登録日:2015/04/20 Mon 03:11:50
更新日:2025/03/25 Tue 23:24:47
所要時間:約 18 分で読めるわ!
ふぅ~ん、あれがプリキュアか。いい遊び相手、見ぃつけた。
その登場に関しては前情報がほとんどなく、12話の予告で突如謎の金髪美少女が写ったことが初出。
あまりに情報がなかったため、変装したイーラ説やイーラの姉説、12話で登場した早乙女純の正体説など、色々と憶測が立った。
その後、12話ラストでプリキュアたちを見つめる謎の人物として実際に登場し、新たなキャラクターとして確認された。
(実は前半OPをよく見ると、キングジコチューの中の謎の影として登場している)
◆その正体
その正体は今作の敵ボスであるキングジコチューの一人娘。
口癖は「私の~にしてあげる」「私が~になってあげる」。
ジコチュートリオよりも更に上の存在であるが、ジコチュートリオは名乗られるまで彼女の存在を知らなかった。
金髪碧眼に黒いゴシックドレス風の衣装。頭の大きな赤いリボンが特徴。
ジコチューたちのボスの娘だけあって、性格はとにかく
自己中心的かつワガママ。
ただし美意識や性格が歪んでいるわけではなく、アイちゃんを見て可愛いといって遊んだり、美味しいものを食べて喜んだりと感性そのものはごく普通の少女と同じ。唯一「薔薇が嫌い」なのだが、それも実はある理由が…
要するに
ただ単にワガママな女の子なだけであって、他の幹部のような悪意や野望といった負の感情とは無縁。
父親であるキングジコチューに対しては「パパ」と呼んでファザコン気味に慕っている。
好きなものはスイーツ。
ジコチューの目的である、ジャネジー集めやキングジコチュー復活には興味がなく、基本的には面白そうなものを探したり遊んだりと好き勝手に行動している。
地球に来たのも父親から新幹部として派遣されたわけではなく、退屈していた所でプリキュアの噂を聞き面白そうだから来ただけだった。
登場してからも父親の部下であるジコチュートリオに退屈しのぎに漫才させたり、一応敵であるはずのプリキュアの所に遊びに(本当に街に行って遊んだりするだけ)行ったりと、自由気ままに行動している。
ジコチューの世界支配などどこ吹く風でワガママし放題でいるが、ボスの娘という立場が立場なため逆らうこともできず、トリオは彼女の機嫌をとることに走り回るハメになっている。
プリキュア側も、彼女の処遇を巡ってようやく固まってきた人間関係にヒビが入るなど、多方面で様々なトラブルを巻き起こした。
ジコチューに故郷を滅ぼされた
剣崎真琴からは敵意を向けられているが、「わたし何もしてないし」と特に気にしていない。
この件に関しては実際、なにもしていない。というか
何もできない(後述)
初見のときから目をつけていたのか、
マナが
大のお気に入り。
それまで年の近い知り合いがいなかったためか、とにかく懐いている。
が、友だちを自分の「もの」と勘違いしているため(16話のタイトルは『レジーナ猛アタック!
