早瀬浩一

登録日:2012/03/04(日) 05:07:42
更新日:2024/01/30 Tue 05:53:15
所要時間:約 17 分で読めます





俺は……俺は……


―――正義の味方になりたい……





鉄のラインバレル』の主人公。


《プロフィール》
誕生日:2005年1月23日
年齢:14歳→15歳
身長:171cm
体重:55kg
出身地:東京
星座:水瓶座
血液型:O型
干支:酉年
好きな食べ物:寿司
嫌いな食べ物:ピーマン
趣味:なし
家族構成:父、母
マキナ:ラインバレル

CV:柿原徹也(アニメ・ゲーム版)、斎藤千和(アニメ版幼少期)


《概要》
◇原作・アニメ共通の設定

ヒーローに憧れる浩一は、ある日偶然マキナの転送事故に巻き込まれ死亡するが、ラインバレルのファクターとして転生する。

転生する以前は虐められっ子で、守りたい幼馴染を自分含め全て親友に守られていたことによって無力感を溜め込んでいた。
故にファクターとしての圧倒的身体能力とラインバレルの力を得たことで長年心の内に抑え込んでいたコンプレックスが爆発してしまい、
当初は力に溺れて独善的な行動ばかりとる浩一だったが、先輩ファクターである森次玲二によるパイロットとしての格の差を叩き込まれた経験や、
親友・矢島英明との死別を経験した事で己の弱さと己自身が本当に望んでいた事を自覚するも、矢島を失った怒りのままにラインバレルで暴走してしまう。

その後ラインバレルでの暴走した戦いの末に森次と山下に取り押さえられて、
大企業JUDAに拾われた浩一はJUDAの社長である石神から本当に自分が戦うべき相手は『加藤機関』と呼ばれる秘密結社であると告げられる。

当初は石神への反発と力に溺れて暴走していた負い目から誘いは渋るものの、加藤機関の攻撃にピンチに陥った遠藤姉弟のディスィーブを見て助太刀を決意する。

以降、己が望んだ夢である『正義の味方』として少しずつ成長していった。

決めセリフは「ナイスな展開じゃないか!」


◇原作漫画版

表向き優等生を演じており、学校の成績が良く推薦入試が出来るほど内申も良い(ただし英会話はやや苦手)。
またファクターになったタイミングがストーリー開始前の小学生時代なので、中学時代ではスポーツも喧嘩の腕も抜群な完璧超人。

洞察力や推理力も悪く無く、一時裏切ったと思わせた森次の真意をある程度察していた。
さらに(荒れていた序盤の頃はともかく)基本的にはお人好しで良識的な面が強い。

また、「ラインバレル」のキャラクターの中では矢島と並んで割と普通の出自であり、
脇役の大半が性格はともかく来歴や生い立ちや行動がぶっ飛んでるので、彼ら相手に突っ込みを入れる事が多い。
決め台詞である「ナイスな展開じゃないか!」を本格的に使い出したのは実は加藤機関との共闘が始まったヒトマキナ戦の初戦以降で、それ以前はあまり口にしていなかった。

アニメ版ともっとも違うのは「不殺」の信念を持って戦っていることである。
しかし、森次がキリヤマ重工を乗っ取ってJUDAに帰還してからしばらくの後、久嵩の計画に引っかかってラインバレルの真のファクター・城崎天児が覚醒。
その結果、ラインバレルは浩一を乗せたまま真の姿であるラインバレル・アマガツへと変貌し、
久嵩が送り込んだ新型アルマ(ラインバレルの量産型で、天児にはこれがマキナに見えた)をパイロットごと惨殺し始める。

