登録日:2010/11/24(水) 17:52:25
更新日:2025/04/24 Thu 21:33:27
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25 NOV. , 2005 NEAR A DISPUTED BODOER
「強さを求める奴、プライドに生きる奴、戦況を読める奴。この3つだ。奴は――確かにエースだった」
ベルカ戦争――その空に軌跡を描き歴史から消えた戦闘機乗りがいた
2 APR. , 1995 VALAIS AIR BASE, USTIO
ナムコのフライトシューティングゲーム・エースコンバットシリーズの第6作。PS2における
ACE COMBATシリーズの最終作品。
エースコンバット5の15年前のベルカ戦争を描いた物で、ストレンジリアル世界を描いた作品で最も時系列が古い作品である。
5では少し触れる程度だったベルカ戦争で何があったのかが、戦争後のジャーナリストによる取材と、エースパイロットたちの回顧という形で明かされていく。
また5のハートブレイク・ワンやフッケバイン、グラーバクやオヴニル、空母ケストレルが(チョイ役だけど)登場したり、5に登場したMAPが細部を変えた上で再登場する。
SPミッションでは条件を満たすとあのメビウスの名を冠するF-22と戦えたりと、シリーズファンには嬉しい演出も。
テーマは「エースによって語られる、エースの生き様」
であり、空戦の割合が大きく敵のエース部隊が多数登場するのが特徴。
その分ストーリーを通して活躍する名有りキャラは少なく、主人公と戦ったエースたちへのインタビューという形のムービーが挿入される。
また、エーススタイルゲージと呼ばれる本作の独自要素が存在しており、
それに関係して本作には「イエローターゲット」と呼ばれる敵ユニットが出現する。
これは「明確な攻撃目標ではない民間の建物」「こちらに攻撃せず、離脱しようとする敵機」が該当する。
また、作戦中に友軍部隊が敵軍に攻撃されこちらに救援を求めて来る事があり、当然放置すればその友軍部隊はそのうち全滅する(クリア条件には関係ない)。
これら、「イエローターゲットを攻撃するか見逃すか」「窮地の味方を助けるか放っておくか」といったミッション中の行動によって、プレイヤーは
- 報酬を最優先し、敵は全て容赦無く叩き潰す”強さを求める奴” ”戦場がどこであろうと純粋に力を信じた戦いの申し子”「マーセナリー」
- 戦う力の無い者には手を出さず、また仲間を決して見捨てない”プライドに生きる奴” ”冷徹さとプライドを併せ持つ戦闘のプロフェッショナル”「ナイト」
- あくまで状況に応じて冷徹に行動を判断する”戦況が読める奴” ”瞬時に戦場を見極め戦況を変える”「ソルジャー」
の三つのスタイルに分類され、各ルートで登場する敵エース隊や敵味方のセリフ、ストーリー間に挿入されるエースのインタビューが変化する。
また、評価がマーセナリーかナイトのどちらかに振り切れる、もしくはほぼソルジャー中央の状態でクリアすると隠し機体が解放される。
このため、ミッションによっては3つの戦域から1つを選択できる仕様と相俟って、少なくとも3周は遊べるゲームと言える。
ミッション数は他シリーズと比べて比較的少ないが、この仕様を鑑みれば周回しやすくて良いとも言える。
楽曲はお馴染みのオーケストラやギターサウンドに加え、フラメンコの要素を取り入れている。
相変わらずクオリティが高く、特にラスボス戦で流れる『ZERO』は名曲と名高い。
今まで特別塗装入手目的でしかなかったネームド機も数多く登場し、敵エース部隊の隊員と共にレコードで多くのパイロットの経歴などが閲覧できる。
中には後述のような前作に登場したキャラも登場していたりとファンをにやりとさせる要素も。
ゲームとしては5でオミットされた画面分割による対戦モードの復活(逆にアーケードやスコアアタック専用モードは無くなった)、機体ごとに特殊兵装が固定されるのではなく、04と同じく兵装が選択可能になった。
