SCP-1112-JP

登録日:2019/12/04 Wed 08:53:50
更新日:2020/01/21 Tue 13:36:29
所要時間:約 16 分で読めます



わたくしは嬉しい、わたくしが皆様の性を満たせているなら……


SCP-1112-JPはシェアード・ワールド、SCP Foundationの日本支部におけるオブジェクトの一つである。
オブジェクトクラスはEuclid、項目名は「おんなのこすうつ」。

●性質・1

SCP-1112-JPは知性のある生物系オブジェクトであり、外見を一言でいうならベージュ色のスライム。
大人しくしているときにはただの色付き水たまりにしか見えないが、意思があり活発に動ける。
流体のような形状でうごめくこともできるが、体を変形させて 人型形態 にもなれる。
早く移動したい時には人型になって走る方が有利らしい。
スライムのような液状生命体なのだが純粋な水に強いというわけではなく、
水の中に落とされると窒息こそしないが行動を著しく阻害されてしまう。
それを加味しても 単独での 運動能力でいえば一般人と変わらないと思われる。

知能については かなり高く 、どこで知ったのか不明だが人間社会についてかなり熟知しており
意思疎通は 日本語の会話で 行えるどころか自身の活動に利するために ネットやSNSを高度に使いこなしている
財団が収容した個体に関しては性格や嗜好もあるようで 奉仕精神や依存意識 が極めて高かった。
わかりやすく言うと「 他者に自分が求められたり他者に尽くすことが極めて大好き 」という性質を持ち
詳しくは後述するが財団がSCP-1112-JPに対して「今までどんな活動していたのか?」と聞かれれば喜んで自分から答え、
「君をうちで収容したい」といえば喜んで付いていき実験にも進んで協力してくれたということである。
明らかに利己的で、自分の都合のためにSCP-1112-JPを利用したいだけだとしても 要求されること自体がSCP-1112-JPの喜び で、
SCP-1112-JPくらいの知性があればそのくらい察せそうなものだが 求められるとホイホイ応じてしまう ということ。
あと人型形態になった時に着る服は フリルが付 いた装飾過 多の衣装 を好む。
性質については他にもあるが、それを述べる前に財団が収容するまでの流れに移る。

●発見から収容まで・1

2016年3月頃に大阪府某市で「SNSを乗っ取る謎のコスプレイヤー」の噂が広まった。
今は老若男女さまざまな人々がSNSを利用するご時世になっているわけだが、
ただのサラリーマンのインスタグラムがある日 突然 フリルの 服を愛用 する女性 が更新 したりすればそりゃそうなるわな。
財団が目をつけて調査のために最新の被害者の家に訪れたところ、
その被害者宅でエージェントを 出迎えたのがSCP-1112-JPだった

そう、被害者のSNSアカウントを乗っ取って更新をしたコスプレ女性こそが、
人型形態になってフリルの服を着たSCP-1112-JPだったのである。
乗っ取ったのはアカウントだけでなく被害者の家や機材なんかもそのまま使っていたようだ。
その場でエージェントは聞き取りを行ったのだが、SCP-1112-JPは全てにおいて快く答えた。
もし財団のことを知っていて自分がオブジェクトに分類される対象と認識しているのならば
自分のやっている「手口」を自分から話すというのは自殺行為である。
だがSCP-1112-JPは財団については詳しくなかったらしい。さらに前述の性質によるものなのか
自分のことについて「(情報を)求められている」ということが嬉しかったようですんなり答えてしまっている。

