もやし

登録日:2009/08/30 Sun 02:55:11
更新日:2025/05/30 Fri 18:23:34
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もやし(萌やし、Moyashi、モヤシ)とは豆が発芽した新芽(スプラウト)の一種である。
約10日程で発芽し、成長も早いので安価で取引される。
実際、スーパーでは100円もしない。1パック180~200gで販売されており、50円以下で購入できる。
一般的に「もやし」と言われるのは緑豆のスプラウト。
もしも値段が高いもやしがあれば、それは原料の豆が大豆だと思われる。


健康食品と言われることもあるが、もやし100gの内、約94gは水分であり、健康効果は期待できない。
しかし、カロリーも非常に少なく、約16kcalしかない。健康食品というよりはダイエット食品と呼ぶべきか。
めちゃくちゃ安い割に料理のカサを手軽に増やすことができ、しかも味にほぼクセがないので応用範囲が物凄く広い。
お財布にもお腹にも優しいすごいやつだ。一応豆時代には無かったビタミンCも生成はされる。

豆を暗所で発芽させ成長させるという性質上、細菌が繁殖しやすいという弱点がある。
種子の時点で殺菌はしているのだがそれでも一度ついてしまうと繁殖してしまうので、日本では原則として加熱調理必須の食材として流通している
従って、調理の際は必ず加熱するようにしたい。青臭さもなくなって一石二鳥。
またこの関係もあって消費期限も野菜の中では突出して短く、未開封でも3日しか持たない。
袋を開けたら3日と言わずすぐに食べることを推奨する。
冷凍が効くので食べきれない分はジップ袋などに入れて冷凍しよう。
ちなみに火の通りやすい食材なので、加熱時間はそこまで長く取る必要はない。長すぎるとシャキシャキ感がなくなってしまう。

前述通り、非常に安価なので、中華料理では庶民の料理に多用されまた貧乏人の友として多くのフィクションに登場している。
もやしを使った料理は様々あるが、もやしをメインにした簡単な料理を紹介する。

「もやし炒め」
これは熱したフライパンに油をひき、もやしを炒め・胡椒を振るだけというシンプルな料理である。
応用としてニラやタマネギキャベツ、しめじを入れたりもする。
ただしあまり野菜を入れるともはやもやし炒めではなく、野菜炒めになるので注意してほしい。


「もやしの味噌汁
沸騰した水にだしの素を入れてもやしを投入。後は味噌を溶けば完成である。


「もやしナムル」
もやしを水から茹で、適当なところでボールにあけて、ごま油を混ぜて完成。
お好みでニンニクやラー油、ゴマを加えてもOK。
おかずにもお酒のつまみにもなる便利な一品。



「もやしっ子」という言葉があるが、これはもやしを成育させる様と色の白さからきたもので、
色白であったり虚弱、痩せている、日焼けをしていない人(子供)をそのように表現する。
しかし、もやしは成長時に自分の何十倍もの重さのトタン板をぶち破ることがあるので、もやし自体はとても強かったりする。


最強形態のもやしは次元を超越し、世界を破壊する力を持っているとかいないとか。


それを表現したのがホーリーランドの神代ユウである。多分。


痛みやすい為、梅雨時は保存に注意しよう。



もやしもん
種麹のことをもやしと呼ぶことがある。
因みに、もやし(裏声)だと大抵の人は笑う。



追記、修正はもやしを料理しながらお願いします。

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最終更新:2025年05月30日 18:23