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プッチ神父(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2010/12/27 Tue 20:02:32
更新日:2026/08/05 Wed 21:57:09
所要時間約 16 分……項目は加速する


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14の言葉 6部 C-MOON DISC だいたいこいつのせい エンリコ・プッチ コメント欄ログ化項目 ザ・ニュー神父 シリーズ最強候補 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョボスキャラ スタンド使い ストーンオーシャン チート ネタバレ項目 プッチ プッチ神父 ホワイトスネイク メイド・イン・ヘブン ラスボス 一番覚悟ができてなかった人 中田譲治 主人公に勝ったキャラ 主人公チームほぼ全滅 主人公殺し←親子まとめて 人類の敵 偽善者 加速 半場友恵 博学 博識 命乞い 哀れな最期 声優の本気 天国 新月 時は加速する 最強 歪んだ正義 狂信者 狂気の神 独善 理想の押し付け 白髪 磔刑 神父 素数 素数を数えろ 緑色の赤ちゃん 聖職者 背信 自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪 自分の心の弱さから目を背け続けた男 自己中 褐色 覚悟 覚悟は幸福 親友 賛否両論 速水奨 運命を狂わせた男 運命論者 酸素中毒 重力 関智一 顔芸




人が敗北する原因は…「恥」のためだ

人は「恥」のために死ぬ

あのときああすれば良かったとか なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する「恥」のために

人は弱りはて 敗北していく


エンリコ・プッチ(プッチ神父)とは、漫画ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』の登場人物。

CV速水奨(『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル*1
中田譲治ウルトラジャンプ2015年3月期CM、及び『アイズ・オブ・ヘブン』)
関智一(TVアニメ版)
半場友恵(TVアニメ版:幼少期)



◆概要

本名は「エンリコ・プッチ」
たまに「ロベルト・プッチ」という名前で表記されることがあるが、これは荒木飛呂彦先生のミス本名ではなく洗礼名なのかもしれない。
名前の由来はそれぞれイタリアのファッションブランド「エミリオ・プッチ」「エンリコ・コベリ」「ロベルト・カバリ」と思われる。
1972年6月5日生まれで、外見は若々しい雰囲気だが年齢は39歳と結構いっている。まぁ、『ジョジョ』では実年齢に反して見た目が若いというのはよくある話だが。
人種は白人であるが、浅黒い肌と十字型のハイライトの入った黒い瞳の持ち主。
髪の色はホワイトで短く刈り込んだ上に奇妙な剃り込みを入れ、十字架とフルール・ド・リスを組み合わせたような装飾のある黒い長衣を身に着けている。
ズボンは800ドル(日本円で8万円)したらしく、アクシデントで汚れた時には気分をかなり害していた。
背丈はどういうわけかドナテロ・ヴェルサスのものと奇妙なほど一致しているらしく、ほぼ間違いなく身長181cm、体重72kg。靴のサイズは27cm。
貝類に強いアレルギーを持っており、ヴェルサスに能力の検証ついでにヒラメのプティングにかけられたソースの毒味をさせたことも。


物語前半の舞台となるフロリダ州立グリーンドルフィン・ストリート刑務所・通称「水族館」において看守や囚人の懺悔を聴いたり相談を受けたりする神父(刑務所内教戒師)。
刑務所職員の中では一番の古株で、他の職員などからは一定の信頼や尊敬を得ており、刑務所内をほぼ顔パスで行動できる。
しかしその正体はシリーズを通してのジョースター家の宿敵である邪悪な吸血鬼DIOと親友関係にあった男。
生前のDIOに狂信的な忠誠を誓っていたスタンド使い・ジョンガリ・Aと協力して空条承太郎の記憶をDISCに変えて奪い取った謎のスタンドホワイトスネイクの本体
そして第6部の黒幕にしてラスボスである。

第7部『スティール・ボール・ラン』以降はそれまでの部とは世界観が一新されたため、第1部『ファントムブラッド』から続いてきたジョースター家にとっては最後の敵であると言える。
また、彼はDIOの遺志を継ぐ者であり、ジョースター家とDIOの因縁に終止符を打つ存在でもある。


◆人物

聖職者らしく、物腰は礼儀正しく穏やか。
深みのある言葉で優しく相手を諭す一方で、口の中で「二連のさくらんぼの種を茎につけたまま食べて見せる」珍妙な特技を披露しておどけてみせる一面もあるので一見すると俗っぽく親しみやすい人物にも見えるが…
職業柄か「神」「運命」「生命」といった概念に強い関心があり、時たま余人には俄かにはわかりづらい深遠な考察を述べることもある。
最新の学説を引き合いに出すなど、単純な信仰の問題とはまた異質な角度からものを考えているようだが、一介の囚人には分かりづらいため、あまり興味を持って話に乗ってくる相手はいないようである。

