ラインバレル

登録日:2017/06/06 (火) 02:48:18
更新日:2018/10/23 Tue 23:06:29
所要時間:約 18 分で読めます






来い!

ラインバレル!!



ラインバレルとは『鉄のラインバレル』に登場する巨大ロボットマキナ」の一種であり、本作の主役機。
本項目では主に原作漫画版について解説する。


目次




諸元


機体名:ラインバレル(LINE BARREL)
開発:城崎天児
所属:無所属→JUDA→加藤機関→単独行動
意匠:左三つ巴
頭頂高:19.1m
全高:21m
重量:51.27t
動力:電力
装甲材質:ニューロカーボン、ナノセラミック
武装:太刀×2/エグゼキューター/大剣

ファクター:早瀬浩一、城崎絵美、城崎天児


機体解説


本編より三年前、主人公・早瀬浩一の前に現れ、彼を死なせたうえでファクターとしたマキナ。
白を基調に黒、赤を用いたカラーリングと頭部側面から上方向に伸びた二本の角状のパーツが特徴。
意匠である「三つ巴」の模様は頭頂部をはじめとした機体各部に描かれている。

如何にも主人公っぽい鋭く整った顔つきであるが、時折目の瞳部分が人間にように動くことがあるなど、どことなく生物的かつ威圧的な姿を持ち、度々『鬼』と形容される。
沢渡などからは「二本角」と呼ばれることも。

原作では各部は滑らかな流線型のデザインだが、アニメ版ではCGの都合もあって全体的にやや角ばったフォルムになっている。


人間の背骨に似た柔軟性の高いフレームを有し、駆動系は人工筋肉、表面装甲はニューロカーボンやナノセラミックで構成される。
大型の肩アーマーには独立した大型ジェネレーターが一基ずつ内蔵されており、一部の高出力装備を使用する際にはこれを両肩部をはじめとした各部装甲を展開し放熱を行う。
この形態は「オーバードライブ」とも呼称される。

二振りの太刀を主武装としており、これを用いた近接格闘が基本的な戦闘スタイル。機体自体の運動性能も高いため、徒手空拳でも十分な攻撃性能を誇る*1
後腰部に接続された可変テールスタビライザーの翼を展開することで単独飛行が可能となり空中・宇宙空間での戦闘にも適応できる。
更に、スタビライザー内に強力なビーム兵器・エグゼキューターを隠し持っており、遠距離戦闘にも対応可能。

マキナ共通の能力として「自己修復」と「転送」を備えるが、前者は再生速度が異常に早く、後者は転送自体を攻撃へと転用することを可能とするなど、その機能は他のマキナと比べものにならないものとなっている。


そして、最も特異なのは「マキナをマキナ足らしめる【原則】に縛られない」という点。
例としては
  • マキナ一機につき一人だけであるはずのファクターを同時に複数持つ。
  • 無人状態でファクターの乗った他のマキナを攻撃出来る(ファクター無しで人間を殺傷できる)。
等々。
また、ラインバレルは「現存する11機のマキナ」に含まれない「存在しないはずの12番目のマキナ」とも称され、JUDAや加藤機関から注目を集めることとなった。



実はラインバレルはマキナを生み出した科学者・城崎天児が全てのマキナを破壊するために作り上げた機体であり、「マキナ殺し」と呼ばれる存在(「カウンター・マキナ」とも)。

過去の世界においてナノマシンによる人類自滅が起こった後、主を失ったマキナたちはヒトマキナとなり独自に行動を開始した。
天児はこのヒトマキナたちを破壊しつくすため、マキナを滅ぼす力としてラインバレルを開発し、助手である加藤久嵩に頼んで自分を殺させることでラインバレルのファクターとなり、ヒトマキナたちとの戦いに身を投じた。
しかし、如何にラインバレルが高性能といえども、無数に存在する様々なヒトマキナたちとの戦いは熾烈を極め、機体と共に天児の肉体は傷付いていった。

