ウィスピーウッズ

登録日:2014/01/30 Thu 05:01:45
更新日:2025/03/18 Tue 12:45:21
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ウィスピーウッズとは、星のカービィシリーズに登場するボスキャラクターの一体である。




概要


ほぼ全ての作品に登場している、顔のついた巨大な木のキャラクター。
リンゴの木らしく、頭上からリンゴを降らしたり、口からカービィのような空気弾を吐いたりして攻撃する。
作品によっては、顔に触れるとダメージを受けたり受けなかったりとブレがある。


出演作品では常に「ゲームで最初に戦うボス」という絶対的なポジションを築いている(例外もあるが、星のカービィシリーズに限らず「ゲーム序盤に登場するボスの代表格」ともいえる。)。
何故なら最初のボスらしく非常に弱いから。
やってくる事がだいたい上記の攻撃ぐらいしかないので、慣れれば初心者でもどうという事は無いのだ。

というか、それ以前に木だから大概動けない。
つまりただのでかい的。
コピー能力を採用している作品では、開幕から鬼殺し連打などで速攻落とされることもザラである。
もっと言えば根元がシリーズにほぼ共通している安全地帯でもあり、ここに潜り込むと殆どの攻撃は当たらなくなってしまう。
これらのあからさまな弱点が、最初のボスにセッティングされる所以。

つまり、ウィスピーウッズのアイデンティティーとは
初心者にボス戦の流れを掴ませることで、最初の関門を乗り越えさせるための登竜門なのである。
彼に勝利した時、改めてその『星のカービィ』の本当のスタートを切ったと言える。


倒された後はトホホ顔で涙を流し、これもシリーズの定番と化している。
彼の一粒の涙を背に、今日もカービィは只我が道を行く…。



ただ、最近は多芸な傾向があるので弱いとは言い切れず、油断できない。
作品によっては普通のウィスピーウッズより厄介な強化版が登場することもある。
自然の脅威を舐めてはいけないのだ。



ウィスピーウッズさんの輝かしい歴史


亜種や強化版については後述する。
なお、特筆しない限りはすべて最初のボスとして戦う。

星のカービィ

全ての始まり。
初期の彼はデデデ大王の手下という設定であり、プププランドの秘宝「きらきらぼし」の一つを持っていた。
ボス前に2段の足場を降りていき落ちた先で初めてウィスピーウッズが現れる…という流れで始まる。この当時は本体に接触時のダメージ判定があった。
ボスの攻撃を吸い込んで吐き出す、というボス戦の基本のチュートリアルのような立ち位置。
後に最終レベルのマウントデデデでも再戦することに。

エクストラモードではまさかのゴルドー落としでプレイヤー達を恐怖に陥れた。
(カービィの体力6に対してゴルドーの接触ダメージは3)

ちなみに容量節約のため、キャラクターとしてのドット絵は楕円形部分しか用意されていなかったとの事。
要するに初代のこいつは内部処理上は巨大な木の背景の前に目と口に見立てた楕円形を3つ配置してあるだけだったんだとか。
勝利時の涙目の表情もよく見ると口のパーツは左目のパーツの流用だったりする。

星のカービィ 夢の泉の物語

相変わらず。
今度は7本に分けられたスターロッドのうち1本をデデデ大王から預かっていた。
ボスとしては特筆すべき事柄が無いぐらいに何も成長していない。
前作では能動的な攻撃手段がなかったが、本作からコピー能力が登場。相当楽になっている。
デデデも努力でホバリングを習得したのに…。


カービィのピンボール

ウィスピー台のボス。
本作は台を自分で選べるため、番外編とはいえ初めて「最初のボス」というポジションが崩れた。
リンゴ落としのほか、空気弾で中央のワープスターに押しやろうとしてくる。
フリッパーにゴルドーが当たると一定時間操作できなくなってしまう。


