ノビスタドール

登録日:2012/07/10(火) 08:47:08
更新日:2025/01/28 Tue 17:59:48
所要時間:約 3 分で読めます




◆概要


バイオハザード4』、およびリメイク版の『バイオハザードRE:4』に登場する、巨大な昆虫の姿を持つクリーチャー。
名前はスペイン語で「見えざる者」を意味し、その名の通り高度な擬態能力を有する。
オリジナル版とリメイク版とで設定がやや異なる。

◆バイオハザード4


透明化が可能な地上型と、透明化はできないが飛ぶことができる飛行型の2種類が存在する。
名前にそぐわないためか飛行型はサラザールから『出来損ない』と称されているが、
飛行というアドバンテージを持つうえに常に大群で襲ってくるので、ぶっちゃけサラザールより強いし対処に困るし怖い。

ちなみに勘違いされやすいが巨大化した昆虫ではなく、「改造されて虫みたいな姿になった人間」という設定である。

城内に巨大な巣を作り繁殖を行っている。食料とかどうしてるんだろ?


●地上型

地下水路などで遭遇する。基本的に透明なのだが、こちらに気付いていない場合、ライフルでズームすると本当にうっすら頭が見える。頭部にライフルで即死。
大体の場所でこの方法が使えるので先手を撃つのが安全。
天井穴にいるものは判定がギリギリなのでマインを使った方が楽。

攻撃パターンは爪攻撃、酸吐き、飛び付き蹴り、首切り(即死)などなど。
爪攻撃は後退(ただし体力黄色以下だと当たるので注意)で、ゲロ…酸吐きは斜め方向に後退(当たり判定は狭いので安心)するなどして避ける。
後者2つはコマンド『蹴り』で回避可能。銃を撃とうと思ったら不意に蹴りが出たりする。ちょっとびっくりする。

弱い武器ではひるまないため、ショットガンやライフルでヒット&アウェイが吉か。もちろんガンガン攻めても良い。
爪攻撃→後退して避ける→素早く懐に接近→ナイフで斬る、の繰り返しで倒す人もいる。上級者である。根気がヤバい。

ちなみに下記の飛行型でもそうだが、表現規制のない北米版だと、
酸吐きで死亡した場合はレオンの顔面が融解した見るも無惨な死に様となる。
ぶっちゃけスパッと首を落とされるよりもよっぽどグロい。

●飛行型

舞踏ホールや採掘場などで遭遇する。こちらは透明になれない代わりに飛べる。羽音が妙に寒気を誘発する。
だが、何故か飛行中はダメージ18倍or25倍の紙装甲に変化。初期ハンドガンですら即死させられる(ダメな時もあるが)。
都合よく飛んでくれればいいのだが、おそらく運任せになるだろう。

攻撃パターンは掴み蹴り、掴みゲロ…酸吐きなど。リンチに遭う場合もあるので囲まれないように。
とにかく、飛んでる状態なら蚊のように弱々しい耐久力のため、遠距離から狙撃すると楽である。

●巣

チャプター4-1。邪魔な小娘…じゃなくてアシュリーが飛行型にさらわれる広間の中央を見上げると、ノビスタドールの巣がある。
この巣に一定ダメージを与えると、巣が盛大にもげる。宝石がたくさん落ちてくるので拾おう。レアなブルーアイも必ず1つ出る。
ちなみに、アシュリーがさらわれるより先に、扉のところから巣をもぎ落としても無意味。さらわれるし虫の数も変わらない。
むしろさらわれた後に出現する巣に張り付いてる2体のノビスタドールが倒せないので戦利品が減ってしまう。
ちなみに、この張り付いている個体は巣を壊すと巻き添えで死ぬ。ダメージを与えると穴の底に落ちていくので巣だけを撃とう。

なお、この巣だが、ノビスタドールの体長から考えると巣としては小さい気がする。
おまけに側面がもぞもぞ動いていたりする。
巣の中にいるのは本当に『ノビスタドール』なのだろうか…?

●盲目の蝶のランプ

どうやらこいつらの眼は宝石らしく、倒すとグリーンアイレッドアイブルーアイのどれかを落とす。(足りないときには銃弾も落としてくれる親切設計)

本編で2つ手に入るお宝『盲目の蝶のランプ』に、これら3つの宝石をはめて復元すると『輝く妖光蝶のランプ』になり、かなりの高値で売りさばけるようになる。

盲目の蝶のランプ 4500pta
グリーンアイ 1000pta
レッドアイ 1500pta
ブルーアイ 3000pta
輝く妖光蝶のランプ 32000pta

あれ、計算が合わないんですが…ああ、武器商人さん大サービスGJ!!

ブルーアイはかなりレアで、ノビスタドールを皆殺しにしながら進んでもランプの数2つ分に手が届かないことがある。
そのため余っても次周用に残して売らないように。


◆バイオハザードRE:4


全ての個体が擬態と飛行が可能となった

擬態の表現が変化し、透明化ではなく周囲の景色に溶け込むように体色を変化させる形となっている。
これでオリジナル版よりも見つけやすくなった……なんてことはなく
絶妙に見つけづらい位置に潜んでいるうえにこちらが近づくまでは微動だにしないため、初見で暴き出すのは困難。
ただし擬態中は耐久が低下してるのでハンドガンなどの低威力武器でダウンをとれ、ナイフでトドメの一撃を与えられる。

基本的な行動はオリジナル版と大差ない。

古城だけではなく、孤島ではサドラー直属の兵隊として行使され、レオンの救援に来たマイクのヘリを集団で取り込み撃墜するなど出番が増加。

ドロップアイテムは他クリーチャーと同じくペセタが基本だが、稀にサファイアを落とすようになった。

●設定

リメイクにあたって詳細な設定が追加された。
開発者は現ヴェルデューゴこと、サラザール家お付きの学匠:イシドロ・ウリアルテ・タラヴェラ。

開発段階でのコードネームは「U-Ⅱ」で、その擬態の技を見てラモンが「見えざる者(ノビスタドール)」と称したことが命名のきっかけ。
またサドラーもお気に召したようであり(これを聞いてイシドロは涙を流すほど喜んだらしい)、
実際先述のように孤島でも兵隊として従えている。

ノビスタドールの誕生方法だが、「黒い水と呼ばれるプラーガの副産物を妊婦の子宮内に注入して胎児がウジみたいな形態になったら摘出する」という、
アンブレラが製造したB.O.W.「キメラ」と似たやり方をしている。


◆余談


同じく見えない虫型クリーチャーという点では、『リベレーションズ2』において「グラスプ」という後輩が登場している。
そちらは人間の視神経系に干渉するガスを放出することで事実上の透明化を果たしているもので、
発生源であるグラスプ自体を仕留めない限り見えるようにはならない。

名前が似ているためか、プレイヤーからは「のび太」と呼ばれることがある。
バイオ関連で「のび太」との呼称が出てきたら十中八九コイツを指している。



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最終更新:2025年01月28日 17:59