スパイダーマン(池上遼一版)

登録日:2015/12/02 Wed 20:46:01
更新日:2019/10/20 Sun 14:09:16
所要時間:約 10 分で読めます





『スパイダーマン(池上遼一版)』とは、1970年から1971年にかけて連載された日本版スパイダーマンのコミック。


作画は一貫して池上遼一氏が担当。前半は小野耕世氏がストーリー構成を行い、原作を日本風にアレンジした世界観を提示。
日本製の作品であるだけに舞台が日本で主人公も日本人であり、ベトナム戦争や学生運動などの時事的社会問題を扱ったダークな作品に仕上がっている。

肝心のスパイダーマンは本家よりも徹底的にメディアや民衆に憎まれ、登場するヴィランも全て複雑な問題や鬱屈を抱えており、その多くは最終的に命を落としてしまう。
その死を前に「自分もいつかはこうなるかもしれない」と怯える主人公の姿から、「大いなる力には大いなる責任をともなう」という名言は本作のスパイダーマンにこそふさわしい言葉なのかもしれない。
ただし、現行のスパイダーマンにおいての「大いなる力には大いなる責任をともなう」は巨大な力を自制して世のために使う責任では無く誰にでも何かが出来る大いなる力があるのだから、それを世のために使おうと言った意味合いに変化しており、ヒーローに守られる民衆にも向けられた言葉になっている。
……この物語で力に伴う責任を全うした者が1人もいないことを考えると、どちらの意味合いで解釈するにしても、大いなる力と大いなる責任とは誰にとっても等しく重い物なのだろう。

『ウルフガイ』シリーズや『死霊狩り』などで知られる日本超人SFの先駆者・平井和正氏が途中から原作者として参加した事によって、ますますオリジナル色の強い孤独の超人譚となり、ヴィラン中心なばかりかスパイダーマンのコスチュームさえ登場しない回も存在する。


東映版は認めた本家の原作者であるスタン・リー氏も、この作品については「このスパイダーマンは、我々の知るスパイダーマンと違うようだ」とコメントしたほどの内容であるが、池上遼一版スパイダーマンこそが「元祖・日本のスパイダーマン」であり、いまだ多くの人々のトラウマ的存在になっている貴重な作品である。

具体的には高橋留美子も本作に強い影響を受けた一人であり、単行本にエッセイを寄稿したりもしている。また島本和彦もラジオで熱心に本作を語っている(島本氏自ら原作の1シーンを朗読し、その凄まじさを説明した)。
他にも江戸川乱歩賞受賞作家である鳴海章氏の推理小説『ニューナンブ』では「放射能で突然変異したサソリに刺されて」としつつも、「突然超能力を得た少年が、自分でコスチュームを作成して着替えるが、裁縫が苦手だったので仕立てが甘く、袖を破いてしまう」という本作第一話そのままのコミックスが作中に登場し、ある登場人物に多大な影響を及ぼしている。


本家でも決して黒歴史扱いではなく、スーパースパイダーマン大戦こと『スパイダーバース』にも参戦。名前だけだがしっかり登場し、戦死確認もされていないため無事に生還を果たした模様。欧米のスパイダーマンを見て小森ユウは何を思ったのだろうか……。
名前のみの登場であるため動向は明らかになっていないが、ひょっとしたら吹っ切れて、気ままに見えない虎と仲良く共存しているのかもしれない。

また本家スパイダーマンよりも暗く悲惨な話が多いため批判する向きもあるが、84年のエイリアンコスチューム、87年のベノム、80年代末からのグリム&グリッティ流行などより10年以上も先駆けて、「悪のスパイダーマン」を登場させ、差別や社会問題に真っ向から挑んだ作風は評価も高く、
「大いなる力には大いなる責任をともなう」とした上で、では「その大いなる力を、何の、誰のために使えば良いのか?」と翻弄される超能力者達の姿は、きちんと原作のテーマを踏襲している。