そして、「生きる者にとって最も重要なのは『天国』*2へ行くことである」という強固な確信を物語序盤からしきりに口にしており、「天国へ行くのは全能の神が自分に与えた崇高な使命であり、それを遂行する過程で発生する、あらゆる犠牲をやむを得ない事として踏み越えていく」という漆黒の信念を胸に行動している。
それは言い換えると究極の独善・自分本位とも言え、再度対決したウェザーからは「自分が悪と気付いていない最もドス黒い悪」と糾弾されている。

『自分が正しいと信じきっている人間は、本質的に他者を二の次にして優しくできない』という宿命を背負っており、プッチも表向きはもっともらしい言葉で丁寧に相手に接するが、実際は『DIOの計画の達成以外のことは悉く取るに足りない事』と軽んじ、見下しており、自身にとってどうでもいい相手をぞんざいに扱い周囲に「自分を押し上げるための役目」を振って冷淡に利用するなど、神に仕える者としてあるまじき腹黒い言動を繰り返す。

神父らしく普段は超然的な態度でふるまっているものの、計画に差し障るような行為をした者には凄まじい憤怒と殺意をぶつけるなど意志は固いが、精神的には不安定な面も徐々に露わになっていく。
そしてパニックになると「素数」を数えて落ち着こうとする奇妙なルーティンがある。
曰く「孤独な数字であり勇気を与えてくれる」らしい。

生前のDIOからは「世俗の欲望に惑うことがない、人の法より神の法を重んじる人物」と少々大仰な評価をされているが、前述した狂信的な一面を思えばあながち間違った評価とも言い切れず、作中でも神の定めた大いなる運命に従う人間にとって『覚悟』こそが人間に幸福と救いを齎すと信じている。

一方で、その独自の理論を他者に強制することさえも神の意志でありこの世の真実のように振る舞い、それでいていざ自分が危機に陥ればプライドをかなぐり捨て都合の良い命乞いをする姿はまごうことなきどす黒い悪であり、エゴイストである。

ちなみに、他者への自己中心的な厳しさと見下しに惑わされがちだが、『自分は覚悟ができている』とは実は一度も語っていない

経歴

生まれは裕福な家庭で*3、左足の指が曲がって産まれた事以外は本当に何不自由もなく、両親とペルラ(CV:Lynn)という2歳下の妹がいて家族仲も良好で愛を受け与え、誰からも好かれる少年時代だったとされる。
幼少時、「自分は本当は双子だったが、弟は生まれてすぐ亡くなってしまった」と両親から聞かされた事で「運命はなぜ自分ではなく弟を選んだのか?」「なぜ人に幸福と不幸があるのか?」「真の幸福とはなんなのか?」という疑問を持ち、その答えを探して15歳の時に神父への道を志した。

……しかし、ある日偶然にも教会に身を寄せていた「DIO」と出会ってしまったこと*4、16歳の時に懺悔にやってきた婦人から、双子の弟ドメニコ生まれて間もなく死んでしまった実の子とすり替える形で誘拐され、ウェス・ブルーマリン、「ウェザー」として生きている事実を聞いてしまったこと、そして妹のペルラが実兄であることを知らずにウェザーに恋をしてしまったことから彼の人生は大きく狂いはじめる。

「懺悔を他人に話してはいけない」という聖職者の掟により家族にすら相談ができないまま「妹を傷つける事だけは絶対に避けなくてはならないッ!」という想いだけが大きくなり、最終的に近親相姦の罪を犯させる前にただの失恋として事態を片付けようと考えたプッチは あろうことか「何でも屋」私立探偵に大金を支払って2人を別れさせるように頼むという強硬手段にでてしまう。

後はこの私立探偵がチンピラを金で雇ってウェザーを脅迫し、2人が自然に別れるように仕向けてくれるだろうとプッチは目論んでいた。



しかし、それは大きな間違いであった…



というのも、この私立探偵は過激な「白人至上主義者」であり*5、依頼を決行する前に行っていたウェザーの身辺調査でウェザーの戸籍上の実母が黒人と結婚していたためウェザーを黒人の血を引いた子どもと誤認。

その結果、デート中のぺルラとウェザーに白い頭巾を被った仲間とともに集団で襲撃をかけ凄絶なリンチを行い、更に彼の生家に放火して育ての母まで殺害し、挙句の果てにこの依頼がペルラの兄(プッチ)からのものであると暴露した上で半殺しにして木に吊し上げ絞首刑に処すという10代の若者が受けるにはあまりにも酷な私刑をやってのけてしまった*6

そして、吊るされたウェザーを見て恋人が死んでしまったと勘違いしたペルラは湖に身を投げ、自らその命を断ってしまった。*7

依頼主のプッチからしても寝耳に水な話であり、八方塞がりだった彼なりに「迅速かつ誰も傷つかない方法」を選んだはずが、大切な妹の尊厳を地に落とし、投身自殺を選んでしまうほどに追い詰めてしまうという考えうる限りの最悪な事態を引き起こしてしまった*8*9



