登録日:2015/02/06 Fri 00:43:46
更新日:2025/06/22 Sun 02:37:28
所要時間:約 6 分で読めます
概要
本作の冒険の舞台。
名前の由来は「セブン+ユートピア」。
今回の黒幕の
クレイシアがプププランドから色を奪い作りだした世界である。
おかげでカービィの星は真っ白になってしまった。
このセブントピアは7つの世界に分かれており、それぞれが虹の各色に合わせた草原・砂漠・海岸…などといった、独特のロケーションの様を呈している。
7つの世界
名称は何れも「色名+ロケーション名」で共通。従来作のように韻を踏んではおらず、頭文字を繋げると単語となるようなギミックは存在しない。
ただ、虹の七色になぞらえた全7面という点は順番こそ異なるものの、『タッチ』から変わらず。
レベル1 グリーン バレー
最初の世界。
その名の通り、緑に満ち溢れた長閑な世界。
1-1 旅のはじまり
最初のステージ。
ステージに入るとチュートリアルがあるが2回目以降は飛ばせる。
最初のステージだから難易度は低い。しかし思いの外縦にも広いフィールドが多いので、くまなく探索する習慣をここでつけておきたい。
1-2 登れ!大樹の中
狭く縦に長い大樹の中を突き進むステージ。
後半になると大樹の上を進む。
ステージの最後の方では、何故かBGMのリズムに合わせてブロックが壊れるパートがある。
1-3 洞窟を抜けて
洞窟を突き抜けるステージ。
滝のギミックが登場し、カービィが水流に当たると操作が出来なくなる。
線を引くことで水の流れを防げる。
ボスは毎度おなじみ
ウィスピーウッズ。
攻撃パターンはスターやさくらんぼ、トゲトゲの実がなる蔓を伸ばした後、息を吐いてカービィを画面端に飛ばしたり、爆弾を落としてくる。
やっぱり最初のボスだからか強くはなく、スターダッシュを使うと楽に倒せる。連続タッチを頑張ればワンパンも夢じゃない。
因みにこのウィスピー、あくまでクレイシアがプププランドのそれを真似て作ったレプリカ的存在なのだが、その過程であろうことか
リンゴの木であることを失念していたらしい。定番のリンゴ落としを全く使って来ないのはその為。
まぁカービィが冒険に乗り出した動機もリンゴだったし……
レベル2 イエロー デューンズ
二つ目の世界。
グリーンバレーとは打って変わって、暑そうな砂漠の広がる世界。
2-1
掘って、進んで
砂のような黄色い「ほりほりクレイ」に埋まったステージ。
ほりほりクレイは線を引くことで掘れる。このステージ限定の敵「ドリコッタ」も掘ってくる。
ここのBGMは地上が
『鏡の大迷宮』のラディッシュルインズ、地下の遺跡パートがなんと
アニメ版カービィの
モスガバーの歌のアレンジ。どちらも中々に通な選曲である。
ちなみにこのステージ、大半を占める地下パートを丸々すっ飛ばしていきなりゴールに直行できる裏技があったりする。該当の裏ルートにはスターも配置されている為想定内ではあるらしい。カービィのamiiboを使うと簡単。
2-2 発進!カービィタンク!
カービィが戦車に変身し突き進むステージである。
嫌々爆弾を運んでは落としてくるラッカスの小隊を確実に撃墜していこう。
ステージ後半ではお馴染み「ルームガーダー」の新アレンジと共にブロントバートの大群が大挙襲来。
このステージの序盤と終盤で流れるテーマはクーのテーマのアレンジ。
2-3 古代の遺跡
夜の遺跡を探索するステージ。
古代って言ってるくせにレーザーがそこらじゅうから出てきたり、明らかに近代的な機械兵器「メカコッタ」が待ち受けていたりする。他にも全部笑顔にすると道を開く石板や倒れ込んでくるレンガの壁など、ギミック満載な面。
ある宝箱はどっかのゴリラのゲームみたいな隠し方をされている。
ボスはクレイシアがどこかで見つけた古文書をもとに作った兵器「バウンドグーン」。
本体の周りが粘土の装甲で覆われていて、一つだけある灰色のものはスターダッシュを使わないと壊せない。
レーザーを発射しながらステージ中を跳ね返るように移動し、ダメージを食らう度に巨大化。怒ると体表に電気を纏って迫ってくる。
2面のボスの割にかなり強い。
レベル3 インディゴ オーシャン
三つ目の世界。
涼しそうな海の世界だが、幽霊船らしき場所や深海の攻撃的な生き物たちもあり、なかなか只ならぬ雰囲気を呈している。
3-1 ながされて海の中
水流に流されたりして進むステージ。
プカプカ浮かぶ水中操作のクセにここで慣れておきたい。
後半には狭く細長い通路を激流に流されるはちゃめちゃなエリアも。BGMは『あつめて!カービィ』のボーナス面のアレンジだが、避けにくいゴルドーが結構いるので浮かれず残り体力に気を配ること。
3-2
デスドクロンの船
難破船を進むステージ。
その名の通り、触れると
一撃死の敵「デスドクロン」が
大量にいるので、慎重に、慎重に進んでいこう。
脱出するためのカギを、デスドクロンの親玉が握っていて出られない?それならこっちも
触れたヤツを全員吹っ飛ばす力 で対抗だ!
