SCP-4006

登録日:2019/11/10 (日) 20:19:59
更新日:2025/03/15 Sat 15:06:36
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そんな都合のいい話、ある?

SCP-4006は、シェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトである。
オブジェクトクラスは、Thaumiel
もう何度も登場している、財団にとっての諸刃の剣、最終兵器である。

特別収容プロトコル


Thaumielオブジェクトは、基本的にO5評議会員しか知ることが許されない(SCP-2000がその例)
しかし、このオブジェクトにはそういった規制がされていないように見える。

SCP-4006に対する収容プロトコルの一文を抜き出すとこんなことが書かれている。

具体的な収容プロトコルは必要ありません。

本当にそれでいいのか。

その次の文で、収容方法が(一応)示されている。

SCP-4006に関してとられる行動は、ヴェール維持のための標準プロトコル(Protocol MtV-4006)に基づくものであるべきです。

…ヴェールとはなんだ?頭の中にこの言葉を入れておいてほしい。

概要


さて、SCP-4006とは何かというと、確率論的異常現象、要は「そんなこと起きるの?」という事が起きてしまう、という現象である。
このオブジェクトはマサチューセッツ州*1に限定して影響を及ぼしている。
どんな影響なのか。簡潔に言おう。

マサチューセッツ州に人間が居住した歴史は存在しない。

にもかかわらず、人々はマサチューセッツ州に人間はおろか、政府やインフラ、経済などの州として成り立たせるのに必要な要素が存在していると思い込んでいる。

これがSCP-4006の効果である。この効果によって起きる現象は、確率は低いが、日常で起きるであろう現象ばかりである。
平たく言えば、3つのサイコロを3000回振って、3000回すべて3つとも1が出てしまうということである。「3つとも1が出ること」自体は起きるが(確率は低いが)、それが「3000回連続で起きてしまう」のだ。

マサチューセッツ州に関連する誤った情報は、このような確率の低い事象が頻繁に起こり、組み合わさり、そして効率的に広がる。

SCP-4006はマサチューセッツ州に関する様々な歴史に影響を及ぼしていた。影響されている部分を色付けして例示する。

  • マサチューセッツ州に部族は存在しなかった。
  • アメリカ大陸の植民地化の際、その最北端に位置する土地を領有しようとしたフランスをけん制し、イギリスがプリマス(現在のマサチューセッツ州の都市)という植民地を領有していると虚偽を主張する。
  • コミュニケーション不足で今のマサチューセッツ州は既に植民地化されていたと認識される。
  • プリマスに行きたいと思った開拓者らは、船舶移動中に嵐に遭い、予定より南に上陸。自分がもっと北にいると思い込んでいる別の開拓者に遭い、そこをマサチューセッツ州と名付ける。
  • 現在のロードアイランド州で漁業水産が開始されるが、漁船はマサチューセッツ州を器用によけ、遥か北に上陸。マサチューセッツ州にたどり着いた船はいなかった。
  • ロードアイランド州、コネチカット州は自分がマサチューセッツ州にいると思っている人々(以後、SCP-4006-Aと命名される)に気づかず繁栄する。
  • ロードアイランドとコネチカットの人々、そしてSCP-4006-Aが遭遇したが、居住地域に関する話はしない。どころか、SCP-4006-Aは彼らもマサチューセッツ州から来たと思い込む。
  • SCP-4006-Aは数々の街と政府を作るが、そのうちのどれか一つを自分の出身地だと思い込み、そこの警察としか遭遇せず、そこの新聞しか読まず、互いの街を認識しない。
  • ロードアイランド・コネチカットでも政府が作られるが、SCP-4006-Aはこれらの政府も自分たちの物と勘違いする。イギリスの監査員も同じく勘違いし、彼らはマサチューセッツ州にいるのだと思い込む。
  • マサチューセッツ州の都市(ボストンとか)にいると思い込んでいる人々は、実際は付近の全然違う都市にいる。
  • マサチューセッツ州に関する話をする際、相手は必ず自分と同じ街を思い浮かべている人である。

とまあこんな感じで、正直ピンゾロを3000回出す方が簡単なのではというくらいの偶然が積み重なって、マサチューセッツ州に人間はいないのにいると誤認される、という現象が起きてしまうのである。

ちなみに、これでもまだほんの一部である。全てのリストはレベル4のクリアランスを持つ職員が所持している。正直、全部読んだら頭が痛くなりそうだけど

発見経緯と活用


こんな現象をどうやって財団が認知したのかというと、SCP-4006の影響に耐性を持っていた職員がSCP財団の中にいて、発見、他の職員に拡散させたのである。当然、その理由は不明である。

しかし、発見できても問題が一つある。

これ、どうやって収容するの?