そして、限界を迎えようとした天児は、ラインバレルの電脳を自分の脳髄と入れ替え、生身の肉体を棄ててヒトマキナたちと戦い続けるという行動に出た。

電脳はマキナの制御を司る中枢であり、天児はそれを自分の脳と取り替えたのである。
つまり、天児はファクターであると同時にラインバレルというマキナでもあり、ラインバレルはマキナであると同時に城崎天児という一人の人間でもある、という状態に至っていたのである。

この「人間の脳を電脳の代用とする」方式は、通常なら電脳を介して間接的に行われるマキナの操縦をファクターが直接行うため、機体の反応速度や追従性が向上するなど機能的な恩恵を持つ。
また、上記の【原則】を無視するというラインバレルの行動も、本来なら【原則】というプログラムが入力されているべき電脳が天児の脳に代替されていることで、それらの事柄が天児自身の裁量で判断されていたことで起こったものだった。

なお、このマキナと一体となったファクターは「真のファクター」と呼ばれ、通常のファクターよりも上位の存在であるとされている。


本編開始時点で既に天児はラインバレルの頭脳となっており、守るべき娘である城崎絵美、そして自分が休眠状態に入ったままで機体を操縦する役として早瀬浩一を、それぞれ自身の下位にある通常のファクターとして選定し運用されることとなった*2
その後、数々の戦いを経て中盤に天児が覚醒するものの、度重なる戦闘と強制転送の負荷で彼の脳自体も限界を迎えてしまっており、真のファクターの役割は「正義の味方」という希望と共に浩一へと託されることとなった。

これ以降、浩一は無自覚のまま生身でナノマシンを介しラインバレルの電脳の役割を果たすようになり、以前以上に機体を自在に操ることができるようになる。
しかし、ファクター自身がラインバレルの電脳であるということは、裏返すとラインバレルには原則が適用されない=ファクターの生命維持を最優先しないという致命的リスクを負うことに等しい(サブ電脳によるサポートはあるため、呼べば現れる)。
最終盤ではその部分がたたり、ロストバレルの不意打ちで浩一は致命傷を負ってしまう。

瀕死の浩一が下した決断は、脆すぎる生身の体を捨て、より強靭で強力なラインバレルという体を得ること……つまり、天児同様自らの脳を電脳としてラインバレルに移植することであった。
これにより、ラインバレルと浩一は完全に同一、不可分の存在となった。

デウスエクスマキナを下し、ヒトマキナとの戦いを終わらせた後はデウスの遺したマントを装備した状態で月面に残り、次なる脅威の出現に備えて地球を見守っている。


ちなみに、メインの制御系の補助となるサブ電脳は他のマキナ同様積まれており、電子的に構築された疑似空間でならファクターとコミュニケーションをとることも可能である。しかし、その姿は「ナノ」「マシン」と名乗る二体の珍妙なマスコット。……天児の趣味だろうか?


なお、アニメ版では電脳は通常の電脳であるが、「絵美を守る」というプログラムが追加されており、彼女を戦闘に参加させないようにしている。



装備


  • 太刀
鍔に相当する位置に三つ巴が描かれた巨大な日本刀型の刀剣。
普段は両腕の籠手部分に接続された赤い鞘に納刀されている。
全形態で使用可能な本機の主武装であり、マキナやアルマの装甲を容易に両断する切れ味を持つ。二刀流で使用されることが多い。
但し、放熱のための装甲展開時には鞘ごとパージされることもある。

ヴァーダントに貸したり、逆にヴァーダントの太刀を借りたこともある。

  • テールスタビライザー
後腰部に接続されている可変スタビライザーユニット。
左右側面に大小三枚ずつ、計六枚の翼があり、これを展開することで単独飛行が可能になる。ただし連続飛行は15~20分程度が限度。
また中央部分にはエグゼキューターが接続されており、武装コンテナの役割を持つ。
ちなみに、ユニット自体を取り外すことも可能であるが、この装備は機体本体の自己修復の対象にならないため、破損した場合は別途に修理してやる必要がある。