単なる悪趣味なだけの作品では、40年以上も語り継がれる事はないのだから。



【あらすじ】

高校生・小森ユウは勉強の虫と揶揄される科学オタクで、受験や試験に備え、学校の理科室に夜遅くまで居残っては実験の真似事をしていた。
ある夜、ユウは放射能実験装置をいじくり回していたところ、偶然放射能を浴びた蜘蛛に噛まれてしまう。その瞬間、彼は人間離れした体力と壁に蜘蛛のように貼りつく能力を得る。
その後、自作でコスチュームとスパイダーハンド(ウェブ・シューター)を作り、スパイダーマンとしてのアイデンティティを得たユウは、片思いの少女を助けるべく犯罪者に立ち向かったのをきっかけに、次々と現れる超能力者達との戦いに飲み込まれていく。
この大いなる力を、いったい何の、誰のために使えば良いのか? いつかは自分も、彼らのようになってしまうのではないか?
ユウは苦悩しながら、今日もさまよい続ける……。



【登場人物】

  • 小森ユウ
主人公。本家のピーター・パーカーと同じく、蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになった少年。
ごく普通の高校生であったが、スパイダーマンになってしまったことで社会の不条理を身を以って知らされる事になる。
本家ピーターが「等身大の少年」として評価されたのと同様、こちらはより「リアルな少年」として描写されており、水着姿のルミ子を想像してしまい勉強に集中できず自分はダメなやつだと落ち込み、スパイダーマンのマスクを被って街に飛び出して「いや、俺は超能力者なのだ!」と吹っ切ろうとするが、そんな自分もバカバカしくなってさらに落ち込むなどのシーンは、身につまされた読者も多い。
(後に『スパイダーマンJ』を手がけた山中あきら先生はHP上の4コマで「ザザーン」「ユウ兄ちゃん、ザザーンってなに?」など度々ネタにしている。これ以上いじめないであげてください

「どうしておれは まい晩こんな妄想ばかり……おれは……おれはだめな人間なのか……」
「いや……そうじゃない……おれは……おれはだめな人間なんかじゃない……!」
「おれはスパイダーマンなのだ!」

「はははは! 俺は超人なんだ! 見ろ! 俺を見ろ! 俺は世界一強い男なのだ!」
「この偉大な俺にいったい誰が歯向かうことができる? もしその気なら俺は全世界をも征服することができるのだ!」
「はははは! でも俺はそんなことは望まない! 俺はいつでも弱い人間達の味方だ!」
「みすぼらしいちっぽけな人間どもよ、この偉大なスパイダーマンに救いを求めるがいい!」
「君たちの不幸や苦しみなどすぐに解消してあげる! つまり君たちを守ってやれるのはこの俺以外いないんだ」
「はははは! スパイダーマンに不可能な事は何一つないのだ!何一つ!」

「はぁ はぁ はぁ はぁ ……」
「……なにが……なにがスパイダーマンだ! 俺は……!」

両親は幼いころに行方不明となり、現在はおばさんと暮らしているが、本家と違ってベン・パーカーのポジションにあたる親戚も助けとなる友人もおらず、東映版にさえいたガリアやインターポールという理解者もおらず、小森ユウは独りきり。
そのため、彼はピーターや山城拓也のような、確固たる信念を持てぬまま、過酷なヒーロー・超能力者としての人生に挑まざるを得なくなってしまう。
犯罪を止めようとしても犯罪者扱いされ、ヒーローとして認められても理不尽な無理難題を要求される。
かろうじて人助けに成功しても、犯人の背負ったどうしようもない事情を知ったり、あるいはあまりにも身勝手な動機に振り回される。
やがてヒーローとしての報われない活動の中、小森ユウとしても恋人を失い、友を失い、日常を奪われ……。

