ミラション(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2014/04/25 Mon 12:12:19
更新日:2023/09/26 Tue 20:52:47
所要時間:約 2 分で読めます





もう100回は続かない方に

1000ドル………


ミラションとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するキャラクター。


人物

囚人番号:FE26789
罪状:窃盗、武装強盗(刑期:5年)

元ネタはユーゴスラビア生まれのファッション・デザイナー「ミラ・ショーン」。

強欲で吐きな上に、博打好きで盗癖がある女囚。
プッチ神父に懺悔しながらも彼のロザリオをこっそり抜き取り、その邪悪さを気に入られてプッチにDISCを入れられてスタンド使いになる。
そして、承太郎のスタンドのDISCを手に入れたら仮釈放されるという取引をして刺客として立ちはだかる。

プッチと話していた時は普通だったが、DISCを入れられたら、左右の前髪があごの下で1つに繋がり鉄格子のように4本垂らした髪型になった。プッチにアレンジされた?


キャッチボールをしていた空条徐倫FFエルメェスの前に現れて「キャッチボールを100回まで続けられるか」という賭けを提案。
徐倫達が成功したことで掛け金を払うも、再度キャッチボール100回の賭けを提案し、それに乗ったエルメェスがキャッチボールに失敗したことでスタンド能力「取り立て人マリリン・マンソン」が発動。
隠し持っていた所持金だけでなく金歯や肝臓をも奪い取る。徐倫はエルメェスの財産の返却を賭けて「キャッチボールを1000回続ける」勝負を提案。F.Fとキャッチボールを続けながら本体のミラションを狙う作戦に出る。
運動時間が終わっていたため勝負は刑務所内にもつれ込み、二人はミラションの妨害を機転で躱し、ついにミラションを追い詰め、エルメェスの肝臓を元に戻させる。
だが、その直後にミラションが買収した看守によって妨害されたことで徐倫は「賭け」に敗北。DISCだけでなく内臓を奪い取りミラションは勝利を確信した。


『キャッチボール』………

続けようぜ………え ミラション


しかし、再び徐倫は「賭け」を提案。今度は「ミラションとキャッチボールを続ける賭け」で、
「ミラションにボールをぶつける」→「ボールに糸を結んだことでヨーヨーの要領で徐倫にボールが戻る」というイカサマ全開な手口で攻撃。
ミラションはマリリン・マンソンに取り立てを催促するも、オラオラしながら1000回ボールをぶつけられ、賭けは徐倫の勝ちになり敗北。

DISCも体から排出された。




スタンド

マリリン・マンソン


「ルール」はオマエタチガ決メタモノダシ
…そしてゲームはスデニ始まってイルッ!

破壊力E
スピードA
射程距離A
持続力A
精密動作性A
成長性C

名前の元ネタはロックバンド「マリリン・マンソン」


ミラションがプッチ神父に与えられたスタンドなので彼女自身のスタンドではない。
外見は目が液晶ディスプレイのようになっていて、機械のような先の丸い三本の指を持つ人型のスタンド。
能力は対象と「賭け」をして、負かした相手から強制的に賭け金を取り立てること。

金を何処に隠し持っていても吸い寄せるようにして奪い、もし金が足りない場合はその金額に見合った物を奪う。
本編では不足分の代わりに金歯や臓器を奪った。また、その際歯や臓器を傷一つ付けずに切り取っている。

また「マリリン・マンソン」は対象の「賭けに負けた*1」という心の影が具現化した存在であるため、
心に思い浮かぶ「支払いの当て」を全て読み取られてしまい、しかも取立て中は一切の妨害を受け付けない。そのため真正面から倒すことは不可能。
たとえ本人が在り処を知らない所持品でも場所を突き止め、離れたところにある物でも瞬時に奪い取ってしまう。
隠し持った物を何もかも取り立てるこの能力は、承太郎のDISCを奪い返すのに最適と見做され選ばれたのである。


しかし、相手が提案した賭けにも応じてしまうという難点があり、
相手が奪われた物の返却を条件に賭けを始めればマリリン・マンソンはそれを飲み、賭けの対象である以上それらはマリリン・マンソンの手の内で保留された状態になる模様。
そのためエルメェスの肝臓は切り取られたにもかかわらず一瞬にして元の状態に戻った。
しかも取り立て中にもそれは有効で、徐倫にキャッチボール1000回の賭けを即座に提案・実行され負け分を一瞬で帳消しにされてしまった。

また、ミラションが自由に操作できるわけではなく賭けのルールに則って自動的に動いており、
そのルールの判定も明文化されていないグレーな部分に関する裁定は「相手がルール違反を犯したと罪悪感を抱くか否か」に左右される。
具体例を挙げると、賭けの最中にスタンド能力を行使した場合には、
「正々堂々の勝負にスタンドを持ち出して(イカサマをして)しまった」と自戒するか、
「あらかじめ明記されたルールを犯していないし、スタンドを上手く活かすのも実力の内だから反則やイカサマではない。純粋にスタンドで出し抜かれる方が悪い」と開き直れるか。
当事者達の思考と胆力次第でマリリン・マンソンが処断するか否かが変わる。
そういう訳で、徐倫がボールを分解してキャッチしたことをミラションはイカサマだと主張しても、徐倫の心に負い目が無かったためマリリン・マンソンは現れなかった。

アニメ版では原作と結末までの流れが異なっており、看守にボールを奪われたところで、徐倫が「私はキャッチボールの相手までは指定していなかった」と釈明し、マリリン・マンソンがそれを認めると共に、ミラションがイカサマを働いたと判断したのか徐倫達から奪っていた物も即座に返却するという、スタンド自身の意志でより公正な判断を下している。

その他には、あくまで賭けの審判なので、相手の攻撃から身を守ることにも使えないのも難点である。

上記のことから遠隔自動操縦型に分類されると推測される。





自分の心に対してあんたたちは「ルール」を破ったのではないと・・・
そう思えるのなら追記・修正すればいい・・・

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最終更新:2023年09月26日 20:52

*1 イカサマをした場合は「ルールを破った」