JUDA特務室によってラインバレルは無力化されたものの、この一件から「あんな化け物には二度と乗らない」と新型迅雷に乗り換えてしまった。

が、その後アパレシオンのファクターとなって蘇生した矢島と再会、
殴り合いの末に自分がなりたかったものが「正義の味方」だと再確認し、そのきっかけであり因縁そのものであるラインバレルとの対話を決意。
JUDAに保管されていたラインバレルのもとに出向き、ファクターである天児からマキナを送り込んできた「未来世界」の真実、
即ち想像力喪失による自殺スイッチの起動とそれによる人類絶滅、さらにヒトマキナの出現を聞かされる。

天児は既に限界を迎えており、後を絵美に託すつもりでいたが、浩一は彼の行動は絶望に根ざしたただの逃げでしかないと一喝。


違う! 理想がなくて世界が救えるか!!
アンタのいた世界にオレがいたかよ? アンタには一緒に戦ってくれる仲間がいたのかよ!?


未来世界が救われなかったのは「正義の味方」である自分がいなかったからであり、
その自分がいるから今の時代を救うことが出来ると断言。天児からラインバレルの真のファクターの資格を継承することになった。
そして対話終了後、現実に立ち返った浩一が見たものは、冷却のためか外に露出されたラインバレルの電脳ユニット「R335 アーク」。その中で崩壊する、天児の脳髄だった。


人類絶滅を回避するため自分なりに色々と調べた結果、
対話の際に見た天児の家のカレンダーの西暦が現在と同じであることに気づき、今の時代にいる天児と接触できれば絶滅を回避できると確信。
しかし、それを受けて石神が明かした真実は、浩一の想像を超えたとんでもないものだった。


我々が生きているこの世界の正しい西暦は2712年――――つまりマキナや城崎君たちがいた世界はこの地球の遙か過去の話なのだよ


人類絶滅は回避すべき未来ではなく、既に起きた過去の事件だったのだ。
衝撃の事実を知った浩一はそれを受け止めた上で、ヒトマキナの脅威に立ち向かうにはどうすればいいのか、
そのために自分はどうしたいのかを考えた末に、加藤機関の協力を取り付けることを目論む。

天児と同じ時代の人間であり、同じ絶望と同じ意志を持っていた加藤久嵩ならば応えるはずだと。

本領を発揮したラインバレルで加藤機関を翻弄し、久嵩に協力を要請するも、一つの疑問が払拭できなかった久嵩はその数日後、JUDAに決戦を挑む。
その中で石神の計画により、シャングリラに封印されていた最後のマキナ・ロストバレルが沢渡をファクターに選び、
現存するマキナ全てにファクターが生まれたことでオーバーライドが発生、月面のヒトマキナ本拠への転送フィールドが開かれる。

石神の目的はヒトマキナを地上に招き入れること―――ではなく、転送フィールドを開かせたところに先制攻撃を加えてイニシアチブを取ることにあった。

ようやくJUDAとの共同戦線を取った加藤機関だが、ヒトマキナの後続は次々とやって来る。
進退極まったその時、石神が自らのマキナであるジュダと共に転送フィールドを展開したまま特攻。パラドックスの発生によりフィールドごと消滅してしまった。



特務室の面々は組織としての力が大きい加藤機関に編入され、本格的にヒトマキナとの戦いに身を投じる。
その第一段階として、帰国した桐山とプリテンダーによるジャミング施設の破壊作戦が敢行されることになる。

ヒトマキナの防衛網に苦戦する桐山だが、ナーブクラックとミサイルのあわせ技で見事にジャミング施設の破壊に成功。
だが、損傷が激しく力尽きたプリテンダーはその場で不時着、ヒトマキナに包囲されてしまう。

だが。


目の前の人を救うコトで多くの命を救えないのがアンタらの限界だというなら――
オレは人間を超えてやる!!!