カービィボウル

障害物として登場。1ステージに複数登場することも。通称アオダモ。
当たるとムスッとした顔をされるだけで倒せないが、唯一スパーク能力の発動中だけは倒せる。
ちなみに他の能力を使いながらぶつかるとムスッとする代わりに泣き顔になる。


星のカービィ2

何故かうずまき模様のメガネとマスクをつけている。
そのため最初のうちは空気弾を吐かないが、一定ダメージを与えると顔を露出して解禁する。
新技として根元から根っこを突き出す攻撃が追加された。落としたリンゴを息で吹き飛ばすという小技も使ってくる。
また、根元に密着しようとすると接触ダメージを喰らうので近づけない。

撃破後にもう一度訪れると、星のかけらを集めるミニゲームに挑戦できる。


星のカービィ スーパーデラックス

足場2つを降りてスタートというとこまで含めて相変わらず。
最初のボス以外では「メタナイトの逆襲」にもボスとして登場(下記のツインウッズと連戦になる)。
敵以外では「白き翼ダイナブレイド」のエンディングにも登場している。

また、初めて亜種のツインウッズが登場した。
原種と違って毛虫やゴルドーを落としてきたり、互いの体を入れ替えたりするが、結局ただのデカい的。


カービィのブロックボール

ステージ8のボスに昇格。同じ常連ボスのクラッコより上である。
攻撃手段はゴルドー降らしに空気弾と珍しくリンゴ降らし攻撃が無い。
上方向にトゲがない上に本人は一切動かないのでバーニングを持ち込めていたなら簡単に倒せるはず。
ちなみにこいつがいるステージ8の真エンドを見るために必要なスコアボーダーは138000点と他ステージのボーダーと比べて飛び抜けて高い。
そのためスコアが全く伸びないステージ9と並ぶステージ11解放への鬼門として苦戦させられることになった。


星のカービィ3

今回は口から空気弾の他に果物を吐き出すようになった。
顔に近づくと鼻で突っついてくる。
そして体力を半分まで減らすと、なんと怒って自力で歩き出す。
あのウィスピーウッズが自分の根っこで歩けたという事実に多くのプレイヤー達が驚愕した。熊崎作品におけるウィスピーの原型だろうか?
表情も普段のぬぼーっとした時とは打って変わって怖い。そうでなくてもギャップがありすぎである。
なお、この作品のみ倒されると泣き顔にならずのっぺらぼうになってしまう。
レベル1のハートスターを全て集めると正気を取り戻す。


カービィのきらきらきっず(SFC版)

おはなしモードの対戦相手「ワドルディ」の背景に登場。
ほしのかけらを渡したくないために反撃するワドルディに対し、カービィと一緒に驚いていた。


ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ

ステージ「プププランド」の背景として登場。
時々口から息を吹いてファイターを押し出そうとする。


星のカービィ64

ウィスピーJrという3体の子供が登場。
最初はウィスピーJrが攻撃してウィスピーウッズはリンゴを吐き出してくるだけだが、
子供達が倒されると一転して怒り出す。
大量のリンゴを撒き散らし、空気弾や4本の根っこで攻撃してくる。
この作品では画面奥にいるウィスピーウッズに直接攻撃が出来ないため、この根っこにダメージを与える必要がある。


コロコロカービィ

3-1と6-1に登場。
ボスではなく、ワープ土管的な役割を持たされた。
3-1にいる個体は6-1に、6-1にいる個体は8-1にワープさせてくれる。


大乱闘スマッシュブラザーズDX

ステージ「グリーングリーンズ」の背景として登場。
やはり息を吹いてくるほか、低確率でリンゴも落とす。

「プププランド」も続投しているためそちらにも当然登場。


星のカービィ 夢の泉デラックス

リメイクでも成長無し。
グラフィックが綺麗になったことで、ウィスピーもリアルな感じになった(顔以外)。
ただ、心なしかオリジナル版と比べてステージが狭い。
また、「かちぬきボスバトル」ではクリアタイムが記録される都合上、すっぴん強制のウィスピーウッズは吐息を使わずさっさとリンゴを落としてもらうことを祈る運ゲーポイントとなっている。