  • エグゼキューター
テールスタビライザーに収納されている携行型ビーム兵器。円形のパーツにグリップと上下分割型の発射口が付いた独特のデザインが特徴。
使用時にはスタビライザーに設けられた補助アームで肩口まで持ち上げられ、そこからマニピュレーターでグリップを掴み扱う。
元来は遠距離にビームの弾丸を放つビームライフル的な武器であり、中国上空からロシア上空の弾道ミサイルを狙撃出来るほどの射程と命中精度を誇る。しかし原作で射撃を行ったのは僅か5回程度*3
一応スタビライザーに接続したままでも発射できるが、当然背後にしか撃てない。

また、出力を上げることで発射口からビームを発振し続け巨大なビーム刀として使うことも可能(作中最初に披露された使い方はこれ)。
最大出力で使用すると更に長大なビームの刃を形成。その破壊力は数百m以上先のレインボーブリッジを両断するほどで、直撃すればマキナだろうとひとたまりも無いほどのものとなる。
……が、短時間で機体のエネルギーを使い切り、行動不能に陥ってしまう。

  • バッテリーユニット
背面に装着されるオプション装備。
核ミサイル迎撃作戦の際、連続オーバーライドが必要になったため装備されたもの。
急造品ながら従来の5倍の稼働率を実現する。

  • 大剣
最終決戦直前の『終焉』戦から実装されたオプション装備。
ラインバレルの全高に匹敵するほどの長さと巨大な刃を持つ刀剣で、鍔の部分に三つ巴が描かれている。
巨大なヒトマキナの頭部を一撃で粉砕するほどの威力を持つ。
ラインバレルが装備した姿は正に「鬼に金棒」。



特殊機能


◇自己修復

機体の負った損傷をナノマシン(アニメでは「ドレスクラー(D)・ソイル」という名称)に自動で回復させる。
マキナの共通機能だが、先述の通りラインバレルの場合はその再生速度が群を抜いており、作中では全身を槍で貫かれ針山状態にされてもすぐに完全再生し、腰の辺りからボディを上下に両断されてもすぐに上半身が転送で下半身を呼び出し勝手に修復を始めている(流石にこのときは完全修復まで数日を要したが)。
レイチェル曰く、この突出した再生速度も真のファクターの存在に由来しているとのこと。


◇転送

こちらもマキナ共通の能力。離れた位置に居ようと呼びかけに応じてファクターの下に現れる。
見た目は瞬間移動の類だが、実際にはファクターの現在位置を自身の未来の位置と仮定して行われる、タイムトラベルの一種であるらしい。
通常のマキナでは機体や武装の呼び出しのみに使われているが、ラインバレルの場合は下記のような攻撃用途での使用が可能となっている。

  • オーバーライド
転送による攻撃その1。有人状態での転送、並びに連続転送攻撃の通称。
ファクターが乗ったままの状態で転送を行い、遠距離への瞬間移動、任意の位置・タイミングで連続移動すること敵機に反撃の間を与えることなく攻撃を繰り返すことなどが出来る。
しかし、生身の人間の転送は(例え超人化したファクターであっても)大きな負担を強いられるため、後述のカウンターナノマシン発動時でなければ連続転送は出来ない。
だが、浩一が真のファクターとなってからは一回程度ならほぼ負担無しで使えるようになっている。
ラインバレル(天児)と絵美が過去の世界から三年前の世界へやってきたのもこれ。

  • 圧縮転送フィールド
転送による攻撃その2。掌部の発生器周辺のみに転送フィールドを作り出し、接触した物体を強制的に転送する技。
空間ごと転送してしまえるため敵機の装甲や防御を無視して削り取り部位を破壊したり、敵からの攻撃を転送フィールドで受け止め打ち返したりと攻防両面で利用できる。
味方機を任意の座標へ転送する疑似的なオーバーライドも可能だが、当然転送された側の人間には大きな負担がかかる。
しかし、エネルギーの消費量もかなり大きいため、多用は出来ない。
なお、デウスエクスマキナも同様の技を使用可能であり、両者のフィールドがぶつかるとパラドックスが起きて互いが消失してしまう危険がある。