地球から月へとオーバーライドし、圧縮転送フィールドでプリテンダーを月近海に投げ飛ばして救助した浩一。
その顔にはラインバレルのアギトに似たヒビが走り、瞳が消失し、ラインバレルの目にはファクターアイが浮かぶなど異形の様相を呈していた。

そこに現れるヒトマキナのリーダー、全ての元凶、デウスエクスマキナ。
全てを終わらせるべく圧縮転送フィールドを叩き込むが、デウスもカウンターで圧縮転送フィールドを放ち迎撃。
閃光が晴れた時、そこには誰も残っていなかった……。



3年後、加藤機関がニューヨークでヒトマキナの軍勢と激戦を繰り広げている最中、
転送フィールドを開いていた空母型を撃墜しつつ帰還。浩一自身の時間は破壊作戦から1時間弱しか経過していなかった。

あらためて加藤機関の一員としてヒトマキナとの戦いに身を投じる浩一だったが、
最終決戦直前、月へとオーバーライドしようとしたまさにその瞬間、背後に現れたロストバレルの不意打ちを受けて左半身を喪失。
沢渡が「正義」をただの想像力放棄と自己満足だと切って捨てるのを、絶望も想像力の放棄だと喝破し、ロストバレルのコクピットに単身でオーバーライド。

かつて憧れ、かつて目指し、今まさに「正義の味方」となった浩一は、正義の味方であるために人間をやめることを選択。
戦闘終了後、医務室に担ぎ込まれた浩一は、正義の味方をやるにはこの身体は脆すぎる、と満身創痍の身体を見て不満を口にし、森次にある頼み事をする。

それを受けた森次は衝撃のあまりその場で立ち尽くし、浩一が医務室に運ばれた後その場で崩れ落ちて慟哭。
桐山にも「俺は取り返しのつかないことをしたのかも知れん」と零していた。


その後、何とか戦線に復帰し、最終決戦仕様となったラインバレルで月面決戦に挑む。
早速迎撃に出てきたデウスエクスマキナと激突する中、ヒトマキナが人類社会を再生した理由を知る。

マキナはどこまでもロボットであり、人に使われなければ存在意義が証明できない。
マキナは人類のために生み出され、その人類は自ら滅んだ。だからマキナは人に使われるために人類を再生する。

しかし、死を克服せずとも想像を放棄し、己の命にすら誠実でない現人類はマキナを必要とせず、想像力を持った人間もマキナを滅ぼそうとする。
その極致として浩一のような存在が生まれたのであれば、現人類をリセットしてやり直すしかないと、デウスエクスマキナは語る。しかし、浩一は言う。


わかったぞ……アンタ、オレのコトが怖いんだろう?


なぜ久嵩が、石神が、ジュダが、リンカーンが、浩一をそこまで信じ未来を託したのか?
ヒトマキナには決して理解できないその答えはたった一つ。早瀬浩一が正義の味方だから、たったそれだけのことだった。

真っ二つにされたデウスエクスマキナは、虚空に佇むラインバレル・オーバーロードを見て、浩一がまさに正義の味方であることを理解し、
人類が絶滅を逃れるには彼が必要であり、彼という存在が生まれるためにマキナの滅びが必要だったのだと知る。
ヒトマキナ達に可能性を託された浩一はシャングリラへ帰還する。しかし、駆け寄ってきた絵美がコクピットで見たのは、




約束……守れなくなっちまった……



ノイズと共に消える浩一の立体映像だった。
一同の頭上で、いつか天児と対話した時のように冷却のため排出されるR335 アーク。そこに収められていたのは、脳髄のみとなった浩一本人だった。

浩一が「正義の味方」をやるためにと森次に頼んだのは、天児同様の処置。
つまり、損壊した肉体から脳を摘出し、ラインバレルの電脳に移植・直結することで名実ともに自らがラインバレルそのものとなることであった。


決戦後は月のヒトマキナ本拠に移動し、地上のJUDAとは定期的に連絡を取りつつ、月面から地上を見守っている。
この宇宙で人類が存在し続けるため、それだけのために存在する「正義の味方」として。

