哀愁物語(DQⅤ)

登録日:2011/07/10(日) 18:49:37
更新日:2021/10/12 Tue 23:17:27
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主に流れる場面は、最初はパパスの手紙を読む時……そしてサンチョとの再会、
天空城での主人公の過去の回想シーンや花嫁との10年振りの再会、マーサと初めて対面する時……等々。

悲しく切なく、しかしどこか安らぐような曲で、Ⅴ屈指の名曲だと有名。
それに流れる場面がマッチしているので、泣いたプレイヤーもいるにちがいない(特に花嫁との10年ぶりの再会シーンや、マーサと初めて対面するシーン)

この優しい曲調が、エルヘブンの末裔でありながら辛く悲しい宿命を背負った彼を彷彿とさせる。
主人公の苦労をよく表した名曲と呼ぶに相応しい。


だがこれは、よく訓練されたプレイヤーにとってはある種の死亡フラグと聴いてとることもできる。
皆さんご存知の通り、最後にこの曲が流れるのは物語終盤のエビルマウンテンでのマーサとの再会シーン……
そして、パパスがマーサを「子ども達の未来は、子ども達に託そう」と諭して共に……遥か天空よりも高い所へ行ってしまうシーン。

この後会話システムで家族に話しかけるとこれがまた泣けるのだ。
会えたばかりで何も話していなかったのに、すぐマーサに先立たれてしまった主人公や双子の悲しみ……
そして大魔王ミルナントカへの怒りは相当なものだと話して見ればすごく分かる。


・SFC版
思い出補正等によりきっと最も評価が高い。
当時少なかったSFCの音源ではかなりできているのではないだろうか。
が、NHK交響楽団の演奏したサントラには収録されず、ロンドン・フィル演奏版になって収録された。

・PS2版
PS2版はフルオーケストラなのでこれもオーケストラ版が使われている。
涙腺崩壊間違いなし。

・DS版
SFC版よりは、オーケストラ版をもとにして作曲されているようだ。
が……少々評価は割れている。

・もうひとつの名前
この曲に歌をつけたもの。歌はルーラ(DQ関係の歌を歌った女性デュオ)。
アルバム「ドラゴンクエストのうた」に収録されている。

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最終更新:2021年10月12日 23:17