「世間から称賛されるヒーローなんてもうまっぴらだ!」

「善人ヒーローなんてくそくらえだ~~っ」


驚異的な身体能力とスパイダー・センス、壁に張り付く能力、ウェブ・シューターと、能力は本家とほぼ同じ。
しかし本家スパイダーマンは(一般人とは比べるべくもないとはいえ)マーベル全体では弱い方の能力者なのに対し、池上版スパイダーマンは、純粋な身体能力ならば登場する超能力者中最強という点が大きく異なる。
敗北らしい敗北は能力を封じられたミステリオ初戦、そしてメンタル最悪で挑んだスパイダーマン2戦の二回のみ。それさえも後に尾を引く負傷の無い、事実上ノーダメージという凄まじさ。重傷を負うようなスタントを連日軽々とこなし、エレクトロの電撃やカンガルー男の殺人キックさえ平然と受け止め、至近距離で拳銃を連射されても傷一つなく、飛行中の旅客機のフラップを容易く動かし、やろうと思えば東京を一人で破壊できる……。
唯一絶対と言えるほどの力があるからこそ、ユウの孤独はさらに深まっていくのだ。

しかしそんな悲惨な状態で、さらに最終回に至ってもなお、一度として私利私欲で能力を使ったことはなく、無辜の人を傷つけたこともない。不幸な境遇の人に同情し、悩み、苦しみながら、決して見捨てることなく悪に立ち向かっていく小森ユウもまた、正真正銘のスパイダーマンなのである。


  • 白石ルミ子
ヒロイン。ユウのペンフレンドで、行方不明になった兄を捜すために上京した心優しい少女。原作におけるグウェン・ステーシーにあたる人物。
母親が心臓病で入院したため、集団就職で川崎に行った兄に相談しようとしたが、音信不通になってしまい、ユウに兄の捜索を頼んでいた。
その後、兄と母の死をきっかけにゴーゴー喫茶でバイトするようになり、次第に落ちぶれていく。


  • 北野雪子
ヒロイン。ルミ子と別れた後のユウと出会い、恋に落ちた美少女。原作におけるメリージェーンにあたる人物。
元はある中小企業の社長令嬢だったのだが、会社が倒産、両親の死亡という不幸が重なり、今は弟の光夫と二人きりで慎ましく生活している。
事故にあって重傷を負った光夫にユウが輸血し、それを機に光夫がユウを「兄貴」と慕うようになった事から交流が始まった。


  • おばさん
ユウの伯母でメイ・パーカーのポジションにあたる人物。
ユウの面倒を見ているが、最初の数話のみの登場ですぐにフェードアウトしたため、メイと比べると影が薄い。
それでもユウの様子がおかしいと心配したり、行く宛の無いルミ子を泊まらせて面倒をみてあげたり、彼女が入院するとユウと共に駆けつけたり、優しい人である描写はされていたが……。


  • 荒木
ユウの友人。原作におけるハリー・オズボーンのポジションにあたる人物。
大手製薬会社に務める医学博士の息子だが、競争社会を押し付けてくる父親に反発する不良。
当初はユウをガリ勉野郎として見下していた節があったが、スパイダーマンのファンであり、父の会社がリザードに襲われた事件をきっかけにユウと親しくしていく。


  • エレクトロ
スパイダーマンが最初に戦ったヴィラン。
本家に近い外見で全身から放電する能力を持っており、銀行強盗を繰り返していた。
彼にかけられた多額の懸賞金を狙い、ユウはスパイダーマンとして初めての対決に挑む。


  • リザード
ご存じトカゲ男。
まさに怪物そのものと言うべき強さで暴れ回り、荒木の父の会社や工場を襲撃。
画期的な新薬の開発をことごとく妨害し、ついには荒木を誘拐して脅迫まで行う。
スパイダーマンは荒木を助けるため、動物園でリザードと対決するが……。


