性交体位

登録日:2019/02/25 Mon 20:38:34
更新日:2025/01/12 Sun 23:54:48
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本項目では、18歳未満の方に相応しくない性的描写や表現を記述しています。

18歳以上の方のみ読み進めてください。

 -アニヲタmilk- 
























性交体位(せいこうたいい)とは、性行為におけるお互いのポジショニングのことである。


目次


概要

そもそも殆どの動物は四足獣のため、交尾の体位は後ろから挿入する後背位が大半である。
しかし我々人間は進化の過程で完全な二足歩行を手に入れ、背骨が地面とほぼ垂直方向に伸びた直立状態を保てるために、様々な体勢で交尾を行えるようになった。

そしてこれら体位の殆どは、生物学上必然的に生まれた物ではなく、最高のセックスを追い求めた先人達の飽くなき探究心の賜物である。


体位の種類

同姓間性交の場合も名称は共通のため、あくまでペニスを挿入する側を「男性」、される側を「女性」と表記する。
え?レズビアン?レズセックスの項目を読め。


正常位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

女性が仰向けで足を開き、その上から男性が挿入する。
正常」と名の付くだけあり、性行為における最も一般的とされる体位で、アダルトビデオ等でも様々な体位を行ってから最後は正常位でフィニッシュ、というのが定番となっている。

女性側は殆ど身動きがとれず、男性側が主体的に動くことになるため男性側の負担は大きいが、女性側の身体を掴んで乱暴に動いたりすれば女性側の負担も大きくなるため、決して女性側に負荷が全く無い訳ではない。

オーソドックスな体位だが、
  • 女性側を抱きかかえるようにして密着して
  • 男性側が後方に脚を伸ばし、上から角度をつけて打ち付けるように
  • 女性側の腰を浮かせ膣の上側を擦りつけるように
  • 女性側が脚を閉じて下に伸ばして
などなど……
アレンジの幅が広く、互いに正面を向いて行う体位のため、キスをしたり互いの表情をうかがいながら行為を行い、乳房やクリトリスへの愛撫も同時並行で行えて、男女ともに人気が高い。

その一方、男性が体格差を生かして、女性を完全に押しつぶすような姿勢で性交することが可能なため、陵辱モノでも純愛モノと変わらぬ頻度で見かける。
特に男性側が女性側を押さえつけるような姿勢で挿入し、中出しを行うことを種付けプレスと呼ぶ。


屈曲位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

正常位のバリエーション。
正常位の体勢から女性側の脚を男性側の肩に乗せ、女性側の身体を折り曲げるようにしつつ、上から突き下ろすように挿入する体位。
女性側が縦に折りたたまれるため女性側の負担が大きく、身体の柔軟性が求められる。
男性側も腕だけで身体を支える必要があるため、ある程度の体力が求められる。


騎乗位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

仰向けで寝そべった男性の上から女性が跨って挿入する姿が、馬に乗る騎手に似ているため騎乗と名づけられた体位。ゴルゴ13の代名詞。
この体位最大の利点は女性側が主動的に行える数少ない体位のため、女性が自分で気持ちいいところを刺激できる点と、比較的男性側の負担が小さいため、男性側が疲労や腰痛などで動けないとき等に適している点である。

女性側の体勢と動きは大きく分けて2つ。
  • 体勢
    • 膝をついて男性の上に座る(いわゆる女の子座りの要領)
    • 膝を立てM字開脚の要領で跨る
前者は重心が低く安定しているため楽だが動きに制限があり、後者は重心が高いため腰の自由度が高く動きやすいが膝や腰への負担が大きい。

  • 動き
    • 男性側に密着したまま腰を前後左右、あるいは円運動で刺激するグラインド
    • あるいは腰を持ち上げ、上下に挿抜を繰り返すピストン
前者はクリトリスを男性側に擦り付けることができるため女性側の快感が大きく、後者は他の体位同様の動きになるため膣・ペニスへの刺激が強い。

また、男性側の動きが制限されるため基本的には女性側主動に思われがちな体位だが、男性側も下から突き上げたり乳房等を愛撫するなどの行為が可能なので、相手の反応をうかがいつつやってみよう。相手に任せっぱなしは女性に嫌われるぞ。

男性目線で見れば、揺れる胸や挿入部位をじっくり拝める他、女性が自ら腰を動かす淫らな姿や自分のために動いてくれる姿が見られるため人気が高い。
一方で女性からは賛否両論の激しい体位であり、「恥ずかしい」「自分がずっと動くのは疲れる」といった意見や、「男性側が楽してる」といった声もある。
とはいえ自分が一番気持ちいいスポットを自分で刺激できる点や、男性側を性的に支配しているような征服感・嗜虐感を好む声がなくはないので、一概に人気が無いとも言えない。


ついでに言えば、男性の海綿体を最も多く折ってきた体位でもある。


後背位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

読んで字のごとく背中・お尻側から挿入する体位。単に「バック」とも言われる。
四足獣の多い自然界では非常にありふれた体位で、人間の祖先たる猿もこの体位で繁殖するため、人類最古の性交体位とも言えるかもしれない。

基本的な形は男性側が膝立ち、女性側が四つん這いになる体勢で挿入する。
突き出されたお尻はもちろん、内臓が重力によってお腹の方へ下垂することで強調されるウェストのくびれ、その他肩甲骨やうなじなど、男性が好むフェチポイントを一望することが出来るため、男性の人気が高い体位である。
一方で「相手の顔が見えない」「密着度が低い」「犬みたい」等の理由から、女性人気はやや低め。

その一方で陵辱系の作品では殆ど必須とも言える人気を誇り、身包みを剥がされ逃げようとする女性を後ろから押さえつけ、その怯えきった膣に無慈悲な男根をねじ込むという流れはもはや様式美となっている。
片手で相手の手首を拘束しつつ、もう片方の手で頭を押さえつける構図でオナシャス!