マナはあたしのもの!』)、
マナの都合もお構いなしに連れ回すなど、ジコチューな態度を披露。
さらに
六花たちの話をすると露骨に不機嫌になり、
「要らないものを消してしまえばいい」と言って排除しようとするなどヤンデレめいた行動も取っている
てか、日曜朝8時30分の番組でよくこんな内容を放送出来たな
それでも根は悪い子ではないと感じたマナの根気強い説得や、マナたちのプリキュアの絆を見て、
本当の「友達」とは何かを考えるようになる。
そのためにジコチューな態度を抑えようとするなど、成長の兆しを見せていたのだが…。
◆赤目レジーナ
レジーナの碧眼が紅く染まった姿。
ジコチュー本来の自己中心的な心が強くなった状態で、それまで以上にジコチューな行動を取るようになる。
プリキュアたちが王女の手がかりとして探していたロイヤルクリスタルに触れた瞬間、突如この姿に豹変。
それまで見せていた兆しはどこへやら。ロイヤルクリスタルをとにかく自分のものにしようとする自分勝手な娘に戻ってしまい、プリキュアとロイヤルクリスタルの価値を知らないトリオ達を巻き込んだ争奪戦を繰り広げた。
ちなみにあくまでもロイヤルクリスタルのことで一段とワガママになっただけなので、
普段とノリそのものは変わらない。
そのためあっさりプリキュアたちの元に現れて、クリスタルを賭けた
ゲームを持ちかけるなど、相変わらず自由奔放に行動している。
ただしクリスタルには並々ならぬ執着を抱いており、迷いながらもマナとの約束を破ってしまうなど手に入れることをとにかく優先している。
また、一時的にジコチューな気持ちが押さえられると、元の碧眼に戻ることもある。
■技
指先から放たれる黒い光線。
他の幹部と同じようにジコチューを召喚できるが、レジーナの場合自己中心的な気持ちを抱いていない心でもこの光線で無理矢理黒く染め上げてジコチューを生み出すことができる。
曰く、「ジコチューじゃない人間なんてこの世にいない」
ちなみに専用バンクがあり、かなり力が入っている。
指パッチンすることで色んなことを起こすことができる。
キュアップ・ラパパ!と唱えなくてもよい。
花を枯らす、ドアを閉める、うるさい相手の口に
絆創膏を貼る、階段をエスカレーターにするetc…。
空を飛んでいるのも、おそらく魔法の力。
アイちゃんの使う魔法とよく似ているが…?
その他にも、戦うときには足から
コウモリ型の波動を蹴って飛ばすなどの技を使っている。
全てのクリスタルが集まるとそれまでのジコチューな態度が嘘のように無くなり、約束を破ったことなどこれまでのことを泣きじゃくりながらマナに謝った。
その後マナと一緒に、ロイヤルクリスタルの導きで氷の中に封印されたトランプ王国のアン王女を発見するが、ジコチュートリオによってアン王女ともに父親のキングジコチューの元に連れ戻されてしまう。
久々に再会した父親に地球を滅ぼすことを止めてほしいと懇願するものの、父親に逆らったことでキングジコチューの逆鱗に触れてしまい、力を奪われた上に
勘当されてしまった。
その後
ベールにキュアハートを葬る策略のためのエサとして利用され、自分かキュアハートどちらかを見捨てれば片方は助かると言う状況に突き落とされてしまう。
「……ねぇマナ。あたしとマナは、何なのかな?」
「友達だよ」
「……マナは変わらないね」
「あたしね、マナと会ってからおかしくなっちゃったみたい。
マナに優しくしてもらうと、胸がドキドキするようになったの。
マナがつらそうな顔をするとすると胸がズキズキするようになったの。
ねぇ…何なのかな? この気持ち」
「それは、人を思いやる気持ち。愛だよ」
「愛……。これが、そうなんだ」
自分かマナか。そんな選択を突きつけられたレジーナは自分の中に生まれた新しい感情を自覚し、自分を捨てることを選ぶのだった。
「マナ……大好きっ」
しかしそんな悲劇をマナが甘受するはずもなく、ド根性でこれをキャッチされ、明るく二人とも助かる道を探すことを諭される。
マナと出会ってから感じていた、相手を想う「ドキドキ」を感じたレジーナは力を取り戻し復活。
