■データ
【チャージグライドが進化】
膨大なエネルギーを込め、
ゆっくりと加速するチャージグライド
命中時の速度に応じて威力変動
◇─攻撃倍率
1段階目 |
0% |
2段階目 |
80% |
3段階目 |
900% (クリティカル時は2.5倍) |
※Ver.1.30以降
◇─効果
使用時ST10消費
◇─覚醒率アップ条件
「(IV)クリムゾングライド」系統の攻撃を
↑1:ミッション中10回命中させる
↑2:ミッション中10回クリティカル
◇─誓約
誓い1 「ストレイト」
課題:一撃で11111ダメージを与える
効果:なし
誓い2 「死中活」
課題:自身の体力が低下
効果:自身の体力を完全回復
■概要
ゆっくりとした動きから繰り出される、凄まじい威力の高速突進。
空中発動可。空中で発動すると重力を無視した挙動をとる。
ブラッドアーツのうち、アイコンの背景が黒いもの、通称「黒BA」と呼ばれるものの一つ。
速度が変わる度に攻撃判定があるため、最大で3ヒットする。だが、1段階目の攻撃倍率は0%なので、実質2ヒットである。また、2段階目の倍率は通常攻撃以下と低いため、ヒット数に拘る必要は特にない。
全ブラッドアーツ中トップクラスの攻撃力を秘めているが、その「スローモーションのような挙動」故に扱いが難しく、玄人向けのブラッドアーツでもある。
非バースト状態では約3秒、バースト状態では約2秒の間は、歩いて移動するよりも遅い状態。更に、発動中はキャンセルも方向修正もできないため危険であり、扱いには細心の注意が必要。
誤って溜め動作を完了してしまった場合は、メニューを開くことで溜め動作を解除できる。
尚、地上で発動した場合は展開を維持することができない。コンボも繋がらない。しかし、空中で発動した場合は、直後に空中ジャンプをすることで展開を維持できる。隙が大きすぎるため積極的に狙うものでもないが、状況によっては役に立つテクニックかもしれない。
ロマン技でもありネタ技でもある。
また、癖の強いものが揃う
「黒BA」の中では、発動条件もなく高威力なため使いやすいという声も。
ただし近接貫通にやたら強い
ラーヴァナや
セクメト等には不利。
≫RAGE BURSTにおいて
アラガミの部位防御力に調整が入り、前作よりもクリティカルを出せる相手が増えたため、活躍の機会が増え、結果的に強化されたと言える。
例えば、前作では剣貫通に非常に強かった
ラーヴァナは胴体(結合崩壊後)でクリティカルを出せるようになった。他にも、クリティカルを出せる部位が開放時の前面装甲と上半身という、非常にピンポイントな
弱点しかなかった
クアドリガ種は、比較的攻撃を当てやすいミサイルポッド(結合崩壊後)でもクリティカルを出せるようになっている。
またブラットレイジ発動中、スピアの展開形態は部位防御力を無視する効果を得るため、あらゆるアラガミに対してごり押しできるようになったのも大きい。
元々威力の高いエヴォリューションなら、クリティカルにならずとも赤エフェクトでかなりのダメージを与えられる。
速すぎて特定の部位に非常に当て辛いハンニバル神速種に対する切り札ともなり、更に上記のラーヴァナとセクメトにも有効打を与えられる。
なお、ブラットレイジ発動に組み込むことの出来るBA固有の誓い「ストレイト」は、ダメージ値11111以上を与えることが達成条件なのだが、エヴォリューションと言えどいくらなんでも一発でそれほどの威力を出すのは中々に困難。
近接攻撃スキルや遺された神機+を駆使して装備の強化を行うか、ハイドアタックや剣の達人と組み合わせて奇襲を行うのが得策と言えよう。
ただスキルを盛りまくった熟練者はカンスト99999ダメージを簡単に叩き出すので、彼らにとってその点はさほど問題にはならない。本当に極東は激戦区だ……
これが成功した時の高揚と恍惚感はやったことのある人以外理解できまい。
■発動タイミングの例
≫ダウン・ホールド・スタングレネード
誰もが思い付くであろう使い道。
敵が動かない状態であれば狙いも付けやすい。
≫各種攻撃動作の隙
ヴァジュラ神属の放電攻撃や、
ガルム神属の炎弾飛ばしなど、動作が長い攻撃の隙を突く。
その時々の状況で判断する必要があるため、
エヴォリューションの挙動、発動時間を把握しておく必要がある。
≫振り向き
敵がこちらを振り向いた直後、最大威力で敵を怯ませると同時に背後に突き抜け、怯んだ状態と振り向くまでの間で再びエヴォリューションを発動。これをひたすら繰り返す。バースト状態の維持はほぼ必須。
必ずしも怯ませる必要はないのだが、発動後の硬直をカバーし、発動までの時間を稼ぐためにも怯ませておいた方が無難。
エヴォリューションの貫通力と攻撃力を活かした
上級者向けの戦法。振り向きを狙う関係でほぼソロ向け。
決まれば敵の動きを封じつつ、素早く討伐することも可能だが、パターンを維持するためには何度も
エヴォリューションを発動し続けなければならない上に、その度に正確な予測と操作、3段階目を弱点に命中させるための距離の調整も必要となるためとにかく忙しい。この間、操作ミスであらぬ方向に向かっていくことも。
クリティカルを出せるアラガミならば「ほぼ通じなくもない」戦法ではあるが、動きが素早いアラガミや、弱点部位が小さいアラガミに対しては非常に厳しい。
また、Ver.1.40で追加された難易度調整機能で難易度を上げたり、装備の攻撃力が低かったりすると怯ませられない。
慣れてくると動きは速いが弱点は大きめの
ガルム神属(胴体)や
ヴァジュラ(後ろ足、胴体)等、
腕に自信のある者は動きが速い上に弱点部位も小さい
神機兵(頭、背中、右腕)や
ハンニバル(破壊前の逆鱗、破壊後の頭)、
ハガンコンゴウ(顔)、
シユウ(頭、拳)、
ヤクシャ神属(頭)、
キュウビ(破壊後の頭)…………
……エヴォリューションを極める道は、果てしなく長い。