キテレツ大百科の発明道具

登録日:2015/09/14 Mon 21:40:13
更新日:2025/05/19 Mon 17:07:15
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キテレツ大百科』に登場する主人公・キテレツこと木手英一が開発した道具。
当該項目内では説明が収まり切らないので、この項目で改めて説明する。

発明道具について

キテレツは江戸時代の発明家、奇天烈斎の子孫であり、先祖代々伝わる秘伝の書である『奇天烈大百科』に記された様々な発明品を復元することを趣味としている。

奇天烈斎の発明した道具は江戸時代はおろか、現代で考えてみてもどれもオーバーテクノロジーであったり、魔法としか言い様のない効果を持つ代物ばかりである。
故にその発明は「怪しい妖術」として幕府から危険視されてしまい、奇天烈斎は死ぬまで牢に入れられて発明品も処分されてしまった。

ちなみにアニメでは「奇天烈斎と同じ親友の発明家の猛烈斎という人物との因縁で、お家断絶されたことを恨んだ一族の讒言によって奇天烈斎は幕府に狙われ、捕まってしまった」ということになっている。
しかもその原因はからくり人形の御前試合に猛烈斎が遅刻したため。現実で言えば納期遅延であるため、どうしようもない逆恨みである。

奇天烈斎の発明は人々を幸せにするため、困っている人や大名から依頼されて製作したものがほとんどであり、どれも役に立つ道具であることは間違いない。
……尤も、便利な役立つ道具の宿命として、「悪用すれば恐ろしい道具になる」と言う面もあり、幕府が危険視するのも頷ける発明も多いも事実である。

子孫のキテレツは持ち前の発明好きと奇天烈斎の発明道具により色々なトラブルを解決しており、友達はおろか家族から大きく頼りにされている。
そのため見た目はのび太寄りだが立場はドラえもんと言える。

ちなみに原作は40話程度という、ドラえもんに比べればかなり短い作品であったのだが、アニメ化によって原作を遥かに超える様々な発明品が登場している。
多くの人は原作漫画よりもアニメの方で登場する道具の方を知っているのでは?

中にはドラえもんのひみつ道具の上位互換である代物もあったりするので、奇天烈斎様はまさに偉大な発明家と言えるだろう。
もちろん、江戸時代に作られた関係上、不便な物もあるが……。

また、キテレツが発明を独自にアレンジをした結果生まれたものやキテレツ自身の手で作られた発明も存在する。

発明道具の紹介

以下、登場回数が多かったり、印象に残りやすい、比較的有名と思われる発明を説明する。(ネタ的なものも……)
ただし、原作が短いのでアニメを基準で。

◆神通鏡
キテレツがいつもかけている眼鏡。これも実は発明品の一つである。
『奇天烈大百科』は特殊な墨で書かれているので、普通に読もうとしても白紙の本でしかないが、この眼鏡をかけることで初めて内容を読むことができるのだ。
まぁ、おかげで最終話がああいう展開になったわけだが。

ちなみに見た目とは裏腹にかなり頑丈なようで、壊れることがほとんどない。














追記・修正は神通鏡でキテレツ大百科を読んでからお願いします。

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最終更新:2025年05月19日 17:07

*1 奇天烈斎自作のものは可能。ただしアニメで一度だけある道具と併用することによってコロ助が未来へ行ったことがある。

*2 トランジスタなど、本来江戸時代には無かった部品が使われているのはそのため。

*3 使用されたのは初登場回のみ。

*4 アニメでは「時速180kt(約333km)」と説明されているが、これは東京都から北海道までを短時間で移動できるほど。原子力潜水艦どころか既存の高速船を圧倒する快速である。

*5 人が歩く速さぐらいしか出ない。

*6 消耗品であること、移動する場所に誰かが行ってテープを貼らないといけないこと、一方のテープが剥がれて輪の形が少しでも崩れると効果がなくなるなど。

*7 最大で2日前の行動まで遡ることができる。

*8 鼠笛など。後に獣話機に改造して全ての動物と会話できるようになった。他にも聞き耳ずきんがある。

*9 作中で音楽家に使用したが、「音楽家は不快な音を受け付けない」とあしらわれた。

*10 『奇天烈大百科』での表記は「度忘れ玉」。

*11 奇天烈斎も同じように使用している。

*12 大百科の該当頁は墨で塗りつぶされていたが、キテレツは墨を洗い流して、この発明道具を製作した。

*13 下校中に発明のことでブツブツと独り言を呟いていたり、チョークで道路に設計図を描いたりなど。

*14 自分の部屋に野菜柄のベッドや絨毯があったり、店に並んでいる野菜1つ1つに名前を付けたりなど。それが原因でお客から気味悪がられて野菜が全く売れず、元の世界のブタゴリラからも「野菜が腐ってしまう」と言われた。

*15 意地悪な面こそ見られなかったが、おべんちゃらが上手く、それを聞いたコロ助とブタゴリラは身の毛がよだった。ちなみにトンガリのママも、左腕に鏡文字で「ぼくちゃん命」と書いてあるシールを貼るほど過保護になっている。

*16 おしゃべりな面は見られないが、ござる口調になっている。またコロッケを馬鹿にする者は、たとえ友達であろうと本物の刀で斬りつける。

*17 要するに「大きさは変わらないが、重さは半分となる」ということ。