完全版の第一話ではオーバーロード状態で別の浩一の前に現れているほか、エピローグでは元の姿を模したアバターを密かに作り上げていた。


◇アニメのみの設定
原作漫画版に大きく先んじて完結したこちらは、基本設定だけが共通したまったくの別世界であるため、浩一の背景も違う。

当初はいじめっ子(降矢)のパシリであったが、いきなり落下してきたラインバレルの下敷きになって死亡しファクターとして蘇生。
つまりこちらでは開始当初は純然たる一般人である。

力を手に入れたことに酔って後先考えない暴れ方を見せており、
矢島の死という取り返しのつかない失敗を経てようやく力を持つことの自覚を手に入れる。

かなりノリやすい性格で原作よりも熱血キャラ。原作漫画版では割とあっさり終わった増長期間が長かったためか、
初見ではよい印象を抱かれないことが多いが、本来の浩一は快活だが向こう見ず、優しさもあれば抜けたところもあるごくごく普通の少年である。
ラインバレルという力を手に入れたことで鬱屈が爆発、その反動でハイテンションになっていたというのが現実。

友人や恩人の死を経て成長し、かつての自分と同じ力なき人々を切り捨てることを決して是とせず、
彼らの苦しみを理解してそのために戦う姿は、原作漫画版のそれとは意味こそ違えど、やはり「正義の味方」である。

なかなか見えてこない加藤機関の目的に困惑しつつもラインバレルで戦い続けるが、
その中で起きた離反した森次との激突の中、オーバーライドを制御しラインバレルを「マキナ殺し」の力に目覚めさせることに成功。
加藤機関の目的が並行世界からの侵略を防ぐことであり、
マキナを主力とするあちらに対抗するにはカウンターマキナであるラインバレルの力がどうしても必要だったことを知らされる。

そして、統一意志セントラルを撃退するための最終作戦「テルミノ・クレメンティア」に中核として参加。
その最中、ネイキッドの攻撃により絵美が死亡してしまい、その怒りを引き金として、ラインバレルの隠しモードであるmode-Cを起動。
セントラルのマキナを全て破壊し、最終的に発動されたプロジェクトJUDAファイナルフェイズにより、向こう側とこちらのつなぎ目となるゲートの破壊に成功した。

しばらくの間その反動でラインバレルごと亜空間を彷徨っていたが、ラインバレルによって絵美が蘇生された直後、
元の世界へと流される中で、原作の原作である読み切り「鋼鉄の華」の主人公機「マキナ」と、それに乗るもう1人の浩一と絵美と遭遇している。

決戦後はラインバレルが他のマキナ同様停止したことでファクターの能力を失っていたが、
亜空間に焼き付けられたイメージの実体化したラインバレル・エコーの襲来の最中、
一時的に再起動したラインバレルでそれら全てを一蹴。正義の味方は健在であることを見せ付けた。

なお、こちらの世界では原作漫画版と異なり人間をやめておらず、特務室の仲間も石神を除いて全員健在である。


◇原作の原作「鋼鉄の華」
「鉄のラインバレル」の原型となったこの読み切り漫画が、実質的な浩一の初登場である。
都内の高校に通う普通の学生で、自分よりも少し後に転校して来た絵美に興味を持っていた。

野球の最中に飛ばしすぎたボールを捜しに言ったところ、体育館裏の地面が抜けて地下に落下、そこで「マキナ」と名乗る機械のボールと遭遇。
未来の地球が危機に瀕しており、そのために過去の人類を抹殺して移住する計画を立てていること、
そして計画への反対派も存在していることと、マキナはその派閥が送り込んだカウンターであることを聞かされた。

突拍子もない話に面食らったものの、目の前の喋る機械の存在が証拠だと自分を納得させた浩一は、
マキナを動かすために必要な操縦者「R335」が校内で噂になっている「幽霊」ではないかと当たりをつけ、その正体だった絵美に尋ねてみるが結果は外れ。