3-3 進め!カービィサブマリン!
今度はカービィが潜水艦の姿になって突き進むステージ。
カービィサブマリンは自動的に魚雷を3連射し、移動はタッチした場所を目指して移動する。魚雷を虹のラインでコントロールし、上下の対象を的確に狙っていきたいところ。
ラストには謎の共生生物「エニラム」との対決も。何気に体力バーを持つ唯一の中ボス。
ボスは海賊みたいなイカ、「スキッドランス」。
パイプを持っているがタバコ用ではなくブクブクとアワを出して楽しむものらしい。
攻撃パターンは、最初は触腕を使い攻撃し、ある程度ダメージを与えると自ら突っ込んでくる。
2面のボスが強かったがこっちは逆にそんなでもない。落ち着いて攻撃の予兆を観察しよう。
レベル4 ブルー スカイパレス
四つ目の世界。
雲の上の幻想的な世界……と思いきや、巨大な航空戦艦が空爆してくる物騒さも。ここら辺から難易度が急上昇する。
4-1 天かける虹
ほぼ強制スクロールで、雲の上を跳ねながら進んだり、上昇気流に乗ったりするステージ。
ここからの難易度が高く、各所で苦戦報告が見られた。宝箱がどれもこれも一瞬の判断に左右される一発勝負のものばかり。
難易度はかなり高いステージなのだが、BGMは今作屈指の神曲。25周年記念コンサートでは外伝作メドレーのトリに抜擢されたりもした。
4-2 大空を 炎にそめて
変な形をした空中戦艦「バストロン」による砲撃を受けながら進むステージ。
強制スクロールの中、照準から炎上する砲撃を掻い潜っていく。
一際大きなサイトによる主砲からの攻撃は危険だが、うまく狙撃を誘導させれば自力で壊せない障壁を壊せるかも……。
4-3 飛べ!カービィロケット!
今度はロケットに変身して、前ステージで散々砲撃してきた戦艦「バストロン」の中を突き進むステージ。
カービィロケットは前進で自動的に敵を倒してくれるぞ。
後半ではあからさまに押しちゃダメという大スイッチがあり、押すと艦の自爆装置が作動してしまう。ゲートのスイッチを全て作動させ、爆発する前に脱出せよ!
予めエリーヌの力を借り、脱出経路を描いておくといいだろう。
ボスはやたらとメタリックになったウィスピーウッズ。
かなり硬くなっておりカービィの普通の突進はダメージが通らないため、スターダッシュしか攻撃手段が無い。
だが、所詮はウィスピーウッズなので弱い。
攻撃パターンは同じだが、茂みから召喚する敵の中にはこの戦闘中にしか出てこない「バランパ」もいる。何気にフィギュアも貰っていない謎のレア敵。
レベル5 オレンジ ウッドランド
五つ目の世界。
空は常に夕暮れで、大きな樹木とキノコがたくさん群生している密林地帯。
5-1 森林の戦い
再びカービィタンクになり進むステージ。
不規則な軌道で飛び、邪魔をしてくる菌類のような敵「ファンガース」が曲者。一度撃墜しても分裂してうごめくので油断禁物。
ステージ終盤ではかなり大きな丸太がカービィを襲う。慌てて逃げるあまり前方確認を怠ると、奈落に真っ逆さまなので要注意!
5-2 ゴンドラドライブ
初登場のゴンドラに乗り、進むステージ。
このゴンドラは線を引いて動かすことが出来る。
見るからに痛そうな丸鋸と、ゴンドラに乗ってロープ伝いに電流を発生させる敵にご用心。
5-3 狙え!カービィサブマリン!
