登録日:2018/08/03 (曜日) 21:15:00
更新日:2025/02/14 Fri 13:04:59
所要時間:約 5 分で読めます
●概要
魔王に仕えるポンコツな魔物「カク」と「イムラ」の、グダグダな日常を描いたコメディアニメ。
魔王様に言われるがまま、さまざまな場所に派遣社員の様に飛ばされる二人。その度文句を言ったり、ケンカしたり・・・。
RPGのようなファンタジーの世界で、現代人のようなグチをこぼす彼らは、果たして立派な魔物になれるのか!?
(公式サイトより)
YouTubeで最新話が毎月1日に公開される他、過去のストーリーもいくつか公開されている。
1話 5分くらい。
●キャラクター
特記が無い限り、CVは全て作者の松本慶祐氏。ボイスチェンジャーで声を使い分けている。
本作の主人公。
角の生えたピンクな毛並みの魔物。
自慢の角が唯一の武器だが、とても脆くすぐ折れる。
ちょっと叩かれても折れるし、ピンチのときは砕けたり、驚くと取れたりする。
しかし本人曰く「痛くはない」。
何も武器が装備できず、装備しようとするとタライが落ちてくる。
ただし、スポーツチャンバラ用の剣だけは装備できた。
基本的にクズで怠け者。何かにつけてよくサボろうとするし、実際サボっては魔王様にバレて給料か休みをカットされるのがお約束。
イムラとクロヌマから借金してまでスロットを回そうとするくらいハマったが、まったく当たらなかった。
ことあるごとに「魔王軍辞めようかな」と発言しているが、なんだかんだでずっと魔王軍にいる。
転職をしようと一度だけハローワの神殿に行ったことがある。
ただあまりに世の中をナメた転職希望だったためか、神官からビンタされている。
【特技】
泣き終わるとスッキリする。
角で相手を4回連続で突く…が、ダメージは小数。
『はい、合計0.4!バカヤロウ!!』
もう一匹の主人公。緑色のスライム。
登場人物の中では最も常識人…のはず。ただし手がないので、できない事は全くできない。あとレベル1。
特技は自爆と体当たりだが、相手にダメージを与えたりはできない。自爆すると当然死ぬのだが、復活草ですぐ生き返る。
湿気が多いと少し膨らむ。
【毒属性】
毒を飲むと緑色になり、毒舌になる。
【炎属性】
赤い薬を飲むと赤くなり、
某熱血テニス選手のごとく、熱血になる。
『お米食べろ!!』
【氷属性】
青い薬を飲むと水色になり、ネガティブになる。
『もういいよ、諦めようぜ。無理だよ』
【猛毒属性】
黒い薬を飲むと放送禁止用語を連発するほど毒舌が悪化する。
『お前らが寝てる間に熱々に溶けた鉄を鼻の穴に流し込んでやるからな』
【属性:?】
ピンクの薬を飲むとオネエになる。
『うるさいわよ!アタシだって好きでオカマやってんじゃないのよ!』
【洗剤属性】
洗剤を大量に飲むと通った箇所が綺麗になる。
ただし、無茶苦茶苦くて吐きそうになるからあまりやりたくないとのこと。
3つ目で翼の生えた魔物。言動がかなりウザく、いつもカクとイムラを見下している。
そのくせ能力が高いわけではなく、せいぜい空を飛べるくらいだが、それ以上に頭が悪いので結局は類友。
寝ているときにカクにマヨネーズをかけられるのが恒例。
あだ名は「クソメガネ」だがメガネはかけていない。
目を光らせたり遠赤外線を出したりする技を持つ。
氷系の魔法と眠らせる系の魔法が得意な魔物。声が高い。
一応男の子。イムラに次ぐ常識人で、イムラがツッコめない状況や属性が変わってボケに回ると穏やかにツッコミ始める。
ニシノから「魔法の才能がある」と言われて魔法を無理やり教えられたりしていた。
大きなハンマーを常に持っている獣のような魔物。知能は低く、「ハンマー」しかしゃべらないが、たまに違う単語もしゃべる。
敵への攻撃の命中率が恐ろしく低いが、味方には当たる。
『HAMMER×HAMMER』
武器屋を営むおじいさん。
4本腕をもつガイコツの魔物。
客がいるのに卵かけごはんを食べたり焼きそばを食べたりとかなりフリーダム。
ペットに骨の犬を飼っており、名前は「コロ」。
由来は「敵はなるべく殺せ」から。
右心室のアレがビャーってなってるから病院に行ってるらしい。
声がやたらと小さいドラゴン。自らを「BOSS(ビーオーエスエス)」と呼ぶ。