しかも折り悪くそこで時間切れとなってしまい、計画推進派の機体が転送されてくる。
力及ばなかったことに涙しつつも、せめて最後にと絵美に告白する。
が、


ようやく答えを出せたようだな―――R335


そんな言葉と共に体育館裏の地下から現れたのは、巨大ロボットとしての本体に戻ったマキナだった。
その姿を見て、浩一は全てを思い出す。

R335とは他でもない浩一自身であり、彼はマキナ同様計画反対派が送り込んだ生体サイボーグであった。
委託されていた役目はこの時代の人類を滅ぼして移住するのか、それを断念し別の道を探すのかを判断することであり、その判断基準は期間内に人を好きになるかどうか、だった。

早瀬浩一という人格はその任務のためにプログラムされたものだったが、本人はあくまでも「俺は早瀬浩一だ」と断言し、推進派との戦闘に突入した。


大事なのはどうすればいいかじゃない、どうしたいかだ!
未来に証明するんだ
俺達はここにいる―――



戦闘の結末は不明だが恐らく勝利したらしく、その後次元坑道を通ってどこかの世界に向かう途中、
テルミノ・クレメンティア直後に一時機能を停止して漂流していたアニメ版のラインバレルとすれ違っている。
また、原作漫画版では最終話にマキナ出現直前の1カットが流用されている。


ちなみにこの世界の浩一の相棒である「マキナ」は、その後ラインバレルの原型となったほか、原作漫画版のデウスエクスマキナにデザインがそのまま流用されている。
なお、デウスエクスマキナがラインバレルとの戦いで初めて受けたダメージは右の角だったが、ここはマキナが出現した際に斬られていた部分と全く同じである。

この漫画のタイトルはアニメ版の最終回にも使用されている(実質的な最終回は「鉄の影」だが)。


《人間関係》

  • 城崎絵美
もう一人のラインバレルのファクター。
当初は独善的な浩一に嫌悪感をあらわにしていたが、『正義の味方』として自覚を持ち人として成長していく彼に徐々に惹かれていく。
ちなみにアニメでは、必要に迫られていたとはいえ年不相応に豊か過ぎるおっぱいをタッチさせていた。

  • 森次玲二
浩一が尊敬しているファクターの先輩であり浩一の越えるべき壁。
原作・アニメではJUDAを彼が一時的に離反する理由が異なる為に、離反していた間に浩一からとられていた態度は最早正反対と言っていい。

  • 山下サトル
JUDAの同僚の先輩の男の娘。
アニメではキバイダー仲間。

  • 遠藤シズナ
ディスティーブに乗るパイロットの一人でツンデレ関西弁な浩一の同僚。
浩一本人に自覚は薄いがあっさりフラグを立ててしまう。

  • 遠藤イズナ
同僚でシズナの弟。
地味に早瀬軍団仲間でもある。

原作とアニメで関係が違い過ぎる人1号。
原作では中島が優しいおじいちゃんなので同僚で仲は良い。
アニメでは倒すべき外道でドS。

原作とアニメで関係が違い過ぎる人2号。
アニメでは優しいお姉さんの先輩ファクター。
原作ではいじめを苦に自殺しようとしたところを助けてあげた縁で浩一と知り合い、
以降デートに付き合ってくれたりと何かと自分に優しくしてくれる浩一に依存してしまう。だが、当の浩一は…。

  • 矢島英明
浩一の親友。だがハグレマキナとして暴れていたアパレシオンの暴走に巻き込まれ死亡してしまう。
その後長い間姿を見せなかったが、アパレシオンの新たなファクターとして復活し浩一の前に姿を現す。
アニメでは浩一達と敵対してファクターの力に溺れかけていた彼を浩一が一喝して引き戻すが、
原作ではラインバレルの暴走のせいで思い悩む浩一を生身での殴り合いの末に叱咤激励した。
どちらも屈指の熱いシーンなので必見。