ベールのジコチューを蹴散らし、追いすがる父親に後ろ髪を引かれるもののプリキュアたちと人間界に行く道を選び、キングジコチューの元から離れるのであった。
その後、自分を犠牲にしてでも誰かを助けようとした経緯から他のプリキュアとも和解。
今後はとりあえずマナの家に居候として身を寄せることになった。
さらにマナたちと行くことを選んだものの、やはり父親のことを捨てることはできないことを告白。
それを聞いたマナの提案で、父親であるキングジコチューとの和解の道を探していくことを約束する。
こうしてレジーナはプリキュアたちと和解し、新しい友達となった。
そして、新しいプリキュアである
キュアエースが登場することとなるのだった。
「追記・修正お願いね!」
と、キュアエース登場までの流れはこんな感じで、視聴者の誰もがレジーナ=キュアエースになると考えていた。
◆レジーナ(悪)
キングジコチューに大量のジャネジーを注入されたレジーナの姿。
マナたちと海に遊びに来ていたとき、キングジコチューの命を受けたジコチュートリオが襲来。
父親が自分のことを捨てたわけではなく、取り戻そうとしていることを知りレジーナは激しく動揺してしまう。
マナたちとの絆と父親への想いで板挟みになり苦しむレジーナに、キングジコチューが「他人への愛を知ったからそのような苦しみがある」としてジャネジーを注入されてしまった。
その結果、レジーナの原初の気持ちである父親への気持ちが大量のジャネジーによって極度に肥大化。
愛を知ったプシュケーも再び黒く染まり、完全なジコチューになってしまった。
衣装は赤かった箇所が暗い紫に変わり、瞳は常時紅に染まっている。
父親への想いが肥大化しているため、とにかくキングジコチューのことが第一。
そのためマナを始めとするプリキュア達のことを、「優しい言葉で自分のことを惑わして父親と離ればなれにしようとした相手」と認識しており、激しい敵意を向けている。強ちは合ってはいるのだが。
またキュアエースに対しては、初めて会った時から何故か「胸がムカムカする」と苛立ちを感じており、初戦で負けてからはさらに憎悪を抱くようになった。
以前は興味がなかったキングジコチュー復活のためのジャネジー集めも、人間の心を弱らせる作戦を立ててジャネジーを効率的に収集するなど、積極的に行っている。
ジコチューのエネルギー源であるジャネジーが増大した結果、能力が大幅に上がっており、
(プリキュア達が反撃できない状況だったものの)エネルギー波で4人全員を変身解除させるほどの強さを持つ。
悪化した直後の戦闘では、プリキュア達の言葉に一切耳を貸さずに叩きのめし圧勝した。
しかし、そこに突如乱入した謎のプリキュアキュアエースの実力には届かず、エースショットを食らい敗北。
そこで負ったダメージを癒すために、キングジコチューの元で眠りにつくこととなった。
しばらくの後、傷が完全に癒えたために復活。
眠りについている間、プリキュア達が修行の結果大幅に力を増しており、目覚めた初戦ではキュアハートに終始圧倒されてしまっていた。
が、プリキュア
三種の神器の一つ・ミラクルドラゴングレイブを手に入れたことで、再び互角以上にプリキュア達と戦うことができるようになる。
最終クールでは、キングジコチューと並ぶ強さとなったプリキュアチームに対して、幹部のなかで唯一対抗できる戦力となっていた。
ちなみにあくまでもジャネジーの影響で父親への愛情が異常に増幅された状態であるため、洗脳や記憶改竄を受けたわけではない。
つまりマナ達との記憶や絆はそのまま残っている。
そもそも前述のプリキュア達に惑わされたと思っているのも、マナ達への好意や楽しい思い出が残っているため。
そのため自分には父親しかいないという思い込みを守るために、ムキになってこれらを否定しようとしているのである。
なのでプリキュア達の言葉や想いに動揺することが多く、元々父親への愛を歪んだ形に増幅されていることもあってか、
かなり情緒は不安定。
戦闘面でも互角以上であるものの、これらのことが原因となり、ジャネジー収集はできてもプリキュア達と決着をつけることは出来ずにいた。