火を吐けるのだが、意識せずに火を出してしまうお寝火やおもら火をしてしまうことも多い。
魔王様からもらった黒い飲み物を飲んでヘルフレイムアークシャドウドラゴン(HFASD)となった。だが勇者には負けた。
本名は「ニシノ マコ」。魔法使いのお婆さんの魔物。
やたらと毒にこだわりがあり、何かというと人に試そうとする。
ダンジョンのトラップ設置や操作も担当している。
魔法の発音は聞き取れないくらい何を言ってるのかわからない。
ドルファヘキセンダーというよくわからない物体を食べさせようとすることも。
コロはかなり食いついていたが、食べてもいいものなのかは不明。
レベル33のアラサー女子。
髪が蛇で下半身も蛇というメデューサやゴーゴンのような魔物。喫煙者。
相手を睨むことで石化させることができる。
相手を誘惑する特技も使用できるが、最近は効きが悪い。
「ババア」と言われると怒るが、「かわいい」と言われると照れて早口になるという乙女な一面もある。
カジノ回では背景にいたので、ギャンブル好きなのかもしれない。
内臓が一部はみ出ているゾンビ。特技は相手をゾンビにするゾンビブレス。
性格は相手が引くほどネガティブ思考で卑屈。しかし「優しい」と言われるとすぐ立ち直る。
驚くと手足が取れるが、児童が使う糊でくっつく。
釣具レンタル屋を営む魚人の魔物。関西弁で語尾は「ギョギョ」。
釣り竿のレンタルは基本タダなのだが、その代わりロクなものが釣れない。いいものを釣りたかったら課金するしかない。
スピリチュアルで怪しいアイテムを売りつけようとしたことも。
「ウシ野郎 牛歩ダービー」なるゲームの運営も務めている。
魔物使いの魔物。
変な略し方をしたり、業界人っぽいしゃべり方をする。
「スタモンと心を通わせる力がある」と言っているが、実際はモンスターにお金を渡して買収している。
モンスターを捕獲するのに使用する罠は骨付き肉とつっかえ棒とカゴ。
モンスターを捕まえると「ゲットなんやぜ~」と叫ぶ。
捕まえたモンスターはスタモン玉に入っており、後から呼び出すことができる。あと何故か
自分の名前を叫ぶ。
またスタモンは謎の条件でエボリューションすることがある。
『デジモンストーリーサイバースルゥース ハッカーズメモリー』の宣伝動画では「ゲット…」と言おうとするとデジモンに攻撃された。
カクやイムラの後輩にあたる魔物。
残像が残るほどすばやい。
カクに先輩風を吹かされるたびに「パワハラですよ」と発言して反撃している。
後輩ながら仕事ができるようで、魔王様に直接ボスの配置やダンジョンの修復について報告したりしていた。
魔王様の宝物庫を警備する魔物・・・だが見た目はロボット。型番はKR-600。たまにバグる。
状況に応じて頭部を大砲、電子レンジ、地蔵に換装できる。目?のような部分からレーザーを発射可能。
蘇生や解呪をするお店でパートとして働いている魔物。オバチャンなので(?)機械には疎い。
何をやるにしても社員さんに聞く。定時退社と休憩時間は守る。
鎧を着込んだ騎士の魔物『スライム乗りナイトおじさん』で、イムラの知り合い。
何かの拘束具を付け、目が死んでいるデカい『下のスライム』に乗っている。
詳細は不明だが、イムラは彼に逆らえない模様。
王冠をかぶり、髭を蓄えたデカいスライムで、イムラの知り合い。
自分を王様だと思い込んでいる頭のおかしいやつで、カクらを「下民ども」と呼んだりと何かとひれ伏せさせようとする。
「キングス体当たり」で攻撃しつつ逃走したり、「キングスのしかかり」で伸し掛かってくる。
何気にお金持ちなのは本当らしい。
頭に触手が生えているスライムで、イムラの知り合い。
治療するのが好きで、怪我している魔物を見つけるとすぐ回復してくれるが、回復したいという理由で無傷の魔物に石をわざとぶつけて怪我させたり、怪我人の治療をギリギリまで渋るのが難点。
金属製のスライムで、イムラの知り合い。
近頃勇者たちが行っている「金属スライム狩り」から命からがら逃げ出してきた。
友達は勇者達に殺されたが、すぐ蘇生アイテムで生き返った。
カウボーイハットを被った幽霊で胸にハートマークが付いている。
幽霊だが、性格が明るく、テンションが高いため全く怖くない。
洋画の吹き替えのようなノリで喋る。
