木枯し怪獣グロン

登録日:2018/01/04 Thu 22:00:59
更新日:2025/10/28 Tue 22:51:56NEW!
所要時間:約 3 分で読めます





ドンちゃん、こいつは君が呼んだんじゃないんだね?


木枯し怪獣グロンとは、「ウルトラマンタロウ」第32話「木枯し怪獣!風の又三郎」に登場する怪獣である。


【概要】

身長:60m

体重:2万9千t

別名:木枯らし怪獣

出身地:東北地方


東北地方から発生した黒雲に隠れ南下、東京に出現した怪獣。
単眼にずんぐりむっくりとした体、細長い手足等、怪獣というより妖怪のような姿をしている。

武器は空気を吸い込んで吐き出す風速70mもの突風、またこの能力を応用し、
口に電信柱を加えて吹き矢のように吐き出すという芸達者な攻撃も披露した。
また、影に潜んで移動する術を使うこともできる。

【関連人物】

  • ドンちゃん
演:大山正明

主人公、東光太郎の友人、白鳥健一の通う小学校に転校してきた少年。
父親の仕事の都合で転校を繰り返しているらしく、時折突拍子もないことを口にする為、「空想屋」と呼ばれている。
ウルトラマンより怪獣の方が好きらしい。
どうやら普通の人間ではないらしく、手にしたで空を飛び、風を操る力を持つ。
今回のグロン出現の際、不審な行動をしていた事で関連を疑われ責められるも、
健一の助けで事無きを得るも、どうやらグロンとは無関係ではないらしく・・・


【本編での行動】


嵐の中から東京に現れ、突風で町を破壊して暴れ回る。
防衛チームZATのスカイホエールとコンドルの猛攻を受け、一度は倒れ伏すも影に潜んで逃亡し、
近くにいた健一とドンちゃんの足元で実体化、2人を人質にする。

これにより頭への攻撃を防ぎ、突風で反撃してスカイホエールを撃墜。
その後はコンドルを攻撃しつつ、街を再び破壊して回った。

しかし、人質にしていたはずの健一とドンちゃんに大型の三角定規と傘で頭を刺され反撃されてしまう*1
さらにZATによってコンドルを口に突っ込まれ、そのまま口内にミサイルを打ち込まれてしまう。
これは流石に答えたのか、グロンは涙を流しながら苦しみ、その隙に健一とドンちゃんにで脱出されてしまう。

ここで光太郎がウルトラマンタロウに変身、2人を救出した彼とグロンは対峙する。

突進のいきおいを活かしたパンチで先制攻撃、その後は格闘戦をしかけてタロウを攻撃。
その後は突風や吹き矢に切り替えてタロウを攻撃するも、息を吸い込んだタイミングでキングブレスレットによって口に栓をされてしまう。
吸い込んだ空気を吐き出せなくなったグロンは風船のように膨らんでいき、空中に浮かび上がった後に爆散した。



…結局ドンちゃんやグロンの正体、そして彼とグロンの関係は語られずに終わってしまった。





追記、修正は空を眺めてからお願いします。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年10月28日 22:51

*1 刺された部分から黒い液体があふれ出ていた上、グロンが二人を叩き落とそうと試みたことから、それなりに効果はあったものと思われる。流石はタロウの世界の一般人である。