さらにマナに関しては、この状態になっても明確に気にしてばかりいる。
そのことは周囲にすらバレていた。
―以下、悪になってからの台詞―
「へぇ、やるじゃない。ねぇマナは?」
「なんだ、来たのは黄色いのか」
「えーと、ほらなんだっけ。マナが呼んでくれた絵本でさ、パーティに招かれなかった魔女がお姫様を永遠の眠りにつかせるの……?」
(マナの部屋で絵を描いたことを思い出しながら)「……くだらないわ、絵なんてものがあるから愛がなくならないのよ」
「マナさえいなくなればプリキュアもバラバラになる、ってこと」
「やっほー! マナ! あたしからのクリスマスプレゼントよ」
「マナのいないアンタたちなんて、要を失ってバラバラになった扇子みたいなものってこと」
イーラ「確かに。お前いつもマナマナ言っているよな」
マーモ「うっとおしいくらいにね」
六花「好きなのよ! いいかげん正直に認めなさい!」
「うるさいわね! そうよ、好きよ! あたしだってマナが好き! 悪い!?」
どんだけマナのことが好きなのかと。
ただしキュアエースに関しては本気で嫌っているため、彼女に対しては何の遠慮もなく全力をぶつけている。
■武器
一万年に活躍した、伝説のプリキュアが使っていた三種の神器の一つで
「あらゆるものを貫く光の槍」。
ジコチューを封印していたエターナルゴールデンクラウンと共に、
トランプ王国王家に代々受け継がれており、王国崩壊以前はマリーアンジュ王女が所持していた。
その力は絶大で、一つあればキングジコチューを倒せると言われる神器の中でも最も攻撃に秀でている。
アン王女は病み上がりの身を押し、この槍と共にキングジコチューと対決。なんとか石化にまで追い込むことが出来た。
(実はこの時、アン王女が『その気』にさえなればそのまま消滅させることも可能だった)
トランプ王国崩壊後は王宮の地下に突き刺さった状態で封印されており、ジコチューたちはおろか神器を手に入れに来たプリキュアたちでも引き抜くことが出来なかった。
が、レジーナが手にした瞬間、封印が解けて引き抜くことに成功。
以降、レジーナの武器として使われることとなる。
前述の通り攻撃に秀でており、穂先から放たれる必殺の極大ビームは、パワーアップしたプリキュア五人のラブリーフォースリフレクションでも完全防御は不可能。
その他にも槍を回転させて全方位にエネルギー弾を撒いたりと、多様な使い方が出来る。
レジーナも、単なる砲撃から刺突・斬撃・投擲からの格闘戦と器用に使いこなしており、素人とは思えない槍さばきを見せている。
またキュアエース戦においてはドラゴン型のオーラを射ち出すなど、さらに攻撃的になっていた。
◆その正体(真相)
その正体はマリー・アンジュのプシュケーが半分に分かれ、その片方が生まれ変わった存在。
つまり、円亜久里=キュアエースとは同一人物。
亜久里との関係が水と油並に悪かったのも、ある意味同族嫌悪のようなものである。
◆最終戦
レジーナはエターナルゴールデンクラウンの導きで、プリキュア達と共に自身の出生の秘密と父親の真実を知る。
そしてこれまでのプリキュア達の働きかけと、父の本当の愛を知ったことで、元の姿に浄化されるのであった。
が……、
「あなた達、そんな愛を貰ったこと…ある? 地球とか宇宙とか、そんなものより大きな愛を貰ったこと、ある…? 私だけよ…あるの」
「そんな私が…パパを捨てるわけない!!」
浄化されたレジーナは、紛れもない本心からキングジコチューの下に戻ってしまう。
それは自分の為に全てを捨てた父のため、何があっても一緒に居続けるという、真実を知ったゆえの決心だった。
復活したキングジコチューと共に人間界侵攻へと向かうレジーナ。
しかし、イーラに「素直じゃねぇな。お前のプシュケー、萎れててみっともない」と指摘され、自分のしたいことをしているのにその顔は晴れない。
だが自分のために怪物になってしまった父のために出来ることはずっとそばに居ることたけであり、『自分と娘だけの世界』を作ろうとする父を否定することは出来なかった。
