凶戦士ブレイズ・クロー

登録日: 2015/05/10 Sun 16:34:21
更新日:2024/06/01 Sat 22:19:07
所要時間:約 3 分で読めます










一番乗りはこの俺だ!――凶戦士ブレイズ・クロー






《凶戦士ブレイズ・クロー》は、デュエル・マスターズのクリーチャー。

概要

DM-01で登場したドラゴノイド。

Yusaku Nakaaki氏の絵で収録されているものは
  • DM-01 第1弾
  • DMC-01 「勝舞火炎デッキ」
  • DMC-06 「超速!火竜(ドラゴン・ストライクス)デッキ」
  • DMC-23 「スピードバーン1/2デッキ」
  • DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」
  • DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」
  • DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」
  • DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」
  • DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」
  • DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」
またYusaku Nakaaki氏はプロモーション・カードのイラストも手がけている(アルトアート)。
この他、Masaki Hirooka氏の絵で
  • DM-18 「ベスト・チャレンジャー」
  • DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」
  • DMD-21 「デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明」
  • コロコロ限定ドギラゴン40枚デッキ
  • デュエマ40枚スペシャルデッキ
にも収録されている。

また、コロコロアニキ秋号付録にてケロロ軍曹でお馴染みの吉崎観音氏が描いたプロモカードも登場。
なんと金髪の少女に擬人化されている。このせいで速攻が得意なフレンズだのサンドスターを浴びただのネタにされた。
そもそも、フレーバーテキストからして
さあ戦おう!お前のこと、もっともっと知りたいからな!---凶戦士ブレイズ・クロー
と、『ようこそジャパリパークへ』を明らかに意識したものとなっている。
その後デュエル・マスターズ プレイスにも擬人化キャラである「クロ」が登場。
こちらは普通に男キャラであり、わりと珍しい公式擬人化キャラが男女両方作られたクリーチャーになった。



凶戦士ブレイズ・クロー 火文明 (1)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。

「火の速攻獣」の代表格…というか赤1コストクリーチャー随一の人気を誇る。
登場から8368日の間、常に赤系の速攻では候補として検討され、
特に赤単ではドラゴノイドだけでなくヒューマノイドやビートジョッキーなどが主体のデッキでさえ高採用率を誇る。

毎ターン相手を攻撃しなくてはならないというデメリットを抱えているが、その代わりに1コストでもパワー1000をキープしている。
1コストで出せて次のターンから殴りかかれるため、歴代の【赤単】はこれを4枚投入するところからスタートしていた*1

比較対象となる《ブルース・ガー》《勇気の爪 コルナゴ》《螺神兵ボロック》らと比較しても、
  • 何度も殴れる
  • 自壊デメリットが存在しない
この2点で優れている。黎明期には
「ブレイズ・クローを出す→相手が《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》や《マリン・フラワー》を出す→《火炎流星弾》をお見舞いする」
がよく見られた光景だった。

ただし勝舞の真似をしてDMC-01「勝舞火炎デッキ」に入れても(最初から入ってる)活躍は無理だったりする。
DMC-01は中速のデッキであるからである。漫画・アニメで勝舞が速攻って言ってた?知ら管
しかし現在では文明進化の登場もあって、DMD-21「デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明」のように(最初から入ってる)
中速のデッキに入れても中盤で進化して活躍できるようになった。こちらも勝太が速攻って言ってた?あの兄弟は本当にもう…

ドラゴノイドであることから、《レジェンド・アタッカー》とのシナジーも見過ごせない。
レジェンド・アタッカーでW・ブレイカー化して殴りかかろう。

亜種

闇戦士ザビ・クロー 闇文明 (1)
クリーチャー:ドラゴノイド/エイリアン 1000
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
闇文明にタイムシフト。ブレイズ・クローが【赤単】ならこちらは【黒単】のエース。
というか【黒単】も1コストが《ねじれる者ボーン・スライム》などしかいなかったので
このクリーチャーの登場は朗報であった。

ブレイズ・クローに比べるとブロッカー除去が少ないデッキに入らなければならないが、
特攻しても墓地進化の種として再活用できる点で優れている。
また【赤黒】では共存しており、1コストアタッカー8枚体制というとんでもない光景が見られる。

勇気の爪(ブレイブ・クロー) コルナゴ 火文明 (1)
クリーチャー:アウトレイジ 0000+
バトルゾーンにある自分の他のクリーチャー1体につき、このクリーチャーのパワーは+1000される。
元のブレイズ・クローとの共通点が見た目と文明、コストぐらいしかないが、一応関連カードなので記載。
デメリットがあるものの、赤単では5枚目以降として採用可能な赤単のアタッカー。1ターン目に出すと勝手に死ぬのはご愛嬌。
恐らくこうなったのは、1ターン目にこいつを出せてしまうと《無重力 ナイン》とのシナジーが見過ごせないからだろう。

禁断X ナーグル 闇/火文明 (2)
クリーチャー:イニシャルズ 1000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
相手のクリーチャーが攻撃してブロックされなかった時、このクリーチャーを破壊する。その後、攻撃しているクリーチャーを破壊する。
ブレイズクローに酷似した外見のイニシャルズ
能力は《特攻秘宝カースガイ》の様な相手クリーチャーを道連れにするもので、コルナゴ以上に本家の面影がない。
それ故、使い道や入るデッキも本家とはだいぶ違ってくる。

強戦士フレイム・クロー 火文明 (2)
クリーチャー:ドラゴノイド 4000
このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。
名前や種族から分かるようにブレイズ・クローの正統派な亜種。
強制攻撃のデメリットはそのままでコストが1増えているが、その代わりという形でパワーが+3000と大幅に補強されている。
2コストの単色クリーチャーとしては高パワーではあるが、速攻デッキでは2コスト帯のライバルが多すぎるので、パワーが高いだけのコイツはあまり採用されない。

漫画・アニメ

勝舞は割とこいつを重用しており、基本的にデュエルでは出てくる。
弟の勝太もシーズン初めは使用していることがある。
またVSRではライバルキャラの赤城山バサラも採用している。
バサラ版ブレイズ・クローは初期はイラスト通りの体色だったのだが、勝太のブレイズ・クローとの見分けが付きにくいためか、黒くなって差別化されるようになった。
黎明期のカードであるブレイズ・クローが、10余年経っても使われるどころかミラーになるというのも感慨深い。


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最終更新:2024年06月01日 22:19

*1 ただしこれは【赤単】が速攻しかなかった時代の話であり、ドラゴン・サーガ期からは【準赤単】【赤単ドラグナー】と呼ばれるコントロールデッキの流行から必ずしもブレイズ・クローが入るとは限らなくなってきている