ヨダルラーハ(グラブル)

登録日:2016/02/08 Mon 18:21:43
更新日:2025/01/04 Sat 13:38:08
所要時間:約 6 分で読めます




「わしゃただの釣り人じゃよ。きーちっちっち!」




ヨダルラーハとは、ソーシャルゲームグランブルーファンタジーに登場するキャラクターである。


CV:千葉繁
二つ名:オッドアングラー
属性:水
種族:ハーヴィン
レアリティ:R

入手武器:シュリンプルアー
奥義:悪餌一釣
アビリティ1:海翁好鴎
アビリティ2:空空漠漠


解説
「きっちっち」と特徴的な笑い方が印象的な、ハーヴィンの釣り好き老人。
帝国兵に追われていた主人公一行と出会い、どういう訳が彼らを釣りに誘った。
その後に「訳あってこの空域から出たい」と申し出て、主人公たちと同行する事となる。
ガチャ入手した際に得られる武器も釣り竿(種別は剣)、本人が武器に使用するのも釣り竿。戦闘終了時には色々な魚を釣り上げてくれる。
(というか魚型はおろか、カニやアザラシといった水棲の魔物なら何でも釣り上げる。たとえ火山であっても。

飄々としていて掴みどころのない性格だが、どこか只者ではない雰囲気を持つ人物である。
実際に主人公達と釣りを行った時、カタリナの剣と釣り竿の扱い方を見て彼女の剣の腕や癖、果ては心の迷いまで看破して見せた。
しかも釣りを終えてその場から離れると、そこには何故か追ってきていたはずの帝国兵が倒れている光景が……。

後に『変幻自在の妖剣士』という、嘗て若き日に二刀流の剣豪と渡り合った程の達人の話をしてくれる。
が、話を聞いているとまるでその剣士は……。


ぐらぶるっ!ではファラと知り合い、なんやかんやで師弟関係となっていた。
この関係は後にシナリオイベント「山駆ける少女」で逆輸入される事に。

ファラが彼をそう呼ぶように、ファンからは「老師」あるいは「ヨダ爺」と呼ばれる事が多い。


キャラ性能
レアリティ相当に控えめではあるが、攻撃デバフとモードゲージダウンのデュレーション系があるため
戦力が揃わないうちはモードゲージを持つボス戦などで役に立つかもしれない。
もちろんR限定のフェローバトルで起用するのもアリ。



































そして彼が登場したイベントからしばらくたったある日。
レジェンドガチャにとあるキャラが追加された……

























「さーてと……不肖の弟子の始末をつけんとなあ」






二つ名:変幻自在の妖剣士
属性:水
種族:ハーヴィン
レアリティ:SSR

入手武器:不動国行
奥義:万結一閃
アビリティ1:十起
アビリティ2:百承
アビリティ3:千転
サポアビ1:絶句
サポアビ2:二重刃


解説

上記の実力を隠していると思わしきエピソードや奥義の名称「悪餌一釣」が賢者アレーティアの奥義「白刃一掃」の韻を踏んでいるという事から、実力はアレーティアに並び本気を出せばSSR級ではないかと噂されていたヨダルラーハ。
その彼がついに多くに期待に答えSSRに昇格を果たしたのだ。
これまでにもレアリティ昇格は何度か行われて来たが、RからSRをすっとばしてSSRにまで昇格したのは彼とペトラの二人のみ。
ちなみに他のSSR昇格キャラは現時点でヴィーラ、フェリ、サラ、フィーナ(と水着ダヌア)だけ。
なんだかんだで女キャラが人気のグラブルにおける男性キャラとしては、リミテッドシリーズが用意されているメインキャラ以外では唯一の快挙である。


「山駆ける少女」でのエピソードも踏まえ、彼についてのエピソードも多く明らかになっている。
二つ名の通り、彼が語った「変幻自在の妖剣士」は彼本人であり嘗ては多くの弟子を育て鍛錬に励んでいた。
しかしある時筆頭弟子が悪心に堕落し、他の弟子も多くが唆され離反してしまう。

見かねた彼によって筆頭弟子の剣は封じられたが、これによりヨダルラーハは自責の念から。剣を置き隠遁生活を初めることとなったのだ。
しかしその筆頭弟子が再び凶刃を振るっているという話を聞き、今度こそ弟子を止め師としての責務を果たす為に再び剣を取る決意をする。
ちなみに釣りもその時まで自粛する事にしたらしい。なのに戦闘終了後は相変わらず釣りモーション


性能


二振りの剣を振るい、奥義と各種アビリティで「起・承・転・結」の文字をそれぞれ含んでいるのが特徴だが、
何といっても特徴的なのが「三幕」という特殊なバフ。これは4ターン(彼が登場してからではなく、戦闘全体のターン数)毎の終了時に3つ付加され、
このバフがついている内は「十起」が二回攻撃、「百承」は攻撃回避に加えかばう効果の追加と強力な追加効果を得る。
またサポアビの「二重刃」によって三幕が1つでも残る限りトリプルアタック仕様。このため奥義ゲージが貯まるのも早い。

