旋風亭美風

登録日:2016/06/26(日) 06:12:07
更新日:2018/04/18 Wed 07:32:57
所要時間:約 4 分で読めます






※『逆転裁判6』の公式サイト非公開エピソードに関する項目です※






























ネタは滑っても、口は滑らせない様
気を付けて参りたいと思います。

下手な事を言って逮捕なんか
されちゃった日には‥‥

なっちまいやすからねェ、
人生のラクゴ者に!

お後がよろしいようで!



旋風亭美風は、『逆転裁判6』の第4話《逆転寄席》のゲストキャラクター。


年齢は28歳。
第4話の被害者旋風亭獏風に師事する若手落語家。夕神迅の知り合いでもある。
28歳にしてはやや童顔の青年。開いた扇子のような形に結った髪形が特徴で、黄・橙のツートンカラーの着物に緑の羽織を着用。
いかにも落語家然とした独特な口調で喋り、笑点ばりに積み上げられた座布団の上で証言をし、所々に洒落を挟む。希月心音には「面倒くさそうな人」という第一印象を持たれた。
芸人の性ゆえか、法廷でも3つの異なるキャラクターを巧みに切り替える芸達者。
フザケているようにも見えるが、落語に対しては真摯に打ち込んでおり、師匠である被害者を心から尊敬している。
“旋風亭美風”という名前は、若くして亡くなった兄弟子から受け継いだ芸名であり本名は不明。
芸歴は浅いものの姉弟子より先に二つ目に昇進しており、事件当日は彼の昇進記念寄席が開かれていた。


大の甘党の一方で、酒は全く飲めず、酒が入った菓子だけで泥酔してしまうほどの超下戸。
なお、美風は酒のことを「水カステラ」と表現している(これは古典落語『禁酒番屋』に由来する)。
サスペンスドラマが好きでよく観ているらしい。
動揺すると茶を啜り出し、ダメージを受けるとその茶を噴き出す。
余談だが、サインを書くモーションを見るに左利き。
何気に専用のテーマ曲が用意されている(曲名は「爆笑タイフーン」)。



+ネタバレ
ココネに事件の犯人と疑われるが、彼がやったのは現場の偽装工作のみ。
真犯人は、本来は自身が“旋風亭美風”を襲名するハズだったと思い込んだために美風に悪意を抱き、現場に彼を示す偽ダイイングメッセージを残していた。
それを発見した美風は嫌疑がかかることを回避すべく工作し、被告人・内舘すするに濡れ衣を着せていた。
さらに、楽屋のテレビを利用して、あたかも自身の公演中に被害者がまだ生きていたように偽装し、死亡時刻を誤魔化した。


実は先述の異なる複数のキャラクターは演技ではなく、《美風》《一八》《喜瀬川》《磯田》の4つの人格を持つ多重人格者。
美風は当初この事実を隠していたが、ココロスコープで彼をカウンセリングしたココネにより暴かれた。
第4話冒頭で名前欄が「???」となっている複数の人物の会話があるが、全て彼によるものだと分かる。
ちなみに一門の人間はこのことを知っているが、邪道のレッテルを貼られ一門の評価を下げてしまうと思い客には内緒にしている。


  • 美風(ビフウ)
初登場時の人格(これが主人格かは不明)。一人称は「アタシ」。
特別に快活でもクールでもない普通のテンション。
人当たりは良いが、少し飄々とした雰囲気。洒落がスルーされたりウケないと落ち込む。
ココネにサインを書いたり、正体に迫る選択肢で「ロボットだった」を選ぶとロボットの物真似をしてくれたりとサービス精神が旺盛。
どうでもいいが、第4話冒頭の被害者の遺体発見時には「し、死んでるのか……? まさか……アイツが……」と落語家口調が抜けている。

  • 一八(イッパチ)
ニコニコ笑う陽気な人格。一人称は「アッシ」。
口が軽くそそっかしい性格で、頭は良くないらしい。
ポジションは太鼓持ちで、扇子をパタパタと仰いで紙吹雪を飛ばしている。
名前の由来は古典落語『愛宕山』の登場人物。元ネタの一八も太鼓持ちである。

  • 喜瀬川(キセガワ)
花魁のお姉さん人格。一人称は「わちき」。
《美風》《一八》と比べて冷静かつ物言いがキツめ。一方で、上手いこと煽られるとまんまと乗ってしまう。
閉じた扇子を煙管に見立てて喫煙する仕草を見せる。このモーションが女性キャラクターにも劣らず無駄に色っぽいと専らの評判。
現場の偽ダイイングメッセージを見て、自身らが疑われることを回避する案を瞬時に思いつく等、頭脳派のポジションのようだ。
名前の由来は古典落語『お見立て』の登場人物。元ネタの喜瀬川も花魁である。

  • 磯田(イソダ)
精神年齢5歳の少年人格。一人称は「ぼく」。フルネームは磯田定吉
非常に気が弱く、真実を明らかにしようと躍起になるココネに怯えていた。
上記の3人格の意識が無くなった時のみ現れる特殊な人格で、この話では3人格を泥酔させることで引っ張り出した。
《美風》《一八》《喜瀬川》は彼とだけは記憶を共有できず行動も把握できない。
事件の被害者とは祖父と孫のような関係だったらしい。
真犯人が被害者を殺害する光景を目撃し、事件の真相に辿り着くことに大きく貢献した。



EDでは、第4話の出廷を機に法廷寄席の話をもらったことが明かされる(題名は「ウドンこわい」)。
また、《磯田》にも稽古をつけていずれは高座に立たせる予定らしい。
師匠を失い、真犯人も同僚だったために独りになってしまった美風だが、師匠への恩返しと罪滅ぼしの思いを込め、旋風亭一門を守るべく奮闘していくとのこと。



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