星のカービィ(TVアニメ版)

ププビレッジの外れにある、ウィスピーの森の王者として登場。
これについては後述。


カービィのエアライド

シティトライアルのオブジェクトの一つとして登場。
何度も体当たりすると泣きます。
クリアチェッカーの「すべての木を破壊する」の対象にキッチリ含まれるため、
コンプ狙いのプレイヤー達は罪無き彼へ追突することを強いられている
さらに一部のイベントでは、周りの木々を壊されてしまうことも…。
「環境破壊は気持ちいいぞい!」


星のカービィ 鏡の大迷宮

アクション系では初めての不参加。
代わりに亜種のキングゴーレムが同ポジションを勤めた。


タッチ!カービィ

サブゲーム「ペイントパニック」のお題の一つに混じっている。


星のカービィ 参上!ドロッチェ団

今回はメニュー画面の背景での登場のみとなり、一面ボスはデデデ大王が務めた。
本当にただの背景で、ピクリとも動かなければOPデモの段階から既にタイトルで顔も隠れてしまっている。不憫。まあ出られただけマシか。


大乱闘スマッシュブラザーズX

「グリーングリーンズ」ステージが続投したため同じように登場。
また、シールとしても登場している。


星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

オリジナル版と変わらず。
細かい変更点では「銀河にねがいを」のツインウッズが色違い化+体力増強。
追加モード「大王の逆襲」ではウィスピーウッズ リベンジという強化版も登場した。

サブゲーム「タッチ!刹那のカルタ取り」にも札の絵で登場する。


毛糸のカービィ

ゲーム終盤、「プププランド」の最初のステージ「グリーングリーンズ」の最後に中ボスとして登場。
カービィ側はビッグロボに変身した状態で戦う。
リンゴと空気弾による波状攻撃がそれなりにキツい。
二人プレイだとパンチ攻撃で瞬殺できる。
また、亜種にツイッギーウッズが登場した(ボスではない)。


あつめて!カービィ

ウィッキーウッズ~ゴロスタンまでいろいろと小型~大型ザコの亜種が登場した。

ウィスピーウッズ自身は歴代に比べると身長がやや高く、戦闘中も変化する。
最初は顔が画面内に収まっているが、ダメージを受けると胴体を伸ばすため届かない。
ダルマ落としの要領で胴体を一つずつ壊していく必要がある。胴体からはキノコが生えてカービィを弾き飛ばしたり、トゲが生えてダメージを与えてきたりする。
落としてくる物はリンゴではなくイガイガの木の実、イガボールになっており、怒り出すと連続で落下してくる。
この木の実は後半にサイズが大きくなるのだが、砕け散ってからしばらくの間もなぜか攻撃判定が持続しているため
もう大丈夫だろうと思ったらカービィがダメージを受け、釈然としない気持ちになったプレイヤーもいるのでは?

最終エリア「ネクロネビュラ」では紫色のウィスピーウッズと再戦する。
ちょっと耐久力が増えたことを除けばだいたい同じ。


一部のサブゲームにも登場。

カービィのたいけつ!ピンボール

画面上の奥に陣取っており、3パターンの空気弾攻撃を行う。
また、左右をリトルウッズが守っている。

空中探検隊EOS

前衛のデラデラッポン3体に守られる形で登場。
デラデラッポン達が種をばらまいて攻撃する他、ウィスピー自身もイガイガの木の実(2種類あり)を落としたり
鼻をミサイルのように連射してくる。


星のカービィWii

攻撃パターンは途中までいつもと変わらないのだが、ある程度ダメージを与えると巨大化
なんと画面全体に及ぶ超強力な吸い込み攻撃を行ってくる。
あまりに吸引力が強く、カービィのダッシュでも徐々に引きずられてしまうほど。
更に吸い込み中は極端に被ダメージが減ってしまうなど、普通のウィスピーウッズとしてはかなり強化されている。
もはや弱かった頃のウィスピーさんではなくなったのか…。