そしてレジーナはキングジコチューを止めようとするキュアハートの前に立ち塞がり、猛攻を加えるのだが…。
「こんな痛い目に合っても、まだアタシやパパと話が出来ると思っているの? どうしてやり返してこないのよ!」
「……あたし、レジーナとは戦わないよ」
「なんでよ!」
「友達だから。友達との約束は……守らなきゃ」
かつての約束を未だに守り続けているキュアハート。
その予想外の言葉に、「もう友達なんかじゃない!」と絶叫するが、
今の状況に一番苦しんでいるのはレジーナ自身であることを知っているキュアハートは、抱きしめながら優しい言葉で想いを語る。
「好きだから。あたし、レジーナが好きだから。それだけじゃ、ダメかな?」
「レジーナが好きだから、レジーナが愛するパパも好きになれる。好きになりたい。わかりあいたい」
「だから、もう一度話そう? レジーナ。あたしと、あなたと、あなたのパパで」
どれだけ否定されても、相手を信じ、受け入れ、友達であることを止めようとはしなかったキュアハート。
その時、娘と二人だけの世界を作ろうとするキングジコチューが咆哮する。
放たれる巨大な閃光。
その攻撃からキュアハートを守ったのは、レジーナが振るうミラクルドラゴングレイブの光だった。
「なぜだぁぁ! レジィーナァァァァ! なぜ私に逆らう! まさかまたお前の心に愛が芽生えてしまったとでもいうのか!」
その言葉に、レジーナは静かに返答した。
「ううん、違う。そうじゃないよ。愛は最初からあたしの中にあったんだよ、パパ。だって。あたし、パパのこと大好きだもん」
「でも、でもね………。やっぱりマナも好き! パパと同じくらい! どっちかなんて選べないくらい、マナが好きなの!」
大切な二人を前にして、レジーナはどちらも大事でどちらも好きでいることを選択。
ジコチュートリオは呆れはて、マーモからは「それってある意味、究極の自己中じゃない」と突っ込まれたが、
イーラはレジーナのプシュケーが元気なったことを感じていた。
レジーナは子供のワガママ全開でありつつも、愛を知り広げる心に成長したのだった。
その後、キングジコチューを元の姿に戻すためにプリキュア達に協力。エースやアイちゃんと共に、父親のプシュケーへと向かう。
その結果、見事父親を元に人間に戻すことに成功する。
さらに、現われたジコチューの原初との最後の戦いにも赴き、プリキュアと共に見事これを浄化するのだった。
◆その後
ジコチューは撤退し、地球とトランプ王国との交流も始まり平和になった世界。
学校ではマナは生徒会を引退し、新しく
生徒会長となった後輩を激励していた。
そのとき、見覚えのある
リボンを付けた女性徒が……。
「あ、そのリボンは校則違反ですよー!」
「コウソク? 何それ?」
レジーナは大貝中学校に入り、中学生となっていた。
相変わらずマナを振り回したりしているが、宿題はきちんとやったりとやることはやっている模様。
元に戻った父親と一緒に暮らし、普通の人間として楽しい日々を送っていた。
そして危機が訪れた時には、プリキュア達と共に世界を守っているのだった。
◆余談
- 最終回のエンドカードでは、プリキュアや妖精たちと共にしっかりと描かれている。
またBD最終巻やドキプリメンバーの特製タペストリーにも登場。
- 『プリキュア10周年公式アニバーサリーブック』にキャラデザの高橋晃氏が寄稿したイラストや、『高橋晃 東映アニメーションプリキュアワークス』のカバーにも当然のように登場し、『スイートプリキュア♪』のメンバーとも共演している。
- ドキプリ最強形態であるキュアハート・パルテノンモードの誕生条件には、彼女の持つミラクルドラゴングレイブの力が必要不可欠であり、最終戦ではプリキュア勢と共に力を集めている。
- 上北ふたご先生の漫画版ではプリキュア全員がパルテノンモードになり、それと同時にレジーナも白を基調とした明るい配色でフリルなど全体が大きくなった専用コスチュームに変化している。
- 以上のことから、ほぼドキドキ!プリキュア6人目のメンバー扱いとなっている。
- メインメンバー同様にトランプになぞらえると彼女の枠はジョーカーになる。明言まではされていないが後の小説版で実質確定した。
