R-9B ストライダー

登録日:2014/07/31 (木) 12:23:00
更新日:2024/02/15 Thu 19:13:49
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R-9B ストライダーは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
本項では系列機についても記載する。


R-9B ストライダー

元々はMSVよろしく、R-9の換装バリエーションとして設定されていた「中長距離巡航ユニット装備型」。
FINALにて実装される際に別個の機体として独立・リデザインされて現在に至る。
大型艦船侵入不能な宙域や局面での長距離巡航を目的とした仕様であり、夜目さんとは別の意味で艦隊の目としての役割を担う。
すなわち、快速と長大な航続距離を活かした斥候である。情報を持ち帰るため、火砲も自衛に特化している。
一方、TACTICSシリーズでは長大な航続性能を活かした長距離侵攻型爆撃機となっており、自衛能力を大半切り捨ててミサイルを満載した超攻撃特化仕様となっている。
敵陣深くに侵攻、バルムンクぶっぱして帰ってくるだけの簡単なお仕事です

機体下部には長大な大容量プロペラントタンクを最大2本装備でき、Rナンバーズの中でも行動半径は突出して広い。
また、エンジンユニットも専用の最高速度に特化した「ファストパック」となっており、ゴツい見た目と裏腹に快速を誇る。
機体後部から伸び出しているブースターのようなものは「ロングレンジドライバー」といって、高性能なナビゲーションシステムと機体制御システム、
オートパイロットとリンクさせることで軌道や航路設定などの煩雑な操作を自動化し、長距離巡航の際の負担を軽減させるためのもの。
ただし、パイロットの巡航能力(=超長距離単独巡航に耐え得るための精神的・肉体的サポート)まで万全かは不明。
まあ体調管理用のナノマシン投与ぐらいはしてそうだけどな

ロングレンジドライバーの恩恵のひとつに、異層次元航行中の空間歪曲現象を軽減できるため宇宙酔いしづらいというものがある。
この設定を活かした本機系列の隠し能力として、ステージ5.0「跳躍26次元」でのスピード変更時の空間歪曲を軽減できる。
具体的には画面のひずみが軽減されて見やすくなる。

STGでは後述の武装の問題からネタ機認定一直線だったが、TACTICSシリーズでは入手からバイド化まで猛威を振るい続ける最強ユニットの一角と化す。
あまりにヒャッハーしすぎたためか、「とに核バルムンク」「よろしい、ならばバルムンクだ」「TACシリーズは核ゲー」などと
別方向にネタとして突出してしまい、あらゆる意味で生温かく見守られる愛され系高性能爆撃機となってしまった。
革命軍サイドでなければ早期開発は無理だが、DLCに回避性能強化型のカスタム機が存在していたため連合軍でも運用できなくはない。
さらにFINAL2ではバルムンクが逆輸入され、STGでも強機体の一角に躍り出た。

機体名は「駆け抜けるもの」の意であり、某NINJAは一切関係ない。いいね?
或は馳夫あたりが由来かもしれない。

武装

バリア波動砲(STG)
光学ハニカム構造で構成されたエネルギーブロック複合体を機体前方に展開する防御特化型波動砲。最大2ループチャージ。
技術的にはスタンダード・フォースH式と同系統であり、シールド内のエネルギー内包量はかなりのもの。
これにより、ある程度までなら敵弾をブロックでかき消すこともできる。
ただしブロックも対消滅するため、持続時間がお通夜状態となっており、異常に癖が強い。

逆に言えば、ブロックが展開する前に密着状態で起動させれば、内包するエネルギーをまるごと対象に叩き付けられる(威力的にはパイルバンカーにやや劣る程度)
ということでもあるのだが、それが意味するのはDPシリーズ以上の接近戦をやれという死刑宣告である。
“夏の夕暮れ”ではこれを壁のようにばら撒いてくるのでなかなかウザい。

FINAL2では威力低下と引き換えに遠くまで飛んで行ってくれるようになったが、バルムンクが強すぎるためそこまで使うかと言われると……。

バリア弾(TACTICSシリーズ)
バリア波動砲のリメイクウェポンであり、TACTICSシリーズにおけるストライダーシリーズの強さの源その1。
射程距離内の迎撃可能なカテゴリにある兵装ならば、たとえバルムンクだろーがギャラルホルン砲だろーがどんと来いな文字通りのイージスである。
バリア波動砲と違って射程も長く、装弾数が性能相応に少ない事以外に欠点がない。
それ故自軍運用する分にはぐう聖武装だが、敵軍に使われると一気にイライラの募るぐう畜武装と化す。
Ⅱでは微調整を受けて迎撃性能が多少低下したが、元がチートスレスレだったのであまり関係なかった。