項目を参照。
早瀬軍団の発起人にして、寺生まれのDさん。

  • 降矢
原作では物語開始当初は不良仲間、一方アニメでは浩一をパシりにしていた。

  • 新山理沙子
浩一に思いをよせるラインバレルでは珍しい一般人。

倒すべき組織の親玉。
だがアニメ・原作のどちらでも最終的には和解し共闘する。


《その他のメディア》


アニメ版設定で参戦。
『L』自体が鉄のラインバレルを世界観の根幹に据えている事から必然的に出番が多い。
それ以外にも非常に優遇されており、具体的に例を上げると、

  • シナリオでは原作再現・クロスオーバーがとても多い
序盤の暴走浩一の第三軍状態から始まり、多数の人物とのかかわりを経て
「身勝手な独りよがりの正義」から「真に人々を救う正義」へと成長していく様がたっぷりと描かれており、
あの五飛に「今の貴様は正義のなんたるかを理解している。貴様になら手を貸してやる」とまで言わせ認められるまでに至る。
さらに他の版権キャラとの関わりも多く、オリジナル主人公との南雲一鷹との相方関係から、
カトルが早瀬軍団に加入したり、新劇エヴァのシンジ君との友情など枚挙に暇がない。やらと彼を中心にした描写も多い。
シナリオ分岐だが、しっかりと桐山との決戦や裏切った森次との因縁の決着も描かれている。
特に37話は必見、セントラルとの決戦〜ファイナルフェイズまでの流れは神の一言。

  • 特殊セリフも豊富
原作のラインバレル組であるJUDAや加藤機関相手の戦闘台詞や援護台詞はもちろん早瀬軍団入りした連中にも当然ある。
第三軍時代にはダンクーガノヴァやラッシュバード相手の戦闘台詞もあり、果ては一度しか戦わないカイキンク相手の戦闘台詞まで完備。

  • カットインや顔グラフィックも充実
第三軍時代の顔グラやカットインはわざわざ自軍時代と別に存在する。
顔グラは全部で8種との事。
さらに原作の原作「鋼鉄の華」版の浩一&絵美、マキナまで登場。
ついでにファクターアイ時の顔グラがどう見てもアレにしか見えないというネタ要素まで充実。


と、このように隅から隅まで充実しており、一部では一鷹より浩一の方が主人公みたいと揶揄される始末。
スーパーロボット大戦Lの『L』はラインバレルのLもあながち間違いではないだろう。
CMのナレーションも浩一役の柿原氏が担当しており、「見せてやるよ、正義の力をッ!!」は格好よいので必聴である。


スーパーロボット大戦UX
アニメ版ではなく、原作漫画版名義(設定)で参戦。
なお、『L』と違って『UX』ではキャラクターが声付きで喋るのだが、
美海を筆頭に『ラインバレル』は原作とアニメで設定がかなり異なるキャラクターがいるため、
キャストが変更されるのでは?という予想もあったが、実際はアニメ版と同じ声優が担当している。
ちなみに、『UX』以前にアニメ版名義で参戦した『L』では声は付いていなかったため、
「本来声優が設定されていない原作漫画版が、アニメ版より先にスパロボに声付きで参戦する」という異例の事態となった。

迅雷に乗る展開はカットされたものの、矢島との和解がDVEで再現される等、こちらでも優遇されている。
原作の清水・下口両先生もシナリオ・原画などで協力しており、シナリオでも浩一が絡む熱い展開やクロスオーバーが目白押し。
ちなみに、今回も顔グラのバリエーションは多め。

「正義」を覚えるなど、精神コマンドも浩一を意識したラインナップとなっているが、
レベル40までは「不屈」「必中」しかないのがネック。活躍させたいなら頑張って育てよう。

なお、本作では原作の作画を担当した下口先生が『ラインバレル』系の戦闘デモ用にイラストを描きおろしており、
ラインバレルの「エグゼキューター」や「圧縮転送フィールド」、そして「オーバーライド」といった必殺技系のデモは、
下口先生による機体のリアルカットインだけでなく、コクピットに座る浩一のカットインも拝めるという、特に原作ファンにはたまらないものになっている。




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最終更新:2024年01月30日 05:53