ブルーレイザー・ビートル

登録日:2015/04/21 Tue 21:01:47
更新日:2024/04/17 Wed 19:41:26
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全身に備わる鋭利な刃のため、同族ですら離れて暮らす。




概要

ブルーレイザー・ビートルとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。

DM-06「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」にて初収録。この時のレアリティはコモン。DM-18「ベスト・チャレンジャー」、DMC-07「増殖!魂虫(エターナル・インセクト)デッキ」、DMS-02「闘魂編(インビンシブル・ソウル)スターターセット」などでも再録されている。
また、DM-18版はレアリティがコモンからアンコモンに格上げ。

低コストで広い範囲のクリーチャーを殴り倒せるジャイアント・インセクト

スペック

ブルーレイザー・ビートル C(UC) 自然文明 (3)
クリーチャー:ジャイアント・インセクト 4000+
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
パワーアタッカー+4000

クリーチャーを殴ることに特化した性能となっている。

パワーアタッカーで、パワーが+4000と大きく向上させることができる。
素のパワーが4000なので、攻撃時はパワー8000になる。
その代償なのか、相手プレイヤーを殴ることができないデメリットを持つ。

一見、デメリットが目立つようにも見えるがこのスペックはかなり強力。

攻撃時のパワー8000という数値はかなり驚異的で、序盤の進化クリーチャーを倒せるほか、覚醒獣や《大神秘イダ》などの中量級の進化クリーチャーも撃破することができる。
タップ呪文やアンタップキラーを追加させる呪文などと組み合わせてみるのも良いだろう。

つまり相手は殴り返しをかなり警戒しながら慎重に動くこととなる。
迂闊に攻撃できないという精神的なロックをかけ、相手の序盤の動きを鈍らせられるのだ。

このようなパワー設定でありながら、コストは3と軽い。
デメリットがあるとはいえ、このカードが多色獣でもなく闘魂編時期のカードというのも面白い。

種族はジャイアント・インセクトなので、種族デッキには高確率で投入を検討できる。
【竜脈噴火】デッキなどのでも主力として活躍することが多い。
ただし、《超神機鎧冑ゼノメノン》や《大昆虫ジェネラルマンティス》との噛みあわせが悪い点は気になるか。

ジャイアント・インセクトデッキ以外では、種族的な面での活躍は期待しにくい。
そもそもなことを言えば、ジャイアント・インセクト自体が不遇種族だし。
だが、そんなジャイアント・インセクトも現在はジャイアントの仲間入り。
ジャイアントデッキで活躍できる可能性も出てきたかもしれない。

とにかく、闘魂編時期のカードとしてはかなり高いコストパフォーマンスを持つ。
インフレの進んだ現在では、大した目立つパワーにはなっていない。
それでも攻撃力が高いことは事実なので、ジャイアント・インセクト好きにはオススメの一枚。

相性の良いカード

クエイク・ゲート C 火文明 (4)
呪文
このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+1000され、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。

DM-02時点で登場した、そこそこ有名なアンタップキラー追加呪文。

アンタップキラー追加と、場のクリーチャー全員のパワーを少し向上させる。
基本的にブルーレイザーとは相性が良いので、組み合わせてやるとよいだろう。
マナカーブ的にも綺麗に繋げやすかったりもする。

最近はこの呪文自体の出番が少ないけどね。

超次元グリーンレッド・ホール UC 火/自然文明 (4)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
このようにして火のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体はタップされていないクリーチャーを攻撃できる。
このようにして自然のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

超次元レッドブラック・ホール UC 闇/火文明 (4)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
このようにして闇のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーは、次の相手のターン、可能であれば攻撃する。
このようにして火のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体はタップされていないクリーチャーを攻撃できる。

アンタップキラーを追加させる超次元呪文。

火のサイキック・クリーチャーを出せば、ブルーレイザーをアンタップキラーに出来る。
ブルーレイザーで積極的に殴りかかれる上に、覚醒獣を一体出せるという強力な場面を作れるし、マナカーブ的にも繋げやすい。

デュエル・マスターズ プレイス

ブルーレイザー・ビートル C 自然文明 (3)
クリーチャー:ギガント・インセクト 4000+
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
パワーアタッカー+4000

DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」から収録された。
性能面では本家から変化はないが、所持種族がギガント・インセクトに変更されている。
レアリティもDM-18版では昇格してアンコモンになっていたが、こちらではコモンに降格させられて元に戻った。

プレイス環境でも本家と変わらない評価を受けており、パワーを持ち味に序盤から相手へのプレッシャーを与える要員として起用される。
登場当時の環境で暴れていた《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を殴り倒せたり、同様に環境のトップだった《クリスタル・ランサー》を相打ちで仕留められる点が注目されていた。

Ver.3.0.0以降

種族がTCG版と同様のジャイアント・インセクトへと変更された。

補足

イラストを見ると、全身が刃で包まれておりかなり攻撃的なデザイン。

イラストレーター的には、カミキリムシとケラをモチーフに描いたらしい。
ブルーレイザーがイラスト的に見ると、穴を掘って出てきたかのように見えるが、これはケラがモチーフなのが原因。

体の色が青色なのは、イラストレーターの個人的な好み。
顔のデザインは、とある特撮ヒーローを参考にしているとのこと。

真ん中の脚は、イラストでは羽のように広がっている部分。
戦闘時に使う脚らしく、戦うときはこれを前に回して、巨大な指で相手を突き刺すという設定。
それ以外の脚は、普通に歩行用。

また、イラスト提出時には勝手に名前を付け「スパイクナックル・クリケット」と命名していたようだ。
実際につけられた名前は上記のとおりだが、イラストレーターはブルーレイザーという名前はかなり気に入ったようだ。

だが、このイラストの影響なのか背景ストーリーではわりとかわいそうな設定。
ブルーレイザーは、同族ですら離れて暮らさねばならないのだ。
その理由はこの体にあり、全身の刃で仲間すら傷つけてしまう恐れがあるかららしい。さり気なく孤独を背負ったクリーチャーである……





全身に備わる鋭利な刃のため、同族ですら離れて暮らす。

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最終更新:2024年04月17日 19:41