○ディフェンシヴ・フォース(STG)
R-9Dを参照。

○バルムンク(TACTICS)、バルムンク試作型(TACTICSⅡ,FINAL2)
本シリーズにおけるストライダーシリーズの強さの源その2。
波動砲ユニットを起爆に応用することで核融合反応に波動エネルギーを添加した水爆弾頭を備え、波動砲クラスの威力を持たせた超長距離ミサイルである。
波動砲の基礎モジュールは大型とはいえ巡航ミサイルに積める程度のサイズという驚愕の事実。
つまり事実上、チャージ要らずの使い捨て波動砲。何かがおかしいが、TEAM R-TYPEにはよくあることなので考えるだけ無駄。

POWアーマーを随伴させてバルムンク一射ごとに補給を受けさせれば、楽しい楽しいバルムンク祭りの始まりである。
あまりにバルムンクでヒャッハーしすぎたせいでⅡでは試作型にダウングレードされ、威力が2割ほど落ちた。

FINAL2では着弾地点で大爆発を起こすミサイルとなっており、発射間隔こそ長いもののその威力・攻撃範囲は衝撃波動砲さながら。
実戦配備型に比べると一回り爆発が小さいが、それでも強力な装備である。


R-9B2 ステイヤー

ストライダーの大気圏内航続能力強化型。本機の存在そのものがストライダーの航宙機としての性質を示唆している。
大気圏内であれば、最も長い航続距離をもつR戦闘機である。
デカい翼を備えているが、正直言って整流効果や揚力が得られるような形状には見えない……というか、そもそもR戦闘機自体に翼で揚力を生む必要がない。
たぶんプロペラントタンクを内蔵して、強引に航続距離伸ばしてるんじゃなかろうか。

TACTICSⅡではバリア弾と航続距離がアップデートされており、迎撃能力がより向上した。
ただ、航続距離云々は元々POWを従えてるのであまり意味がなく、結局はバリア弾が強化されたストライダーといったところ。
選択肢次第で連合軍スタートでも1機入手でき、連合軍機が苦手な閉所戦闘では間違いなくお世話になる。
というか、最終鬼畜要塞グリトニル攻略における生命線のひとつだったりする。

機体名は競馬用語の「長距離走を得意とする馬」を指す。

武装

基本的にストライダー準拠。

バリア波動砲Ⅱ(STG)
バリアブロックの展開数が増えて防御面積が拡大したが、結局使い方は変わらない。最大3ループチャージ。
接射時の破壊力は4ループチャージの高位波動砲クラスだが、そもそも密着って時点で厳しいのは言わぬが花。
持続時間延長の研究も同時進行していたらしいが、コスト高騰で断念したとか。
いや、まずそっちからだろ……

バリア弾Ⅱ(TACTICSⅡ)
弾数は据え置きだが命中率が97%とほぼ必中レベルとなった。
バルムンクの火力と合わせ、エースを乗せるよりはパイロットの育成に向いた機体に仕上がっている。

○バルムンク実戦配備型(FINAL2)
FINAL2ではこの機体の時点で実戦配備型となる。
爆発がさらに巨大化し、威力も攻撃範囲も大幅パワーアップ。
あまりにも爆発がデカすぎて敵弾が見えにくいという欠点はあるものの、バルムンクがR戦闘機を搭載していると揶揄されるくらいにはこっちが本体と化している。


R-9B3 スレイプニル

プロペラントタンクを小型化したほか、結局翼をオミットされている。
このため航続性能はやや低下したが、フォースのアップデートで戦闘能力が強化され、斥候としての生残性が高まった。
とは言ってもアップデートされているのはフォースだけなので、軽量化に伴う運動性や加速性能の向上の方が大きいかもしれないが。

TACTICSⅡではついにバルムンクから試作型の三文字が消え、ついでに追尾ミサイルもアップデート。
プレイヤーの仕様が解禁されるのが“沈む夕日”以降なのが残念だが、確実に敵ユニットの戦力を削ぎ落とせるマルチレンジアタッカーとしての価値に揺らぎはない。

機体名はオーディンの愛馬に由来する。

武装

基本装備はステイヤー準拠。

○バルムンク(TACTICSⅡ)
???「復ッ活ッバルムンク復活ッッバルムンク復活ッッ」
プニル「してェ……爆撃してェ~~」
ついに往年の輝きを取り戻した波動起爆型水爆弾頭搭載超長距離ミサイル
その威力、非波動兵器としては脅威の88
なに、単発撃ち切りだし至近距離に攻撃できないし威力は波動砲に劣る?それはまあそうだが、チャージ不要で投射方向は360°死角なし、
しかもハイパー波動砲(TAC仕様)クラスの威力を叩き出せるって十分チート級じゃね?

○ディフェンシヴ・フォース改(STG)
R-9DVを参照。




追記・修正はバルムンクでバイドを吹っ飛ばしてからどうぞ。

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最終更新:2024年02月15日 19:13