その分、5よりも登場機体は20機ほど少なくなり、僚機も機種は固定で特殊兵装だけ指定出来るという仕様になっている。
一部では、同じMAPでも戦域・達成条件が違うミッションを選択可能という、プレイヤーが参加作戦を決める要素も実装された。
また、シリーズでは唯一となる実写の演者+背景のCG合成という形式でムービーが構成されている。
《あらすじ》
ベルカ連邦――かつての雄武国家。
1980年代、長年の領土拡張と軍拡が祟り未曽有の経済危機に陥ったベルカは、連邦法を改正し東部諸国を独立させる事で状況改善を図っていた。
更に西からは領土拡張を続ける巨大国家オーシア連邦が少しずつベルカに迫る。
オーシアとベルカはかねてから関係が悪かったが、オーシアはベルカ西部に位置する五大湖周辺に豊富な地下資源が埋蔵されている事を報告し、
採掘資源をベルカ有利に配当する事を条件に五大湖周辺を割譲させる。
しかしオーシアは埋蔵資源量を過大に報告していた事が発覚、国土を騙し取られた格好となったベルカ内でオーシアへの不満が蓄積されて行く。
領土を少しずつ失い、しかしそれでも経済恐慌は収まらない不安と混乱の最中、正統国家復古を掲げる極右政党が政権を獲得する。
1995年3月25日、80年代にベルカから独立した事で生まれたウスティオ共和国に眠る膨大な天然資源発見を機に、
ベルカはウスティオ、そして独立させた周辺諸国やオーシアへ割譲した旧領土への侵攻作戦を開始する。
「ベルカ戦争」の開幕である。
精強なベルカ軍を前に準備不足だった周辺国の軍は圧倒され、ウスティオも僅か1週間で正規軍が壊滅、山岳地を除いた国土の大半を制圧されてしまう。
ウスティオは最後の望みをオーシアを始めとした周辺国で結成された「連合軍」と、ウスティオ軍残存戦力と傭兵パイロットで構成された外人部隊に託す。
「片羽の妖精」と、後に「円卓の鬼神」として恐れられる一人のパイロットも、ウスティオの傭兵として戦争に臨む。
《登場人物》
主人公。相変わらず無口で素性不明な主人公だが、どうやら若い男であるらしい。
ウスティオ空軍第6航空師団第66飛行隊所属、ガルム隊の1番機。
戦況をひっくり返すほどの凄まじい活躍を見せ、敵味方から畏怖と敬意を込めて『円卓の鬼神(The Demon of the Round Table)』、『鬼神(The Demon Lord)』、『鬼(The Demon)』と呼ばれるようになる。
TACのサイファーは、英語では「暗号」、そしてヒンドゥー語で「0」の意味。
パケなどで描かれているF-15Cの塗装は航空自衛隊飛行教導隊の「そとあお」と酷似している。
なお意外にも主人公が傭兵というのは初代と2・ZEROだけであり主人公が傭兵なのは2020年時点でサイファーが最後だったりする。
本名ラリー・フォルク。CVは桐本琢也(現芸名は桐本拓哉)。
『彼』の相棒であり、敵であった男。彼の言葉で物語は幕を上げる。
片方の翼を失いながらも生還した経験を持ち、『片羽の妖精(Solo wing pixy)』の二つ名で呼ばれる腕利きのパイロット。
愛称は単に『片羽(Solo wing)』とも。また無線の名前表記は「Pixy」となっている。
乗機は左翼を赤く塗装したF-15Cである。
ガルム隊の2番機としてサイファーと共に活躍するが、次第に戦争の意義を見失っていき…。
ちなみに一躍有名となったゲームのPVは彼の台詞で多く構成されている。
口癖は「よう相棒、まだ生きてるか?(Yo,buddy,you still alive?)」
パトリック・ジェームズ・ベケット、略してPJ。趣味はポロ。
ウスティオ空軍第6航空師団第4飛行隊、クロウ隊3番機。後にピクシーの後釜のガルム2となる。F-16Cに搭乗。
ガルムの二人の活躍に憧れ、戦争を終わらせるために戦うという理想主義者。
そんな彼は基地で待っている彼女に戦争が終わったらプロポーズするつもりのナイスガイである。
バグなのか、どういう訳か対地攻撃をしない。そのため特殊兵装に爆弾を積んでも無意味。
関連項目:死亡フラグ
