デザート

登録日:2011/12/13 Tue 22:08:18
更新日:2025/07/12 Sat 15:55:52
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デザートとは、朝昼晩の食事の際、最後に食べられる菓子類などの事。


◇概要◇

デザート発祥の地は、美食大国フランス。
オードブルからメインディッシュまで、たっぷり食べたのに、何故だか満たされ無い事に気付いて彼らは、甘い菓子や果物を食べる事で、その隙間を埋めたのだ。

実際、糖分類を摂取したら血糖値が上がり、満腹感を味わえるのは確かである。
また、人間は、食事の際、最後に食べたものが一番印象が強くなるのが普通なので、結果、デザートの事を一番記憶している事になる。
ここで、メインディッシュが印象に残っているようなら、そこのシェフは、相当に腕が立つ御仁と言える。

現代においても、食事の最後に甘いものなどを食べる習慣は、世界中に広まっている。
食事の際、おぼんの片隅に、果物などが置いてあったら、やはり嬉しいだろう。
時には足りないビタミン類なども補える、栄養補助の意味も持たされる。

《用語について》

語源はフランス語のdesservir(デセルヴィール)
意味は「皿を下げる」である。
そこから転じてdessert(デセール)となり、これを英語読みしたのが「デザート」である。

イタリアではdolce(ドルチェ)
単純に「甘味」「スイーツ」のような意味も持つが、『食事の後に食する甘いもの』を指してドルチェと呼ぶこともある。
また、懐石料理にもデザートの立ち位置のものがあり、水物(みずもの)と呼ばれる。

なお、“s”が1つのdesert(デザート)は「砂漠」を意味する単語で、“dessert(デザート)”とは意味もアクセントも異なる。
ただ、“desert”には動詞で「脱走する」という用法もあるのだが、これは甘い方のデザートと発音が同じという罠があるので注意。

《別腹》

食事を腹いっぱい食べても、食後の甘味はしっかり食べられたりする。
これは、好物を目の前にすると、胃腸の活動が活発化し、わざわざスペースを作っている事が、医学的にも証明されている。
別腹は実在するのだ。

ただし、カロリーを上乗せしてる事実は変わらない。
食べた分は異次元空間には行かずにしっかりと身体に貯まるのは留意しよう。


◇主なデザート◇

  • 果物
みかんやりんごなど。
手軽に食べられる上に、ビタミンも豊富で低カロリー。
特にデザートと意識せずに手を伸ばしている人もいまいか?
高級なレストランでは、豪華な盛り合わせが出たりする。

  • ケーキ類
ショートケーキやチョコレートケーキなど。
誕生日やクリスマスなどのお祝いなどが主だが、貰いもので貰ったり、なんとなく贅沢したい時なども。
デザート界の王様とも言える、あったら一番嬉しい存在。

  • アイスクリーム
冷た~いアイスクリームは、冬でも食べたくなる。
イタリアンではジェラートが類似。
メインディッシュで火照ったお口に、冷たい食感が嬉しい。
昔は高級品だったが、現在は庶民でも、コンビニで箱アイスなどを買って、気軽に王侯貴族になれる。

こちらも手軽で、しかも胃腸に優しい。
甘く、酸っぱく、食後のお口に優しく広がる味わいは最高。
冷蔵庫の中のジャムを入れたり、缶詰めのフルーツをシロップごと入れても美味しい。
現在は、ライチジュースで煮たアロエのパックも売っているので、気軽にアロエヨーグルトが食べられる。

  • プリン
プリ~ン、プルル~ン、トロロ~ン。
実に中毒性が高い。
濃厚なカスタードプリンか、さっぱりとミルクプリンか、ああ迷う。
コンビニで売ってるトロ~リクリームプリンは、まさしく魔性の味。
中華なら杏仁豆腐もいける。

  • 和菓子
上品なおまんじゅうや、お餅、お団子、がっつりとクリームあんみつやお汁粉など…。
濃い目のお茶で上品にお行儀良く頂こう。
食後の「余韻」に、ゆったりと浸る一時…。
まさしく「和」の心。



追記、修正は、食後のデザートを食べてからお願いします

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最終更新:2025年07月12日 15:55