- 本編では衣装は変わらなかったが、高橋晃ワークスの裏表紙では変身前のプリキュア達と共に私服が描かれている。
ちなみによく見ると亜久里とお揃い。なお、オールスターズ映画では今のところ登場していない。
- レジーナは企画当初は存在しなかったキャラクターであり、少女幹部が必要という要望が出されたことにより急遽作られたキャラクターでもある。なお、レジーナのデザインは没になった女性幹部のデザインを流用している。
恐らく、その流用元はルストと推測される。
- グッズも豊富で、缶バッジ、等身大タペストリーやタオル、DCD、Tシャツなどが販売。
さらに2014年にプリキュア10周年・S.H.Figuarts5周年を記念して行われた『プリキュアーツ!オールスターズ商品化アンケート』でも、希望が多かったキャラクターに名前を連ねている。
- ボーカルアルバム2にはキャラソンも登場。タイトルは「あたしが一番!」
- シリーズ構成の山口亮太氏のツイートによると、最終回後はジョー岡田がいなくなったソリティアを改装し、父親と一緒に暮らしているとのこと。
ちなみに元々はありすがキュアラビーズと引き換えに岡田に譲り渡した四葉不動産の物件である。
- 映画のマナの結婚式にいなかったのはメタ的に言えば終盤のネタバレになる為であるが、作中内でもただ単に遅刻しただけという形で整合性がとられている。実にらしい。
- 『ふたりはプリキュア Splash☆Star』の霧生満と霧生薫と同じくプリキュアとしての分類はされず、オールスターズ映画では他作品の改心した敵キャラクターたちと共にサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している(初登場の『春のカーニバル♪』ではマナ達の回想シーンのみ登場。現在の所、現実世界では登場していない)。
なお、最終回後なので現在もマナたち含む歴代プリキュアたちが住む人間界に暮らしている模様。
- 相田マナ役の生天目仁美さんが結婚した際、レジーナ役の渡辺久美子さんがツイッターにてレジーナで祝福するというサプライズがあった。
- 名前の由来は、英語やイタリア語、ラテン語などにおいて「女王」を意味するレジーナ(Regina)。名前そのものも後の展開の伏線となっていた。
- レジーナの「わがままで世間知らずだがどこか憎めない子」「敵ボスの子でありながら主人公と友達になる」「善の半身的存在キャラがいる」という部分に「魔神英雄伝ワタル」の魔界皇子・虎王を思い出した往年のアニメファンは少なくはないであろう。山口亮太氏は「ワタル」および「魔動王グランゾート」の故・井内秀治監督の弟子筋であり、井内監督と共同で月刊『out』(みのり書房)の1991年4~6月号で「魔動王グランゾート・光の結晶編」という小説を執筆している。レジーナと亜久里の関係も虎王と翔龍子を思わせる要素もある。
「私があなたにこの記事を追記・修正させてあげる!」
各画像出典:ドキドキ!プリキュア
2013年2月~2014年1月放映/全49話
©ABC・東映アニメーション
- なんというか、異端なポジションのキャラクターだった。プリキュアにはなれなかったものの、彼女なくしてドキプリは語れないほど重要な存在である。あと、ドキプリがやれハーレム百合だ何だと恋愛がらみでファンをやきもきさせたのも、この娘が一因と言える…w -- 名無しさん (2015-04-20 07:00:39)
- 六花の悩みの種。 -- 名無しさん (2015-04-20 15:13:36)
- ラブアイズパレット使えば、正体的には亜久里の代わりにキュアエースにも変身できそう -- 名無しさん (2015-04-20 15:14:01)
- 自己中は悪とは限らないと言う事を体現した子だよね。↑実質的には同一人物だから出来ると思う。でも最早その必要もなさそうだけどね -- 名無しさん (2015-04-20 18:17:31)
- 可愛い。うん -- 名無しさん (2015-04-21 03:02:04)
