衝撃のロウバンレイ

登録日:2015/03/10 Tue 21:20:43
更新日:2024/05/04 Sat 07:52:50
所要時間:約 4 分で読めます








駆け抜けた後には、ただ消し炭が残るのみ。




概要

ロウバンレイが纏う灼熱の羽衣は、近づく者を一瞬で蒸発させる。

衝撃のロウバンレイとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。

DM-20「不死鳥編 第2弾 魔闘竜×機兵団(ジ・アルティメット・ノヴァ)」にて初収録。レアリティはレア。
再録にも恵まれており、DMC-30「ティラノ・ドレイク・クラッシャー1/2」、DMC-32「マーズ・フラッシュデッキ」、DMC-41「ワイルド・キングダム」、DMC-61「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」などでも収録された。
この再録の頻度は、不遇種族のブレイブ・スピリットの中ではかなり恵まれている方。

サポート中心のブレイブ・スピリットの中では、単独でも働ける攻撃要員。
強力なブロッカー破壊と速さを誇る。

スペック

白と黒が交わる時、正義の名を叫ぼう!
その名はロウバンレイ!

衝撃のロウバンレイ R 火文明 (5)
クリーチャー:ブレイブ・スピリット 1000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
自分のティラノ・ドレイクまたはブレイブ・スピリットが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

自分のティラノ・ドレイクまたはブレイブ・スピリットが攻撃する時、ブロッカーを一体強制で破壊する。
ロウバンレイ自身もブレイブ・スピリットなので、ブロッカー破壊を行える。

この効果はサポートも行えるうえに、ロウバンレイ自体の攻撃性を高めており強力。
味方のティラノ・ドレイクなどに、後に登場したGENJIのアタックトリガーと同じ効果が付与されるのだ。
相手がブロッカーデッキの場合は、あっという間に場を壊滅させることが可能。

そしてロウバンレイはスピードアタッカーを所持している。
そのため、バトルゾーンに出たターンからブロッカー除去を行えるので、効果が無駄になることが少ない。

とは言え、この効果は決して安定した物でもない。
まずロウバンレイ自体のパワーが低いため、火力による除去や殴り返しに弱い。
その上に、デメリットの負担をさらに重くするかのような強制攻撃のデメリットも付いている。

この場合では、バトルゾーンに相手のブロッカーが2体以上いる場合が苦しい。
1体を破壊しても、残ったブロッカーにブロックされるとほぼ確実に墓地に行くこと待ったなしである。
そしてpig持ちブロッカーなどに引っかかる可能性がある点も痛いか。

だが、こういったデメリットを考慮しても種族デッキでは大活躍できる突破力がある。
ティラノ・ドレイクの種族デッキには、ブロッカーを破壊する突破口として採用したい。
ティラノ・ドレイクのサポートはもちろん、ロウバンレイ単独で相手に突撃できる性能がある。

後のエピソード1において、指定種族以外は同じ効果のGENJI・ボーイが登場したことも、ロウバンレイの強力さを示している。

派生カード

撃滅のロウバナスカ C 火文明 (5)
クリーチャー:ブレイブ・スピリット 4000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)

DMRP-11「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」にて登場した、低レアリティ枠におけるロウバンレイのパロディカード。
パロディネタと枠を埋めるだけに用意されたと言わんばかりのハズレ枠性能であり、低すぎるスペックと不遇種族カードなど使う理由がない。
というかブレイブ・スピリットとしてもティラノ・ドレイクデッキに入る余地はなく、正直不死鳥編時期の基本エキスパンションの低レアとしても使われないレベル。

ガンブルマン <バンレイ.Star> UC 火文明 (5)
スター進化クリーチャー:ビートジョッキー/ブレイブ・スピリット/レクスターズ 8000
スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、自分の火のクリーチャー1体また火のタマシード1枚につき、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する

まさかの《ランド覇車 ガンブルマン》と共鳴してレクスターズ化したロウバンレイ。
cipで自軍の火のクリーチャーとタマシードの数だけブロッカーを強制で破壊する。バンレイ.Star自身もカウントするので最低1体は破壊される。

アンコモンとして見れば弱い訳でもないが、ブロッカーメタ特有の非ブロッカー相手には腐りやすい点や高い効果を出すには場のクリーチャーを展開しないといけない点が難点。
火のスター進化としてはライバル候補が多すぎて採用されないだろうが、ブレイブ・スプリットとして見れば一応種族内最強候補の一枚。進化指定も文明指定なのでブレイブ・スビリットから進化は出来る…種族が弱いので実用性は薄いが。

関連カード

GENJI・ボーイ UC 火文明 (5)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター 1000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
自分のハンターが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

GENJI関連のカードだが、効果はロウバンレイのハンター版。

指定種族以外はロウバンレイの同型再販と言ってもいいほど。
そのことから、ロウバンレイ同様高い突破力を持つ。

指定種族は、ティラノドレイクとブレイブ・スピリットからハンターになっている。
現在の環境ではどう考えてもハンターの方が優遇されており未来がある。

でも一応ロウバンレイの方が指定種族の範囲は広いと言えば広いか…。

爆竜 GENJI・XX VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 7000
K・ソウル
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

DM-38で現れたブロッカー破壊の代表格にしてインフレの象徴。

ロウバンレイより1コスト上となっている。
ロウバンレイやGENJI・ボーイより大幅にパワーが上がり、W・ブレイカーが追加されている。

強制攻撃のデメリットも無いが、味方にアタックトリガーは付与してやれない。

デュエル・マスターズ プレイス

衝撃のロウバンレイ R 火文明 (5)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 1000
スピードアタッカー
自分のティラノ・ドレイクが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
可能なら毎ターン攻撃する。

DMPP-08 第8弾「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」にて収録。
プレイスではハイブリッド種族に対するサポート種族の存在が抹消されたことで種族設定がティラノ・ドレイクに変更された。
能力的にも特に変更点はないが、ブレイブ・スピリットの消滅に伴って能力の対象がティラノ・ドレイクだけになっている。

プレイスはブロッカー破壊の能力がTCG版と比べると弱体化されている節があり、実はパワーなど関係なく無条件にブロッカーを倒せるという点が実は大きかったりする。
そのため、ビートダウンデッキなどにはブロッカーを蹴散らす要員として投入されることがある。

補足

  • 結構頻繁に再録がされていたがその影響もあるのか、アルトアートが非常に多い。
    特に目を張るのはDMC-41収録時のアルトアートであり、この収録時のアルトアートでは何故かパンダ風のイラストになっている。
    そのためDMC-41のイラストでは、仮にも竜族の末裔であるとされるティラノ・ドレイクのサポート種族らしさが無い。

  • プレイスのボイスでは名前通りに「衝撃」という単語を使う事が口癖という設定の模様。自身が破壊されても「これもまた衝撃」などと受け入れる姿勢を見せる。



誤字と脱字が交わる時、編集者の名を叫ぼう!その名はWiki篭り!

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最終更新:2024年05月04日 07:52