なぜだ………
どうしてなんだ………?
なんでこんな事になってしまうんだ?
なぜ赤ん坊の時──あの婦人はわたしじゃあなく弟のほうを連れて行ったのだ?
なぜわたしじゃあないんだ?
なぜわたしは教会で──婦人の告白なんて聞いてしまったんだ
なんでわたしは神父になんてなろうとしたのだッ!?
なぜ人と人は出会うのだ!?
出会わなければこんな事にならなかったのに……
やめろ………
やめろと言っているんだッ!
妹に向かって十字を切る事なんかやめろッ!
くそっ!ペルラの命だけは奪わないでくれッ!
ペルラに罪はない………ペルラは恋をしただけなんだ
命を返してくれるならなんでもするぞ
呪われるべきはこのわたしだッ!

湖から引き上げられたペルラの亡骸を抱きしめて嘆いていた時、かつて出会ったDIOの言葉を唐突に思い出し、彼に会いたいと思った直後にDIOから貰った「矢」に体を貫かれた*10プッチはスタンド「ホワイトスネイク」を得る。
数日後、病院で目覚めたプッチは、人がカタツムリになる怪現象を暴走したウェザーの仕業と直感。
DIOの導きによって悲劇と運命からこれからは目的のためなら殺人であろうが何でもするという思想に目覚めたプッチは、カタツムリが自分にも害を及ぼした時には弟であろうと始末し、片を付けたあとはDIOに会い「人は何故出会うのか」という問いの答えを知ろうとする。

そしてウェザーに「私はお前の兄だ」と明かした一瞬の隙を突く形で、ホワイトスネイクの能力でウェザーの記憶のDISCを抜き取って記憶を失わせた後*11、グリーンドルフィン・ストリート刑務所に投獄させる。
その後DIOと再会し、しばしそばで暮らして語り合い彼の思想に賛同しつつ、最終的には彼の元を去った。DIOが承太郎に敗北し、死亡した後もかつてDIOが目指した「天国の時」を実現する為に暗躍を開始した。


劇中での活躍

暗躍

DIOが天国へ行く方法を記したノートは3部の決戦の後で発見した承太郎が焼却してしまったが、ノートを読んだ承太郎の記憶をDISCにして取り出し、自分が儀式を再現することでDIOの代行者として彼の残した計画を実行に移せると確信。
自分のテリトリーである「水族館」に承太郎をおびき寄せるため、彼の娘・空条徐倫が重罪判決を下されて水族館に堕ちてくるよう仕向けた。
このように刑務所に徐倫を送り込んだのはあくまで承太郎の記憶の奪取であり、当初徐倫は承太郎を誘うエサとしか思っておらず軽く見ていたが、逆境の中でジョースター家に代々伝わる爆発力を以て成長していく彼女には幾度も計画を狂わされていくこととなった。
この時はスタンドである「ホワイトスネイク」で姿を現しており、承太郎への復讐目的にジョンガリ・Aと共謀し、承太郎の記憶とスタンドのDISCを奪取。
徐倫の覚醒で重傷のジョンガリ・Aを用済みとして銃殺。
プッチ本人が本格的に姿を現したのは刑務所内の沼地と農場エリアでDISCの番人をしていたF・Fが徐倫たちにやられた後で建物内に残された僅かな痕跡を確認し、徐倫を油断ならない存在と再認識する。
彼女が父親のスタンドのDISCを取り戻してスピードワゴン財団に何らかの手段で回収されるのを電話の記録で確認するとラングラーに回収の指示を出すもラングラーは返り討ちにあう。
今度はDISCで看守を操り、徐倫が待ち合わせ先であった中庭で彼女を銃撃して看守を介して回収を済ませようとしたが、彼女を助けるためウェザーが能力で竜巻によるヤドクガエルの雨を引き起こして操った看守はカエルの毒で体中猛毒で異形になってしまい、自身も出入口のキーカードを紛失してしまう窮地に陥る。
たまたま確認に来た看守を利用して脱出するとホワイトスネイクでDISC回収を行うも、ストーンフリーの能力でヤドクガエルの雨を凌いだ徐倫に奪われてスピードワゴン財団が派遣した伝書鳩で回収されてしまう。
この時にホワイトスネイクの体に糸をくくらせて正体を把握されそうになったが寸前で気づいて糸を断ち切った。