女性側の腰の角度や、男性側が膝立ち~中腰になることで刺激するポイントを変える事が可能。
角度を急にすればGスポット付近を刺激したり乳房やクリトリスを刺激できるようになるが、その分挿入は浅くなる(そして最悪の場合、海綿体が折れる)。

またこれを立ったまま行えば、青姦勢御用達の「立ちバック」となり、女性側が脚を伸ばしてうつ伏せになれば「寝バック」になる。

まったくの余談だが、アニメ化もしたエロゲーななついろ★ドロップスの主人公・石蕗正晴くんは、どのヒロインルートに入っても、必ず後背位を行っている。
真面目でクールそうなキャラクターのくせに、なかなかどうして変態紳士である(一人に関しては背面座位っぽいが)。


立位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

これまた読んで字のごとく立ったまま行う体位。人間の構造上、バックからの挿入が基本となるので特徴の多くは上記後背位に似る。
ただし、女性側の膣の向きや身体の柔軟性によっては脚を広げて横向きの挿入、お互い向かい合っての挿入などのバリエーションが出来る。
この体位最大の利点は手軽さであり、男女ともに性器を露出すれば即合体可能なため、青姦はもちろん、物陰で人にバレないよう行為に及ぼうとする際にも便利な体位。

また、行為側ではなく鑑賞側の利点としては女性の脚線美を眺めつつ性行為を堪能できるため、美脚系のAVでは必須。
男性側の激しい腰使いに足腰の力が抜け、膝をガクガクと痙攣させながら絶頂する姿は芸術の一言。

難点を挙げるなら両者の身長差があると挿入が難しく、女性側が低すぎれば男性側は中腰で挿入する必要があり、逆に女性側が高すぎれば女性側が中腰で挿入する必要がある。
とは言え、おねショタモノで腰を落とした妙齢のお姉さん目掛けて一生懸命腰を振る少年の姿には、絶頂を通り越して感動すら感じる。


駅弁

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

女性側は正面から男性側の首に手を回し、男性側は女性側のお尻を持って抱っこするように挿入する大技。
名前の由来としては、女性側を抱っこするような姿が、その昔に駅弁を入れたトレーを首から紐で下げていた姿に似ていることから名づけられた。

男性側は人一人を抱え上げながら腰を振らねばならず、女性側は快感を覚えながらもずっとぶら下がり続けなければならないなど、男女共にかなり体力を求められる。
とは言え、膣のかなり深いところまで男根が刺さるため快感は強い。それ故に脱力しやすいのが危ないのだが。

エロアニメ・エロ漫画においては、大柄なモンスターが女性を完全に持ち上げて挿入する姿がよく見られるが、あまりこれは駅弁と呼ばれることはないので、やはり「首に手を回す」という行為がポイントなんだろう。
でも、手も足も地に着かない宙ぶらりんの状態でバック挿入するシチュエーションすきです。


座位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

男女共に座った状態で挿入する体位。
お互いに腰を下ろして行う体位のため動きの制限はあるが、互いに密着した状態で挿入するため、
性行為における重要なファクター「愛し合う」という点においては全体位の中でもトップクラス。

互いに向かいあうのが「対面座位」、女性側が後ろを向くのが「背面座位」と呼ばれる。
イチャラブするならギュッと抱きしめあえる対面座位だが、背面座位では乳房やクリトリスへの愛撫がしやすいのでこれはこれで良いものだ。


側位

  • 男性側負荷:
  • 女性側負荷:

両者がベッドに横たわりながら挿入する体位。男女共に楽な姿勢で挿入出来ることから、セックス中の箸休め的に使われる他、妊婦との性行為を行う際に重宝する。
体勢的にバックからの挿入になるが、女性側の膣の向き・位置によっては対面でも可。
脚を閉じた状態で挿入しようとすると場合によっては挿入しづらい場合があるので、その場合は女性側に脚を開いてもらって挿入しよう。
そのまま開脚状態で挿入しつつ、目の前に鏡を置けば羞恥プレイに早変わり。


四十八手

四十八手または48手とは、本来は相撲の決まり手の呼称。
それにあやかって名付けられた性行為の体位も四十八手、または江戸四十八手と呼ばれる。というより、現代で48手と聞くとこっちを思い浮かべる人が多いだろう。

春画のネタが発祥なので、相撲の方以上に中身は緩い。
描(書)き手次第で数も内容もころころ変わって裏表96になったりもする。
どのパターンでもいわゆる本番だけで48にはならず、前戯フェラチオクンニの体勢や添い寝、ピロートーク、緊縛プレイなど割と何でもあり。
実質、「俺の考えたセックスシチュ48選」のようなものである。


まとめ

このように様々な性交体位が存在するが、それは互いの趣味・嗜好・体格・シチュエーションや行為の流れに合わせて使い分けるのが望ましい。
性行為の相性がパートナーとの関係性に致命的な影を落とす事もある以上、相手の意見や反応をうかがいつつその都度調整し、互いが快感をより高め合おうとする姿勢が何より大事なことである。










































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さぁ紙とペンを持って!追記・修正はその後でいいから!

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最終更新:2025年01月12日 23:54