エクストラモードでは強化版として「ウィスピーウッズEX」も登場した。


星のカービィ 20周年スペシャルコレクション

スマブラデスマッチEXでまさかの最後の相手を勤める。
他に登場する敵が殆ど中ボスばかりだったので、このセッティングに驚かされたプレイヤー多数。
攻撃パターンはWiiのエクストラモードの時とほぼ一緒。
この時点で残り時間も少なくなっているため、とにかく速攻をかけないとスコアに響く。


星のカービィ トリプルデラックス

本人の出番はないが、亜種のウィスピーフラワーズが最初のボスに就いた。後発の作品でのウィスピー達の強さの原点はこいつとも言えるかも…?
キーホルダーには登場している。


大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

WiiU版でフィギュアが登場。
3DS版では新ステージ「プププランド」(SPでは「プププランド GB」)の背景の扉に絵が描かれている。

両作品とも、DLCで登場した「プププランド(64)」では64版と同じように背景兼ギミックで登場。


タッチ!カービィ スーパーレインボー

レベル1「グリーン バレー」及びレベル4「ブルー スカイパレス」のボス。
ツタを伸ばしその先にトゲの実を実らせてカービィの進行を妨害する。
時折爆弾を落としたり、息を吹きかけてカービィを画面端にとばす攻撃を行う。
このとき、クッションとなるように線を描くとそこにとどまる。

レベル4になるとメタル化し、通常攻撃ではダメージが通らず、スターダッシュで攻撃していくこととなる。
今作の個体はクレイシアが生み出したものという設定で、クレイシアが書き忘れたためリンゴ攻撃が存在しない。


星のカービィ ロボボプラネット

サブゲームの「みんなで!カービィハンターズ」のクエスト3のボスとして登場。
セオリー通り、全く動かず空気弾で攻撃やリンゴや毛虫を落としてくる。
ある程度体力を減らすと、画面奥に移動して空気弾やリンゴ、さらにはプレス攻撃まで繰り出すようになる。
なお体力低下後のパターンは大体フラワーズのそれと同じである。
一応、設定上本編にも登場することはするのだが…。


みんなで!カービィハンターズZスーパーカービィハンターズ

『ロボプラ』のカービィハンターズと同じ。ランクが高まるにつれ、ゴルドーや毛虫を落とす、飛び跳ねが速くなる、リンゴが葉をプロペラのようにして飛んでくるなど強化されていく。
『スーパー』は行動や基本のモデルこそ変わっていないが、『スタアラ』に合わせてフサフサになっている。


カービィ バトルデラックス!

亜種のミニスピーウッズが登場。


星のカービィ スターアライズ

ワールド1「へいわなくにプププランド」のステージ4「フルーティフォレスト」のボスとして登場。二つ名は「森の番人」。
1面ボスではあるものの、1面のラストをデデデ大王が担当しているため中間ボスのような扱いとなる。

今作ではジャマハートに操られているようで、紫色のオーラを纏っている。
攻撃は今までどおりの空気弾とリンゴ落としで、体力が半分になると巨大化。
更にジャンプして中央に陣取り、カービィとフレンズを2人ずつに分断する。この状態で反対側のヘルパーが倒されると復活させられないので注意。
また、画面を埋め尽くす量のリンゴを落とす「大豊作リンゴフェスティバル」を使うようになる…が実は画面端が安置。

通常のリンゴの他、黄色く光って地面に落ちると炎上する爆弾リンゴ「バーストフルーツ」を落とすことがあるが、実は水属性の攻撃を当てると普通のリンゴになり、中から回復アイテムが出てくる。
これは本作のウィスピーウッズ系統全てに共通する。
ただ、後述の弱点もあってウィスピーウッズに水属性で挑む人は少ないと思われ、気づかない人も多い。