極めつけは三幕付加時の奥義であり、三幕が1つにつき追加で 3 3 万 の無属性ダメージを与える。
つまり三幕が満タンなら合計 9 9 万 の追加ダメージ。
しかも無属性なので例え不利属性である土属性の敵にぶっ放してもダメージ減衰がなく、主人公がランク1だろうが150だろうが固定である。
これがどれほど強力かというと、初心者でもHARDの星晶獣ならば一撃で吹き飛ぶ火力なのだ(HPが多めのコロッサス、リヴァイアサン、セレストを除く)。
当然騎空団に加入していれば、アサルトタイムにオートで攻撃を初めるだけでボス戦が数秒で終わる。
一撃で倒せなくとも、シナリオイベントのHARD程度ならば楽にMVPをかっさらう事も可能。
強力なアビリティが付いているせいでエリクシールハーフが大量に溶けるテイルズオブアスタリアコラボイベントのボスが難易度EXTREMEまではHPが99万を下回っている為、
ボスまでヨダルラーハと3アビ「千転」が生き残っていれば問答無用でぶっ飛ばすことが出来る。
因みに奥義は「に及ぶ剣太刀でぶ」という言葉が由来。



……しかし反面、この三幕が切れると歳のせいか非常に弱体化してしまう。
具体的には攻防が半減し、戦力として不安になるどころか敵対心が増加してしまうために被弾率が上昇。
下手に相手がダブルアタック、トリプルアタックを打ってくればあっという間に沈んでしまいかねない。
その為、自身の弱点属性である上に毎ターン確実に複数回攻撃を仕掛けてくるユグドラシルマグナは天敵中の天敵。
彼のポテンシャルを活かすならば、ダメージカットや耐性上昇のアビリティ、召喚加護を使用したり
三幕を全回復するアビリティ「千転」を上手く使うなど、工夫を凝らす必要がある。
但し「千転」のリキャストが15ターンと非常に長く、三幕自動回復も4ターン経過時なのでガルーダなどの幻影効果や2アビの「百承」、かばう等を使って緊急回避しつつうまく立ち回る必要がある。


総じて運用が一筋縄ではいかないピーキーなキャラではあるが、そのポテンシャルは高い。
それにデメリット以上にお手軽99万固定ダメージはやはり初心者には魅力的であるため、スタダ*1で選択するキャラとしては優先度が高い。
また、お手軽にMVPを強奪できるその性能から十天衆・サラーサと並んで共闘クエスト出禁枠とさえ言われているので迷惑を掛けないように運用するようにしよう。
特にこの初心者にとってのお手軽性能っぷりは実装当初から3年近くもの間、多種多様な環境の変化にもかかわらず全く変わっていないほどである。


小人のお爺ちゃんというキャラクター像から一見するとあんまり…という声もあるが、
SSR昇格を果たしただけあってその性格やエピソードを知ってファンになった人多い(中の人も腹筋破壊大帝だし)。
気になった人は是非お試しでフェイトエピソードを見て貰いたいものである。

初心者でもお手軽に100万近いダメージを出せる上、工夫をすれば100万ダメージの連発が可能となるため中級者でもお世話になる。
しかし、課金しまくり装備とキャラがそろい始めると、次第にデメリットの方が目立ち始める。
水属性は、火属性相手なら攻撃力が非常に高くなるイシュミールや、敵に強力なデバフを付与するユエル、強力なバッファーかつ配布キャラの新田美波などライバルが非常に多い。
特に自らの奥義ダメージを強化し、奥義を連発できるシルヴァが仲間になると、さすがにお役御免が近づいてくる。
しかしヨダルラーハの100万ダメージは無属性という特徴がある。
共闘クエストには、無属性以外の攻撃を大幅シャットダウンしてしまう、「うたたねアンディ」という敵がいる。
こいつをプレイヤー1人で倒すと、全員に多めの経験値が入るのだが、HPは低いが防御力もかなり高い。
そこで、固定ダメージを出せるヨダ爺さんと少しの奥義ゲージ増強手段を用いれば、後は連打と攻撃とAUTOを繰り返すだけの道場が完成する。
彼は初心者を脱却した後も、新人の育成という舞台で輝けるのであった。







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最終更新:2025年01月04日 13:38

*1 「スターダッシュガチャチケット」。ゲーム開始後に3000円で貰える10連ガチャチケ付きの交換券で、好きなキャラを自由に交換出来る。ほか不定期で同じ内容の「サプライズガチャチケット」が販売されることも