  • カンガルー男
その名の通り、カンガルーのごとく驚異的な跳躍力を持つヴィラン。
元は外国人のプロレスラーで、オーストラリアの原野で生まれ、カンガルーと共に育った。
生まれ持った超人的な能力を活かしてプロレスラーとして活躍していたが、皮肉にも常人離れした身体能力が原因で対戦相手を殺してしまい、ついにはプロレス界から追放され、現在は金品を奪わなければ生きる事すらままならない生活を強いられている。


  • にせスパイダーマン/ミステリオ
文字通り偽者のスパイダーマン。ミステリオとしての姿は原作そのまま。
スパイダーウェブを溶かし、スパイダー・センスを撹乱する霧を操り、ユウを追い詰めていく。
ユウと同じウェブ・シューターとスパイダー・センスを持ち、その力で悪事を働く一方、ユウ=スパイダーマンが再び現れると「正義の超能力者」ミステリオとして対決を挑み、名声を得ようとする。
当初スパイダーマンを引退したユウは我関せずを決め込んでいたが、にせスパイダーマンがルミ子を襲った事に激怒、ミステリオとの対決を決意するも、初戦で敗北。
戦いの中で怪我をさせてしまった子供の治療費を稼ぐため、ユウは危険なスタントマンのアルバイトで大金を用意するが、折り悪くにせスパイダーマンが強盗を働いたことで、その濡れ衣も着せられてしまい……。


  • 美川
ユウの学校の優等生。剣道部の主将であり、取り巻きともども、学校の誇りとして尊敬されている。


  • ジョージ・ミードロ
ハイジャッカー。ハーレーを乗り回し、ピストルを携帯している。
夏休みを満喫するユウ達を人質にとって旅客機に乗り込み、ハイジャックを試みる。
自分の暴力衝動を懸命に抑えこんでいたユウは、傍若無人に振る舞い、罪のない人々を傷つける彼を捕える事を決意する。


  • 犬丸
ユウの友人。ヤクザとも繋がり、麻薬取引で大金を稼いでいる、荒木以上の不良少年。
ユウが不良のレッテルをそのままにしていた事で親しくなり、奇妙な友情関係を築いた。
しかしやがて、暴力団同士の抗争に巻き込まれ……。


  • 冬の女
斉木美夜(さいきみよ)という美女。男に騙され全てを失って以来、近づく男を次々と凍死させる「死を振り撒く女」となった。
彼女が能力を行使する時は、吹雪の幻影が現れる。
美夜から全てを奪ってしまった男が、決死の覚悟で彼女を止めようとして殺された事から、ユウもまた冬の女を止めるべく戦いを挑むが…………。


  • 紅軍派
過激派テロリスト集団。警視総監の誘拐に成功し、たまたま居合わせたユウと女子学生を人質に、廃工場へと立てこもる。
国外逃亡のため、多額の身代金と飛行機を要求するが……。


  • 狂魔(くるま)
ハイウェイを暴走し、恐るべき運転技術で次々と車を襲撃しては事故を引き起こしていく漆黒の改造車。
自動車社会に反抗する現代のアンチ・ヒーローとしてマスコミからもてはやされ、警察によって懸賞金がかけられる。


  • スパイダーマン2
スパイダーマンに続いて現れた、第二のスパイダーマン。
汚職企業や環境破壊企業などに対する窃盗やテロ行為、堂々とマスコミのインタビューにも応じるなどの行動で、一挙に人気を博した。
一方、その裏では企業を脅迫し、罪もない警備員を殺害するなど徐々に暴力性を増していく。


  • 金色の目の魔女
ユウの学校に赴任してきた女教師・三輪真名児(みわまなこ)
彼女は金色の瞳で目を覗き込む事で、他人の欲望を暴走させ、操る能力を持っていた。
その力を駆使して、生徒を支配し、邪魔者を野犬に殺させ、学校中に混乱を引き起こす。
さらに彼女の毒牙はユウの周囲、そしてユウ自身にまで及び、スパイダーマンは対決に挑むが……。