火属性が弱点であり、で燃やし続けると終いには黒焦げになってしまう。環境破壊は気持ちいいZOY!
ちなみに倒すとフレンズにする事が出来る。流石に連れて行けはしないが、ジャマハートから解放して貰ったお礼に大量のフルーツやポイントスター、イラストピースをくれる。
また、黒焦げ状態でフレンズにしてあげると、フルーツではなくたこ焼き、ホットドッグ、チキンといった火の通った食べ物が出てくる。


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

ステージギミックの他にスピリットでも登場。
スピリッツバトルでは5体の赤いカービィとグリーングリーンズで戦うが、ウィスピーウッズ自身は元々ギミックで登場してるためカービィは色もあってりんご役と思われる。
スマブラにおける息でファイターを押し出す技がパワーアップしたかの如くステージ全体に強風が発生するため無策ではまともに戦う事すら不可能なので、ステージ強風無効のスキルは必ず装備するべし。

スピリットとしての性能は防御型のアタッカーでスロットは1だが『スターアライズ』と同じく炎が苦手のデメリットスキルを持っている。
ちなみに階級はACEで、シリーズ常連ボス仲間で同じくスピリットで登場しているクラッコより階級が上である。


カービィファイターズ2

ツインウッズが再登場。また、スティック能力のレア帽子にウィスピーを基にしたものがある。


カービィのグルメフェス

フリーロールやグルメランク33で解禁されるバトロワ用ステージ「ウィスピーステージケーキ」で登場。
本作が食べ物の世界観からか馴染みの敵キャラはお菓子っぽいデザインになっており、ウィスピーも同様にお菓子っぽいデザインになっている。
バトロワではウィスピーにぶつかるとイチゴを落とすが、もはや当たり前のようにたまに大ジャンプして移動する事もある。
そして何度もぶつかるといつも通り涙を流してイチゴを落とさなくなるが、今回はやたらタフなためバトロワではあまり見ない光景でフリーロールで初めて見た人が多いと思われる。


星のカービィ Wii デラックス

原作のストーリークリア後の追加エピソード「マホロアエピローグ」では、ポップスターのボスが大幅強化されて立ちはだかるのだが、唯一ウィスピーウッズに該当するボスが存在しない。
余りに不自然な扱いとなったその理由は、とんでもないものであった…。

それと条件を満たすとマホロアランドに遊びに来る
お前動けたんかい!というツッコミがあったのは言うまでもない。(一応3では歩けたが…)


亜種


ツインウッズ

初めての亜種。
左右にウィスピーウッズが2本立ち並んでいるからツインウッズ。
なんとも安直な発想である。
しかし2体も登場するためにステージが狭く、左右からの攻撃を避けにくい。
新技として体の一部をスライドして入れ替えたり、顔を回転させて毛虫やゴルドーを降らしまくる攻撃を持つ。

体力はそれぞれゲージの半分を受け持っている。
なので片方を倒すとその顔からの攻撃は来ないが、ゲージ自体が半分を切った時点で攻撃が激しくなる事に注意。

ヨーヨーのゲイザースパイラル連発やクラッシュで同時に倒すのは誰もが一度はやるだろう。

ちなみに、ステージ構造の関係で密着しなくてもカッターのファイナルカッターを使える。

『カビファイ2』では体力を共有するようになっている。体入れ替え攻撃は3Dでは無理があったのかなくなっているが、代わりに巨大リンゴ攻撃が追加。空気弾やリンゴの落とし方も近年の作品を基にした厄介なパターンが増えている。

ウィスピーJr

ウィスピーウッズの子供。見た目はちっちゃな切り株のような木。
ピョンピョンと跳ね、口から小さい空気弾を吐く。
3体とも2回の攻撃で倒れる。

キングゴーレム

エリア2「ムーンライトマンション」の主(エリア1にボスはいない)。
石造りの塔に顔がついたような敵で、小さな前足がある。
詳しくはリンク先を参照。

ウィスピーウッズ リベンジ

葉が紫色に染まったウィスピーウッズ。
リンゴの中に新たにリンゴが含まれており、吸い込もうとすると爆発して逆にダメージを受けてしまう。
口から竜巻状の空気弾を吐き出すようになった他、単独でもツインウッズの毛虫・ゴルドー降らしを行うことが可能。
毛虫はサイズが大きいのに加え量が多く、こちらもすっぴんで吸い込むとダメージを受けてしまうため非常に厄介。
ただし、根元が弱点なのは変わらず、鬼殺しなどでほぼほぼ何も出来ずにやられてしまうことも。

