登録日:2015/07/25 Sat 19:52:41
更新日:2024/10/07 Mon 00:43:15
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未来は決まってなどいない。運命は自分で創り上げるのだ。
『ターミネーター3(TERMINATOR 3:RISE OF THE MACHINES)』とは2003年に公開された映画。
名作として名高い「
ターミネーター」シリーズの3作目である。
監督は1,
2を手掛けたジェームズ・キャメロンに代わってジョナサン・モストウが担当。
●目次
【あらすじ】
コナー親子とターミネーターの活躍により、人類抹殺を謀るスーパーコンピュータ
「スカイネット」の開発は阻止され、遠くない未来で起こるとされた
「審判の日」は回避されたはずだった…。
しかし、その10年後、軍は秘密裏にスカイネットの開発を続行、開発まで最終段階に入っていた。
一方、青年に成長した
ジョン・コナーのもとに再び2体のターミネーターが出現する…。
【登場人物】
演:ニック・スタール
本作の主人公。
[[イケメン]]だった少年時代とは似ても似つかぬ猿顔
前作の事件で母親のサラと共に「審判の日」を阻止したのだが、それにより人生の目的を見失いスカイネットの悪夢から逃れるために世間との関わりを断ち、現在は放浪を続けながら孤独な日々を過ごすホームレスに成り下がっている。
突如のターミネーターの出現にも戸惑うばかりで、救世主となる覚悟は全然できていなかったが…。
ちなみに日本テレビ版の吹き替えは2から引き続き
浪川大輔が担当している。
未来世界のジョンが後述の人物に殺害された事が本作で明らかとなっている。
演:クレア・デインズ
ロス郊外の動物病院に勤めている女医。
実はジョンの幼馴染であったが、前作のジョンの養父母殺害事件の後にジョンが行方をくらましたため離れ離れとなっていた。
序盤で怪我の薬を求めて病院に忍び込んだ彼と再会したことにより事件に巻き込まれてしまう。
しかし、彼女自身も父親がスカイネット開発の最高責任者であった事からターミネーターの標的になっていた事実が明らかになる…。
演:
アーノルド・シュワルツェネッガー
今作のシュワちゃん。
かつてジョンを守るために未来から送り出されたものとは別個体であるためか、本作におけるジョンとの信頼関係が前作と比べるとイマイチであった。
彼をリプログラミングして指令を出したのが未来世界のジョンではないため、ジョンの言うことも聞かない。
T-800より性能が高く、心理学をプログラミングされており、嘘をつくなど高度な知性を持っている。
今作もやはり全裸で登場
実は過去に送り込まれる前はスカイネットの尖兵として未来のジョンを殺害しており、彼の死後、ある人物の手によってCPUを改造され、抵抗軍の戦力として運用される。
演:クリスタナ・ローケン
未来から送り込まれた、最新型のターミネーター。
未来の救世主ジョンと、未来での仲間たちを抹殺して回る。
女性型でありながら全裸で登場
詳細は項目参照。
演:デイヴィッド・アンドリュース
ケイトの父親。ある意味審判の日の元凶と言える人物。
アメリカ空軍技術中将であり、軍が進めているスカイネット開発計画「サイバー・リサーチ・システムズ(CRS)」の総責任者を務めている。
前作に登場したジョンの母親。
本編の開始以前に患った白血病で死別しているため既に故人で、本作では名前のみ登場。
なお、生前は審判の日を回避したことに確信を持てなかったらしく、死後は本人の希望で仲間の手によって遺灰を海に撒かれ、いつの日か起きる可能性のある最悪の事態に備える形で大量の銃器を棺桶の中に隠していた。
演:マーク・ファミグリエッティ
ケイトの婚約者。
シリーズのお約束というのか、登場して早々T-Xに抹殺され、自身の姿をケイトを追うためにコピーされた。
演:アール・ボーエン
前作でサラにペンで膝を刺され、骨を折られた医師。
本作では犯罪被害者のカウンセラーとなっており、ケイトが保護された際には自身も妄想を見たと発言し、ターミネーターの存在を妄想と考えていた。
だが、その直後に警官隊に撃たれたT-850を目撃した事により、過去の事件を思い出してその場から逃亡した。
1~3までで皆勤賞である(シュワちゃんはそれぞれ別個体だし)。
【コミカライズ】
角川書店。作者は「Ark Performance」、他の代表作は
蒼き鋼のアルペジオ等。
映画版のストーリーをかなりアレンジしている為、
賛否両論な評価となっている。
元アシスタント仲間ということで、
尾田栄一郎が巻末には寄稿。
そうしたこともあってか中古本価格がやや高い。
【余談】
ジョン・コナー役は当初エドワード・ファーロングの続投が予定されており実際に出演契約を結んでいた。
しかし、契約に浮かれたファーロングが「薬物をやらない」という契約条項を破ってクラブでオーバードーズし、契約が破棄されたという。