DIOの骨と生まれた者の争奪戦

プッチの天国への計画もまた運命に定められたものであり、幾度とないピンチを機転や運を味方につけて切り抜け確実に計画を次のステップへと進めていく。
承太郎の記憶DISCから読み取った天国へ至る方法に則って儀式を行い、DIOの骨をスポーツマックスの能力を発動させるとひとりでに動いて懲罰房に向かっていく。この時は骨が何をするか要観察として回収するまで放置することを決めるも、スポーツマックスがエルメェスとの因縁ある相手だったことで彼の記憶のDISCをこの情報を読み取られてしまう。
懲罰房にわざと収監した徐倫を始末する為に4人のスタンド使いを送り込み、この戦いで囚人達の魂を糧に生まれた緑色の赤ん坊が生誕。
F・Fとウェザーの妨害で赤ん坊に関する情報を得れなかったと思われたがホワイトスネイクをウェザーと誤認させる幻覚をかけてF・Fを利用してアナスイと徐倫と合流した時に正体を現してF・Fとアナスイに瀕死の一撃を与える。
急所をかわした徐倫によって手錠デスマッチを強いられて彼女の成長する強さに圧倒されるも承太郎の記憶DISCを死にゆくアナスイに投げて「アナスイが死ねば父親の記憶のDISCも共に消滅する」と苦渋の選択をおしつけて徐倫が手錠を外すと「14の言葉」で赤ん坊と同化。
これによって剃り込みが従来以上に奇妙に変形した額の剃り込みがジョースター家を思わせる星型の容姿となり(通称「ニュー神父」)体調に異変を来していきながら、天国を齎すスタンドの進化を果たすべくケープ・カナベラルへ向かう。

ケープ・カナベラルへ

日に日に増す体調の異変に苛立ちと憔悴して自身を追う為に脱獄した徐倫たちをニュースで聞くと足止めする手段を模索。
タクシーは突然のエンジントラブルで停止するも停止した場所の地名、時刻、運転手が読んでいたと思われる小説のタイトルが「3」だったことに何か奇妙な運命を感じたのかタクシーを降りてとある病院に向かう。
そこで緊急搬送された3人が、DIOの3人の息子だったことを知ると彼らに「自分が天国に行けば凄惨な人生を歩んだお前らも救われる」と言いくるめて徐倫への新たな刺客として差し向ける。
息子の1人のヴェルサスが神父を出し抜いて裏切る行動や記憶を取り戻したウェザー・リポートとの戦いでウェザーの覚悟にやられると思われたがここでも運を味方につけて切り抜ける。

新たな力の覚醒

ケープ・カナベラルにある宇宙センターに到着したことで重力を操る新たなスタンド「C-MOON」を発現。
新たな力で重力があらぬ方向になってしまう現象を引き起こして宇宙センターを中心とした3km内で自動車などが横転し、人や木々などが道路の後方に落下による転落死で約2000人以上の犠牲者をだす。
救助に向かった軍隊もこの異常現象の前に無力でしかなかった。この影響は地球の外にある人工衛星の一機を壊す程。

全ての「始まり」に……『重力』があった!

この地でわたしは…これからどこへ行くのかッ!?

最後の進化を果たすべく新月を待つも空条徐倫とアナスイとエンポリオの激戦を起こす。
「C-MOON」による触れた者を表裏逆にする性質で徐倫の手足を破壊するが、同じ箇所に触れると元に戻ると対処法を見つけて「C-MOON」は鉄骨をひしゃげて彼女の足を捕えたりと抵抗するもストーン・フリーで首を絞められて抵抗にもアナスイの自己犠牲による行動で追い詰められるもプッチが姿を現したことで隙を生み出して徐倫の心臓にパンチを貫いて殺害。
…かに思えたが徐倫は「ストーン・フリーの応用で自身の体に表と裏のない”メビウスの輪”の糸を作り出して能力を無力化する」という方法で生存し、プッチも彼女が死んでないと知ると本能に従って行動。
アナスイの交戦も切り抜いて徐倫を抹殺する為に飛んできた警備員の死体から拳銃を奪い取ると彼女に向けて発砲。

復活した空条承太郎が時を止めて徐倫を救うとスタープラチナの強烈なパンチを食らってしまう。
財団によって救助されたエルメェスのキッスの能力で銛を複製し、剥がすことで引き寄せられる性質で彼女と共に承太郎は重力反転現象を突破し、戦線に復帰したアナスイとエンポリオとも合流し、窮地に追い詰められるが、彼らとの戦いの中で新月の必要なく天国に至る方法を見つけ出す。
ドアフレームにしがみついて宙に浮いて逃げようとしたのでエルメェスが拳銃の発砲に合わせて承太郎は時を止めて銛を投擲し、確実に当たると思われたが時止めの最中なのにプッチの目は銛の方に向かって動いていた。
承太郎らの追撃をかわすと展示用のスペースシャトルにしがみついて体の中で感じ取った位置まで移動するとプッチの体は発光する。

天にまします主よ。わたしを導いてください…
わたしが間違った道を歩まぬよう見守っていてください…
あなたの御心に我が身を捧げます

感じたぞッ!
『位置』が来るッ!