ツイッギーウッズ

見た目はウィスピーウッズと似ているが、ちょっと違う。
ゴルドーを降らして攻撃するが、紐を引っ張ると縦に縮んでその上に乗っかれるようになる。

ウィッキーウッズ

髭と眉毛があるナイスミドルなウッズ。
口から息を吹きかけてカービィの進行を妨害する。
背景扱いなので倒せない。

リトルウッズ

小さなウッズ。口から空気弾を吐いてくる。
こっちはカービィを7回ぶつけると倒せる。
頭に葉っぱが生えているものは、頭を攻撃すると何かしらのアイテムが出てくる事も。

タワーウッズ

何段にも顔が積み重なっているウッズ。
尖がった鼻がこちらを向いている時にぶつけてもダメージを受けてしまうので、背を向けた時に。
鼻先がキノコになっているものはぶつかっても跳ね返されるだけで無害。

ラフティーウッズ

イカダ代わりにされるウッズ。
はじめは穴のあいた木に擬態しているが、中にカービィが全員入ると正体を現す。
カービィボタンを連打するとなぎ倒し、そのまま川の流れに乗って移動できる。

グラグラウッズ

根元が既にくびれていて倒れる直前のウッズ。
ラフティーウッズに乗って川下り中のカービィ達に対し、行く手を塞ぐどころか押し潰そうと倒れこんでくる。
何度もカービィをぶつけて押し合いに勝てば、そのまま後ろに倒れて足場になってくれる。

ゴロスタン

巨大な丸太の敵。これだけ名前にウィスピーもウッズもつかない。
常に狭い通路を転がっており、わずかに空いている隙間に入ってやり過ごさないと潰されてしまう。

ウィスピーウッズEX

エクストラモードに登場する強化版。
見た目はウィスピーウッズ リベンジと全く同じ。
やはり毒リンゴを落とすほか、根っこ攻撃が復活。
更に吸い込み中もリンゴを落として妨害しにかかってくる。
この当時は「歴代最強のウィスピーじゃね?」と言われていたが・・・

ウィスピーフラワーズ(DX)

浮遊大陸フロラルドに咲く一輪の花が、タランザの魔法で急成長したもの。
頭が花のようになっており、落とすものはテニスボールみたいな黄色い花粉弾に。

通常・DX版ともに一面ボスらしからぬ強さで話題となり、歴代ウィスピー最強候補に登りつめている。
詳しくはリンク先を参照。

気になるウィスピーさんとの関係だが、ご丁寧にも公式で

あの有名なウィスピーウッズさんとの関係は不明である
などと言われている。

ウィスピーボーグ

ハルトマンワークスカンパニーによって無残にもサイボーグに改造された姿。
本編では『SDX』のヘビーロブスター以来久々となるボス戦外での襲撃を行ってくる。
生身の部分が消滅し、脚が4脚のドリルになっており、口にはミサイルキャノンを装着するなど、改造前の面影はどこにもない。
画面内を縦横無尽に動き回るなど、フラワーズ同様超アグレッシブな一面も持ち合わせている。
『3』で歩き回った件を念頭に置いたとしてもかなりショッキングな姿である。

ミニスピーウッズ

「あつめて!リンゴマッチ」で生えている二本組の小さなウィスピー。プレイヤーは彼らに攻撃を加えて落とさせたリンゴを集めることになる。たまに金のリンゴが実ると笑顔になる。