◇咆哮

「マキナ殺し」としての力の片鱗を見せた際に起こる一種の現象。
他のマキナを威圧し竦ませ動きを鈍らせる。アルマに至っては直接干渉を受けるため動きが大きく制約されることも。


◇アーク

先述の通り、真のファクターとなった際に天児が自分の脳を納められたコントロールルーム兼バイオユニット。
人間より一回りほど大きな箱型の装置で、内部は特殊な液体で満たされそこに脳が浮いている。
頭部に隠された単眼センサーの内部に配置されている。
なお、装置の表面には「GENIAC」「R335」などの文字が確認できる。ちなみにR335とは原作の原作に当たる読み切り「鋼鉄の華」の主役である、生体サイボーグとしての浩一のナンバー。


◇ファイナルフェイズ

アニメ版オリジナルの機能。
石神が用意していた「プロジェクトJUDA」の緊急用最終攻撃手段。
他のマキナ達のエネルギーを一点に集めラインバレルへと送り込み、それを利用したエグゼキューターの一撃を叩き込む。
次元回廊をも断ち切る、正に最強の一撃であるが、使えばマキナたちのD・ソイルが枯渇しファクターたちの生命維持が困難になるとされる諸刃の剣。
本来はシャングリラ又はその一部であるフラッグがエネルギーの中継役となるはずだったが、両機が轟沈したため作中ではヴァーダントがこれを担当。
ハインド・カインド、ペインキラー、ディスィーブ、アパレシオン、更に真っ二つになり海中に没していた無人のタリスマンからエネルギーを受け取り発動した。



各形態


◇プロトタイプ・ラインバレル

全長:20.6m
頭頂高:18.8m
重量:47.7t

城崎天児が完成させ、ファクターとなった当時のラインバレル。
頭部に角などの装甲が無く、センサーが単眼、肩を始めとした各部アーマーの有無など随所に本編時との違いが認められる(全体的にロストバレルやヴァーダントに近い姿)。また、テールスタビライザーはあるもののエグゼキューターは付いておらず、武装は太刀のみ。
三つ巴の意匠も存在していないが、背面の首の付け根と籠手、テールスタビライザー側面にはロストバレルと同じ「MURAMTSU HEAVY INDUSTRIES ENGINEERING(ムラマツ重工)」のロゴが入っており、同企業の協力で製造されたものであることが窺える。
カウンターナノマシンを常時発動しているのか、装甲は黒一色。
完成時点では通常の電脳を積んでいた様子。

回想によると天児はこの状態でヒトマキナとの戦いを始めたようだが、後に本編開始時の二本角状態のラインバレルに搭乗している場面もあり、暫く後に改修されたものと思われる。
ただし、「この改修が天児一人で行えたのか」「後に天児の脳をアークに納め機体に載せたのは誰なのか」などの疑問は残されている。


◇ラインバレル・オーバーライド

全長:21m
頭頂高:19.1m
重量:51.27t

城崎絵美が搭乗することで発現した形態。
オーバーライドを行使するため、カウンターナノマシンによって全身の装甲が黒く変色しているのが特徴。
この状態になるとカウンターナノマシンの効果で転送の負担が大幅に軽減される(ゼロになるわけではない)ため、オーバーライドによる連続攻撃が可能となる。
当初は絵美が乗った時しか使えないうえに、天児が絵美を戦わせたくなかったため、短時間しか使用できなかったが、浩一が真のファクターとなってからは任意で発動出来るようになった。

当初は「ラインバレル・オーバードライブ」と呼ばれていたが、ややこしいためか作中では能力と同じ「オーバーライド」へと改称。
その後「オーバードライブ」の名前はロストバレルの能力名にも使用されている。