メイド・イン・ヘブンの発現

ついに「天国」を作り出す能力を持ったスタンドメイド・イン・ヘブンの発現に成功。

メイド・イン・ヘブンの「全宇宙の生物以外の時を加速させる」という規格外な能力によって齎された超越的なスピードで、徐倫達を圧倒し確実に追い詰めていく。

対する徐倫達も完成してしまった出鱈目な能力を打ち破るべく各々がスタンド能力を駆使して対抗する中、アナスイが承太郎に全てを託して命を懸けた囮作戦を敢行、一触即発の状況でアナスイの胸が貫かれたのを見切った承太郎が唯一メイド・イン・ヘブンをも止められる時間停止で動きを止めスタンドの腕を掴み攻撃を仕掛けようとするも…

プッチは時の加速による超スピードを利用してストーン・フリーの腕がアナスイに致命傷を負わせるように仕向けており、止まった時の中で承太郎はストーン・フリーの腕を掴んでおり、プッチは徐倫の向こうにいた。

ストーン・フリーの手刀を跳ね除け、『一手』遅れながらも承太郎はプッチに向けて歩みを進めるが……



『二手』遅れたようだな…………

ジョースター家は血統ゆえに誇りと勇気から力を得 運命に勝利して来た

だが! 弱点も また血統ゆえに

空条承太郎…娘がお前の弱点なのだ



プッチは更なる保険として時間を止められる前に、 かつてディオがやった様に徐倫の死角から無数のナイフを投げていた。

それは無敵とまで称されたスタンド使いの、家族という唯一の弱点を突く事に他ならならず、限られた停止時間を娘を守るために割いた「星の白金(スタープラチナ)」の拳は、娘の窮地に気づくのが遅れてしまったのも相持ってプッチの眼前にまで迫ったところで限界を迎える*12

こうして停止時間にしてわずか5秒のギリギリの攻防を制したプッチは、反撃の手段を失った承太郎とアナスイを殺害し、そのままエルメェスもあっさりと死に追いやった。

続いてエンポリオをも始末しようとするが、徐倫が意趣返しとばかりに投げ返したナイフによって右目を負傷。*13
激昂しつつもイルカを利用して逃走を図る徐倫達を執拗に追跡し、殿として立ちはだかった徐倫を時の加速による圧倒的なスタンドパワーで始末したものの、イルカに括りつけられて逃げ行くエンポリオの追跡は断念せざるを得なくなった。*14

そうしてエンポリオを除くメインキャラ全員を殺害したプッチはその後も時間を「加速」し続け、四人の死体は風化し、宇宙は滅び、新しい宇宙が生まれる……

「天国」とは「メイド・イン・ヘブン」の能力で無限大に時間を加速──
宇宙を「一巡」させて人類が生まれてから滅ぶまでの全ての出来事の記憶(書類を踏んづけて転ぶという些細な出来事まで)を人類全員が共有することで、
いつどこで何が起きても、人類全員がそれを「覚悟」出来るようになった世界のことだったのだ。



たとえば5年後の未来何が起こるか?人類全員がそれを知っている(・・・・・・・)
「加速した時」の旅で自分がいつ事故にあいいつ病気になりいつ寿命が尽きるのか?
すでに体験してここに来た(・・・・・・・・・・・・)

人といつ出会い…そして別れるのか?戦争がいつ起こり、時代がいつ変わるのか?
誰に恋をし、誰を憎むのか?自分はいつこどもを産み、子はどんな成長をするのか?
誰が犯罪を犯し、誰が発明や芸術を生むのか?

まるで映画を見るように体感する そして その子供も さらに その子供も…
あのケープ・カナベラルから始まった 加速した時を生きた者は全員
頭脳や肉体ではなく精神が それを体験して覚えて知っているのだ!

そしてそれこそ「幸福」であるッ!
独りではなく全員が未来を「覚悟」できるからだッ!「覚悟した者」は「幸福」であるッ!

悪い出来事の未来も知る事は「絶望」と思うだろうが
逆だッ!
明日「死ぬ」とわかっていても「覚悟」があるから幸福なんだ!
「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ!

人類はこれで変わるッ!

これがわたしの求めたものッ!*15


『メイド・イン・ヘブン』だッ!


理不尽な覚悟を強いた、愚かな聖職者の結末

こうして自身が追い求めた「天国」への野望を果たしたかに見えたが、唯一生き残っていたエンポリオを天国完成前に殺そうと完成直前で時の加速を止めて*16刑務所内でエンポリオに襲いかかる……が、壁の隙間を利用したエンポリオの策にはまって「ウェザー・リポート」のDISCをエンポリオの頭に入れてしまう。

しかし、プッチはそれを些末なことと判断して音楽室の幽霊の部屋の中でエンポリオと彼が操る「ウェザー・リポート」に確実なトドメを刺そうと「メイド・イン・ヘブン」で時を加速させて攻撃を行うも、

  • エンポリオが「ウェザー・リポート」の「純粋酸素だけを集める」という潜在能力を発現させた事
  • エンポリオ自身が純粋酸素の危険性についての知識を持っていた事
  • 戦った場所が空気の逃げ場がないほぼ完全な密室空間だった事
  • 何よりそれら全てを踏まえて、エンポリオが自身も共倒れになるリスクも“覚悟”した上で能力を発動させた事