怖い話を語ってくるが、社会的な怖さの単語(「テロリスト」「あおり運転」「振り込め詐欺」)を羅列しただけで迫力がない。
他にも念力で物を動かせるが、発動中はかなり体力を使ううえ、体全体や表情がバグった状態になる。
カクの妹。とある酒場でアルバイトをしている。
二面性の激しい性格で接客業らしく外面は非常にいいのだが、特にカクに対しては凄まじく口が悪い(カクの集り根性が主な原因)ため兄妹で顔を合わせると喧嘩になりがち。
しかし決して嫌い合っているというわけではなく、何だかんだで互いに心配し合う一幕も。
実は兄より強い。
魔王直属の四天王の一人で、龍人のような姿の魔物。キャッチコピーは「獄炎の魔剣士」。
炎の力をアレした剣で必殺技を出すのだが、必殺技名が毎回変わる。
登場時点では四天王といいつつ一人しかいなかったので、カクに「一天王」と言われてキレていた。
キレるたびに炎の力をアレした必殺技を出すが、なぜか毎回食らうのはイムラ。
四天王のリーダー的な存在なのだが、他のメンバーに気を使ったりと中間管理職的な苦労がある。
そのせいかおだてられたりすると結構チョロい。
鳥のような翼と鳥足を持つ四天王の一人。キャッチコピーは「疾風の女王」。
自称「四天王のお色気担当」だが、「エロい格好は恥ずかしい」という理由で露出の少ない服装をしている。
必殺技はフランス語なのだが、翻訳サイトで翻訳したものなので適当。しかも風魔法よりフランスパンで殴った方が強い。
カクに鳥足を指摘されてえずいていた。煽り耐性はない。
イカ足を持つ四天王の一人。キャッチコピーは「激流の悪童」。
性格が子供っぽく、やたら笑いのツボが浅かったり「セーブしてないから」という理由で戦闘よりゲームを優先したりする。
水を操る魔法を使うなど実力は高いが、技名のセンスは小中学生並み。
魔王様にチクられそうになると日和る。
巨人の魔物。四天王の一人。キャッチコピーは「激震の大巨人」。
喋り方も行動もマイペースだが、いざ戦闘となるとかなり強い。
ゲーム好きらしく、登場時は国民的RPGをプレイしていた。
ローブを被った魔物(?)。四天王の一人。5人目だけど。
すべてが謎。
彼単独にスポットが当たった回もあるが、
- 自称1万歳の50代のおじさん
- 自分の尿路結石を持ち歩いている
- ゴルフが趣味(この時だけ饒舌になる)
というどうでもいいプロフィールが明かされたのみで、結局謎は深まった。
読んで字の如く魔物たちのトップで、カクやイムラたちの上司。
千里眼的なもので遠くのものを見たりできる。
ピンチになると第二形態に変身するらしいが、誰も見たことはない。
部下の失態に対し給料をカットしたり休みを減らしたりすることから、カクからは何かと「ブラック上司」と陰口を叩かれている。
もっとも大抵はカクの態度に問題がある気がするが。
魔物たちの宿敵。
勝気な女の魔法使い、何かと休みたがる僧侶のオッサン、ガラの悪い盗賊と4人でパーティーを組んでいる。
人間なのでカクたちと違いドット絵で描かれており、台詞もボイスではなく昔のRPGのようなメッセージウィンドウで表記。
ある条件で強くなったり弱くなったりするらしい。セーブーデターが消失した音だな
「え~、今日は追記・修正するという仕事をします」
「仕事なのかよ!」
- 四天王なのに5人居る事には誰一人として突っ込まない辺りカクとイムラも慣れてるなあ -- 名無しさん (2018-08-03 21:38:25)
- ロボットデハ、アリマセン。 -- 名無しさん (2018-08-03 21:49:29)
- ↑まだ言ってんのかよ、どう見てもロボットだろ。ねえ魔王様?ロボットですよね? -- 名無しさん (2018-08-03 22:31:39)
- リアルで母ちゃんにゲーム強制終了させられた挙句、「お気の毒ですが~」な目に遭う勇者も大概である -- 名無しさん (2018-08-04 19:52:43)
- つづく! -- ダークインフェルノスパイラルモグラ (2018-08-05 04:15:25)
- プロ声優や有野課長出たのめっちゃ驚いたわ -- 名無しさん (2023-11-04 14:32:15)
最終更新:2025年02月14日 13:04