●性質・2

最初の事情聴取で答えてくれたがこのSCP-1112-JP、大きく分けて「非活性時」と「活性化」の二つの状態があり
非活性時のSCP-1112-JPが 人間を取り込むと 活性化状態となる。
どうやら乗っ取ったのは被害者のアカウントや生活拠点だけではなかったらしい。
非活性時で人間を見つけると粘液を飛ばしたり絡みついたりして行動の自由を奪う。
さあなんだか キナ臭くなってきたぞ
人間の表面にまとわりついたSCP-1112-JPは巧みに粘液を操作して相手の着ている衣類をはぎ取り、
そのまま被害者の体の表面を隙間なくSCP-1112-JPが覆う。すると表面が変化し、 普通の人間の女性と区別できない外見 となる。
もちろん内側の被害者の体格を踏襲するので2m超えの男の体を乗っ取ると本気のビスケのようになるのだろう。
被害者の全身が覆われてもSCP-1112-JPが生命維持などを行うため
活性化状態になっても中の人は窒息しないしすぐには死んだりすることはない。
非活性状態でも人型になれるのだが、活性化状態では「中の人」の筋肉や骨格も利用してより効率的に動けるのかもしれない。

宿主となった人間が死ぬ、または後述の条件を満たすとSCP-1112-JPは宿主を開放し、新たな乗っ取り先を探すことになる。
なおSCP-1112-JPが非活性・活性問わず人型になった時は全裸の若い少女の姿となる。

つまりSCP-1112-JPは被害者の肉体を乗っ取って活性化し、そのまま家に住んでSNSアカウントを乗っ取り投稿をして
そこで財団エージェントに捕まったという流れである。
人間の肉体を乗っ取りたがる理由は想像できなくもないがなぜネットに投稿などしたのだろうか。

●発見から収容まで・2

以下に引用したのが、SCP-1112-JPが人の肉体とSNSアカウントを乗っ取って被害者宅で撮影と投稿を行った動画である。

はい!こんにちは。わたくしは、スキカワ・キツコと申します。
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(SCP-1112-JPの自撮り写真のアルバムを取り出す。アルバムは見開きに手書きPOPが張り付けられ、パンフレットを模していた。)

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(SCP-1112-JPはカメラに向かい、『 でも、お高いんでしょう? 』と書かれたフリップを見せる。)

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ネットを使いこなしているけど微妙にセンスが古いこの動画を見て察した方もいるかもしれないが
SCP-1112-JPは人間を取り込みたい、だが襲った相手が複数人や武装していたら危険なので
対象が 一人になって襲いやすい状況にする ための釣り動画を作っているのである。
上記の動画は女性向けと思われるが SNSや出会い系サイト も利用して次の乗っ取り相手を探しており
新しい乗っ取り先ができたらそいつのSNSアカウントなどを利用して渡り歩いているのだった。
収容するまでの間に財団が把握しているだけで8人が乗っ取られている。
(同じ顔の「少女」が8人分のSNSアカウントや個人情報で動画投稿などを行っていた)

ファーストコンタクトでここまでの情報を聞き出したエージェントはそのまま交渉を続けて
SCP-1112-JPに収容についての同意を得て、さらに「中の人」を解放してもらいそちらは記憶処理した。

●収容~調査と実験開始

SCP-1112-JPは協力的で質問に答えてくれるとはいえやはり性質を見極めるためには実験が必要になる。
隔離可能な実験室で体内に埋め込むタイプの生理計測機器をつけたDクラスを 実際に取り込んでもらった
するとSCP-1112-JPは前述の活性化状態となり、裸の少女の姿になった。
宿主の体形は反映するが、変化後の「少女」としての姿は宿主を変えても同じ、
というか非活性時の時でも同じなので「少女」の外見はSCP-1112-JP固有の姿なのだろう。
そして人型になっても服を生成することはできないので変化すると常に全裸の少女になる。
そのまま外を歩くと色々まずいので服を別に確保して着ることになるが、その際になるべく華やかな外見の服を好むらしい。
この実験で活性化した「彼女」も服を欲しがったがひとまず却下した。
取り込む前のDクラスが着ていた服はどうしたんだろう?
そのまま実験開始から 12分後 にSCP-1112-JPは早くも宿主のDクラスを解放した。
解放されたDクラスは 死亡 しており、SCP-1112-JP側を検査すると宿主だったDクラスの 生体組織や体液が検出 された。
うすうす予想していた方もいただろうが、SCP-1112-JPは食餌として 人間の体液を吸収 しており
人を取り込んで活性化状態になっている間に宿主の体液を摂取していたのだ。