サイファーらを支援するウスティオ空軍の空中管制機(AWACS)。
正確かつ的確な指示を飛ばす一方で、完全な堅物という訳ではなく、時にはジョークを飛ばしたりする。
日本語CVは
銀河万丈。
《敵エース部隊》
本作最大の特徴は敵対するエース部隊である。
最新作まで含めたシリーズでも最多数となっており、登場演出も全て違うものが用意されている。
ベルカ
部隊名はほとんどが「ドイツ語の色」となっている。(部隊名後のM〇は登場するミッション)
●ロト隊(ベルカ空軍第2航空師団第52戦闘飛行隊)M3
「ロト(Rot)」はドイツ語で「赤」の意味。エンブレムは赤色のツバメ。
"赤いツバメ"の異名を持つデトレフ・フレイジャーが率いる部隊。機体は機首の赤い塗装が特徴の
タイフーン×4。
隊長デトレフは若年ながら中佐の肩書を持つが、これは顔立ちと家柄の良さからプロパガンダに利用されていたため。
撃墜後は基地司令官として空を飛ぶことなく終戦、戦後は大学の教授となっている。
最序盤ミッションで登場するにも関わらず、中盤以降で使用可能になるタイフーンに乗っているため、
1周目ではこちらが使用できる機体との性能差から初心者の鬼門でもある。
●グリューン隊(ベルカ空軍第10航空師団第8戦闘飛行隊)M3
「グリューン(Grün)」はドイツ語で「緑」の意味。エンブレムは緑色のフクロウ。
"フクロウの目を持つ男"ベルンハルト・シュミッドが率いる部隊。機体は緑を基調とした迷彩の
F/A-18C×4。
ベルカ空軍内でも厄介者が集う部隊だが隊長が輪をかけて厄介者なためうまく統制ができている。
隊長は戦後故郷に戻りバーの店長になっている。
ゲーム中の戦闘ではデコイ(フレア)を使用してミサイルを逸らしてくるのが特徴。
●インディゴ隊(ベルカ空軍第7航空師団第51戦闘飛行隊)M3
「インディゴ(Indigo)」はドイツ語で「藍」の意味。エンブレムは甲冑。
デミトリ・ハインリッヒが率いる部隊、機体は白地に藍色のラインが入った
JAS-39C×4。
隊長がベルカ騎士団の末裔のため騎士道に重んじた戦いをする。
エース部隊の中で唯一戦中は全員生存している部隊でもある。
ただし隊長は昏睡状態になっており覚めた時には終戦、その後は実家の稼業を継ぎ貿易会社を経営している。
●ゲルプ隊(ベルカ空軍第5航空師団第23戦闘飛行隊)M6
「ゲルプ(Gelb)」はドイツ語で「黄」の意味。「ゲルブ」とも表記されるがここでは「ゲルプ」である。
エンブレムはゴーグルを掛けた黄色……というよりオレンジ色の鵜。
オルベルト・イェーガーが率いる部隊。機体は緑系の迷彩に翼端などは黄色に塗ったSu-37×2。黄色中隊カラーと少し似た塗装パターン。
誘導性能は高くないがミサイルを後方に発射するため背後を取っても油断は禁物。
ライナー・アルトマンとの2機編成で息の合った戦法と部隊章から「番のカワウ」と呼ばれる。
後述のエスパーダ隊共々、隊長が戦死するため作中では2番機がインタビューに応じている。
なおライナーは撃墜後未亡人の妻子に救われ結婚しウスティオに残留、軍役時に趣味で書いていた戦記物小説が当たったことで作家として活動している。
●シュヴァルツェ隊(ベルカ空軍第13夜間戦闘航空団第6戦闘飛行隊)M10
「シュヴァルツェ(Schwarz)」はドイツ語で「黒」の意味。エンブレムは骸骨の上に乗る臙脂色のハゲワシと骸骨に絡み付くヘビ。
ドミニク・ズボフが率いる部隊。機体は黒と臙脂ないし緋色のツートン塗装のMig-31×8。
敵前逃亡を図った者を狩る督戦部隊であり、味方機への無条件攻撃権限を持つ故”ハゲタカ”と呼ばれ恐れられている。
そのような任務にベルカ人を充てることが忌避されていた為、隊長のドミニクはユークトバニア出身の傭兵。
他の隊員も傭兵で構成され正規の軍人は皆無。加えて督戦任務以外にも公にできない任務が多かったようで大半の情報が抹消、隊員の中には身分偽造で入隊したものまでいる。
インタビューは隊長のドミニクが応じているがその時の職業は密輸業者でありこの名前すらも偽名の可能性が高いという。