何しとんねん・・・
未来は確定しているのかもしれない。僕にはわからない
ただ
Wiki篭りの言葉だけはわかる
『追記・修正し続けろ』
僕はあきらめない。・・・編集は始まったばかりだ
- ある意味ターミネーター4の前日談 -- 名無しさん (2015-07-25 19:57:21)
- よりによって主人公を殺す、今までの流れを全て無にする「結局未来は変えられないオチ」。そりゃ黒歴史にもなりますわ -- 名無しさん (2015-07-25 20:23:24)
- 正直ジェニシスよりかなりマシだったと思う -- 名無しさん (2015-07-25 20:53:41)
- T-1と試作型ハンターキラーはどことなく可愛くて好き -- 名無しさん (2015-07-25 21:17:04)
- 因みに漫画版の著者は「アルペジオ」のArk Performanceだったりする -- 名無しさん (2015-07-25 21:56:07)
- 未来が変えられないなら、何をしようが最終的にスカイネットは破壊される未来も変わらないってことだよな。 -- 名無しさん (2015-07-26 00:02:46)
- どうあがいても絶望というが、この後、ちゃんとジョンはスカイネットを倒す結末が待ってるのよね -- 名無しさん (2015-07-26 00:15:46)
- ジェニシスのスカイネットはこれで描かれたタイプの発展型かと思ったのにメインコンピュータがあってあっさり爆破された(まだ残ってたけど)でござる -- 名無しさん (2015-07-26 00:26:20)
- 崩壊した世界で戦うことを決めたジョンの覚悟とT850の「未来で会おう」がせつなくてすごく好きなんだが -- 名無しさん (2015-07-26 01:01:17)
- この時にT850に殺される事を知ったからジョンも暗殺を回避出来るだろうし、少しずつ未来は変わってきてると考えられるし、ナンバリングとジェニシスの5作は普通に繋がってると考える事も出来る -- 名無しさん (2015-07-26 09:25:08)
- ↑×3 3のスカイネットはどうあがいても倒せない存在だからその後の作品ではなかったことにされて、普通に本体が存在する。 -- 名無しさん (2015-07-26 09:35:06)
- ジョン殺したのは送り込まれたやつではなく同じシュワちゃんモデルのやつという意味なんじゃ? 自分は4のT-800に胸を鉄骨で刺されたのがその殺した真相と解釈している -- 名無しさん (2015-07-26 09:43:31)
- ↑×2設定上は3の未来でジョンとその子供が重要な役割果たしてスカイネット倒したから、どうあがいても倒せないわけではないはず。 -- 名無しさん (2015-07-26 16:53:42)
- と言うか、本作ラストの核攻撃で発生したEMPの影響でスカイネットも自滅してる。なので結局本拠地ありきの存在に戻ってしまったらしい、機械なのにドジ過ぎる -- 名無しさん (2015-07-26 19:28:19)
- 3のスカイネットは他のシリーズと違って本体無いから無敵という今まで設定から外れた仕様なんだよな -- 名無しさん (2015-07-26 21:30:47)
- てかスカイネットはいつになったら「スカイネットを殺すのは実はスカイネット自身」という事に気づくのやら -- 名無しさん (2015-07-26 21:33:12)
- 内容の賛否はともかく、ラストの抹殺完了はかなり格好良い -- 名無しさん (2015-07-28 04:22:47)
- ○「あきらめろ、未来は変わらない」 -- 名無しさん (2015-07-29 09:00:42)
- イノベイター「止めようだなんてそんな漫画みたいなことができるわけがないだろ?悲しいけどこれが現実なんだよ」 -- 名無しさん (2015-08-13 19:27:31)
- 萌えに走ったのも失敗の原因の1つ -- 名無しさん (2015-08-13 19:57:49)
- ↑ 萌って誰? T-Xはそういうキャラじゃないし シルバーマンのことかな? -- 名無しさん (2015-12-12 16:43:21)
- 世間ではあんまり評価されてないけど、吹替版T-850(玄田さん)の「未来で会おう」「お前を抹殺する…!」は最高に痺れた -- 名無しさん (2016-03-11 14:16:32)
- T-1000のインパクトが強すぎてT-Xが霞んだ(加えて設定ほど強そうに見えない)、プロットが殆ど2の焼き直し(しかも中途半端)、あれだけ逞しい少年がくどくどしいマザコンに(あとはっきり言って不細工)、「未来は変えられる」という1からのテーマを全否定(これはスカイネット自身にも言えるか)、そもそも2で綺麗に纏まってた(3は駄作、というジンクスから逃げられなかった)。あと何かあったかな -- 名無しさん (2016-03-11 17:52:30)
