ラーヴァナ(アラガミ)

登録日:2013/12/18 Sun 23:06:30
更新日:2024/11/09 Sat 19:17:30
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【概要】

GOD EATER BURSTのDLC1.4にて参戦した新アラガミ
他のヴァジュラ神属と比べると少し小柄な体躯だが、
背部の大口径砲塔と凄まじい熱量を宿した「太陽核」と呼ばれる器官、張り出した肩鎧と硬質の表皮を持った赤いボディが特徴的なヴァジュラ種の第二種接触禁忌アラガミである。
発生起源はやはり不明とされており、炎を自在に操ることから「焔獣」と呼ばれる。

GOD EATER 2では難易度2の通常任務『リボルバー・キャット』から早々と登場。
機械と生物の中間のような特徴を持つことと、攻撃行動の類似性から、兵器を積極的に捕喰し進化したヴァジュラ神属と仮定される。
また、上記のように小柄な体躯の影響なのか、今作では中型種アラガミに分類されるようになっている。

名前はインドに伝わる古典叙事詩「ラーマーヤナ」に登場するラクシャサ族の魔王に由来する。


【特性】

ヴァジュラ種ということで動きはお馴染みの猫らしくフィールドを縦横無尽にめちゃくちゃ動きまくり、停まったかと思えば高熱の砲撃をかましてくる。
禁忌種にしては低い攻撃力・体力もあり、単体なら恐らくディアウス・ピターの方が強敵だと言われがち。単体なら。

そう、単体なら。

お察しの通りこのラーヴァナ……
必ず複数で出現しやがります……

・特性その1「群れる」

初登場となったBURSTにおけるDLCでも、

『三連装砲塔』@嘆きの平原
 …焔獣三体同時討伐
『イートンブレイザー』@鎮魂の廃寺
 …氷猿二体とご一緒。場所が場所だけに分断は容易にいかず、すぐ大集合。しかも猿は倒したそばから補充される。
『アソートメント』@エイジス
 …ヤクシャ、ラージャ、カリギュラといった配信野郎共が一堂に会する鬼畜任務。
『一気呵成』@鉄塔の森
 …グボロ堕天(氷)、コンゴウ堕天(氷)と同時。ただし5分経過で自動的にクリアとなる。

お分かりいただけただろうか。

また、視覚と聴覚が非常に鋭いため(特に耳は  並 み)、乱戦となるのは必至だろう。
帝王といいこいつといい、サシで戦う度胸はねえのか…?(※ブーメラン)

・特性その2「攻撃パターンのスイッチング」

次いで大きな特徴として、このラーヴァナは活性化していないかしているかで行動パターンが切り替わる。具体的にはこう。
A.平常→近接攻撃中心(飛び掛かりなど)
B.活性化中→遠距離攻撃中心

さらに、数種の状態異常を負わせる攻撃方法を複数持っていたり、視界の外から狙ってくる攻撃手段が多かったりなど、前述の仕様と併せて正直非っ常に面倒くっさい。

・特性その3「光で活性化」

そして最後にもう一つの特性として、強い光を浴びると活性化しやすいというものがある。
ラーヴァナに対してスタングレネードを用いると、スタン状態から復帰した直後に怒り活性を起こすのである。
もしスタグレを使うならば、一度に複数体のラーヴァナを活性化させてしまうリスクを覚悟しよう。

だが、わざとこの方法で活性化させるのも一つの手であり、限定的とはいえ動きを操作できる。

例えば乱戦中、他の敵を相手にしていた時にラーヴァナに飛び掛かられ、割り込まれてしまうことなどがあるが、事前に怒らせておけば距離を置くことができ、目の前の敵に集中しやすくなるだろう。

好みで戦略を立ててみれば面白いかもしれない。

【主な攻撃】

  • フック
右前足で猫パンチ。やはり出が早い。

  • 飛び掛かり
ジャンプして飛び掛かり、着地点に炎を起こす。一旦あらぬ方向へ跳んでから即座に方向転換して襲ってくるというフェイントを交えたパターンもあるので注意。

  • 爆風放出
屈みモーションと地面が赤く光る予兆の後、周囲に爆風を発する全方位攻撃。ジャミングを負わせる効果あり。

  • 炎柱召喚
太陽核を発光させた後、標的の足元から炎を噴出させる。

  • ヴェノムクラッカー
その場に紫色のガスを設置して、後方に飛び退く。ガスにぶつかるとヴェノム状態に。

  • メテオヴィマナ
三発の火炎を前方に発生させる溜め動作の後、射出。中央の一発は地面すれすれを標的へ向けて飛び、左右二発は変則的な軌道を描く。
隙が大きく捕喰チャンス。しかし活性化時には溜めなしでこれを撃つので注意。前方にはなるべく立たないようにしよう。

  • サンライズブリンガー
活性化時のみの攻撃方法。
背中の砲塔を前へ倒し、チャージ後巨大なエネルギーを発射する。
弾速は速く高威力なうえ、他のアラガミやガードしたPCを貫通して進み、くらえばスタンを負わせられる危険な攻撃。
チャージ中は隙だらけだが、太陽核以外の全身を硬化させており、何を当てても火花エフェクト。
しかも発射後の隙も意外と小さく、チャージ捕食をするなら溜め始めた辺りにこちらも捕食動作を開始しなければフックや飛び掛かりで反撃を食らう事もある。
勘弁してくれ


【弱点、結合崩壊】

属性は[氷]に弱く、各物理攻撃も満遍なく通る。どこも意外とやわらかいが、砲塔は常に硬く、攻撃をはじく。
壊せる部位は頭、前足、胴体。

特に破砕が有効。
銃による貫通、剣の切断も効く。
頭を壊すと爆風放出によるジャミング付与効果が失われる。積極的に狙おう。
なお、破壊後はマスク割れのような状態になり、なんかかっこいい。
ナズェミデルンデス!?
  • 前足
剣による破砕、銃による貫通が有効。
ダメージ蓄積でやはりダウンする。
  • 胴体
肩や砲塔を除いた胴体部分には貫通が有効。横から狙ったり、頭ごと貫通弾で撃ち抜くといい。

【アラガミバレット】

捕喰で以下の三種を取得できる。
  • サンライズブリンガー(ホールド効果):SN
  • メテオヴィマナ(上空ホーミング):AS
  • ヴェノムクラッカー(毒効果):BL
  • グロウルフレア(当たると爆発):SG

【作成可能装備】

 火に特化、ボムマスター付

 貴重なホールド付。
 意外にも炎属性は付いておらず切断オンリー。
 なんでやねん

  • カーラ・カパーラ(シールド)
 わりと防御が低め。かなり貴重な節約付

ちなみに2でのこれらの装備名は一部変更されており、序盤から作成と強化が可能。
装備名はインド神話由来であり、特に「ラーマーヤナ」から引用された名称が多い。

【余談】

その獣に装甲とサイボーグ改造を施したような見た目で、発表当初からユーザーの間で「ゾイドにしか見えない」ともっぱらの話題だった。ていうかライガー
さらに蓋を開けてみればヴァジュラ以上にこちらを自在に翻弄する、ゾイドの名に恥じないめちゃくちゃ動きまくりっぷりを見せてくれた。




 《◎》  押し迫る終末(ノヴァ)を越えて
\o゚ω゚o/ 僕らは往く
c(_uuノ  力強く神を喰らいながら

~焔獣新世紀末ラーヴァナ~
次回もめちゃくちゃ喰らいまくるぜ!!

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最終更新:2024年11月09日 19:17