登場ミッションではフッケバイン・ハートブレイクワンが登場し、難易度ACEではグラーバクも登場するなどファン要素が盛り沢山である。
●シュネー隊(ベルカ空軍第22航空師団第4戦闘飛行隊)M10
唯一部隊名が色に由来しない隊。「シュネー(Schnee)」とはドイツ語で「雪」の意味。
エンブレムはフライトジャケットを着たカートゥーン超のペリカン。
エリッヒ・ヒレンベランド率いる部隊。機体はグレー基調で一部白塗装の
F-14D×4とEA-6B×1。伝統の「ジョリーロジャー隊塗装パターン」である。
開幕からミサイルが飛んでくるだけでなく電子戦機でレーダーをつぶして更にロングレンジ攻撃を行ってくる。
多くの戦果を挙げている部隊であるがエリッヒ自身も
被撃墜王であり、B7Rで撃墜された後も三日かけて自力で基地に生還している。
出世欲がなく部下からの信頼も厚く、ジョギングが趣味など
某空の魔王のような人物でもある。
戦後は軍を辞めたものの航空学校の教官として空を飛び続けているが、インタビューでは「空が広すぎる」とボヤいていた。
登場ミッションはACEでオブニルが登場するが5のグラーバクの塗装や機体は元々はオブニルのものであったことが判明。
●ズィルバー隊(ベルカ空軍第51航空師団第126戦闘飛行隊)M10
「ズィルバー(Silber)」はドイツ語で「銀」の意味。エンブレムは甲冑を身に着けランスを構えたワシ。
ディトリッヒ・ケラーマン率いる部隊。機体はゼブラパターンの
F-4Eと
F-16C×4。ケラーマンのみF-4Eに搭乗する。
ケラーマンは現役には「銀色のイヌワシ」の異名で馳せていたが訓練教官として一線を退いていた。
戦況悪化に伴いアカデミー出たての生徒と共に前線へと駆り出される。
なおこのズィルバーは
3代目であり初代は現役時代にケラーマンが率いていた部隊。
2代目は彼の引退後残った隊員たちが引き継いだ部隊だが、戦死者や負傷者増加によって解隊されている。
最後の1機をケラーマンにするとF-4とは思えない回避行動をとり始めるためケラーマンは先に落とした方がいい。
戦後は軽く刑を受けたのちオーシアから勧誘を受けるも辞退し牧畜業を営んでいる。
難易度ACEではReiherというネームド機が登場するがこちらは余談で解説。
●ゴルト隊(元ベルカ空軍第18航空師団第5戦闘飛行隊)M16
「ゴルト(GoldもしくはGeld)」はドイツ語で「金」の意味。但し劇中の綴りは「Gault」となっている。
エンブレムは金色で描かれた城壁とグリフォンの様な幻獣。
アントン・カプチェンコ率いる部隊。機体は茶色と焦げ茶色の虎柄迷彩に黄色の差し色が入った
Su-47×8。
相手を囲い込み翻弄する「ゴルトの巣」という戦術を得意とし、機体特性も相まってかなりの強敵。
戦闘中の無線も独特で、あくまで無感情に冷淡に指示を出す様が印象的。
隊長以外のゴルト隊員も同様に無感情で、部隊丸ごとなんとも表現しがたい不気味さがある。
カプチェンコはかつて「金色の啄木鳥」の異名をとったエースだったが、一線を退いた後は軍の技術開発者になっていた。
隊長は戦死、隊員も軒並み戦死・戦後死亡・服役・行方不明となっているため唯一隊関係者のインタビューが一切なく、墓碑の一文が紹介されるにとどまっている。
カプチェンコは技術者になった後は作中でも猛威を振るうエクスキャリバーやXB-0、V2などの開発に関わるだけでなく、
ケラーマン同様戦況悪化で前線復帰後率いた部隊共々戦中に行方不明になったことから、クーデター組織の中心人物とされている。
なお上記のケラーマンとは同じトラ柄でも色の違いや部隊名・異名など色が対極なもの、両者の年齢も近いことからライバル関係にあったのではないかとされている。
オーシア
部隊名はどちらも「魔法使い」といった意味。エンブレムも同様。
どちらもオーシア国防空軍所属時はF/A-18Cを使用していた
上記ゴルト共々M16にてルートによりどれか1つが登場するが、M16のエース部隊の構成機種は試験機・試作機ばかりだったりする