- 娘って聞いた時は驚いたわ -- 名無しさん (2015-04-21 07:25:05)
- 映画にいなかったのは遅刻もあるだろうけどあそこにいたら今後のネタバレ(公開時点で10月)にも繋がるからという大人の事情もあったんだと思う -- 名無しさん (2015-04-21 14:30:04)
- どうも、カテジナさん -- 名無しさん (2015-04-21 20:58:46)
- 追加戦士の双子(いや三つ子か)という衝撃設定 -- 名無しさん (2015-04-22 01:49:23)
- ドキプリのヒロインと言われるとこの子しか思い付かない。そしてとてもかわいい。 -- 名無しさん (2015-04-22 01:54:26)
- なんとなくこう…ね、ガンダムΖΖのプルと似たものを感じるんだよ -- 名無しマン (2015-04-22 11:34:36)
- ゲロゲロリ☆ -- 名無しさん (2015-04-22 11:48:34)
- ↑2 俺は魔神英雄伝ワタルの虎王かな?亜久里ちゃんがアン王女の善の心という部分は翔龍子、ジコチューな心をつかさどるのがレジーナというのに虎王を思い出した -- 名無しさん (2015-04-22 17:25:48)
- クリスマス回のこの子は最高に可愛い -- 名無しさん (2015-04-22 19:48:03)
- メイン視聴者の幼女にはあくまで「大切な友達」って映るんだろうけどねぇ・・・w一緒に見てた親御さん方がどう思ったのか気になる -- 名無しさん (2015-04-22 20:44:59)
- ドキプリのトリックスター的な存在 -- 名無しさん (2015-05-06 00:37:14)
- ↑トリックスターって事でトランプにちなんでキュアジョーカー(前作のクソピエロじゃ無いよ)ってところか? -- 名無しさん (2015-11-10 19:18:28)
- 確かに、2枚目のジョーカーだね。1枚目は勿論岡田。 -- 名無しさん (2015-11-10 20:55:56)
- レジーナにはみんなと違ってまだ将来の夢がないけど、どんな大人になってるだろう?人間界とトランプ共和国の架け橋になる仕事(それが具体的にはどんなのか自分の乏しい想像力ではわからないけど)してそう -- 名無しさん (2016-03-08 21:28:18)
- ホントいいキャラだったな。マナ・真琴と並んで主役の一角だと思う -- 名無しさん (2016-04-15 18:26:16)
- ↑4↑3個人的にはキュアバック(カードの裏面)っていうのもありそうな印象ですね。キュアエースの対・裏になる存在という意味で -- 名無しさん (2016-04-16 05:40:58)
- ところでレジーナは学校の成績どうなんだろう 自分は中の上くらいだと思ってる -- 名無しさん (2016-06-21 19:54:51)
- 自頭が良いのと友人・妹がしっかりしているから、少なくとも赤点は取ってなさそう -- 名無しさん (2016-06-29 06:55:12)
- プリキュアとしての分類はされず>仮面ライダーでいうとライドプレイヤーニコみたいなものか -- 名無しさん (2018-12-13 13:19:10)
- 人間以外の動物からでもジコチューを召喚できそう。自己中じゃない生き物はいないって事で。 -- セイ (2019-05-19 21:42:34)
- ↑4 本気を出せばかなり上位に食い込むけど、滅多に本気を出さないため中くらいなんじゃないかと妄想。 -- 名無しさん (2021-04-17 22:16:38)
- 改訂版高橋ワークスでスタプリ勢増えてもしっかりカバーにいるあたり、やっぱり主役メンバーなんだなって -- 名無しさん (2021-05-16 12:15:39)
- 小説だとジコチューなのは相変わらずだが、亜久里に対しては思ったよりしっかりと姉をやっている -- 名無しさん (2024-09-18 01:25:22)
最終更新:2025年03月25日 23:24