名古屋市営地下鉄名港線

登録日:2012/12/12(日) 12:12:12
更新日:2025/05/24 Sat 18:24:08
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名古屋市営地下鉄名港線とは、金山~名古屋港を結ぶ地下鉄路線である。
正式名称は『名古屋市高速度鉄道第2号線』。
ラインカラーは名城線と同じ紫(藤色)だが、地に白の横線で区別している。路線記号はE

概要

1971年3月29日に名城線の一部として開業。
2004年に名城線が全線開業し、環状運転を開始する際に現在の名称へ変更された。
詳しい成り行きは名城線のページを参照。

主な利用者は中央卸売市場や名古屋港へ行く人。
そっち方面に縁のない人には存在を忘れ去られているかもしれない
元々干拓地であった場所を走っている影響で、地下鉄なのに高波の日には運転見合わせを食らう事もある。

ダイヤは平日・休日ともに早朝や深夜を除いて10分間隔である。
また、一部の列車を除いて、殆どは金山から名城線へ乗り入れて大曽根まで直通する。
ナゴヤドームで中日ドラゴンズ主催のプロ野球公式戦をはじめとしたイベント等がある際は、ナゴヤドーム前矢田まで運転延長となる。

名古屋港でのイベントの際には、名港線内を往復する臨時列車が運行される。
その際はラッシュ時の東山線同様に乗客が圧縮されてしまう上、イベント終了時の名古屋港周辺では、駅へ入る為の行列が出来てしまっている。

車両は名城線時代から共通しており、現在は2000形が使用される。


駅一覧

  • E01 金山
名城線(一部直通)・JR東海道線中央線名鉄名古屋本線乗り換え。
JRと名鉄の駅とは一体化して「金山総合駅」となっている。
地下鉄改札前にはファミリーマートとカルディ、ベーカリーがあり、飲み物等の出発前に買い忘れた物があってもそのまま地下で買える。

  • E02 日比野
同じく愛知県内の名鉄尾西線にも同名駅があるが特に関係は無い。
駅名標には「日比野(中央卸売市場)」と併記されており、その名の通り名古屋市中央卸売市場の最寄り駅。
他にも名古屋国際会議場、日比野商店街等も近い。
ちなみに名古屋国際会議場は、新堀川を挟んだ東側の対岸にある名城線の西高蔵も最寄り駅となっている。

  • E03 六番町
駅のすぐ上を東海道新幹線が通っている。
駅の北側にバスターミナルがあり、名古屋市交通局及び三重交通のバスが発着している。

  • E04 東海通
バス路線が豊富で、港区の拠点としても機能している。
近くにはドン・キホーテやららぽーと名古屋港アクルスがある。

  • E05 港区役所
その名の通り港区役所最寄り駅であり、他にも劇場や図書館、保険センター、郵便局等の港区の主要施設がこの辺りに集約されている。
ららぽーとへはこちらの方が少し近い。

  • E06 築地口
駅の西側に名城線・名港線の車両基地である名港工場が存在する。
ボートピア名古屋の最寄り駅。

  • E07 名古屋港
終着駅。
名古屋港水族館、名古屋港シートレインランド、名古屋海洋博物館を有する名古屋港ポートビル、複合商業施設JETTY、南極観測船ふじといった名古屋港地区の各種観光施設の最寄り駅。


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最終更新:2025年05月24日 18:24