デカベース

登録日:2015/11/28 Sat 00:48:34
更新日:2024/04/19 Fri 06:28:36
所要時間:約 5 分で読めます




デカベースとは、スーパー戦隊シリーズ第28作『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する基地の名称である。
一口に基地といってもデカレンジャーは宇宙警察の一環なので、宇宙の様々な場所にこの基地が存在している。
本作に登場するのは宇宙警察地球署のデカベースである。


【デカベース】

所属:宇宙警察地球署
全長:42.0m
全幅:35.0m
全高:68.0m
重量:12000t

外壁は特種合金アヌビシューム製で出来ており、犬の頭部を思わせるようなモニュメントの中にデカレンジャーの5人やボス達が会議を行うデカルームがある。
作中でもかなり大きい施設として機能しており、他の職員たちもこの中で勤務を行っている。
他にもスワンがデカマシンのメンテナンスを行う鉄工所や、取調室、留置所、トレーニングセンター、お風呂場が確認されており、
地下にはデカマシンの格納庫や宇宙警察専用特殊車両デカビークルの駐車場が存在している。
なお緊急用の脱出ポッドも存在しており、いざという時のためにデカベースの緊急停止用スイッチも存在している。
前面のS.P.D.エンブレムから放つビーム光線が主な武装。



「みんな、びっくりしないでね!デカベースクローラー、発進!


「なんだありゃ!?デカベースは動くのか?」


【デカベースクローラー】

全長:82.0m
全高:44.0m
スピード:120km/h
(全幅と重量はデカベースと同じ)

Episode15「アンドロイド・ガール」で登場したデカベースの移動形態。
ボスがもしもの時の為に備えてスワンに無茶を承知で頼んでいた移動要塞形態である。
両脇に備えられたビーム砲クローラービームを主武装としており、この形態ならば宇宙航行が可能である。



「みんな!さっさとギーガスを倒すぞ!」




「簡単に言ってくれますね!」


「まさか、一発逆転、秘密兵器が!?」


「超巨大起動!デカベースロボ!」



【デカベースロボ】

全高:88.5m
全幅:35.0m
重量:12000t
スピード:80km/h
最大出力:6000万馬力

Episode16「ジャイアント・デストロイヤー」にて登場したデカベースのロボット形態で、
ターボビルダーマックスマグマに続く基地ロボに該当する。
変形時の掛け声は「超巨大起動」


デカベースクローラーから更に戦闘向きの形態であり、デカレンジャーロボでもかなわないほどの巨大な相手に対して使用する。
デカマスター自らが指揮を執り、デカレンジャーのロボの中では唯一集合時のコックピットが存在している。
変形時には建物内部の職員にセーフティゾーンに避難するようにアナウンスが出され、全員の移動が確認されてから変形を行うことになっている。*1

デカレンジャーロボからメンバーが移動する際にはこのロボが背中に指を挿入することで通路が展開、そこからデカベースロボのコックピットに移動する。
格闘戦もこなすこともできるが、巨体故に小回りが利かず、素早い相手には苦戦することが多い。
スーパー戦隊の基地ロボの中では、唯一格闘戦をこなせる存在である。
その戦闘力の強さから敵に奪われると大惨事を引き起こしかねない事態になる可能性が高く、
Episode19「フェイク・ブルー」では自分の能力でホージーの肉体を自らの肉体と入れ替えてデカベースの乗っ取りを企んだアリエナイザー、ウージョン星人ジンチェによってコントロールを一時奪われたことがある。

そして、最終決戦の際にはエージェント・アブレラ率いるアリエナイザー集団によってデカベースを占拠されてしまい、地球を守る要塞であるデカベースロボが破壊活動を行うという悪夢のような状況となってしまった。
更に、デカベースから変身システムを送られて変身しているデカブレイク以外のメンバーが変身不可能になるという非常事態に陥ってしまう。*2

ただし、そういった際の緊急システムは前以て用意されており、
白鳥スワンの研究室にあるマーフィK9の犬小屋の中にある隠しスイッチを作動させれば強制的にデカベースロボは機能を停止し、
デカベースクローラーに戻り全システムをリブートするシステムとなっており、これがデカレンジャーの勝利の鍵となった。


【武装】

  • フィンガーミサイル
デカベースロボの指先から放たれる5連射のミサイルを放つ。

  • ニーブレスビーム
膝のクローラービームから光線を放つ。


【必殺技】

  • ボルカニックバスター
胸部のビーム版からビーム光線を放つ必殺技。
敵をデリートすると敬礼する。



【余談】

デカレンジャー本編では、各惑星にその管轄を務める宇宙警察が存在するという設定だが、
なぜ地球署のデカベースがロボに変形可能かというと、メカニックの天才である白鳥スワンを有しているためであり、
他の惑星のデカベースはデカベースクローラーの変形までしか出来ない。
後のVシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』においては本編終盤でアブレラに占拠された反省点からか、デカベースロボの頭部のみがデカベースへの入口として地上に出ており、デカベースの本体は敵の襲撃に備えて地下に移されていた。


追記・修正は怪重機をデリートしてから。


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最終更新:2024年04月19日 06:28

*1 アナウンスなしで変形を行うと大パニックになる。特に脚部にあたるエリアは危険。

*2 特キョウのテツ=デカブレイクのみはブレスロットル内に変身データが入っているため、デカベースの状況に関係無く緊急変身が可能。