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黒衣の男(グラブル)

登録日:2020/01/15 Wed 19:58:17
更新日:2026/03/23 Mon 11:33:56
所要時間:約 15 分で読めます






全てを一に束ね、余は全となる。



黒衣の男とは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。
4周年イベント『失楽園 どうして空は蒼いのか Part.II』で初登場した。
担当声優は小西克幸



プロフィール

年齢:不明(2000歳以上)
身長:188cm
種族:星の民
趣味:盤上遊戯
好き:己の気高さ、鏡に映った自分
苦手:そんなものがあることは許されぬ



概要


その呼び名の通り漆黒の衣装に身を包み、黒いマントとフードを深々と被った長身の男。
わずかに覗く素顔は端整な様子が感じられ、長い金髪を三つ編みにして顔の前に垂らしている。
露出した胸元は逞しく、黒衣の下には屈強な肉体が隠されていることが察せられる。
一人称は「余」。

本名は「ベルゼバブ」。初登場(2018年2月)から約二年もの長きに渡って伏せられ続けた後、後述の『GBVS』にて公開された。
もっとも、ベリアルに「バブさん」と呼ばれる、関連人物が悪魔や堕天使の名前、他者への蔑称として「羽虫」「小蠅」を多用する、ということから早い時期にベルゼバブではないかと推測されていた。
イベントとして開催された際の「失楽園」内の「光の試練」英語版テキストでは、メタトロンのセリフの中で「Beelzebub」と記述されていたが、現在プレイできるサイドストーリー「失楽園」では、その部分は修正されている。

出身は星の民だが、登場時点で空と星のどの勢力にも帰属意識はなく、根本では自分の目的のためだけに動いている。
作中ではルシファー、ロキ、ミカボシなどもこの傾向があるが、ベリアル曰くこのように欲望やエゴを持つ星の民は稀(「000」第2章)。
……その割にはその後も何人か登場しているが、名もなきモブ星の民はエゴが希薄なのだろう。

実は元々は「格ゲーに相応しいボス」というアークシステムワークスからの要望で、『GBVS』のために作られたキャラである。
しかし『GBVS』でいきなり出てきても説得力がないということから、本家のイベントでも出すことになったという。
今となってはそんな出自を全く感じさせない程に本家でも存在感を保っている。

人物

非常に傲慢かつ尊大、そして冷酷な人物。
上記の好きなものにもある通り、筋金入りのナルシスト。
一方で他人のことは「羽虫」と呼んで見下し、使いつぶすことに何の抵抗も抱かない。
少なくとも表面的には親しみを見せるベリアル、自分を含む全てに対して超然としたルシファーとも違った、自分以外の全てを見下し利用することしか考えていない、「暴君」と呼ぶにふさわしい人柄の持ち主。
ベリアルがエルーンの女性と同衾していた部屋に平然と入って来るなど立ち居振る舞いも横暴で、彼女が(おそらくは)ベリアルの手であっさり殺害されるまで目の前にいたこの女性にはついに一言も話しかけすらしなかった。
他人を名前で呼ぶことはほとんど無く、「羽虫」「小蠅」呼ばわり。「敵」として意識し始めると「害虫」で、まともに呼んだのはルシフェルとルシファーぐらい。
仲間すら道具扱いすることも何とも思わず、平気で人を捨て駒にして自分が利益を得ようとする姿勢は『失楽園』の時点ですでにベリアルから不信と不満を抱かれており、のちの関係の決裂へと繋がる。

そして、ベリアルやルシファーと異なり非常に強欲な人物でもある。
世界が神の思惑通りに動くことを嫌うルシファー、それに惚れ込み共感するベリアルに対して、
黒衣の男の目的は冒頭の引用台詞の通り「最強の力を得て自分が世界に君臨する」という非常にシンプルなもの。
ドヤ顔で自身の目的を告げているが、言っている内容はエイプリルフールのビィ君と全く同じだったりする。
『どうして空は蒼いのか』三部作の発端の一つである原初の星晶獣の反乱においてルシフェルに倒されたが、その時にも「いつか必ず貴様を超えるほどの力を手に入れてやる」と執念の形相で口にしていた。

