カーロス・リベラ

登録日:2014/09/06 (土曜日) 19:31:37
更新日:2018/04/04 Wed 18:47:11
所要時間:約 4 分で読めます




あしたのジョー』の登場人物。
CV:広川太一郎(あしたのジョー)・中尾隆聖(あしたのジョー2)・ジョー山中(劇場版)

【人物】
白木葉子が招聘したベネズエラ出身のボクサーで、世界ランキング6位。
性格は明るいラテン系のプレイボーイ。無類の女好きで、事あるごとに女性をナンパしている。

が、その陽気な面とは裏腹に高い実力を持ち、デビュー以来34連勝・目下19連続KO勝ちという恐るべき戦歴を持つ。
カーロスが世界6位に甘んじているのは、その実力を恐れ、チャンピオンをはじめとする上位者が対戦を避けて逃げ回っているから……という噂があるほどで「無冠の帝王」の異名を持つ。

【活躍】
力石を殺してしまったショックで顔面が打てなくなり、連敗していたジョーと南郷浩二の試合前に初登場。その明るいキャラクターで会場を盛り上げる。
選手を激励する際、本来は上位の南郷から激励する所をジョーの本質を直感的に見抜いてジョーから激励し、その片鱗を見せた。

そして南郷、原島とジョーが敗れた相手と試合を行うが、その内容はとても世界ランカーのものとは思えないお粗末なもので、勝利はしたものの看板倒れとして大顰蹙を買ってしまう。
しかしジョーだけはそれが巧妙な演技と見抜いており、カーロスに対しての焦燥感を募らせていく。一方のカーロスも南郷戦の後に行ったジョーとのスパーリングで初めて演技抜きの本気を見せる。

来日3戦目のタイガー尾崎戦で、タイガーを1ラウンドでKOすると宣言。それまでの不甲斐なさから全く信用されなかったが、これまでとは全く違う動きで宣言通りタイガーをわずか16秒でKO。
そこで、やはりこれまでの試合が演技だった事を明かす。最初から本当の実力を見せて敬遠され、試合が組めなくなってしまうのを防ぐ方策であった。
本来はすぐに帰国するはずだったが、この試合を観戦していたジョーの挑戦を受け、エキシビジョンながらジョーとの試合が実現する。

始まった試合では最初こそ一方的にジョーを攻め立てたが、何とジョーのロープの反動を利用したボディー攻撃でダウン。遂にジョーをこれまで捜し求めた演技なしで打ち合える相手と認める。
お互いに互角の打ち合いを見せ、ダブルノックダウンとなったがジョーがリング下から復帰しようとした際に段平がうっかり手助けしてしまい、失格となる思わぬ結末を迎える。
すると今度はカーロスが納得せず、正式に後楽園球場でのタイトルマッチが決定する。

後楽園球場の一戦は早くも「世紀の一戦」と呼ばれ、その通り序盤から激しい打ち合いとなる。
第3ラウンドにジョーがエキシビジョンで見せたロープ作戦を繰り出すも、上段ロープをたぐりよせて反動をなくす事で無効化し、強烈な一撃を与える事に成功。
ところが、第4ラウンドで今度は下段ロープの反動を使ったアッパーを食らってダウン。心の底からジョーを認め、自らの本質である野獣の面をさらけだして戦う。
それは肘打ちや頭突きなどのあらゆる反則の応酬となり、もはやただのケンカだったが、観客や解説者など、その場に居合わせた者たちは不思議な爽やかさを覚えボクシングの原点を見せ付けられた思いで満足さえしていた。

試合後、多くの日本人に見送られながら帰国。チャンピオン、ホセ・メンドーサとのタイトルマッチに挑んだが何とわずか1ラウンドでKO負けを喫し、再起不能となってしまう。
あまりのあっけなさに、カーロスはジョーとの試合ですでに壊されていたとされ、衝撃を与えた。

その後は消息不明となっていたが、ジョーとハリマオの試合中に変わり果てた姿で登場。自分の名前すら覚えていなかったが、ジョーの事やボクシングの事は忘れてはいなかった。
そしてパンチドランカーの権威であるキニスキー博士の治療を受ける事になり、ジョーとホセの試合を観戦。ホセを動揺させ、ジョーの反撃の糸口となった。


最大のライバルにして最大の目標でもあった力石を殺してしまった事で、顔面を打てなくなってしまったジョーの新たな目標として登場したキャラ。
カーロスとの関わりの中でジョーは顔面が打てないという「力石の亡霊」を吹っ切る事に成功し、力石ではない新たな目的のためにボクシングをやっていく事を決めるきっかけになった重要なキャラでもある。


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