爆炎シューター マッカラン

登録日:2014/12/14 Sun 10:13:00
更新日:2024/01/12 Fri 17:34:43
所要時間:約 3 分で読めます








火の精霊よ!我に力を! ---爆炎シューター マッカラン






爆炎シューター マッカラン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。


概要

アクア操縦士 ニュートン》や《青銅の面 ナム=ダエッド》と同じ、DMR-13の「マナ武装3サイクル」として登場した。
なお、先行登場として「デュエル・マスターズVS スペシャル・スタートBOOK付録」にも収録されているが、その際には「マナ武装」の後ろに数字は表記されず、効果文中でのみ枚数を指定していた。
現在は新しいほうが登場したので当然エラッタされていると考えていい。もっとも、表記がどうであれ「マナ武装」という言葉は能力語なのであまり関係はない。

プロモ版は1冊に2枚封入されているため2冊買えばデッキに必要な分は集まる。ホイル仕様はこちらのみなので前年の《無重力 ナイン》のような買ったことによる失望とかあんまない。


解説

爆炎シューター マッカラン C 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 3000+
マナ武装 3:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
バトル中、このクリーチャーのパワーは+1000される。

火のマナが3つあることは条件だが、使い切りの4000火力として使用できる。もちろん、相手のパワーが4000未満ならそのまま居座れるので、あとは普通にアタッカーにするなり進化元にするなりなんかの効果の弾にするなり好きなように使えばいい。
進化先の多いヒューマノイドであることも嬉しい。

地味に「バトルに勝つ」ため《爆槍 ヘーゼル・バーン》などとの相性がいい。また《ギャノバズガ・ドラゴン》と組み合わせれば範囲を広げることができる。

この時点では一般クリーチャーでしかないマッカラン。だがこの男、ここからさらにのし上がっていく。







父親同様、圧倒的な力に取り込まれたか…。だが、グレンモルト、お前には俺達がいる!必ず、助け出してみせるぜ! ---爆轟 マッカラン・ファイン





派生カード

爆轟 マッカラン・ファイン 火文明 (4)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 4000
スピードアタッカー
マナ武装 5:自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。

なんとグレンモルトの父親、グレン・リベットの盟友であることが発覚した。自身はドラグナーではないが、彼を助けるためにフィディックとともに闘うことに。

能力としては他の「マナ武装5ATサイクル」同様、次のターンから自軍にSA付与と優秀だが、自身にもSAがついており、マナ武装を気にせずとも単体でも使えなくはないスペック。こいつのせいでただでさえ居場所がなかった《ムラマサ・リザード》は居場所が完全になくなってしまった。
一体とはいえそのターンからSAにできる《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》やコストを指定するとはいえそのターンからSA付与できる《その子供、凶暴につき》とはどっちがいいか取捨選択しよう。

斬英雄 マッカラン・ボナパルト 火文明 (4)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 3000+
ガードマン
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーと選んだクリーチャーをバトルさせる。
マナ武装7:自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、このクリーチャーのパワーは+4000され、「W・ブレイカー」を得る。

そしてついには自身が奉っていたガイゲンスイ同様に「英雄(マナ武装7)」にまで上り詰めた。
だが軽さではかつての自分に負け、終盤は《熱血龍 バトクロス・バトル》がいるために実際のところ、余り目立たない。

一応《次元龍覇 グレンモルト「覇」》の殴り返しに対応していると思われ、多彩な部分をどう活かせるかがポイントとなりそうなカードになった。


関連カード

勇気伝承 ゲット Jr. 火文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 2000+
マナ武装 3:自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーはコスト4以下のクリーチャーに攻撃されない。
マナ武装 5:自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、このクリーチャーは「パワーアタッカー+4000」と「W・ブレイカー」を得る。

龍友伝承 コッコ・ゲット 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 3000
マナ武装 3:自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは1より少なくならない。
マッカランの息子として登場。イマイチモルトと噛み合ってない気もしないでもないが、モルトの友であるらしい。
…しかし、登場が遅すぎるし、そもそもむしろリンクウッドのほうが目立っている気がする。


アニメでの活躍

アニメ『デュエル・マスターズVS』では度々マッカランやマッカラン・ファインとして登場する。
だがこいつを出した回にもかかわらず勝太が「マナ武装?」とか言ってるシーンがある。マッカランは泣いていい。


余談

  • 「マッカラン」はスコッチ・ウイスキーの一つ。その中に「ザ・マッカランファインオーク」なるものもある。
    また「ボナパルト」もウイスキーであり、「マッカラン・ボナパルト」はウイスキーの銘柄を並べると共に、フランスの英雄「ナポレオン・ボナパルト」をイメージさせる名前にしたのだろう。

  • グレンモルトの父親の盟友ポジションということで、リュウセイに対するガイアールとか、鬼丸に対するカイザー「勝」とか、テスタ・ロッサに対するクロスファイアとかそういうポジションなわけだが、それまでのクリーチャーが主役と並ぶ活躍を見せたり、主役格を奪いかねないほどに現実でも活躍した(「勝」は最初こそ残念ビクトリーだったが「刃鬼」でデッキタイプを築き上げた)のに対し、マッカランは優秀なウィニーであるため活躍こそしているがなんとなく地味。
    かつストーリーでもアイラに若干出番を食われているフシがある。まあアイラちゃん可愛いからしかたないね…。
    そもそも主役の「父親の」盟友だと若干うすい?気にすんな



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最終更新:2024年01月12日 17:34