ベアトリーチェ(うみねこ)

登録日:2011/04/09 (土) 02:53:49
更新日:2020/04/09 Thu 02:03:00
所要時間:約 3 分で読めます




だからこそ妾がいる…!!さぁ右代宮戦人、跪け。そして永遠の忠誠を誓って妾の靴を舐めるがいい…ッ!!


妾を認めれば全ての謎に決着がつく。妾の力をもってすればどのような密室も生み出せ、そして打ち破れる!!


戦人ァ、力ある者に屈服する悦びに身を委ねたくはないィィ??


そなたは妾の一番のお気に入りの家具にしてやるよ。そなたを愛して愛して、灰になるまで妾の玩具にしてやるよ…。


くっくくくくくひっひひひひひひひひひひひゃっひゃひゃっはっははははーっははっはっはっはっはっはっはッ!!!





うみねこのく頃に』の登場人物。


黄金」にして「無限」の称号を持つ魔女。
1人を“無限に”殺す力を持つ。
episode1の「お茶会」にて初めてその姿を現す。
一人称は「妾」。
「本作で起こる殺人事件は自分が魔法によって直接、もしくは間接的に起こしたものだ」と主張しており、
それを納得しようとしない戦人との間で推理ゲームを行っている。

既に人間の域を逸脱し、悪魔のように人間に召喚されては対価と引き換えにその力を貸し与えているという。
金蔵との契約で右代宮に富を与えたということで「右代宮家顧問錬金術師」を自称している。
六軒島の広大な未開の森の主として右代宮家で語り継がれてきた存在であり、今なお外界から隔絶された六軒島に不穏な気配を漂わせている。

高圧的かつ我侭な性格で、魔女たちの中でも一際残忍であると言われている。
自分を敬わない者には攻撃的な感情を露にし、激しい罵りの言葉を浴びせる。
しかし、一部のニンゲンに対しては手助けの魔法を施したり、慣れ親しもうとするなど好意的な一面を見せることも多く、
時には子供のように我侭を言うなど非常に気まぐれで起伏の大きい内面もある。
episode3では演技ではあるがツンデレを見せた。

好きなものは紅茶とアイスクリームで、嫌いなものは退屈と、自分を否定する者。
その実体は「ニンゲンの誰かではなく、この世界のルールが擬人化した存在」とされているが、
幻想浸食の進行によって六軒島に顕現し、眷属や魔女の家具を従えて物語を引っ掻き回す。

ゲーム板では赤文字を使って、真実を語ることができる。
赤文字で宣言した言葉は一切の疑いようのない真実であり、証拠の提示が必要ない。

episode1からepisode4のゲームマスターであり、episode4ラストにて戦人青き真実により敗れ、
最後の謎である「戦人以外の全員が死亡した状況で戦人以外の何かが戦人を殺害する」を出題し生きることを放棄する。


以下ネタバレ








episode5では、自らの意思で動くことすらおぼつかない生ける屍のような状態になる。
その後は黄金郷でワルギリア戦人に見守られながら生きていたが、
終盤ドラノールに殺された戦人の下に自らの足で駆け寄り、涙を浮かべながら消滅する。
なおここで消滅したのはゲームマスターであったメタ世界のベアトリーチェであり、ゲーム盤の駒としての彼女はその後も度々登場する。











以下ネタバレ 



『うみねこのく頃に』という作品においてベアトリーチェと呼ばれる女性は複数存在する。


  • ベアトリーチェ・カスティリオーニ
金蔵に黄金を与え、生涯にわたって金蔵を虜にした言わば初代ベアトリーチェ。
サロ共和国の高官の娘で、ムッソリーニの側近である父親と共に日本に亡命するため、潜水艦に乗ってイタリアから日本へとやって来た。
航行中の事故により父親と乗組員の大半を亡くし、艦体に深いダメージを受けた潜水艦は命からがら「六軒島」の基地へ辿りつく。
生き残った乗員のうち英語を使えるのが彼女のみだった為、同じく六軒島の日本人の中で唯一英語が使える金蔵と二人で通訳を務めるうちに金蔵と親しくなる。
やがてイタリア軍と六軒島の守備隊との間で黄金を巡って殺し合いが勃発。
最終的に金蔵とベアトリーチェだけが生き残った。
戦後は小田原の別荘に匿われ、金蔵との間に子供を授かる。
しかし、産後の肥立ちが思わしくなく、出産からほどなくして死亡した。

なお、PS3版では設定が少々異なり、六軒島に到着した時点で既に妊娠していた。よってPS3版の「九羽鳥庵のベアトリーチェ」は金蔵の血は引いていない。


  • 九羽鳥庵のベアトリーチェ
金蔵とベアトリーチェの間に生まれた娘で六軒島の森の奥にある「九羽鳥庵」という隠れ屋敷に軟禁されていた。
物心ついたときから、金蔵に「黄金の魔女」として九羽鳥庵で育てられた。
しかし、彼女自体は魔法も使えず、屋敷から出ることもかなわず、「自分は何者なのか」「魔女ではないのではないか」というアイデンティティに悩んでいた。
1967年、九羽鳥庵に迷い込んだ楼座により、外の世界の存在を教えられ脱出を決意。
楼座につれられて森を抜けようとした道程で、誤って海岸沿いの崖から転落して死亡。
転落時点で実父である金蔵に凌辱されて妊娠しており、後のヤスを身体に宿していた


  • 黄金の魔女ベアトリーチェ
ゲーム盤の六軒島で惨劇を引き起こした魔女。
『うみねこのく頃に』という作品においてただ単に「ベアトリーチェ」と呼ぶ場合は彼女を指す。
episode7で元々は、右代宮家の真の当主・ヤス(別世界の理御)が思い描いた魔女のイメージを核に、
熊沢が語っていた悪食島(かつての六軒島)の怪談や、使用人の間で広まった六軒島の屋敷の怪談など、
様々な「人が畏れる不可思議な存在」の要素が合わさって作りだされた存在であると判明。(姉ベアト)
当初はクレルと同じ外見であったが、金蔵が「ベアトリーチェ」の肖像画を掲示したことでそれを取り込み今の姿となった。
episode8では、戦人のゲーム盤の駒として黄金郷を守るため奮闘し、真実を求める2人の魔女と死闘を繰り広げた。
ある人物の心の中で魔法が肯定された世界においては、戦人によって1986年の六軒島から連れ出されるが…。

  • 姉ベアト
EP6に登場。
容姿が同作に登場する魔女ベアトリーチェ(ベアト)に酷似しているが、性格や設定にベアトとは異なる要素が見られる。
ミニスカートにブレザーと活動的な服装をしており、髪を下ろし、ロングヘアーをなびかせている所も特徴。
大富豪右代宮家の屋敷で怪事件を巻き起こすことに日々を費やしているらしく、その性格と行動原理は右代宮家で語られるベアトリーチェを思わせる。
しかし、かつて魔女ベアトが興味を示していた親族右代宮戦人には全く関心を持っていない。
蜘蛛の巣が苦手という弱点がある。

  • 妹ベアト
EP6に登場。
作中では登場に際しての事情から、『雛ベアト』とも呼ばれている。
容姿そのものは魔女ベアトと同一だが、魔法は一切使用できず、大人しく繊細な性格をしている。
姉ベアトとは異なり蜘蛛の巣は平気なようだ。

くっくっくっくっ…妾は追記・修正する者には寛大であるが、そうでない者には残酷であるぞ…?

この項目が面白かったなら……\ポチッと/