これらの要因が重なった結果、純粋酸素の満ちた部屋の中を加速した状態で動き続けていたプッチは重度の酸素中毒に陥り、エンポリオより先に床に這いつくばってしまう。

その好機を見逃さなかったウェザーに頭部をゆっくりと、しかし確実に押し潰される中で、時の加速が始まった一巡前のケープ・カナベラルよりも前に自分が死ぬと天国が消滅してしまう事に焦った結果、直前まで自らの手で始末しようとしていた相手にプライドを投げ捨てて「ケープ・カナベラルの後でなら、幾らでも命を捧げよう」と必死に懇願し、天国は神の望んだことであり、覚悟こそが幸福であると訴えかける。

しかし、それは「自らの保身のために紡がれた上っ面な意志」*17でしかなく、徐倫達を通して黄金の精神を受け継ぐ程大きく成長したエンポリオの気高い決意はプッチが並べ立てた言葉程度で揺らぎなどしなかった。


わからないのか? おまえは『運命』に負けたんだ!

ほざくな小僧…!

ぼく一人じゃあない……ぼくをここに送り込んだ徐倫おねえちゃんの意志だ!
ウェザーも、F.F.、エルメェス、アナスイ、それに承太郎さんもだ!
みんな未来なんか知らなくても『覚悟』があった!

覚悟ができていなかったのはおまえだ、プッチ!*18

『正義の道』を歩む事こそ『運命』なんだ!!


それはかつて悲劇と運命に屈し、『これからはどんな犠牲も厭わない』とそれまでの正義を捨てたプッチのその後の生き様を打ち砕く言葉であった。


やめろォオオオオ 知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオオオ

このちっぽけな小僧がああああああああああ*19


酸素中毒によって最早スタンドを出す余力すらない状態にもかかわらず、逆上したプッチは半ば破れかぶれに襲い掛かかるも、その手が届くよりも先にウェザーの渾身のラッシュが顔面に炸裂。



あああああがああああ ぐあばああああ



かくして大いなる神の意志に従って正しい道を歩んでいると信じて疑わず、他者に覚悟と犠牲を求め続けた聖職者の皮を被ったドス黒い悪は、醜い断末魔の悲鳴をあげながら頭を擦り潰されるという、かつて親友と呼んだ男の最期によく似た壮絶ながらも、この上なく相応しい末路を迎え、一巡が未完成のままメイド・イン・ヘブンの能力が消えたことで「天国」となるはずの世界はなかったことになった。

新世界がどのような世界になったかは作中で語られていないが、アリが宇宙空間のような場所を通って新世界にたどり着いている描写があるため、宇宙の一巡と似て非なる現象が起きたと思われる。


ちなみに第7部の世界は荒木先生曰く「パラレルワールド」だという。
この話から第7部以降の世界は、メイド・イン・ヘブンが起こした時の加速によって派生した並行世界の時空ではないかと噂されている。


ゲーム『アイズ・オブ・ヘブン』では6部本編の時系列のプッチ……ではなく、DIOがジョースター・エジプト・ツアー御一行様を全滅させて世界を支配し、天国に到達した平行世界のプッチ神父が登場する。
天国に到達したDIOと共に基本世界を支配するべく暗躍、最終的に全ての始まりの場所・ジョースター邸で待ち構えるも敗北。
記憶を覗かれ、DIOの能力の秘密を暴かれる前に自ら慈愛の女神像へと飛び降り、串刺しになった。
原作と比べれば潔いが、自害しなくても後に待ち受けるのは死や粛清と考えれば友のために覚悟を決めたということだろうか。

このプッチはDIOが既に天国に到達したためか、6部本編の目的意識はなくなっている。
また言動から察するに、このプッチは3部の時に承太郎達と対峙した様子。承太郎達が敗北したのは、プッチが参戦していたのも原因の一つだったのかもしれない。
ちなみに、6部本編の時系列のプッチはどうなっているのか不明。
平行世界の同一人物は対面すると対消滅を起こすので、存在されたら問題ではあるが……


