嘉音(うみねこ)

登録日:2017/03/18 (土) 00:25:26
更新日:2019/12/31 Tue 06:35:46
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うみねこのく頃に』の登場人物。
CV:小林ゆう


右代宮家に仕える使用人の一人。
16歳。
金蔵が莫大な援助を行っている孤児院「福音の家」の出身者。


寡黙で表情に乏しく、主人たちに対しても不愛想な態度をとる少年。
右代宮家使用人の「家具」の信条に忠実であり、自己を見せず主人とは一歩距離を置いた姿勢を崩さない。
同僚で同じ孤児院出身の紗音とは孤児院でも仲が良く、姉弟のように接し彼女を「姉さん」と呼んでいる。
そのため、紗音に危害を加える者には怒りと憎悪を向けており、特に仕事で厳しい夏妃譲治との交際で難癖をつけてくる絵羽には陰で「地獄に落ちろ」と毒づき、そのたびに紗音や源次、熊沢らに窘められる。

他の使用人にも冷たく、特に調子のいい郷田は大嫌い。
唯一、親代わりの源次や熊沢には心を開いている。

当家の令嬢、朱志香から想いを寄せられており、恋人の振りとして彼女の学校の文化祭に嫌々見物に行き、そこで彼女のバンドのライブを見て生き生きとステージで歌う彼女の天真爛漫さに心を惹かれ、薄暗い自分の人生に希望を抱くようになる。
しかし、その後朱志香から本当の名前を聞かれ、近づこうとした際に怯えてしまい、彼女を拒絶してしまった。このことが未だに彼の心にしこりを残している。


魔術師・金蔵の家具として、魔力で作った剣を武器として扱うことができ、剣戟の腕も高い。


各章の活躍

Episode1 - Legend of the golden witch
ボイラー室の悪臭を調べに単独で地下ボイラー室に下り、そこでベアトリーチェらしき蝶の群れと相対し、
鉈で立ち向かおうとしたが、放たれたサタンの杭に胸を刺され重傷を負い、駆け付けた南條らに運ばれ使用人室で治療を受ける。
しかし治療の甲斐なく、第五の晩で死亡。
※ただし、戦人は彼の死を目撃していない
「幻に生み出せる骸はなし」

Episode2 - Turn of the golden witch
戯れに家具たちの恋を叶え、それを死をもって弄ぶベアトリーチェに散々朱志香との恋を引っ掻き回され、挙句の果てに紗音を生贄にしないことの対価として彼女の靴を舐めて屈服の証までして見せた。
しかし、第二の晩にて朱志香と共にベアトに襲われ、山羊や煉獄の七姉妹のアスモデウス、サタンらと戦うも、敗北し朱志香と共に死亡。
胸をサタンの杭に刺されたが、ベアトに死体を消され、結果行方不明扱いのまま殺人事件の最有力容疑者として楼座らには疑われ、
魔法で作られた彼の偽物が南條、熊沢を殺害し紗音をも襲うなど、死後にわたって名誉を傷つけられる羽目になる。
結果、同じく死体が消えた南條、熊沢とは違い彼の死体は最後まで現れなかった
「役目を終えた幻は、骸さえ残せない」

Episode3 - Banquet of the golden witch
金蔵の書斎でベアトと対決し、煉獄の七姉妹のルシファーとの一騎打ちで彼女を打ち倒すが、その後の七姉妹総出には苦戦し、絶体絶命のところを源次に殺される。
第一の晩にて連鎖密室の一つの礼拝堂で死体が発見された。(ただし、戦人は彼の死体を目撃していない。)
その後、朱志香をエヴァ・ベアトリーチェから逃がすためにベアトの反魂の魔法で復活し、彼女を支え励ましながら安全な場所まで身を隠させた。
「終わりと始まりが、繋がる」

Episode4 - Alliance of the golden witch
金蔵によって他生存者と共に地下牢に閉じ込められるが、当主テストで「敵を倒して嘉音だけでなく全てを救う」ことを選択した朱志香に心を打たれ、
紗音と共に力を増大させ襲い掛かる魔女の眷属たちを悉く蹴散らし、脱出する一同の先陣を切る。
しかし、出口の井戸を昇る段になってシエスタ姉妹近衛兵の射撃に命を奪われ、井戸の中に転落し第四の晩で死亡。
井戸に落下したため死体は最後まで発見できず

Episode5 - End of the golden witch
特に目立たず、あくまで脇を控える家具として徹底している。
そして紗音同様、朱志香の死にも特に反応を見せず、ヱリカの憶測で語る夏妃の「動機」にも、「愛憎の気持ちなどわからない」と一蹴している。

Episode6 - Dawn of the golden witch
紗音に煽られ、自分の恋に勇気を出すことを決心し朱志香に告白し自分の本名が「嘉哉(よしや)」であることを明かした。
ゼパル&フルフルがセッティングした恋の試練で、紗音&譲治組と戦人&雛ベアト組と対戦。第一の試練で客間の楼座を殺害する。
第二の試練で雛ベアトの棄権により、紗音と拳銃による決闘を演じ、彼女に敗北し、朱志香の目の前で消滅した。
なお実際は籠城した隣部屋にいたはずだったが、隣部屋から消えた後は雛ベアトに助言を残した後、ヱリカによって客室の密室に閉じ込められた戦人を救出、代わりに客室に閉じ籠り、魔法で消失

客室に、嘉音は存在しない。もちろん、ベッドルーム、バスルーム、クローゼット、この全てにおいてである。

黄金郷では晴れて朱志香と結ばれた。



Episode7 - Requiem of the golden witch
理御の世界ではベアトリーチェの葬儀の受付をしていたが、その後ウィルが紗音に呼ばせても壊れたような反応をするだけで現れず。
クレルの告白の中で、戦人との恋に苦しむ紗音のためにベアトが作り出した「弟」のような存在である、と説明されたが…。


Episode8 - Twilight of the golden witch
「理想の世界」のため、紗音と常に同時に登場し、朱志香とも親族公認の仲の様子。
自分の存在を「朱志香の妄想」と詰め寄る山羊を朱志香と共に自分たちの真実で蹴散らした。



















以下、漫画版EP8のネタバレ








「今までありがとう。………君という弟に出会えて、楽しかった。」
「……僕を僕であらせてくれて、ありがとう。……灰色の世界に、彩を見せてくれて、ありがとう。」

「どうして、……私たちは生まれたんだろうね。」
「生まれた時、すぐに死ねればよかったんだ。」

「……それは、お父さんの罪だね。」
「そうさ。だからあいつも死ね。みんな死ね。」

「うん。みんな死ぬよ。もうすぐね。……そして、すぐにみんな蘇って会えるよ。もう私たちは、籠の中の小鳥じゃない。」
「……僕たちはようやく籠を出て、……それぞれの世界へ羽ばたけるんだ。」

「君と、もっと早くこうして、……決闘をすれば良かったね。」
「……それがきっと、今日なのさ。」

「うん。今日だね。」
「1986年、10月5日。……運命の日。」

「私たちの、どちらかが、死ぬ。」
「……あるいは、同時に撃ち合って、二人とも死ぬよ。」

「あ、それもありか。………それでも全然ありだね。」
「そうさ。それであっても、必ず僕らの恋は、成就されるのだから。」

「………決闘の必要、……あったのかな。」
「あったさ。姉さんも言ってるよ。……僕たちはいずれにせよ、……もっと早くに決闘するべきだった。」

「そうだね。……私にとって、君は、」
「僕にとって、姉さんは、」




「「もう邪魔なのだから。」」

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