首無し(SEKIRO)

登録日:2019/10/21 Mon 18:16:21
更新日:2019/11/03 Sun 19:47:03
所要時間:約 5 分で読めます





首が惜しくば、引き返せ


首が無いゆえ、首を落とせぬ


刀も槍も、通じぬぞ





首無しとはSEKIRO:SHADOWS DIE TWICEに登場する敵キャラクターである。


・概要


所謂「隠しボス」に相当する敵。その為倒さずともストーリーを進める事は可能。

物語の舞台である葦名の国の各地に出没する極めて危険な怨霊。
その姿は腐敗ガスでブクブクに膨れ上がった、或いは水をたっぷり吸ってぶよぶよにふやけた首無し死体とでも言うべき褌がチャームポイントの醜悪極まりないもので、生前からの得物か刃がボロボロに欠け、血錆にまみれた野太刀を手にしている。

その正体はかつて葦名の国にて名を馳せた護国の英雄だったという、現在の姿からは到底想像出来ない傑物達だった。
だがある時を境に護国の念に狂い、最終的には何度でも「護国」を果たせるようにと乱を企てた末に捕らえられ、一部を除き斬首に処せられたという。

しかし生前の功績が故に彼らの魂を鎮める為、首塚や墓が作られたもののその祟りを恐れて参る者は居ないに等しく、故に怨霊として自らの埋葬地に近付く者に襲い掛かるようになってしまった。

なお彼らが狂気に陥ったのは、護国の褒美として仙峯寺から配られた「飴」が原因だと言われているが…?


・攻略


SEKIROの、と言うかフロムゲーお馴染みのトラウマボスポジションとして多くのプレイヤーを恐れさせた存在。
まず戦闘BGMからして金切り声のような音がふんだんに混じった凄まじい不協和音ぶりであり、首無しも攻撃を仕掛ける際には唸り声とも笑い声とも取れる不気味な声を発するのがそれに拍車を掛ける上、怨霊系の敵の特性として素のままでは攻撃の殆どが通用しない。
勿論対抗手段はあるのだが、それで攻撃を通せるようになっても首無しは全身に黒い瘴気を纏っており、それに触れると狼の機動力が著しく低下してしまう。(攻撃を当て続けると一時的に瘴気は払える)
加えて繰り出す攻撃の多くには本作で最も注意を払わねばならない状態異常である「怖気」*1が付与されているので、そっちへの対処も必要。

厄介な事にこの首無しは陸上だけでなく水中で戦う事になる個体もおり、幸いその個体は普通に攻撃は通るものの水中戦という関係上、一部アイテムや忍具の使用は不可能なので地上の個体以上に怖気効果付きの攻撃を如何に捌ききるかが重要になってくる。

  • 剣擊
    手にした野太刀を使い、薙ぎ払いや振り下ろし、身体の周りをぐるりと回すような回転切り等、重く広い一撃を打ち込んでくる。
    何れも上述のように怖気効果が付与されているので、只防ぐだけでは怖気ゲージが蓄積していってしまう。
    きっちり見切るか、それとも避けるか、状況に応じて対処しよう。

  • 髪の毛針
    距離が空いてると、斬り落とされた首元から生えたざんばら髪の一部を針状にして複数放つ。
    弾速は遅めだが追尾性能付きという厄介な点があり、しかも弾速が遅い分追尾精度も高い。
    またこれにも針一本一本に怖気効果があるので、防ぐよりはギリギリまで引き付けてからステップ、または極力近距離戦を保ち放たせないようにしたい。

  • 尻子玉抜き
    危険攻撃。
    剣擊から繋げて狙ってくる攻撃で、野太刀を高く掲げたと同時に姿を消し、直後に狼の背後に現れアナルフィスト渾身の力を込めて尻に手を突っ込み、尻子玉を抜き取る。
    首無しの攻撃の中でも最大の威力を誇る大技であり、例え数珠を集めて体力を限界まで成長させていても受けてしまったらゲージの3分の2が消し飛ぶ程。
    但し対処法があり、首無しが姿を消した時に後ろを振り向くと空振りし少しだが隙を晒す。
    因みに狼から引っこ抜いた尻子玉はちゃっかり自分の尻にしまう。
    また水中の個体はワープを使わない代わりに眼前に大渦を発生させて狼を引き寄せてから尻子玉抜きを仕掛けてくる。見た目のインパクトの強さはこっちが上かも。

・対処

怨霊系の敵である為、それに特効効果を持つ道具や忍具を可能な限り揃えておくのが理想。

  • 神ふぶき
    真っ先に用意したい道具。効果中はあらゆる攻撃が通るようになる。

  • 怖気消し
  • まだら紫の曲がり瓢箪
    上述のように怖気付きの攻撃ばかりなので、神ふぶきと並んで多く持っておきたい道具。
    特に瓢箪は数少ない水中でも使用可能な道具なので、水中の個体と対峙する時は是非。

  • 鳳凰の紫紺傘
  • 瑠璃の浄火
  • 泣き虫
    何れも怨霊特効効果を持つ忍具。
    中でも鳳凰の紫紺傘は怖気効果も完全に防ぐだけでなく、スキル「派生攻撃・放ち斬り」を会得しておくとカウンター発動時に一時的だが神ふぶき使用時と同じく、首無しにダメージを通す事が可能。
    泣き虫も使えば6秒程身動きを封じる事が出来るが、3回までしか効かないのでその間に神ふぶきと合わせて可能な限り攻撃を叩き込むべし。



見事打ち勝つと首無しそれぞれから「御霊降ろし」という道具が入手出来る。
これは道具の一種である阿攻吽護剛幹月隠夜叉戮の飴各種の効果を、飴の代わりに対応した御霊降ろし(例:阿攻の御霊降ろし)に形代を消費して発動させるという代物であり、形代さえあれば何度でも使用可能なのが利点。
但し効果時間は飴より若干短くなっており、これを入手したからと言って飴の必要性が薄れる訳ではないという中々のバランスになっている。




・余談

人間のボス敵以外では数少ないバックストーリー持ちであり、それぞれの御霊降ろしのテキストからどの様な末路を辿ったかを伺うことが出来る。

阿攻→形代等の代償を用意せず、御霊降ろしの使い過ぎで発狂。
吽護→護国に狂うあまり何度も戦争を繰り返さんと企み、斬首された後に葦名城の堀に捨てられる。
剛幹→長く首塚に参った者はいないとだけ記されているが、彼の首塚は他の首無しの塚と比べ非常に大掛かりであり、裏を返せばそれだけの物を用意して封じなければならない程忌み嫌われているから参る者がいないという可能性がある。*2
月隠→自らが狂った事を自覚し、自分が災いの種になるのを防ぐべく森の奥で自害。
夜叉戮→源の宮に単身で攻め込むも数に圧倒され、それを恨んだ。本来は双子だったが片方しか生まれることができず、「二人いれば宮の貴族に敗けなかった」という思いからか自分にそっくりの幻影を生み出している。



追記・修正は尻子玉を自分の尻にしまいながらお願いします。

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