高津カリノ

登録日:2019/06/20 (木曜日) 23:42:49
更新日:2022/01/17 Mon 03:27:53
所要時間:約 3 分で読めます




高津カリノとは日本の女性漫画家。
カバー帯や自身のサイトでちょこちょこ見せる自家像はやや長めの茶髪にメガネ。

1982年生まれ。北海道出身のためか、作品の舞台も北海道であることが多い。
編集社の担当者のことは主に「首都の人」と呼んでいる。
商業デビューはヤングガンガンの「WORKING!!」。

元々は個人サイト「うろんなページ」で「がはこ」のペンネームでWEB漫画を連載していたが、スクウェア・エニックスの担当者の目に留まり、スカウトされる形で商業デビューした。
そのため、WEB時代からの読者からは今でもしばしば「がはこ」と呼ばれることがある。
今でもWEBサイトの活動は続けており、主に商業作品の宣伝や、連載中の作品のサイトオリジナル4コママンガの連載などが行われている。
ちなみにWEBサイトで連載していた作品についてものちに体裁を整えた上で商業書籍化されたが、WEBの漫画は特に削除などはされておらず、誰でも読むことができる。
何気に2019年6月現在で3作品、計5クール分がアニメ化されており、地味にすごい。


体があまり強い方ではなく、具体的には
  • 左耳が聞こえない
  • バセドウ病(甲状腺の病気)
  • パニック障害
  • 自律神経の病気
となかなかにハード。
そのため仕事が立て込んだ感じになっていると読者からはしばしば心配される。
ただし、WORKING!!の小鳥遊泉のモデルは作者ではない。
アニメ化の際にはアフレコなどにも参加していたが、毎回発作を起こしてしまって大変だった様子。


漫画家になる以前はファミレスや市役所で働いており、WEB漫画時代は「選挙の投票率が低いせいで自分たちが怒られる」と愚痴ったこともある。
また、働いていたファミレスは喫煙者と金髪が多く、ちょっと怖い系ギャルの高校生バイトがおり、カリノ本人は担当時間に客がちっとも来ないため仕事が全然覚えられず、幽霊が出たらしい。
ちなみにそのファミレスは結局つぶれた模様。
これらの働いていた時の経験等がある程度漫画にも反映されてはいるが、ぶっちゃけ職業描写についてほぼほぼなんちゃってなので、その辺はあまり気にしたり深く考えたりしない方が良い。

作品は基本的に全て4コマ漫画でギャグ寄りだが、ストーリーはちゃんとある。
作風としては、登場人物に変人が非常に多くまともな性格のキャラがほぼいないことと、登場人物の大半が最終的にカップルになることが大きな特徴。
基本的にはストーリーの大半がイロモノキャラ同士の掛け合いと、ラブコメの進行で物語が進んでいく。
絵柄は少し独特で、デフォルメされたちびキャラのような感じでキャラが描かれることが多い。
そのためアニメ化後は「アニメ見てから原作読んだ人が原作絵とのギャップに途惑わないか」と心配になったりもしたらしい。
また、実はそれぞれの作品の世界はつながっており、意外なところで別作品の登場人物同士につながりがあったりもする。

基本的にのほほんとした日常系のTHE・4コマ漫画ではあるが、表に出さない重めだったりファンタジー気味だったりな「裏」設定を仕込む事も多い。作者HPのらくがきなどで明かされている
例:とある女性キャラは昔大学教授と不倫していて、既成事実捏造のためにとある男性キャラと【自主規制】した過去がある。
例:色々と酷いとある母は昔意中の男性を振り向かせるために魔術(?)を使った副作用でああなってる。

基本的に未成年キャラの版権イラストは全てお色気NGとしているが、そのくせどの作品でも必ず胸の大きさネタがある。
また、成人後のキャラについてはかなりハッチャケており、作中で暗にそういうことを示唆する描写があったりもする。
WEBサイトの隠しページではさらにハッチャケている。


主な作品



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最終更新:2022年01月17日 03:27