●ウィザード隊(元オーシア国防空軍第8航空団第32戦闘飛行隊)M16
ジョシュア・ブリストー率いる部隊、機体はYF-23×4、XF-16XL×4・塗装は寒色迷彩に青のライン。
青い魔術師と称されるエースでガルム2のラリーとは旧知の仲で彼の手引きによって離反する。
登場デモでは他の部隊と違ってXF-16XL4機しか写っておらず、一定時間経過後YF-23が奇襲してくる。
YF-23はステルス性能が高く後方では一切レーダーに映らないため注意が必要。
隊員の多くは戦後死亡あるいは服役しており、インタビューはテロ容疑で逮捕された服役中のブリストーが受けている。
この部隊と交戦すると次のアヴァロンダム戦ではアンソニーが演説を行う。
●ソーサラー隊(元オーシア国防空軍第8航空団第32戦闘飛行隊)M16
アンソニー・パーマー率いる部隊、機体はF-15S/MTD×8・実機のNASA塗装を黒・白・藍の三色にしたような塗装。
ツーマンセル×4の波状攻撃を仕掛けてくるが、機体性能が高いため処理が遅れるとあっという間に囲まれてしまう。
ジョシュアと共にクーデターに参加しており組織の中心人物の一人とされていた。
クーデター組織の幹部のなかでは唯一社会復帰し保険外交員となっている。
サピン
ベルカ戦争時は友軍だったが終結後クーデターに参加
●エスパーダ隊(サピン空軍第9航空陸戦旅団第11戦闘飛行隊)M15
「エスパーダ(Espada)」とはスペイン語で「剣」の意味。エンブレムは赤地に黄色の十字ラインが入った猛牛と剣。
アルベルト・ロペズ率いる部隊。機体は赤基調に黄色のラインと黒のJ35、
Rafale Mの2機。
隊長機と僚機がズィルバー以上に世代が異なっているのが特徴、回避機動を主にしておりその機動からロペズは灼熱の荒牛とも呼ばれる。
隊長のロペズと僚機のパイロットであるマルセラ・バスケスとは恋仲であったことが仄めかされており、ロペズがブリストーと意気投合したことでクーデターに参加。
スタイルによって要因が異なるもののやがてロペズは戦死し、戦後ダンサーとして活動しているマルセラがインタビューを受けている。
なお先にJ35を落とすと性能的にも上なRafale Mが鬼機動をする。
ISAF
本作の時系列では結成前だが…?
●メビウス隊(ISAF空軍第118戦術航空隊メビウス)MSP
クリア後のおまけミッションで登場する本作最後のエースパイロットにしてご存じ04の主人公
…だと思われるがゲーム中ではMOBIUSとしか表示されないため果たして
メビウス1なのかは不明。
戦闘能力からしてもメビウス1当人であることは間違いないとは思われるが。
上記の通り本編時点ではISAFは結成前だが、『THE GAUNTLET』で一定条件を満たすと最後に登場。
機体はもちろん
F/A-22Aで、本来のターゲットであるウィザード隊4機をXMAAで瞬殺するという衝撃的な登場を果たす。
その戦闘能力は群を抜いており、特にモビウスターンと称される変態機動は圧巻である。
付け入るスキが無いわけでは無いが、連戦の最後であるという点や耐久力の高さ(通常ミサイル4発分)からも「リボン付きの死神」の恐ろしさはたっぷり味わうことが出来るだろう。
《用語》
旧ベルカ連邦領だったが縮小政策を受け独立した。小国ながら高い工業力を持ち、時計などの精密機械を主な産業としている。
モデルはチェコと思われる。
現実とストレンジリアルの世界地図を見比べると分かりやすいが、ベルカとウスティオの位置関係はドイツ/チェコの位置関係とほぼ同じである。
ベルカの侵攻を受けて一週間で首都を含む国土の3/4が制圧され、国軍が壊滅するというシリーズでも類を見ない崖っぷち状態からスタートする。
オーシア、サピンとの連合作戦と、急遽再編した外国人傭兵部隊に一縷の望みをかける。
オーシア大陸北東部にあるオーシアやウスティオの隣の軍事国家。モデルはドイツ、特にナチスドイツと思われる。
5でも重要な役割を果たした国だが、今作ではそこに至るまでの経緯がクローズアップされる。
5ではベルカ公国となっているが、この当時は「ベルカ連邦」であった。
