プールバグ(モンスターファーム2)

登録日:2014/08/25 (月) 17:36:46
更新日:2024/11/02 Sat 02:22:14
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モンスターファーム2においては初代とは異なり器具を使ってのトレーニングを主にモンスターを育成する事になった。
お陰で小銭稼ぎには良かった日当も貰えなくなったが、「育成している」実感は高まった。

プールはトレーニング内でパラメーターが二つ上昇するが、一つ減少する所謂重トレ。
丈夫さが大きく上昇、ライフが小さく上昇、かしこさが減少する。
かしこさこそ下がるが、モンスターをタフに育てるには効率の良いトレーニング方法である。
内容は流し素麺にも使える水流が発生している円形のプールに飛び込み流れに逆らって一周するというもの。
大成功の場合はスタート地点を跳び越し二周し、ズルの場合は水流に逆らわず暫く沈んでまた上がって来る。



そんなトレーニングに仕込まれているのが、プールバグである。



モンスターにはそれぞれのパラメーターに五段階の適正が決められている。勿論高い程育成時の伸びが良い。
だが、このプールでのトレーニングの場合はなんとライフと丈夫さの適正が入れ替わって適用されるのだ。

要するに、

ライフ適正A、丈夫さ適正Eのモンスターの場合→プールではライフ適正E、丈夫さ適正Aとして計算され、
ライフ適正D、丈夫さ適正Aのモンスターの場合→プールではライフ適正A、丈夫さ適正Dとして計算される。

早い話、丈夫さが伸びやすいモンスター全てが割を食い、ライフが伸びやすいモンスターが一層硬く育成出来るバグ。
もっと単純に言うと、丈夫さ伸びやすくライフ伸びにくいモンスター全員涙目なバグ。

因みに当時の攻略本にこのバグに関する情報は一切載っていなかった


  • 影響を強く受けるモンスター
プラントワームネンドロニャーコロペンドラ種等、ライフが伸びやすく丈夫さが伸びにくいモンスター種。
このバグの下では丈夫さも効率良く伸ばせ、徹底的に硬いモンスターを育てられてしまう。
回避も伸びやすいモンスターもちらほら存在し、上手く育てれば避けやすいし硬いと嫌がらせの様なモンスターも出来る。


その一方でゴーレムモノリスナイトンアローヘッドデュラハンメタルナー種等、
丈夫さが伸びやすくライフが伸びにくいモンスター種は例外なくこのバグの被害者
このバグのお陰でプールの際は丈夫さが伸びにくく、サブで育つライフの伸びの方が良いなんて事も……

テクモ側の対策と呼べるものはほぼ無く、半ば仕様に等しい状態になっている。他にも一杯バグあるしね……

モンスターファーム2が丈夫さが伸ばしやすいモンスターが育てにくく、回避重視のモンスターが育てやすい原因の一つでもある
……が、裏を返せば育てにくいライフをわりと伸ばせ、丈夫さ重視のモンスターを更に硬く育てられると考えられる。
それに加えて適正が最低であってもピーク中の重トレならばパラメータはそこそこ伸ばせるのだ。
ピークを迎える前は丸太受けを行い、ピークに走り込みとプールを併用するなど、工夫次第で弱点であるライフを補う手段にもなりうる。
このバグがあるからと言って硬いモンスターが全員涙目……という程でも無いので安心して育てて欲しい。
コルトは最初のモンスターしかピーク教えてくれないけどね。

また、回避ばかりに頼って丈夫さをないがしろにしていると


……といった悲劇もとい教育がとある先生の下行われている。
こうしたバグがあったとしても、丈夫さも大事なパラメータの一つである事を忘れないで欲しい。
ちからとかしこさが「第二の丈夫さ」なのも間違いないが


そんなこのプールバグ、Switch・アプリの移植版にて他の数々のバグとともに修正が決定。
プラントやネンドロにとっては残念な知らせかもしれないが、
これでこのバグの被害を被ってきた種族にもようやく陽の光が当たる事となるだろう。これでモノリスも大活躍!
寿命や技の使い込みや丈夫さの仕様が改善されているかはともかく



追記・修正はすえきすえぞーをマーケットのスエゾーとこのプールで再現してからお願いします。

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最終更新:2024年11月02日 02:22