もちろんこの事についてもSCP-1112-JP本人に尋ねて教えてもらった。
なお実験終了後も人型になったSCP-1112-JPは服、できれば華美なものを求めていたのだが
予想外の事態が起きることを防ぐために基本的に応じない方針となった。

見栄えは不健全だが、致し方ないことだ。-西根博士
それならしかたないな。

●実験の進展

ファーストコンタクトの時にSCP-1112-JPが取り込んでいた「宿主」はかなり長期間生存して解放後も死ななかったのに
なぜ最初の実験のDクラスはたった12分で死んでしまったのだろうか?
それがわからないままDクラスを 3人ほど死なせた後に ちょっとしたイレギュラーが起こる。
小林研究員助手が3人目の死体を片付けている時に隔離を失敗してSCP-1112-JPに取り込まれてしまった。
そしてこのケースで は30日経過しても 小林助手は死なずに解放されたのである。(相応に衰弱していたが)
取り込まれた宿主が生きて戻ってきたケースは(収容してからは)初めてであり小林助手に聞き取り調査を行った。
それによると小林助手が衰弱していた理由は体液を吸われたことも要因ではあるのだが、
取り込まれている間ずっとSCP-1112-JPから 性的な愛撫を受け続けた ことでの疲労が理由であった。

これを受けて死んだDクラスの死因を調べなおしたところ、
長時間の性的興奮 を与えられたことによる過緊張で脳出血を起こしたことが直接の死因だった。
さらに分かったのが、SCP-1112-JPに取り込まれてすぐに死んでしまったDクラスたちは性機能が正常な男性だったが、
ファーストコンタクト時の被害者と小林助手は病気のため 精巣と前立腺を摘出 していた。

つまりSCP-1112-JPが食事のために宿主から摂取してる「体液」って… アレ か!?
はっきり書くのは憚られるがナニを生産する能力が欠如している男性を取り込んだ場合は
ショック死するような「刺激」は受けにくいが、
正常な男性を取り込んでしまうと死んでしまうほどの「刺激」を発生させるということだろうか。
ますますイカ キナ臭くなってきたぞ
宿主が死ぬと活性化が解除されるため、活性化状態のSCP-1112-JPを長く研究したいなら生殖機能を失ったDクラスを使うのがベターらしい。

続けて小林助手が言うには、取り込まれている間の「少女」の肉体を動かす主導権はSCP-1112-JPにあるが、
小林助手もある程度動かすことはできたらしい。お互いが望まないような行動は慎むように両者が折り合いを付けていたそうな。

再び実験を行った。なお今回の実験は 小林助手からの提案 である。
SCP-1112-JPが小林助手を取り込んで活性化状態になり、30日後に再び解放した。
前回と同様に小林助手は性的快感による衰弱をしていたが死ぬことはなかった。
SCP-1112-JPは宿主が死ななかった場合は30日で一度解放するというルールを自分で決めていたこと、
また性機能が正常な宿主でも「吸い方」を調整すれば同様に30日「持たせる」こともできることがわかり
実験のたびにDクラスの 生殖能力を取る のが 面倒 だから今後の実験ではそうするように頼んだ。
SCP-1112-JPがその要望を常に守ってくれると盲信はできないが、これで実験は円滑に進む。

ただし好ましい発見だけではなかった。
実験終了後も小林助手がSCP-1112-JPに取り込まれた時の 性的快感について 何度も言及して
チャンスがあればまた体験したいような素振りを隠さなくなった。
あれ?これ依存性あるんじゃね?