長年続いた領土拡張政策と軍拡の代償により80年代から深刻な経済恐慌に見舞われ、この頃からウスティオを始めとした一部の東部領土を独立させ始める。
しかしそれでも財政難は好転せず、この混乱のドサクサに紛れる形で極右政党が政権を握り、
「伝統の強いベルカ」を再現すべく、1995年4月、独立したりオーシアに割譲したかつての自国領土へ向けて侵攻を開始する。
その精強な国軍の奇襲攻撃により、各国は一度は壊滅的被害を被ることになる。
この戦争でベルカが世界に与えた影響は根強く、前述の5の環太平洋戦争だけでなくこの戦争から四半世紀ほど経った7の世界においても「ベルカ」という国が重要なキーワードになっており、今作の戦術核兵器による自爆事件と環太平洋戦争の黒幕であるベルカ連邦時代の極右政党及び軍残党からなる灰色の男たちの存在によって他国の民間人などから世界の混乱の源と言う相当な偏見の眼を持たれ、その結果7において民間人虐殺事件にまで発展するなど社会問題となっていることも語られている。
纏めると、
拡張主義→経済危機→連邦の一部切り離し→相変わらずの不況→極右政党の台頭→周辺に攻め込む
と、泥沼コースまっしぐらな国。その高い工業力、軍事力により本編開始時はかなり優勢。
騎士団をルーツとする軍、とりわけ「伝統のベルカ空軍」と評される空軍は非常に精強で、多数のエースたちを擁する。
ストレンジリアル世界の国家で核兵器を積極的に使う明確な描写があるのはベルカやその出身勢力のみだったりする。
オーシア大陸西部に位置する大国。大きな軍事力と広い国土を持っている。モデルはアメリカ合衆国。
5、7における主人公の所属陣営であるが、今作では脇役に徹している。
ベルカ戦争初期、ベルカによる侵攻を受けるが、ベルカ側が戦争に踏み切った一因としてオーシアの悪政が影響しており、その点では自業自得とも言える。
その後は多国籍軍の中核となり、ウスティオや他国軍と共にベルカへ反撃に転じ、侵攻していく事になる。
ベルーサ大陸に位置する大国。かつてオーシア連邦と対立しており、二大国として海を挟んで冷戦状態にあった。
モデルはソビエト/ロシア連邦、国名はユーゴスラビアをもじったもので、略称としてユークと呼ばれる。
5における敵陣営の国家であるが、今作では連合国側=味方側として登場する。
1995年当時も対立姿勢は続いていたものの、ベルカの周辺国への侵攻を契機にベルカ戦争に連合国側として参戦する。
その後、ベルカ戦争における共闘もあり、オーシアとユークトバニアの緊張は緩和され、両国は友好国としての関係を結ぶが、その後の顛末は5で語られる通りである。
ベルカの南に位置する国家。ベルカの侵攻により、連合国側として参戦する。
モデルはスペインで、国名のスペインのアナグラム(SPAIN→SAPIN)となっている。
ACE7のプロモーション映像で国名がSPAINだったりした事がある
ベルカが絶対防衛戦略空域と設定している、ウスティオ北西部に位置する直径200kmの円形のエリア。
ミッションで訪れるのはあくまでこのB7Rの外縁部であり、上記の通り本来は非常に広大。
直径200kmと言えば、東京を中心にすれば北関東と浜松を除いた静岡県、長野県のほぼ全土がすっぽり収まるサイズである。
地下に埋蔵される豊富な鉱物資源を巡って古くから争いが絶えない地域であり、今作でも最も激しい戦場の一つとなる。
一帯が強い地磁気に覆われており、救難信号が妨害されてしまうためベイルアウトした際の救出は望めず、山岳地であることから陸路での自力帰還も困難。
オマケに空中でも敵同士で会話が出来るほどに通信が混線してしまう。
……といった状況から、普段以上にパイロットの技量が試される。
そこには上座も下座も無い。所属も階級も関係なくただ実力だけが全てを決める世界。故に『円卓』の通称で呼ばれる。
「交戦規定はただ一つ、“生き残れ”」
《超兵器》
シリーズ定番の超兵器も多く登場し、ベルカの技術力もあってかその幅は広い
●エクスキャリバー
弾道ミサイル防衛構想の下考案されたもので全高1,000mにも及ぶ超高層レーザー兵器。
