龍辺歩美

登録日:2014/08/03 (日) 08:52:45
更新日:2024/10/19 Sat 16:46:03
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「傍に四四八くんがいる限り、わたしたちは常になんとかなっちゃうのだ」


相州戦神館學園 八命陣』のヒロインの一人。
CV.結城友紀(PC版)/中村繪里子(CS版)


主人公・柊四四八の幼馴染の一人。

相当のゲームオタクで、四四八曰く気持ち悪いくらいあらゆるゲームが上手く、特にFPSに至っては変態的な腕前。
廃人共を血祭りにあげていくその腕前に、“疫病神(カラミティ)”とか“血塗れ(ブラッディ)”とかの通り名まで付けられている。

そして特にお気に入りなのが『神座万象シリーズ』。
その腕前たるや、シュピ虫を使って獣殿を倒すというありえないレベル。
それ以外にも『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』の主題歌、『Einsatz』を熱唱したり、相手への最大級の侮辱としてカール=クラフト第六天波旬の名前を出してきたりと所々でネタが挟まれてくる。

仲間内では基本栄光と並んでボケ担当。
ただ、普通に馬鹿な栄光と違い、物事を冷静に見られる落ち着きの持ち主。
何事が起きても動揺する事がほぼないため、四四八達からもピンチの時に頼りになる奴と一目置かれている。



【パラメーター】



◆戟法
◇剛:1


◇迅:2


◆楯法
◇堅:2


◇活:2


◆咒法
◇射:10


◇散:3


◆解法
◇崩:9


◇透:7


◆創法
◇形:5


◇界:5



合計:46


【基本能力】


咒法の射と解法の崩が飛び抜けて高いが、それ以外が軒並み低い極端な遠距離偏向型。
現実でもひ弱なために戟法と楯法という肉体強化の夢が特に低く、肉弾戦は不可能。
戦闘ではもっぱら後方支援が主な役割となる。


【武器】

四四八の形で作ってもらった狙撃銃
銃器に詳しくない四四八が作ったものなため、狙撃銃なのに連射可能という壊れ性能。
遠距離攻撃を最も得意とする歩美にとって相性抜群な武器。FPSで鍛えた腕前ももれなく発揮される。


【破段】

壇狩摩を目の前にし、自分を暴かれる恐怖心によって発動した破段。
その能力は「弾の空間転移」。
自分の放ったものでなくとも転移させることが可能で、極論、弾という括りのものであるならば核弾頭さえも転移させることが出来、その転移の範囲は地上から宇宙空間までという超広範囲。
しかし狩摩は歩美が放った弾丸を勘だけで叩き落すという真似をやってのけた。マジでなんなんだこいつ……


【急段】



「我、ここにあり。俱に天を戴かざる智の銃先を受けてみよ」

(われ、ここにあり。ともにてんをいただかざるちのつつさきをうけてみよ)


――急段・顕象――


「犬坂毛野胤智」

(いぬさかけのたねとも)


◆犬坂毛野胤智

歩美の急段。己を知り、仲間を知り、その進む先を正しく見つめていたいという智の心を象徴する夢。

元々歩美にはあらゆる物事をスコープ越しに見ているような現実感の無いものとしてしか捉えられないという一面があり、仲間達が殺し殺される覚悟を抱いているのに、自分だけがそれを持っていない事に負い目を感じていた。

そして狩摩にそれを見抜かれ、初めて恐怖を持った事で破段に至り、彼の在り方を知った事でこんなを相手に出来るのは自分しかいないと歩美は悟った。

そして仲間のために身を張るその覚悟こそが人を思い、痛みを知るという智の本質の現れなのだと四四八に諭され、世界と向き合う事を決めた歩美が至った夢。

その効果は「弾丸を未来に飛ばすこと」。

つまりは因果律を超える攻撃。過去に放った弾丸を現在という未来に召喚したり、放った弾丸を現在の時間軸から消失させることで相手の攻撃や防御を突破したりといった芸当が可能。

協力強制の条件は「両者が未来を見たいと思うこと」。

比較的簡易な条件ではあるが、その思いが強ければ強いほど弾丸の威力もそれに応じて増していき、一度発動すればあらゆる障害を突破してくるので絶対に防げないという相当に強力な能力。まあぶっちゃけ急段は大体そういう能力なのだが。
ただしその分時間跳躍は歩美の体にかなりの負担がかかるため乱用は出来ない。


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最終更新:2024年10月19日 16:46