【名(迷)台詞】

  • 「あ…ちょっと待って できた ほら…タネつけたまま…たべた やったことある?」
  • 「落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…わたしに勇気を与えてくれる」
  • 「かなり肝を冷やしたが 蛙に(スネイク)が敗北するわけがない」
  • 「人が敗北する原因は…『恥』のためだ 人は『恥』のために死ぬ
    あのときああすれば良かったとかなぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する『恥』のために人は弱りはて敗北していく」
  • 「神を愛するように君のことを愛している」
  • 「完全なる死の忘却へ…おまえを送り込んでおかなくては…」
  • 「崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ…そのツバメは得てして他のツバメよりもとても上手にエサを捕獲したりするのだが…
    宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないためつい無謀な角度で飛行してしまう
    だがその親は教えないのではなくそのまた親から教わっていないので教えられないのだ
    彼ら一族は短命な者が多く、なぜ事故にあいやすいのか気づいてさえもいない
    承太郎は短命だったな」
  • 「凄みだ…こ…こいつ凄みで!わたしの攻撃を探知したんだ…
    刑務所に来た時はスタンド能力さえないと思っていたのに…男にだまされてメソメソしていたただの小娘だと思っていたのに…」
  • 「『らせん階段』…!『カブト虫』!『廃墟の街』!『イチジクのタルト』!『カブト虫』! ………『ドロローサへの道』!
    『カブト虫』!『特異点』!『ジョット』!『天使(エンジェル)』!『紫陽花』!『カブト虫』!『特異点』!『秘密の皇帝』!!」
  • 「これで君の世界へ共に旅立てるぞッ!DIOッ!」
  • 「だが その前に君は『引力』を信じるか?人と人の間には『引力』があるということを……………わたしは今 それを信じた 君にはわたしは殺せないんだ」
  • 「ヴェルサスッ!おまえごときうすっぺらな藁の家が深遠なる目的のわたしとDIOの砦に踏み込んで来るんじゃあないッ!」
  • 「わたしの能力は・・・完成したようだ。そしてこれは・・・おまえたちを始末するための能力ではないし『最強』になるための力でもない・・・この世の人類が真の幸福に導かれるための力なのだ」
  • 「安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ!
    『人』は天国に行かなくてはならないッ!目指したものは全ての人々をそこへ導ける!
    おまえらはそれを邪魔しているんだ……少しばかりの人間が犠牲になったからといって……
    どこへ行かれるのですか(ドミネ・クォ・ヴァディス)?』おまえは磔刑だーッ!!」
  • 「『自信を持て…』エンリコ・プッチよ 『運命』が味方してくれるのはこのわたしだ…ちっぽけな正義などを超えた目的がわたしとDIOにはあるッ!」
  • 「君の質問に付き合わなきゃあいけないのか?」
  • 「おまえはわたしにとって 釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない」
  • 「最初にキノコを食べた者を尊敬する…毒かもしれないのにな…ただの幸運なバカがたまたま食べたら大丈夫だったのか…?
    それとも…飢えで追いつめられた必死さが切り開いた発見なのか?」
  • 「このフレームに突っ込ませられて!意味がわかったッ!」
  • 「最後にひとつ言っておく 『時は加速』する」
  • 「撃って来い…その方が殉教者らしくこの世を去って行ける」
  • 「神の御命においてしりぞけるッ!おまえの行動はエンポリオ…自分の悲鳴をさらに地獄のラッパにするだけの事だった!!」
  • 「ここでわたしは死ぬわけにはいかないのだーッ」


◆余談

プッチはただひたすら自らの行いを神という「善」の意志によるものと信じ、だからこそ他者を軽んじ、言葉に耳を傾けることすらしない。
記憶を取り戻したウェザーとの決戦の際も、自らの行いをひたすら「善」と言い切っており、ウェザーから「自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪」と評された。
なお、ジョジョの今までのラスボスははっきりと自身を「悪」と認めている*20

「最悪の狂人とは、狂気に走った聖者だ」
(アレグザンダー・ホープ著“Imitations of Horace”より)

とはいえ、ジョジョ世界には神も運命も実在し、メイド・イン・ヘブンの解説では神という概念の存在に触れられているなど、人間を超えた存在の関与も示唆されている。

プッチの言う「天国」とは「人が自分の未来を知り『覚悟』をすることで幸福になれる」というものであり
逆に足掻いた末に何か意味のあることを切り開くかもしれないといった発想はなく、運命を知った人間が覚悟できずに絶望に落ちた時のことも考慮されてない。
プッチの天国とはつまり人類全てが『運命の奴隷』であるべきという押し付けであり、『覚悟』が実質「諦観」に成り下がるというジョジョシリーズが描く『人間讃歌』とは相反する思想であるが、一方で大多数の人間は運命に永遠に縛られて生きて死ぬこともまた事実である。


作者の荒木は後年のインタビューで
「悪党の正論」というか、人物を別の角度からも見せる手法は、第6部の「ストーンオーシャン」に登場したエンリコ・プッチ神父を描いていたときも意識していましたね。
と語っている*21


とはいえ、当たり前だが全ての人が同じ考えでは無い。
プッチの妹にまつわる過去は同情すべきものもあり、そう考える事自体は悪いことではないのだが、
最終的に自分自身が自らの運命を受け入れたくないばかりにエンポリオを始末しようとしたところから見ても、「お前が言うな」としか言いようがない*22

まぁ結局のところ「悪は滅びる」という不滅の運命(お約束)には抗えなかったということだろう。

演じた声優陣だが、偶然かは不明だがFate/Zeroのアーチャー陣営の面子(アーチャー遠坂時臣言峰綺礼)であり、時折話題になる。
ポプテピピック(アニメ) 12話Bパートではこの内2名が演じたため、「愉悦」「優雅たれ」からの「「メイド・イン・ヘブン」」のコンボが成立してしまった。