確保はできた。その次は収容である。出来なければ保護もままならない。

悩む財団内で、ある一人の職員がこんなことを言い出した。
「マサチューセッツ州(と思われている場所)に財団の資産を持っていけば安全に活動できるんじゃね?」

コロンブスがアメリカ大陸を発見する以前から、実に700年以上、このオブジェクトは影響を及ぼしているのである。そこに財団の施設を持ち込めば、異常なまでに安全な活動が保証されるのは確かに当然である。これが、Thaumiel認定の理由である。

しかし、SCP-4006は強力とはいっても、常に機能してくれるとは限らない。現に、財団内でも耐性を持った職員が現れているのである。3000回目がピンゾロだとしても、3001回目はヒフミかも知れない。

というわけで、最初の特別収容プロトコルに記載されている、「Protocol MtV-4006」が制定された。

SCP-4006が活動を秘匿してくれるものだとは思わないこと。SCP-4006がマサチューセッツ州の真の性質についての全情報を検閲することに失敗するイベントが起きた時のため、ヴェールを維持するために必要なあらゆる予防策を取り続けること。
ここでいうヴェールとは、おそらくマサチューセッツ州、ひいては財団の活動が隠され続けている状態のことを指しているのだろう。

財団は巨額の投資をしてヴェールを維持する予防線を張っている。具体的には、

  • ボストンやスプリングフィールド(マサチューセッツ州に存在すると思われている都市)に当たる場所にサイトを建設、そこに本当に都市があるのだと見せかける。
  • サイト間の道を、マサチューセッツ州の地図上の道路と同様にする。
  • サイトから外出する際は民間人のような服装をする。

というものである。マサチューセッツ州が本当にあるように見せかければ、これ以上に強い予防線はない。

とはいえ、報告書執筆時点ではSCP-4006の機能は財団にとって期待通りのため*2、予防線は正直不要とされている。
当然、あってはならないヒフミに備え、この予防線は維持され続ける。

補遺 4006-1 追記


マサチューセッツ州に設置されたサイト群は、現在、最大規模のサイトとなっている。
O5職員、サイト管理官、HMCL監督者(SCP-2000にも登場するなんかのお偉いさん)、倫理委員会の本拠地はサイト-4006(ボストンがあることになっている場所)に移された。
収容困難なオブジェクト(みんな大好きクソトカゲアベルとか)、収容に広い土地を要するオブジェクトも移された。
多くの財団職員がマサチューセッツ州に移動した。結果、「Protocol MtV-4006」に従い新たに空港やインフラ、より複雑な道路が建設された。
当然、それらはマサチューセッツ州にあると思われている物に偽装された。

その後、プロジェクト-4006-109、「マサチューセッツ州の全実現」が想起された。これは、他に頼らず、財団単体でマサチューセッツ州を多くの職員の生活の場にしようというものである。
もし承認されれば、マサチューセッツ州はまさしく「財団都市」と言ってもよいものに変貌するだろう…。

補遺 4006-2


プロジェクト-4006-109は本当に完遂された。
マサチューセッツ州は今までSCP-4006の影響で広まった勘違いを元に作成された。
財団はマサチューセッツ州に都市を建設し、インフラを整備し、職員を住まわせる家を作り、全ての一般道が創設された。
アメリカ政府は、マサチューセッツ州に住む職員を本当の住民として扱い始めた。
政府内の職員は、職員のみがマサチューセッツ州の政府に配備されるシステムを作り上げた。
SCP-4006の正体は依然として秘密であるのに、マサチューセッツ州は本当の州として機能し始めた。

民間機がマサチューセッツ州を飛び交い始めた。
一般市民の車がマサチューセッツ州を通過し始めた。
「Protocol MtV-4006」はより重要なものとなった。
地上の施設は基本的に立ち入り禁止の扱いに変わった。

財団はマサチューセッツ州を本当に「財団都市」に変えてしまったのだ。

[数多くの補遺が余分であること、内容が重複していることを理由に取り除かれました。取り除かれた補遺のリストを閲覧するには、4/4006クリアランスを持ついずれかの職員にコンタクトをとってください。]

補遺 4006-8


2023年時点で、マサチューセッツ州の外で自分がそこにいると勘違いしている人は数えられるほどにまで減った。何故なら、マサチューセッツ州にはすでに財団職員よりも多くの一般市民が住んでいるからである。
今でも財団の多くの資産はマサチューセッツ州に存在している。が、それらは他の州の物と同じように全て隠匿され続けている。

もうこれSCP-4006機能してなくね?