6基もの照準施設で的確な攻撃が可能で反射鏡を搭載した人工衛星や航空機を介することで1200kmにもおよぶ射程を確保している。
通常の輸送機の群れ程度は纏めて一瞬で真っ二つにする威力を持つ。
一時は連合軍の侵攻を抑えることが出来たもののガルム隊によって破壊された。
●XB-0
ベルカ軍で建造されたがクーデター組織に強奪・運用された重巡航管制機。
全幅約500mという巨大さを生かして空中空母や空中管制機、輸送機としての利用も計画されていた。
クーデター組織によって運用され、停戦協定が結ばれた都市を爆撃した後、ガルム隊のホームであるヴァレー空軍基地も爆撃し損害を与えたが
被害を免れたガルム隊によって直掩のエスパーダ隊と共に撃墜された。
なおその後XB-0開発に関わった技術者は
エストバキアへと渡りアイガイオンなどの開発に携わっている。
●V1
5のプロローグなどで解説されたベルカ国内で使用された核兵器でM12で使用される。
だが後年手りゅう弾型の「レディオアクティブ・デトネイター」という兵器があることも判明し使用されたのがどちらかはっきりしていない。
凶鳥フッケバインの異名を取ったヴォルフガング・ブフナー大佐はこの兵器の使用を拒否し脱走している。
●V2
初出は5であるが今作でベルカが開発していた核搭載大量報復兵器で戦後クーデター組織によって開発が続けられていたことが判明。
劇中ではアヴァロンダムから発射されADFX-02が管制をしていた、最終的にはADFX-02が撃墜され空中で爆発した。
●ADFX-01/02 モルガン
戦時中ベルカによって試験開発した全天候多目的戦闘攻撃機だったが、戦中の混乱によってパーツの状態でADFX-01がオーシアに、ADFX-02がクーデター組織の手に渡り、戦後間もなく完成された。
戦闘機搭載可能なレーザー兵器(TLS)、多用途炸裂弾頭ミサイル(MPBM)、電子妨害ポッド(ECMP)など多彩な装備を搭載可能。
TLSは後に発展型のADF-01ファルケンに、MPBMは改良されシンファクシ級潜水艦のSDBMになっている。
ADFX-01はいずれか1つの装備しか搭載しかできないが、ADFX-02はゴルト1を始めとしたベルカの技術者が携わったためか全てを同時に搭載可能なうえ、TLSの射角が大幅に拡大しECMPに至っては電波妨害どころかミサイル、機銃を含むあらゆる火器を寄せ付けない超兵器と化した。
《余談》
PVの完成度の高く当時匿名掲示板では異例の速さでスレを消化しており絶賛する声が多かった。
大半の部分がゲーム本編OP映像と共通しており後半部分の一部が異なるくらいである。
エース別の説明台詞が改編しやすかったのかその部分の字幕を変えたMADも多く
嫁のメシがまずいなどがある。
04から展開されたPS2エースコンバットは本作が最終作となるが、どの作品も違った特性を持っており何れも人気が高いため
このPS2三部作を黄金期と称するファンもいるほど、事実三部作で登場した主人公機の立体化は他に比べて多い。
事実本作の主人公機として扱われる
F-15は日本の
航空自衛隊の主力戦闘機であり立体化も多く
世界最強戦闘機として名高い
F-22が代表機のメビウス1、今でも人気の高いF-14が代表機のラーズグリーズ
の3部隊は立体化の機会は多くシリーズでも特に人気が高い。
一方敵エース部隊の立体化は乏しく、ハセガワから1/72でエスパーダ隊のドラケンやグラーバクのSu-47が発売されたくらいである。
モルガンは
リアルノースオーシア・グランダーI.G.な変態企業によって名義はADFX-01になっているものの事実02であるラリー機やダークグレー成型の物の2種が発売。
しかもオンラインショップ限定先着順に1つ買うごとに1枚もらえるガルム隊や敵エース部隊を網羅したデカールも特典として付属。
ズィルバーの解説で触れたReiherはエーリッヒ・クリンスマンというパイロットが搭乗するが経歴が不明となっている。