◇ラインバレル・アマガツ

全長:21m
頭頂高:19.1m
重量:51.27t

眠っていた城崎天児が覚醒することで発現した形態。
ラインバレルの真の姿にして、「マキナ殺し」としての姿。
発現するとオーバーライド形態同様カウンターナノマシンで装甲が黒化し、さらに額の部分は変形し単眼のセンサーを露出、放熱のため口部分の装甲が展開され、不気味な姿となる。
この状態では機体制御は完全に天児側へと移行するため浩一の操縦を受け付けなくなる。
更に天児の開発者としての知識と戦闘経験、そしてマキナへの容赦の無い殺意からラインバレルのスペックを活かした凄まじい戦闘能力を発揮するようになる。
一方、オーバーライドを積極的に使うようになるため、通常時以上に燃費が悪くなってしまうという欠点もある。

作中では久嵩の用意した量産型マキナを模した新型アルマを前に発動しそれらをパイロットごと虐殺するが、JUDA特務室との総力戦でエネルギーを使い果たし敗北。
その後天児が死亡したため使われることはなくなった。


◇ラインバレル 最終決戦仕様

全長:23.8m
頭頂高:19.1m
重量:108.5t

ヒトマキナとの最終決戦に向けて考案された形態。
作戦の都合上、オーバーライドなどの転送機能が封印されてしまうことを前提に、全身に追加装甲を施すことで防御性能の底上げを図ったもので、云わば「フルアーマーラインバレル」。
また、通常の太刀、エグゼキューター、大剣に加え、両肩後部には無線式のプラズマ兵器、背面には予備の太刀を四本ずつマウントした大型ジェネレーターポッド二基を装着し、他にもミサイルやレールガンなどの各種兵装を追加し攻撃手段も拡充されている。
……しかし作中ではそれらの半数は使われなかった。

追加のジェネレーターユニットを展開使用することで後述の「オーバーロード」を発現できる。
なお、ジェネレーターを展開した姿はまんま「雷神様」。


ラインバレル・オーバーロード

全長:21m
頭頂高:19.1m
重量:51.28t

デウスエクスマキナとの一騎打ちの際、最終決戦仕様から見せた形態。
「ラインバレルが真のファクターとなった早瀬浩一と同化した状態」とされている。

追加装甲を全てパージしており、細かな改修点(額の小型スタビライザーの追加、胸部・大腿部の形状変更など)を除けば機体形状は通常のラインバレルとほぼ同じだが、追加ジェネレーターからもたらされた超過出力によって装甲表面が色層崩壊を起こし全身が真紅に染まった「赤鬼」のような姿になっている。
作中で使用した武装は太刀のみだが、大幅な出力向上の恩恵でオーバーライドと見紛うほどの超高速移動が可能となっており、デウスを圧倒した。
しかし、この超高速化は生身のファクターが耐えられるものではなく、浩一が天児同様の方法でラインバレルと一体化したからこそ成し得た荒業である。

なお、この形態は追加ジェネレーターによる一時的な出力アップの産物であり、戦闘終了後元の白い装甲に戻っている。しかし一方では「この赤い装甲が本来の色」との説も出ており、未だ謎の残る部分でもある。
また、エピローグでは両肩にデウスのマントを着けた姿が描かれているが、額のスタビライザーが無くなっている。

そして、リメイク版第一話では、元のラインバレルに代わって「ラインバレルに乗り込む前の浩一」の目前にこのオーバーロード形態のラインバレルが出現。
無論、中身は真のファクターとなった浩一である。


ナイスな展開じゃないか



◇ラインバレル mode-B


アニメ版に登場。
絵美が搭乗した際の形態であり、原作におけるオーバーライド形態に相当する。
装甲が黒化しオーバーライドを多用するのは同じだが、エグゼキューターは使えず、長時間の戦闘は出来ないなどスペックはやや劣る。
こちらも浩一が任意で発動可能となった。


