キッザニア

登録日:2014/08/11 Mon 23:35:53
更新日:2025/06/19 Thu 13:54:44
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世界各国で展開されている子供向けの職業体験型テーマパーク。
1999年にメキシコのメキシコシティで初の施設がオープンする。

日本では2006年に東京都江東区に「キッザニア東京」がオープン。
2009年からは兵庫県西宮市に「キッザニア甲子園」、2022年には福岡県福岡市に「キッザニア福岡」をオープンしている。
また、この他に名古屋にもオープンする予定。
いずれも「ららぽーと」内であり、三井不動産に縁がある様子。

英字にするとKidZania。日本語にすると「子供たちの楽しい国」という意味の造語である。

その目的は子供たちが楽しみながら社会について学び生きる力を育むこと。
企業側もなかなかの熱の入れようで自分も子供として行きたかったと感じる大人が割といるとか。


◆遊び方
日本では3~15歳までの男女が参加可能。
付き添いの大人はパビリオン(体験ブース)の外から見学する、保護者ラウンジでゆっくりするなどの行動が多い。

一方子供たちはJOBスケジュールカードでやりたい仕事を予約し集合時間の後にいよいよ体験(30分前後)を行う。
スーパーバイザー(指導者)が責任を持って指導する。保護者にとっては子供の新たな一面を見られるかも。
時間に余裕がある場合はビラ配りのアルバイトや他の空いてる仕事の体験も可。
ピザ屋など何かを作るパビリオンは自分の作った成果物を持って帰れるぞ。安全上キッザニア内で食べきることを推奨しているため注意。

殆どのパビリオンでは体験終了後にキッゾと呼ばれるお金、すなわち給料をもらえる。
ATMでこつこつ貯めてキッザニア内の憧れの品を買うもよし、習い事をするもよし。

人気のある職業は当然予約を締め切られる確率も高い。
予めやりたい仕事をいくつか見繕ってみよう。もしかしたら関心のなかった仕事にハマったり……?


◆設備
とにかくリアル。まずはこの一言につきる。
料理系のパビリオンではまな板やオーブンが当たり前のように幼児の前へ現れる。
誰もが知っているスポンサー企業の協力を受け若干ミニサイズにされた機械も登場。
設備全般は実物の2/3程度に縮小されてるので基本的に小さな子供でも扱いやすくなっている。

私服の上から身につけるユニフォームも各スポンサーのが着られる。
サイズは選べるとはいえ少々大きめになる可能性もあるため、あんまり露出のある格好は避けるのが無難。


◆キャラクター
彼らはキッザニア設立にあたり定められた子供の6つのシンボルとして扱われている。
キッザニアで彼らが元気に暮らす姿こそ「生きる権利」の象徴になっている。

・ウルバノ
「知る権利」のシンボル。9歳。誕生日は4月23日。
緑の跳ねた髪が特徴。冒険好きで好奇心旺盛。
趣味はサッカー、F1レース、ゲーム、アクション映画鑑賞、SF小説を読むこと。

・ビータ
「守る権利」のシンボル。7歳。誕生日は6月5日。
水色のツインテールが特徴。自然を大切にしている。
趣味はガーデニング、料理、水泳、フィギュアスケート、ロマンティックな映画を観ること。

・バッチェ
「遊ぶ権利」のシンボル。2歳(人間でいう所の24歳)。誕生日は5月28日。
青い犬。食べることと遊ぶことが大好き。
趣味はチーズのたっぷり入ったピザを食べることと、友だちと遊ぶこと。

・チカ
「共有する権利」のシンボル。10歳。誕生日は7月30日。
ピンクの髪と猫耳が特徴。お洒落で思いやりのある性格。
趣味はメール、新しい友達を作る、買い物、アニメ映画鑑賞。

・ビバップ
「創る権利」のシンボル。10歳。誕生日は10月25日。
オレンジの髪とヘッドホンが特徴。音楽好きだがシャイ。
趣味はベースギターを弾くこと、作曲をすること、本を書くこと、絵を描くこと、スケートボード。

・ベッカ
「生きる権利」のシンボル。11歳。誕生日は12月10日。
褐色肌が特徴。歴史が好きで、みんなが自由に生きられる社会を目指している。
趣味はラグビー、サーフィン、歴史を勉強すること、世界中のコイン集め。





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最終更新:2025年06月19日 13:54