というわけで、財団内では現在、SCP-4006の扱いについて3つの提案がされている。

  • SCP-4006をNeutralizedに再分類する。
  • SCP-4006をExplainedに再分類する。
  • SCP-4006をThaumiel分類のままにする。

一つ目の提案は、「SCP-4006は最早存在しないも同然である」という主張のもとに起草された。マサチューセッツ州に人が存在しているという「勘違い」を生み出すオブジェクトなら、すでに存在している現在ではSCP-4006は機能していないのではないかという意見である。

二つ目の提案は、「SCP-4006の全構成要素は偶然と科学により説明可能である」という主張のもとに起草された。確かにその規模は常軌を逸しており、SCPオブジェクトとして指定されるに値するかもしれない。しかし、所詮は偶然と奇跡の積み重ねでしかないという意見である。

三つ目の提案はO5評議会からなされた。おそらく、「現在でもSCP-4006の効果は続いており、財団の施設が秘匿されているのは、現在でもSCP-4006の影響が多少なりともあることを無視できない」という意見であろう。

いずれにしても、マサチューセッツ州は生まれ変わった。財団はこれからも、明日に向かって活動し続けるだろう。

追記・修正はマサチューセッツ州から来た人間がお願いします。












































閲覧には5/4006クリアランスが要求されます。
































































































財団の明日は、誰に委ねられていると思う?



実はこのオブジェクト、改訂版が存在する。
そのファイルには、O5評議会員しかアクセスできないことになっている。
第四の壁を隔てた我々はそんな制限関係ないので、改訂版についても説明していこう。

特別収容プロトコル


N/A





……N/A。Not Available。つまり、存在しない。

SCP-4006に対し、本当は、何をすることも出来ないのである。

これだけ聞くとSCP-2317*3のように、終末論的なオブジェクトか何かと思われるかもしれないが、実はその逆である。
正確に言うと、SCP-4006に対して、何をする必要もないのである。

概要


最初の報告書を読んでみて、諸君は疑問に思わなかっただろうか。

「何故、マサチューセッツ州の性質が世間に露呈しなかったのか。」

報告書を読み進めて、諸君は疑問点を見つけなかっただろうか。

「何故、マサチューセッツ州の性質に財団職員だけが気付いたのだろうか、そしてそれが財団内だけで広まったのだろうか。」

SCP財団について調べていくうち、諸君は疑問を持たなかっただろうか。

「何故、SCP-2000やThaumielオブジェクトなどという都合のいい異常存在が存在するのか。」

SCP財団のアイテムについて知識を持つにつれ、諸君は違和感を覚えなかっただろうか。

「何故、記憶処理剤という都合のいいアイテム、その原料になるSCP-3000が存在するのか。」

SCP-2000の報告書を読んで、疑問を感じなかっただろうか。

「何故、財団職員だけがイエローストーン国立公園を認知できなかったのだろうか。」

メタ的に言えば、作り手の方が安易にSCP財団の世界を滅ぼしてしまえば、我々の楽しみが一つ減ってしまう。素晴らしい創作物の数々を見ることができなくなってしまう。SCP-4006のキモはそこだ。

…財団にとってしても、疑問に思える事象は多数ある。

  • 一般社会は何故宇宙について真に理解していないのか。
  • 何故3000番台のオブジェクトは秘匿できない程の大きな収容違反を起こさなかったのか。
  • 何故財団の存在する規定次元が他の次元から隔絶しているのか。
  • 何故正常性を完全に破壊しようとする団体が存在せず、正常性を維持しようとする団体が複数存在するのか。
  • そして何故その中で財団が最も強力なのか。


  • そもそも、何故SCP財団などというものが存在しているのか。


実はこれらこそ、SCP-4006のカギとなる現象なのである。

SCP-4006は実在するかどうかは不明である。

上の事象の数々を見るに、O5評議会はSCP-4006は実在していると考えているらしい。

しかし、あくまで存在している「可能性があるに過ぎない」上、それが事実なら、SCP財団はそれを維持する「行為の一端を担うだろう」ため、O5評議会ではSCP-4006が実在しないと見做すことが一番だと認識されている。

おさらいしよう。SCP-4006は、「起こり得ないだろう」という現象を起こしまくってしまうオブジェクトである。

殆ど可能性のない現象が積み重なり、何かを隠匿する。

SCP-4006が包み隠してしまうから、一般人はマサチューセッツ州の実像を知らない。
しかし、SCP-4006が隠しているのは、マサチューセッツ州に関連することだけではない。

