女体入口(バス停)

登録日:2018/05/29 (火) 20:16:33
更新日:2023/05/21 Sun 18:10:33
所要時間:約 3 分で読めます





次は女体入口、女体入口でございます。お降りの方はボタンを押してお知らせ下さい

女体入口とは長野県駒ヶ根市にあるバス停である。伊那バスと中央アルプス観光バスが運行する駒ヶ岳ロープウェイ線が停車する。
隣接して中央高速バス駒ヶ根インターバスストップが設けられており、新宿・立川・横浜・名古屋・大阪・長野発着の高速バスが停車し、駒ヶ岳ロープウェイを利用する乗客の乗り換え拠点として機能している。
周囲は農地が広がり、工場や住宅、小さな森などが点在している。

何でただのローカル路線バスのバス停が記事になっているのか。それはこのバス停の名称にある。
女体入口
女体入口
である。大事なことなので2度言いました。こんなぶっ飛んだ名前のバス停、そうそうお目にかかれるものではない。

通常バス停の名称というのは設置場所の地名が使われるが、女体入口という地名は無い。
この女体入口バス停のすぐ近くに「女体」という名前の集落があり、そこに通じる道がバス停付近にあるため「女体入口」というバス停名になった。

なぜ集落の名前が女体になったのか、以下の説がちょっと調べた範囲で確認されている
  • 中央アルプスの姿が横たわった女性に似ており、そこに向かう入口になぞらえた
  • この近くにかつて遊郭があり、光前寺(善光寺ではない)というお寺の僧が遊郭で女遊びに興じていたから
  • ↑の説に関連して、女人禁制の光前寺に入れなかった女性たちが待屋で待つ姿が多く見られたため、「女待」と名づけられそれが長い時間をかけて「女体」となった
  • 女神を祀った神社が近くにあるから
  • 赤土の多い平らな場所を表す「にゅうたい」が変化して「女体」になった

なお女体は駒ヶ根市の正式な地名としては使われていないものの、今も住んでいる人たちの通称として使われており、近くには「女体いきいき交流センター」という施設まである。

バス停には副名称として「サラダコスモ前」が付けられていた。ちなみにサラダコスモとはもやしを栽培している会社で、付近に工場があったものの2017年3月に閉鎖されてしまった。
現在副名称は「駒ヶ根インター前」となっている。

トリビアの泉でも紹介された。この時の評価は68へぇで、内訳は以下の通り。
  • ビビる大木:16へぇ
  • 小川仁志:7へぇ
  • 賀集利樹:13へぇ
  • MEGUMI:19へぇ
  • はしのえみ:13へぇ
意外にも女性陣が比較的高いへぇを記録している。
取材当時、女体入口バス停は茂みに覆われており、高橋克実ってことは大人ですよね。いつもの語録を残した。

なおここを訪れても童貞を捨てることは出来ない。捨てたければ恋人を作ってそういう雰囲気を熟成させ、互いに合意の上で行うかそういうお店でお金を払って捨てよう。
俺は女体入口を訪れたから童貞を捨てたぞー!と言い張るのは自由。

女体入口バス停へのアクセス
  • JR飯田線駒ヶ根駅から伊那バス・中央アルプス観光バス駒ケ岳ロープウェイ線しらび平(駒ヶ岳ロープウェイ駅)行に乗車。所要時間は7分程度。
    本数は春から秋は1時間に2本程度、冬は1時間に1本程度。駒ヶ根駅からの最終便は早いと15時、遅いと16時。運賃は260円。
  • 高速バスの場合は以下の系統が停車する。
    • 新宿-飯田(伊那バス・京王電鉄バス・信南交通・アルピコ交通・フジエクスプレス・山梨交通)
    • 立川-飯田(伊那バス・シティバス立川・京王バス南)
    • 横浜-飯田(伊那バス)
    • 名古屋-箕輪(伊那バス・信南交通・名鉄バス)
    • USJ-箕輪(伊那バス・信南交通・阪急観光バス)
    • 長野-飯田(伊那バス・信南交通・アルピコ交通)
  • 自動車利用の場合、中央自動車道駒ヶ根ICで降りてすぐ。バス停の目の前に有料駐車場があるが、入庫から30分は無料なのでバス停の撮影はここに車を止めて行おう。隣接してガソリンスタンドもあるので燃料補給もここでOK。


女体という地名のさらなる由来を知る方は追記・修正を

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • バス停
  • 長野県
  • 駒ヶ根市
  • 女体入口
  • 中央自動車道
  • トリビアの泉
  • 伊那バス
  • 中央アルプス観光バス
  • 路線バス
  • バス
  • ローカル路線バス
  • 珍地名
  • 遊郭
  • 地名
  • VOW

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年05月21日 18:10