- ぶっちゃけ漫画版のが尺が短い分綺麗に纏まってる。T-Xの行動も無駄が無いし(最初ジョンとケイトを始末しようとするも、T-850に邪魔され失敗。その後はスカイネットを起動させて核戦争を起こすと同時に、核シェルターの前で待ち伏せて確実に二人を殺そうとする) -- 名無しさん (2016-08-17 10:45:05)
- アクションが大味で、シーン毎に「こうしたら良いのに」感がふつふつと。漫画版、ジョンの苦悩やT-Xの強さに説得力があったなあ -- 名無しさん (2016-08-17 11:02:09)
- 「3」も「4」も俺的には黒歴史だわ。 -- 名無しさん (2016-12-29 10:19:25)
- >○「あきらめろ、未来は変わらない」 それスカイネットにもあてはまりますよね? -- 名無しさん (2017-06-24 22:18:07)
- 個人的には1より気に入ってた。今見直した場合の感想はわからないけど -- 名無しさん (2017-06-24 22:50:51)
- スカイネットも結局ジョンの始末に失敗してる上に各国軍の生き残りともコンタクト取られてる以上、抵抗軍の結成と自分の破滅まで変えられてはいないという -- 名無しさん (2018-03-25 17:27:40)
- 破滅の未来を恐れて過去に固執するスカイネットが、変えられない未来を知ってなおあがき続ける人類に最後は負けることを考えると、「未来は自分の手で切り開くもの」ってのも完全な間違いとは言えないかも。 -- 名無しさん (2018-03-25 17:43:54)
- むしろスカイネットも人類も何も変えられずに両方破滅するだけの話では -- 名無しさん (2018-08-15 20:12:50)
- どう足掻いてもスカイネットは破滅するし人類には絶望の未来が待っている -- 名無しさん (2018-12-10 22:33:26)
- 3は子供のころにターミネーターに遭遇しなかった世界線での話3は子供のころにターミネーターに遭遇しなかった世界線での話として描いてれば1チャンあったと今では思う。この俺の素晴らしい案をみんなどう思う -- 名無しさん (2020-01-21 04:01:11)
- ジョンの落ちぶれっぷりは、歴史が英雄を必要としなくなった=平和が訪れたという逆説的証左だと思えば、割としっくりくる。 -- 名無しさん (2020-01-21 07:09:22)
- ターミネーターの機械的なダンスみたいな戦闘だけは評価できる -- 名無しさん (2020-01-21 07:57:55)
- ↑13 T-850が「理想の父親」とすら称されたT-800と違って機械的(事務的) パワーセルがサラ・コナーやT-1000も一発で殺せるチート武器になること(しかも2つ内臓) 続編ありきの終わり方なのにスカイ・ネットが倒せない(実体がない) -- 名無しさん (2020-07-06 20:03:53)
- 抹★殺★完★了 -- 名無しさん (2021-03-09 21:41:20)
- 2のT-1000はかなりスゴかったが、3のT-Xは結構ショボかったんだよな。 -- 名無しさん (2022-09-09 14:02:40)
- 未来は変えられないかもしれないが、かーちゃんは未来は変わったと信じて安らかに逝けた(そもそも最初に告げられた日付が嘘なんだと思うが)。未来のために絶望の未来を知らされなければならない女性に対する、これは優しい餞の話なんだよ、きっと……まあ個人的には結構好きだし、よくハリウッドでこのシナリオ通したなとは思う。 -- 名無しさん (2022-10-27 07:53:43)
- 文字通りつかみどころがなく、どうやって倒すか想像しづらい1000と違って、視聴者視点だと、固体だから色々ぶつけていればいつか死ぬだろっていう気持ちで恐怖を薄れさせてしまう -- 名無しさん (2022-10-27 08:08:12)
- 絶望の未来を知っても戦う事を選んだジョンとケイト、この期に及んで過去を変える事にこだわり続けるスカイネット。その対比は普通に嫌いじゃないんだけど、あの2の続きと考えると…な一作 -- 名無しさん (2023-07-02 20:00:07)
- 本作の公開から20年以上経ってもC級映画って叩く人が少なくない。 -- 名無しさん (2024-01-15 14:00:32)
- 本作以降の続編がことごとく失敗したせいで海外では相対的に一番マシな続編扱いされているというね。 シュワちゃんも唯一批判しなかった。 -- 名無しさん (2024-03-21 06:25:00)
- 前2作と同じことをやってるくせにラストは結局審判の日は止められませんでした(汗)というシリーズ随一の鬱展開。タグにある「漫画は良作」ならそっちを映像化しろよ定期。 -- 名無しさん (2024-10-07 00:43:15)
最終更新:2024年10月07日 00:43