SCP-4006が包み隠してしまうから、一般人は宇宙の本当の性質を知らない。

SCP-4006が実在するから、3000番台以降のSCPオブジェクトは収容されるし、大規模な収容違反を起こさない。

SCP-4006が実在するから、SCP-2000をはじめとするThaumielオブジェクトが実在する。

SCP-4006が実在するから、SCP-3000とそれを原料とする記憶処理剤が都合よく実在する。

SCP-4006が実在するから、地球の次元は干渉困難になっている。

SCP-4006が実在するから、正常性の破壊を目的とする団体は存在しない。

SCP-4006が実在するから、複数ある正常性を維持する団体の中で、SCP財団が一番強力なものになっている。

そして何より、

SCP-4006が実在するから、SCP財団が存在する。

実際、そんなことがあり得るのかと言ったら、それは天文学的確率である。つまり、殆どない。

それが、何度も繰り返し起きてしまっている。これこそが、SCP-4006の実在を示唆する証拠である。

こんなこと、あり得ない。

誰かによって仕組まれでもしなければありえない。

そう。

SCP財団は、その誰かによって作られたかのような事象を突き止めてしまったのである。

SCP-4006が実在するという事を認めてしまえば、「どうせ何とかなるでしょ。だってSCP-4006があるもん」という考えが職員の間に浸透し、財団内で必要以上に危険な行為がされることにつながる。

だから表向きは、SCP-4006はマサチューセッツ州に限定する隠匿現象だとされている。

ヴェールとそれに隠された真相


ヴェールというのは、「物事の真相や本当の姿がわかりにくくなっている要因」(Wikipediaより)である。

一つ目のヴェールは、マサチューセッツ州が実在するというもの。隠されていたのは、マサチューセッツ州の本当の性質。

これは、財団職員が(都合よくも)突破してしまった。

二つ目のヴェールは、一般人のイメージするマサチューセッツ州。隠されていたのは、財団がサイトを建てまくったマサチューセッツ州。

これは、イメージ上のマサチューセッツ州の姿に財団が近づけていくにつれ、薄れてきてしまった。

では、三つ目のヴェールは何なのか。

先程書いた、誰かによって作られたかのような、という表現に全てがある。

O5評議会は、このオブジェクトは誰かによって創作されたものだと気づいたのだ。

隠しているのは、極めて低確率で起きる現象という仮説。

それだけではない。
財団は表向き、この世界の異常性を管理している。これもヴェールである。
隠されているのは、財団の基底現実は創作物であるという事実。

もう正体を明かしていいだろう。このオブジェクトは、低確率の現象を引き起こすというものではない。

SCP-4006の正体は、第四の壁である。

SCP-2000なんてものが存在するのは、第四の壁を隔てた我々が想起したからである。その筐体にひびが入っているのは、我々が制限を掛けたからである。その方が面白いから。

SCP-3000というものが存在するのも、第四の壁を隔てた我々が想像したからである。それによって生み出される記憶処理剤が多数の犠牲を伴うものであるのは、我々が制限を掛けたからである。その方が面白いから。

SCP財団の世界が存在するのは、第四の壁を隔てた我々が想像しているからである。そして、そこに設定を加えたのは、紛れもない我々である。それを想像するのが楽しいから。

そのヴェールは、我々が設定できる。好きに操れる。人々は異常存在に気づかないし、それをSCP財団が管理しているし、脅威的なKeter存在が多く存在していても、SCP財団の世界は(少なくとも現在まで)存続している。これらの設定こそ、我々の置いたヴェールである。

それを示しているのが、SCP-4006である。SCP-4006がある限り、SCP財団の世界の存在は保証される。だって我々は、SCP財団の世界をもっと楽しみたいのだから。

財団は明日を選べない。その明日は、我々が作るのだ。

まとめと余談


色々ととっ散らかしたが、簡潔に述べれば、

  • SCP-4006は「ヴェール」という現象そのものである。
  • それを操作しているのは(つまり財団世界における事象を管理しているのは)、第四の壁を隔てた、SCP Foundationという世界を楽しみたい我々である。
  • O5評議会は画面の向こうから"創作"をしている読者&創作者の存在に気づいてしまった。
  • とはいえ、創作されている限りは財団世界の存続は保証されるため、O5評議会は自分たち以外の存在からSCP-4006≒第四の壁を秘匿することにした。

ということである。

このオブジェクトはSCP-4000コンテストに出品された作品の一つである。テーマは、「歴史」。ちなみに、優勝したのは「Taboo」である。

追記・修正は、財団世界を作り上げた方がお願いします。


CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-4006 - #MassaTruthetts
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最終更新:2025年03月15日 15:06

*1 そう、名前を一回は噛んでしまうという精神影響がある州である

*2 つまり、ヴェールを維持し続けてくれているため

*3 奇妙なことに、このオブジェクトもマサチューセッツ州に存在している