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杏仁豆腐

登録日:2012/01/04 Wed 22:33:06
更新日:2026/02/07 Sat 12:53:40
所要時間:約 2 分で読めます




杏仁豆腐(きょうにんどうふ、あんにんどうふ)は、中国発祥のデザートである。
杏仁羹(ようにんかん)という呼び名もある。



■概要

起源は薬膳料理で、「杏仁」とは咳止め薬となる杏の種を割った中にある核(仁)をすり潰した粉を意味する。
しかしそのままだと苦い為、食べやすくなるよう砂糖で甘味をつけて豆腐状の寒天にしたのが始まり。いわゆるおくすりのめたね

あと、よく枸杞(クコ)の実」という、干しブドウみたいな赤いドライフルーツ(これも漢方薬)がトッピングされている事も。
白の杏仁豆腐に赤味を帯びた実のコントラストが映える。


■現代日本において

現在の日本では、薬膳料理ではなくマンゴープリンや胡麻団子、愛玉子(オーギョーチー)などと同じデザートとして扱われる事が多い。
特に中華料理店では定番の一角で、中華街などにある本格的な店でも、タピオカ入りココナッツミルクと共にデザートとしてコースメニューの〆などに君臨しているはず。

ちなみに市販品で本物の杏仁が使われる事はほとんどない。
杏仁豆腐の独特の香りはアーモンドエッセンスなど杏仁に似せた香りのアーモンド由来の香料で再現される場合が多い。
一応、輸入食品店やお取り寄せなどで杏仁霜(杏仁にコーンスターチや砂糖、脱脂粉乳などを混ぜたもの)を入手し、本物の杏仁が入った杏仁豆腐を作る事も可能。

なお、実は杏仁豆腐の製造法は法律で定まっていない。


■中国・台湾では

発祥の地は中国だが、地域による食文化の違いや食後にデザートを食べる文化自体あまり無い事から、実は祖国なのに杏仁豆腐の知名度が低く、「日本に来て初めて食べた」という人も結構いるんだとか。
一方、台湾ではかき氷やフルーツティーのトッピングにする事もある。


■食し方

◆フルーツポンチ風

小さくひし形に切られた杏仁豆腐を、さくらんぼミカンパイナップルなどのフルーツ入りのシロップに浮かべたもの。
食感は固めで、 杏仁豆腐の優しい味わいもさる事ながら、色々なフルーツを合わせて楽しめるのが特徴。
濃厚な中華料理を腹いっぱい食べたところに運ばれてくるこれは、口の中をサッパリさせてくれる。その後の烏龍茶もまたたまらない。
後述のプリン風が浸透した今でも「杏仁豆腐といえばこれ」という方もいるのでは?


◆プリン風

西洋のプリン風に、それのみを容器、もしくは皿の上に盛った楽しみ方。
最近はコンビニなどでもよく見かける。上記と違い、杏仁豆腐そのものを純粋に味わえる。
ミルクプリンに似た優しい味わいに、杏仁(アーモンドエッセンス)の香ばしさがたまらないデザートである。
女性のみならず男性にも人気。
固めのツルリン派か、柔らかめのトロリン派か。アナタならどうする?



■余談

ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』などで公式イラストレーターを務めている同名の徳島県出身のイラストレーターがいる。


追記・修正は、ツルリン杏仁豆腐とトロリン杏仁豆腐を食べ比べてからお願いします。

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最終更新:2026年02月07日 12:53