ユグドラルウッズ

長い年月を生けてきた樹木の王。スターアライズステージ4-2「小惑星フォルナ」とステージ4-18「エクストラスターδ」のボスで、二つ名は「残桜の古樹」。
赤い葉っぱが眉毛や髭のように生えている。二つ名通り桜の木らしくリンゴの代わりにチェリーを落とす。
強化版ウィスピーといった戦法で、吸い込み攻撃の追加の他に「タッチ!」シリーズに登場したブレドーも落とす事がある。
ブレドーは地面に落ちるとそのまま外側に転がっていくので注意したい。
巨大化しての分断後も三回ほど大ジャンプで攻撃してくる。
ちなみに、大量に降らせてくるチェリーの中に1つだけ金色のチェリーが混ざっており、吸い込むことでフェスティバルをコピーできる。
エクストラスターδでは、フレンズスターに乗って戦うこととなる。

なお、フォルナではウィスピーとの連戦となる。
チェリーは美味しくないのか食べるとダメージ。

もちろん焼ける。

アナザーウッズ

敗れ去った幾多ものウィスピーウッズの思念が集まり生まれた存在。二つ名は「異界の面樹」
見た目はとにかく真っ黒なウィスピーウッズという、スターアライズにおけるアナザー〇〇が何なのかを的確に表している。
基本的にユグドラルウッズと似た戦法をとるがかなり激しくなっている。
ご丁寧にも挑戦前にファイアが手に入るので焼ける。

トロピカルウッズ

星のカービィ ディスカバリーで登場した新たなるウィスピー種。二つ名は「南国樹」。
お馴染み空気弾の他に巨大なココナッツを降らせたり、体力が減ると巨大な根っこを生やしたり金網でガードまでしてくる。
これまで本編シリーズではずっと1面ボスだったウィスピーウッズとその亜種だが、本作ではちゃっかり2面ボスに昇格していたりする。

幻国樹 トロピカルウッズ・幻

クリア後に登場する謎の空間、「絶島ドリーミー・フォルガ」のステージ2「フォルガトゥン・ブルグ」に登場するボス。
本作のラスボスの思念によって生み出された存在で、葉の色は青紫色になっている。

これまでの強化版と同じくゴルドーを降らしたり空気弾を3回連続で吐いてくる。
体力が減ると迷路のように金網を作り、さらにゴルドーまで降らせてくるので視認性も悪く非常に厄介。
特に全方位への空気攻撃は回避方法が「根っこを壊さずに上に飛び乗ってそこからホバリングする」のみというとてつもない初見殺しとなっている。

???

ゴロスタン以来、ボスとしてはキングゴーレム以来のウィスピーもウッズも冠さないボス。樹木系ボスの集大成といえる存在。


テレビアニメ版



CV:細井治

前述のようにウィスピーの森の王者として君臨する。
心優しい性格だが同時に頑固者でもあり、融通の利かないところもある。
また、彼の生み出すリンゴは特別な力を持つ。


初登場は5話「怒れ!ウィスピーウッズ」。
この時は森に迷い込んだカービィ達を迷わせ、弱ったところを成敗しようとした。
が、これこそがゴルフ場建設を目論んでいたデデデ大王達の企みであり、デデデは悠々とウィスピーウッズを切り倒し、力を失ったウィスピーの森は一本残らず伐採されてしまった。
しかしオープン当日、ゴルフボールにされたカービィが(ウィスピーに食わされた)リンゴを吐き出すと、何とそこからウィスピーウッズが再生。
最後はウィスピーの力で再び元の森に戻り、ゴルフ場の面影は跡形もなく消え去った。


その後もゴルフ場のを諦めないデデデ大王との攻防は続き、
ある時は意思を持った一輪の花を刺客に差し向けられて色ボケし、
ある時は親友のアコル(同じ木)が狙われそうになり、
更にはエコツアーに便乗したデデデ達のせいで森林火災が発生、あわや一帯が焦土となる所であった。
特に火災の件は、元凶のデデデとエスカルゴンを道連れにする覚悟を固めていた辺り、彼の自然を愛する気持ちは本物と言える。






追記・修正はリンゴが好きな方にお願いします。


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最終更新:2025年03月18日 12:45