SCP-1112-JPの方も元々奉仕欲が高いのに加えて、小林助手について愛着や依存心を持っているような反応を示しており
これを放置してたら ヤバい予感 がする。
幸いなことに小林助手の持っている依存欲求はミーム災害などの異常性はなかったため記憶処理して他の業務に移動させた。

今後の実験は生殖能力を取ったDクラスか、そうでなくても「抑えてもらう」上に
一度実験した宿主は記憶処理して二度と使わない方針で継続することにする。

●インシデント・1

活性化状態となったSCP-1112-JPにインタビューをする実験を行う時は
普段SCP-1112-JPを収容している部屋にDクラスを入れて取り込んでもらい、
そのまま活性化したSCP-1112-JPをインタビュー用の設備がある部屋へ連れて行って実験していたらしい。

だがとある実験の際に活性化SCP-1112-JPがインタビュー室への廊下を歩いている時点で 逃亡を図った
そばにいた研究員を振り切って逃走しそのまま通路の 排水管を全て破損させて 廊下が浸水して立ち往生していた。
機動部隊が浸水を処理して発見した時にはSCP-1112-JPは非活性してDクラスの死体のそばにいたようだ。

そのままSCP-1112-JPを再収容して事情聴取したところ今回の逃亡は Dクラスの意思 によるものらしい。
財団施設から逃走して自由になりたかったDクラスが実験でセキュリティのゆるむ隙を見て脱走を試み
SCP-1112-JPは 一体化した直後なのでまだ肉体を操る主導権を得られず Dクラスの逃走を 止められなかった
それでいて浸水した中ではSCP-1112-JPも自由に動けず、もちろん中にいるDクラスも死亡した。(死因は溺死と判明)

…なんか色々と引っかかるな?
Dクラスの待遇もまちまちだろうから財団から逃げたくなるのはわからんでもない。
特に今回の彼はこの実験のためだけに 金玉 前立腺を切除されてる し。
だがSCP-1112-JPの言い分を信じるなら、このDクラスは逃げたかったので今回の実験を利用したが
わざわざ道中の配管を素手で破壊していって自滅した?
SCP-1112-JP自身の力と中の人の腕力を合わせれば出来るかもしれんが今回のインシデントではSCP-1112-JPは定着してなくて自由に動けなかったのに?
まあいい。いつも協力的なSCP-1112-JPが言うんだからそうなんだろう。
これ以降はプロトコルや手順を修正してSCP-1112-JP悪用しようとする者への対策を盛り込んだ。

●インシデント・2

同じような失敗を起こさぬよう注意して実験を繰り返していた矢先のこと。
あるインタビューにおいてSCP-1112-JPは財団の制服を欲しがったりしつつもおおむね協力的で、
収容が維持できて財団が満足していることがSCP-1112-JPにとっても喜びであると返答していた。

…が、

SCP-1112-JP:わたくしは、お役に立てていますか?
西根博士: ええ、とても。あなたを知ることは我々にとってもあなた自身にとっても、とても利益になっています。
SCP-1112-JP:そうですか、それは、わたくしは嬉しい、わたくしが皆様の性を満たせているなら……ですが、ぐうう、きいいっ!
[不明瞭な叫びとともに頭を掻き毟る]
西根博士: どうしましたか?SCP-1112-JP?

SCP-1112-JP:……取り乱してすみません。わたくしは、十分なデータを集め終わりました。わたくしは 帰ら なければなりません。それが気がかりです。
[SCP-1112-JPは葛藤しているような態度で苦悶の表情をみせる]
西根博士: 帰る?どこへ?
SCP-1112-JP:はい、わたくしどもの カンパニー です。わたくしのこれまでの営業の報告を支社に届けにいきます。
西根博士: 支社、ですか。
これだけ高度な知性があるのに仲間や本拠の存在を想定してなかったのだろうか。
SCP-1112-JP:安心してください博士。日帰りですぐに帰って参ります。わたくしとカンパニーにとってもここで研究をお手伝いさせていただくことは利益になりますし、
なにより、わたくしは博士の研究対象、オモチャが持ち主の手元からいなくなっては騒動ですしね。
ほーら、そうですよ。同じ 軽井沢 の中なんですから、すぐに行って、報告書類を半日で仕上げて、それでまたすぐに戻ってきます。これなら博士にも、

西根博士: SCP-1112-JP、言葉を遮って悪いのですが……軽井沢とはどういうことでしょうか?
SCP-1112-JP: えっ?はい? [唖然とした様子で顔つきが固まる]あの、ええと、うふふ、それはおかしいですね?……あの、ここは、どこでしょうか?