だが塗装・機体は黄色中隊のSu-37で年齢も25と若く、ベルカ戦争時はドミニクの様なベルカ人以外の傭兵などもベルカ空軍に属していた。
後年2のリメイクである3Dはベルカ戦争後の1997年が舞台でエルジアのエースが自国に若いエース候補がいると発言していること。
そのエースの死後エルジアでは部隊名に鳥にちなんだ名前が付けることが流行し、黄色中隊の正式名は鷲座を意味する「アクウィラ」である。
Reiherは和訳するとサギ科を示す言葉であり鳥に関連している。
更に敵機撃墜数よりも部下を連れて帰ることを誇りにするという黄色の13のポリシーは、現実で撃墜王として有名なエーリッヒ・ハルトマン
と同じでありそのハルトマンと名前が似ているこのパイロットが黄色の13の可能性がある。
ただし公式からの回答はなく前作の5でも黄色中隊の機体は出ており、黄色の13というのも黄色の14として有名な
ハンス・ヨアヒム・マルセイユ
が元ネタであり他にも多くのエースの逸話が混ざっているのであくまでファンサービスで憶測の域をでないものではある。
「知ってるか?Wiki籠もりは3つに分けられる
項目を立てる奴、新たに加筆する奴、内容を修正する奴
この3つだ」
- せっかくのベルカ戦争なのにバートレットや親父さんがストーリーに関わらないのが残念だ
ベルカの電磁波兵器とはなんだったのか -- 名無しさん (2013-12-26 15:21:42)
- 画面分割対戦が復活した作品でもあったよね -- 名無しさん (2014-04-25 01:03:39)
- サイファー、結局本作以降空を駆けることはなかったのかな ラリーとの戦いがいい区切りだったんだろうか -- 名無しさん (2015-02-14 16:55:42)
- PS3かVitaでリメイクしねえかな。 -- 名無しさん (2015-03-15 16:58:02)
- メビウス1も大概だけど、単機で負け寸前の状況下をひっくり返したサイファーも相当怪物だわな そら鬼神って恐れられるわ -- 名無しさん (2015-05-11 23:37:20)
- とにかく、ZEROの曲がかっこ良すぎる。もちろんゲームやストーリーも良いのだが、曲よすぎ! -- 名無しさん (2015-05-12 01:18:12)
- ↑あの一騎打ちイメージした感じいいよな -- 名無しさん (2015-05-12 01:34:20)
- エンディング最後に映るヘルメットと写真、あの終わりがけのギターが……(泣 -- 名無しさん (2015-05-18 11:21:46)
- 後にこのベルカの残党が、5で二大国の戦争を引き起こしかけるんだっけ? -- 名無しさん (2017-05-12 20:02:01)
- 敵となる各エース部隊もキャラが立ってて好き、余裕があったら追記したい・・・ -- 名無しさん (2019-01-18 11:22:46)
- この戦争を経済的に分析した動画好き -- 名無しさん (2020-06-09 13:55:20)
- 間違いなく神ゲー -- 名無しさん (2020-08-08 11:49:25)
- ストレンジリアル世界の2つの火種の片方、ベルカとオーシア騒乱の始まり。だいたいベルカ人過激派が悪いでストーリーは説明できる。 -- 名無しさん (2020-10-09 11:03:28)
- ↑いやオーシアだろ。 -- 名無しさん (2021-08-07 08:34:51)
- オーシアがベルカから領土を掠めるとる大義名分のために、ベルカに戦争を起こさせたようなもん -- 名無しさん (2022-01-01 15:10:44)
- 落としまくった敵エースのほとんどが生き残ってるのが笑える。ベイルアウトでもエースはエースなんやな。 -- 名無しさん (2025-01-05 13:29:11)
- グリューン1はバーの店主じゃなくて用心棒じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2025-01-06 01:14:02)
最終更新:2025年04月24日 21:33