
どちらにしても数年は かかることだろう…


【余談】


今までは咲-Saki-×幼女体形=痴女の方程式が成り立っていたが
今作はモノホンのJSなためか、はたまた作風の違いかちゃんとした服を着ている。
まぁ本編の回想シーンも阿知賀編の回想シーンも幼年時代は皆、ちゃんと服着てたからね…

あるエピソードを複数の人物の視点から描く群像劇的なスタイルが取られている感がある。



追記修正は生き別れの親を見つけてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年05月01日 22:37

*1 シルエットの特徴から慕・千尋・柚葉・心の4人はほぼ確定

*2 作中で明確に慕が勝ったのは島根県大会個人戦のみ。ただしこの試合でも曖奈はミスらしいミスをしていない。

*3 この卓は慕もトビ寸前まで追い詰められており、プロを除けば作中最高レベルの対局であったことは間違いない。

*4 合宿では抱き枕を忘れてしまったため、千尋を抱き枕代わりにして寝ていた。