銀河万丈

登録日:2011/05/29 Sun 18:04:51
更新日:2025/02/18 Tue 12:07:34
所要時間:約 5 分で読めます





銀河(ぎんが) 万丈(ばんじょう)とは、低い声質と抜群の存在感で知られるベテラン声優である。本名及び旧芸名は田中(たなか)(たかし)

1948年11月12日、山梨県甲府市生まれ。75歳。血液型B型。テアトロ・エコーを経て青二プロダクションに所属。
身長は173cmで、乗馬と謡曲というなんともいぶし銀な趣味を持っている。
妻は同じく声優の高島雅羅氏。

デビューから数年間は本名である田中崇として活動していた。
ちなみに今の芸名の名付け親は富野由悠季
……という説があるが、本人はこれを否定。
「たぶん『ダイターン3』の破嵐万丈と混合したんでしょうね」と語っている。

奥深い重厚な声から、やや軽めのおじさんの声まで使いこなし、役柄としてはその低い声質で威厳ある悪役の担当することが多く、中でもかなりアクの強い役を多くこなし、銀河自身もそうした役柄を好んでいる。

一時期はPCエンジンのゲームでは軒並みラスボスを担当していた(イースシリーズなど)ため、某ゲームプロデューサーから「ラスボスと言えばこの人」とまで言われたほど。

また現在では、日本ファルコムのゲーム(イースシリーズや英雄伝説シリーズなど)の宣伝用デモムービーにおいてナレーションを担当しており、その存在感とともに欠かせない人物。

出演作の中で特に有名な役としては、
機動戦士ガンダム』のギレン・ザビ
「あえて言おう! カスであると!」

北斗の拳』のサウザー
「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」

などが挙げられ、いずれも印象的な名台詞を残したキャラクターである。

因みにギレンの演説はあるイベントで本人が観客の前で行ったがやっぱり迫力たっぷりで違和感など無かった。

しかしこういった役とは対照的な、無口な役柄をやることもあるものの、本人曰わく「非常につまらない」ため、あまり好きではないらしい。

これは2008年にテレビ朝日の『大胆MAP』で組まれた特番『顔を見てみたいアニメキャラクター30人全部見せちゃうよ!』にて、『タッチ』の原田正平役についてコメントを求められた際に、語った一言。

なお銀河氏は、芸歴30年以上の大ベテランながら、この番組に出演するまで一度もテレビに出たことがなかった。

FNS地球特捜隊ダイバスター』の視聴者プレゼントコーナーでは、金庫の暗証番号をゾロ目にして奥さんに怒られた事など、なぜか毎回プライベートを暴露されていた。


死去した小池朝雄や蟹江栄司、千葉順二、大宮悌二、笹岡繁蔵、戸谷公次、郷里大輔、滝口順平、青野武、石田太郎、永井一郎、家弓家正、小川真司、大平透、大木民夫、石塚運昇、有本欽隆、飯塚昭三、中尾彬から持ち役の一部を引き継いでいる。

改めて出演作品を見てみよう。



【主な出演作品】

■アニメ/ゲーム

ほか

■ドラマCD


■吹き替え

ほか

■特撮


■ナレーション(アニメ以外)


■その他



これだけ見ても非常に多岐にわたる仕事をしていることが窺える。
意外な名前を見つけて驚く閲覧者もいることだろう。


基本情報と出演リストを掲載したこの項目。
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最終更新:2025年02月18日 12:07

*1ソウ ザ・ファイナル 3D』までは石田太郎氏が担当。

*2 レニー・ハートとの二人一役