西根博士: 大阪の ██ですが、このような回答でよろしかったですか?
だってあんた最初から大阪某所でSNS活動してたやん?
SCP-1112-JP:あぁ、そんな。やっぱり。[落胆の表情のまま4分の制止]…… 出向先を、電車を間違えていた。
どうやらわたくしは、始末書を本社に出しに行かなければならないようです。 今すぐに


ドジっ娘か。



…なんて言っていられたのはここまでだった

SCP-1112-JPは「帰社」するために即刻の解放を要望したが、博士がそれを認めるわけがなかった。

却下された時点でSCP-1112-JPは実験室から 逃亡した

●性質・3

SCP-1112-JPの実験を何度も実施していたが、それで新しい性質がどれだけ明らかになったのかはよくわからない。
オブジェクトによくある「一般的な道具や兵器で破壊・殺害ができるか否か」というのも元記事には 書かれていなかった のだが
さすがに財団もそのくらいは確認してるだろうと思うし、もし何をやっても殺せなかったらその旨を書いてるだろうから、
たぶんSCP-1112-JPはその気になれば破壊や殺害はできるのだろう。おそらく。きっと。
それ以外で明らかになっている肉体的な性質は

SCP-1112-JPの肉体を分断すると、分離した側が元の体積の25%を超えていれば 自我や知性を持つ新たな個体となる

つまりSCP-1112-JPを殺したい場合は全身をまとめて焼いたりすれば(たぶん)殺せる。
しかしうかつに切り裂いたりすると どんどん増えていく のだ。
SCP-1112-JPが自分の意志で分裂できるかは不明だが(人間なら自分の体ちぎるのは嫌だろうし)仮にそれが可能なら 面倒なこと になるぞ。

●収容違反

SCP-1112-JPは配管を通ったのか配管を整備作業中していた財団職員を 乗っ取り活性化して 逃亡。
後から機動部隊も到着したが、 活性化した SCP-1112-JPはそれなりに強かったらしく
しかも分断すると増えてしまう生物を殺さずに捕獲するのはかなり大変だったようだ。
なんとか再収容できたのだが、その時点で財団の 死者は 9名
そしてSCP-1112-JPは 5体に増えてしまった
どうすんだこれ。ぶっちゃけ何体か間引いてもいいんじゃね?

●収容プロトコル(最新版)

  • SCP-1112-JPの体の構造でも脱出できないようにした収容室に入れっぱなし
  • SCP-1112-JPの食事はスプリンクラーで輸血用血液を噴霧する
  • 取り込まれて活性化されないように人間とSCP-1112-JPが接触できる状況を作らない(遠隔での会話以外は原則不可)
  • 収容違反時は即座に関係区域を水浸しにして阻害しつつ直接対処する人員は専用の機密服を着て行う
前述のインシデントやいろいろ判明する前の時点ではもっと甘かったのだが現在はこのようになっている。
もちろんSCP-1112-JP たち は再収容してからは非協力的な態度なのでこれが緩和されることはないだろう。

しかしこのプロトコル、今収容してる個体についてはこれでいいかもしれないが、
いる可能性があるSCP-1112-JPの 同族について の対応策が書かれていない。
オブジェクトの言い分をうのみにするのもよろしくないが、
少なくともSCP-1112-JPは「カンパニー」という組織の命で動いていて「データを集めている」と自分で言っているのだ。
同じようなSCiPを捜索・収容するための内容も記載するべきじゃなかろうか。
どうも財団はなんかこいつに甘い気がする。
最初が協力的な態度だったからなのか、外見が裸の少女なエロスライムだからなのか。

追記・修正は精巣と前立腺を取ってからお願いします。

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