ラインバレル mode-C


こちらもアニメ版に登場。
終盤に浩一の怒りに応えて発現したアニメ版における「マキナ殺し」の姿。
装甲がオーバーロード時を彷彿とさせる赤色となり、瞳の部分が浩一と同じファクターアイ状へと変化。
エグゼキューターと太刀を併用したスタイルとなる。
ただし燃費は悪化しており、性質的にはラインバレル・アマガツに近い物となっている。



関連人物


  • 早瀬浩一
ラインバレルのファクターであり今作の主人公。
後に天児から「真のファクター」としての役割を引き継ぎラインバレルそのものに、そして「正義の味方」となる。

  • 城崎絵美
もう一人のラインバレルのファクター。
ラインバレルに乗ることもあるが、諸々の理由からあまり戦うことができない。

  • 城崎天児
ラインバレルの生みの親であり、原作での「真のファクター」。
自身の絶望から「マキナ殺し」として戦い続けるが、浩一との対話を経て彼に全てを託し逝った。

  • ナノ&マシン
ラインバレル内の電子的な疑似空間で浩一が遭遇した奇妙なマスコット。後にラインバレルのサブ電脳であることが判明する。
額にnと書かれた一本角のナノ(♂?)、mと書かれた二本角のマシン(♀?)の二人一組。
妙に感情豊かで口数か多い。



関連機体


  • ロストバレル
城崎天児によって開発された「マキナの祖」であり、ラインバレルの試作機。
基本構造は勿論、エグゼキューターの原型となったビームソード、フライトユニット兼用のテールスタビライザーなど装備もラインバレルに通じている。
作中では一度共闘を披露しているがファクター同士の連携はイマイチだった。

  • ヴァーダント
ラインバレル系の量産型マキナ。
こちらも基本構造はラインバレルに通じる。
作中では森次機と度々共闘しているが、過去の時代ではヒトマキナと化した本機と戦っている。

  • 新型アルマ
加藤機関が開発した新型アルマ……となっているが実際はプロトタイプ・ラインバレルの量産機をコピーしたうえで電脳を外してアルマとして完成させた、というややこしい機体。
外観はプロトタイプに酷似しているが作中では覚醒したアマガツに一方的に潰された。
アニメ版では同デザインの量産型マキナとして無数に登場する。

  • ラヴバレル
ヒトマキナ・大場真来梓が搭乗するマキナ、というか外骨格。
「バレル」の名を持つがヒトマキナ乙型の改造機であり、ラインバレルの正式な兄弟機というわけではない。
しかし等身大ヒトマキナである真来梓とその外骨格という関係は、真のファクターとラインバレルの関係に酷似している。

  • マキナ/デウスエクスマキナ
読み切り短編『鋼鉄の華』の主役機である平行世界のラインバレルにして、漫画本編のラスボス。アニメ版でも最終話でチラっと登場する。
ラインバレルのデザインはこの機体にアレンジを加えたもの。全媒体において同一の存在であることが示唆されている。

  • セントラル
アニメ版のラスボス。
統一意志セントラルの最終兵器であり、巨大な樽のようなボディにラインバレルに似た顔が付いている。
ちなみに原作ではmode-cに一蹴されており、この名前は「スーパーロボット大戦L」でつけられたもの。

  • ラインバレル・エコー
アニメ版の後日談に登場する機体。亜空間に焼き付けられたラインバレルの影が実体化したもの。
早い話がラインバレルのコピペであり、色がやや白みがかっている以外は外見も同じ。
「マキナ殺しとしてラインバレル」が実体化しているだけなのでファクターはおらず、自己の存在を脅かし得るオリジナルを狙っている。
各地に残されたスフィアから実体化しているため複数登場するが、最後に実体化した個体だけは何故かオリジナルや他の数倍のサイズに巨大化していた。
出現後は合流し徒党を組んでJUDA特務室を追い詰めるが、一時的に目を醒ましたオリジナルには敵わず敗れ去った。



追記・修正は真の正義の味方(ファクター)になってからお願いします。

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