湖の中を再びカービィサブマリンになり進むステージ。サブマリンなら滝もすいすい登れるぞ。
黄色い猿みたいな「ダングルスロース」がたくさんいる。放り投げてくる爆弾にうまく対処しよう。
水中洞窟では好戦的なブリッパーの群れにも注意。サブマリンの機動性だと意外と避け切るのが難しい。
ボスは若干にやけ顔になったバウンドグーン。
シュノーケルを付けた見た目通り水中戦であるが行動パターンは同じ。
こちらも水の浮力で上下に動きやすいので、2面の時より楽かも。
レベル6 レッド ボルケーノ
六つ目の世界。
マグマと火山まみれの暑苦しい世界。今回のマグマは触れると即死なので注意。
6-1 熱い想いを むねにひめ
という訳でとりあえずマグマだらけのステージである。
後半では再びゴンドラに乗り、マグマの海の上をハイスピードで駆け抜ける。
そしてバストロンがまさかの再登場。上手く砲撃をかわしながらパズルピースを回収できるだろうか。
6-2 空中戦艦ふたたび
カービィロケットになり、再びあの空中戦艦に突撃するステージ。
大型丸鋸など、ロケットでもダメージを受けるギミックが多くなっている。
でもやっぱり自爆スイッチはある。しかし今回の脱出経路は複雑なので、確実にわかりやすくルートを記してから進もう。
脱出できた、と思っても、最後の直線での落ちてくる天井に潰されないように!
6-3 恐怖のマグマ火山
下からマグマが迫ってくるという、よくあるゲームのトラウマになりがちなシチュレーションのステージ。
ちなみにある地点では温泉が湧く。
このステージの宝箱から手に入る「カービィメドレー」は音MAD御用達の曲が勢ぞろいと専らの評判
ボスはカービィの戦いの後、猛特訓の末、マグマに耐えられるようになったスキッドランス。
陸の上なので戦いやすい、と思いきや、下からの触腕が床を破壊し、マグマへの転落を誘発するので繊細なライン遣いが試される。
スキッドランス曰く「自分にボスは向いてないのではないか」とのこと。でも即死ギミックに目を付けたのは良い発想じゃない?
レベル7 パープル フォートレス
七つ目の世界。
ガラクタ工場だったり謎の宇宙空間だったりよくわからない世界。
余談だが、虹の色における「紫」の英語表現は「バイオレット」の方が一般的だったりする。
7-1 潜入!ガラクタ工場
テレビとかがたくさん落ちてるガラクタ工場を進むステージ。
カービィや敵に反応して開く扉がある。センサーが何も感知していないと閉まってしまうので、虹のラインに沿って転がる鉄球も上手く使って道を開こう。
7-2 カービィとカービィ
カービィが二つに分かれるギミックが目玉のステージ。
前半部分はカービィがそれぞれ別の場所を移動するため忙しい。
後半では二人のカービィが合流し、カービィをぶっ飛ばしてブロックを破壊したり、敵を倒したりする。
7-3 ワンダースペース
イルタイルという何でも口にする謎の生命体がたくさんいる、奇妙な空間を進む実質最終ステージ。
イルタイルが飲みこんだ物は別の場所に生える尻尾から出され、それを利用して進んだりもする。
流石に高速で動くものは口にできないらしいので、どうしても目の前を強行突破したいならスターダッシュで。
それでも宝箱をとるべくひしめき合う場所を通過するにはかなり神経を遣う。これまで培ってきた技術で、慎重かつ大胆に進むべし。
ボスは黒幕のクレイシア。
攻撃パターンはトゲの玉のような「クレイボール」を出して来たり、カービィ付近に線を描けないようにして上からレーザーや爆弾で攻撃して来たり。後者は本を読みながら行う余裕っぷり。
また体力がある程度減ると、怒って新たに粘土でげんこつを作り攻撃してくる。
そしてクレイシアを倒すと正気に戻り、ハッピーエンド…とはならないのがいつものパターンである。
追記・修正は金メダル、宝箱、ひみつノートを全て集めた方にお願いします。
- 名前の由来は「セブン+ユートピア」らしい(二ンドリインタビューより)。 -- 名無しさん (2015-02-09 14:53:43)
- 2面のバウンドグーンそんなに強かった?妥当だと思うけど。 -- 名無しさん (2015-10-08 12:26:30)
- ↑少なくとも3面よりは強かったと思う 個人的に -- 名無しさん (2016-05-04 19:16:45)
- 本作屈指の神曲である4-1のBGMを作ったのが期待の新人でもある大原さんである。 -- 名無しさん (2018-08-14 20:12:00)
- 氷レベルが無いのは意外だ -- 名無しさん (2019-12-06 18:33:29)
- 6面のイカは言うほど弱体化してないと思う。即死要素が追加されて、崩された足場にも気を配りながら立ち回る必要があるから -- 名無しさん (2021-05-19 16:33:40)
最終更新:2025年06月22日 02:37