落ちつけ…………

追記・修正するんだ…
こんな時どうするか……
落ちつくんだ…
『アニヲタWiki(仮)』を見て落ちつくんだ…

『アニヲタWiki(仮)』はWiki篭りと自分でしか理解することのできない孤独なWiki……わたしに勇気を与えてくれる

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最終更新:2026年08月05日 21:57

*1 ※カプコンの格ゲー版やTVアニメ版『スターダストクルセイダース』のヴァニラ・アイス役。

*2 これはあくまで一つの境地を指してそう呼んでいるだけであり、いわゆる死後の世界や物質的なパラダイスとは全く異なる概念である。

*3 大きな屋敷と広大な庭があることが回想からもうかがえる。出自・血統的にも父方の曾祖母はイタリア系の移民、かつ18世紀にはローマ法王を出したこともあるほどのヴェネツィアの名門家系につながっているらしい。いわばエリートである。

*4 当時のDIOは「矢」を持った状態で、それが指し示す人物との「出会い」を求め、世界各地を気ままに放浪していた。この時にどうやったのか不明だが、先述のプッチの曲がった足の指を治している。

*5 作中では「三角頭巾の仲間」という言い回しをしているが、白人至上主義者の集団「KKK(クー・クラックス・クラン)」の構成員であるかのように描かれている。

*6 「罰を与える前に酒を飲むとやりやすいという奇行」「自分の主義による過剰な私刑を依頼扱い」「依頼人を標的と依頼人の妹に勝手にバラす」と、何でも屋の私立探偵としては三流を通り越した最低な行動を連発している。

*7 ちゃんと確認しろと突っ込めなくもないが、普通は一晩中首つりにされた人間が生きているなどまず想像もつかないし、何より自身の兄がこんな残酷な依頼をしたと聞かされたことによる絶望感・ウェザーに対する罪悪感を考えれば無理もない話である。

*8 モノローグで作者は「結末はいった誰の罪なのか?」「赤ん坊を取り替えた母親の罪か?両親か?プッチ神父か?恋をした妹か?何も知らないウェザー・リポートか?」「読者に判断していただきたい」「いったい本当に罰せられたのは誰なのか?」「全員が人を愛しただけ」などが語られており、善悪が明確なことが多いジョジョシリーズでも珍しい描写になっている。

*9 「依頼された何でも屋の私立探偵」だけは明確に罪があると言えよう。彼は後に、報いとばかりにウェザーに殺害されている。

*10 偶然か否かは不明だが、「絶望の淵に立たされた時に矢に貫かれる」というシチュエーションは第4部『ダイヤモンドは砕けない』終盤における吉良吉影の時と類似している。

*11 この際、ウェザーに「お前は呪われている」と語っており、ある種の戒めのつもりか、はたまた私怨の篭った呪詛なのかは定かではないが10代半ばで人生を狂わされたウェザーからすればたまったものではないだろう

*12 ここで承太郎が徐倫を見捨てる苦渋の決断をして一直線にプッチに向かっていったら勝てたかどうかについてはファンの間でもよく議論の的となっている。

*13 傷の深さやこれ以降右目を開けていないことから失明したと思われる。

*14 そのまま追跡すればよかったのでは?とツッコまれることもあるが、スタンド能力によって超人的な動きが出来るようになったとはいえプッチ自身は基本的に物理法則に則って移動しており、更に時の加速によって海は荒れていたため、無理に追跡をした場合溺死する可能性があったため断念したと考えられている。

*15 アニメ版では「これが私と、そしてあのDIOが求めた天国へ行く方法!」になっている。

*16 エンポリオが生存したままで一巡を完成させるとケープ・カナベラルでエンポリオが生き延びてプッチに逆襲するという運命が固定化し、プッチにも変えられなくなるため。

*17 「死ぬとわかっていても覚悟があれば幸福」と自身が語ったように、一巡後に自分が死ぬ運命が待ち受けていようとそれすらも覚悟して「天国」の完成を優先するところを時の加速を中断してエンポリオを始末しにかかった時点で彼の言葉の重みなど高が知れているとしか言いようがない

*18 「ほざくな~」からここまではアニメ版独自の台詞。

*19 雑誌掲載時は「やめろ このちっぽけな小僧がぁあああああああああああああ」で、単行本掲載時に4ページ描き起こされたため台詞が追加されている。

*20 自分にとっての平穏を望む吉良吉影も自身が殺人鬼ということは認めている

*21 日経トレンディネット「『ジョジョ』が25年続いている理由」―荒木飛呂彦氏が語るhttps://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/pickup/20121009/1044420/

*22 天国完成だけなら、エンポリオどころか承太郎たちとの交戦すら余分で無意味である