  • 見えない虎
本作最後のヴィランだが、立ち位置的にはダークヒーロー的な存在。
その正体は、場末の少女歌手・尾関ミキの自覚無き超能力。
アイドルとしてデビューしたものの、著名バンドによって輪姦され、芸能プロによって泣き寝入りさせられ、さらに病気で余命も長くなく、絶望した彼女は無意識に「見えない虎」を作り出し、復讐を繰り広げていた。
度重なる不遇でほとほと世間に愛想が尽きていたユウは、当初こそ虎を止めようとするものの、最終的には被害者連中が悪いとばかりに、シャレにならないレベルの大量殺人にまで犯行がエスカレートしたこの虎を全面支持(=狙われている悪人を見殺しに)している


  • 一般人の皆さん
ある意味、本作最大のヴィラン。
ただでさえハードな内容である本作の物語を鬱なものへと決定づけた最大要因と言える。
「懸賞金を持ってかれたから」という私怨からネガキャンに躍起になるマスメディア、自分で何も考えずにスパイダーマンを叩く市民など。

「これは将来タレントにでもなるつもりで今から少年たちの人気を得ようとするたくらみに違いない!
みなさん、自分のことしか考えないスパイダーマンに日本中の少年たちがあこがれるようにでもなったらそれこそ大変です!」

「なにがスパイダーマンだ! ふざけやがって。
あんなチンドン屋みたいな クモやろうがなんだ! こんど なにか しやがったら……
おれの番組で てってい的に たたいてやる!」

「スパイダーマンくん、そんなに名声がほしかったら、もっとでかいことをしてもらおうじゃないか。
たとえばベトナム戦争を終わらせるとか…。
もしそれができないと言うのならスパイダーマンくん、
きみはやはり自分の欲望にかられた偽善者にすぎない…」

中には立派な犯罪に値するほどの悪行を犯したにもかかわらず、明確な報いを受けた描写がない者さえおり、「見えない虎」が本編で最後に殺害した芸能プロの女社長に至っては、見えない虎が生まれた元凶であると同時に全く同情の余地の無い悪女であった。
当初は批判される度に深く苦しみ悩んでいたスパイダーマン=小森ユウも、結局彼らが売名行為に慣れきった、身勝手で厚顔無恥、どうしようもない存在であることを理解するにつれて達観していく。
果たして、こんな腐りきった人間社会のために超能力を使う必要があるのか?
そして最終話でユウが出した答えこそ、前述したように見えない虎への激励の言葉と無意識の内に行った助力である



【余談】

上記スパイダーマン2と見えない虎のエピソードに関しては、原作を務めた平井和正の小説「アダルトウルフガイシリーズ」にてほぼ同じ展開がなされた。

また07~12年まで連載されていたヤングチャンピオン版ウルフガイでは、何の落ち度もない女性が強姦された(される)様を全国的に知られてしまい、
被害者であるにも関わらず無責任な大衆の玩具のとなる悲劇(いわゆるセカンドレイプ)が起こるが、これは「金色の目の魔女」と「見えない虎」を彷彿とさせる。
被害者となった女性こと青鹿晶子は三輪真奈児同様、あまりにも純粋で美しいがゆえに、他者の欲望をさらけ出し、反射させてしまうのだ。
ただし青鹿先生の場合は、主人公と永遠の愛を誓い、その身を心優しい人たちに保護された上日本で社会的に死んでしまったがための外国での再就職先を世話され、セカンドレイプされることに心を傷めた人々もいたので、少なくとも「ヤングチャンピオンで連載された分まで」の時点では三輪真奈児や尾関ミキより境遇はマシかもしれない。
つまり醜いのは彼女らではなく、悪意にまみれた人間の心に他ならない。





追記・修正は、心の奥底にひそんでる虎を解き放ってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/