こうした傲慢、冷酷、強欲といった性格は同時に強靭なメンタルの裏付けともなっている。
かつてルシフェルによって赤の地平へ落とされても2000年もの間幽世の住人を相手に戦い続け、ひたすら自分を鍛え続けて強大な力を手にするに至るという驚くべき精神力の持ち主。
ベリアルがルシファーとさえ並べて「偏り具合がヤバイ天才タイプの人種」と形容するに相応しい人物。

能力

滑稽だ。

弱者のヒロイズムなど愚の骨頂よ!

「過剰に力を求める星の民」(ベリアル)、「主人公に対するもう一人の特異点」(メタトロン)などと呼ばれるだけあり、その戦闘力は圧倒的の一言。
本編ではベリアルには腹の探り合いや騙し合いで出し抜かれ、復活したルシファーにはゴミ同然に打ち捨てられるなど小物っぽい描写が目立つが、それはあくまで相手が悪すぎるだけなのだ。

肉体のスペック・個体としての戦闘能力に関しては星の民の中でも最強を誇るらしく、武闘派と称される者たちからもなお畏怖や敬意を向けられる程。
赤き地平で2000年戦い続けた末に理論上の混沌物質であった「ケイオスマター」を扱う術を身につけており、本来なら完全破壊は困難な星晶獣をも容易に屠る。
更に「失楽園」で星晶獣のコアを取り込んだことで天司長ルシフェルに次ぐ力を誇るベリアルと互角に戦う力を手にした。

作中ではパンデモニウムの堕天司の軍勢に力を割き、ルシファーに2発の痛撃を喰らった瀕死の状態で、
ハールートとマールートの双子天司+ランスロット、ノイシュ、アルベール、シャルロッテ、イルザ、カリオストロという第一級の達人たちが束になってかかっても倒しきれないどころか、録に傷を増やすこともできなかった。

後の再戦時には主人公たちも彼と渡り合う域に至っているが、それでもなお空の世界の脅威と認識され続けている。

頭脳面でも星の民最優秀とされるルシファーや「狡知」の二つ名を持つベリアルに一手二手及ばなかったものの、ベリアルと盤上遊戯で互角に打ち合ったり、様々な下準備を整えてルシファーさえ復活しなければ本懐を遂げるところまで迫るなど、並々ならぬ戦略眼を持つ。

ただ、己を鍛えることを優先しているのか元々の性質ゆえか、技術や創造の面ではさすがに一線級とはいかなかったらしく、計画の途中まではルシファー頼みの部分があったり、作中では彼に造られた星晶獣は登場していない*1

作中での活躍(ネタバレ注意)


本編以前

かつては星の民の軍の司令官にして統括意思決定機関「最高評議会」の一員であった。
ある時、研究者ルシファーの監視役として評議会から派遣されるが、世界の成り立ちやその崩し方について知ったベルゼバブはルシファーと結託する。
そしてルシファーやベリアルと共謀して原初の星晶獣「天司」の一部を率いた反乱を起こし、自らはルシフェルの排除にかかる。
だが「全ての生物の頂点」と称されるルシフェルには太刀打ちできず敗北。
ルシファーは首を落とされ、叛逆した天司=堕天司は逃亡したベリアルを除いて巨大監獄パンデモニウムに封印。ベルゼバブは空の底―赤き地平へと落とされた。

だが2000年に渡り幽世の住人と戦い続けてルシフェルの打倒と計画の再開に目途をつけ、空の世界に帰還する。

「失楽園」

天司長のバックアップだった堕天司サンダルフォンの暴走による空の島々の災厄が鎮まった後のこと。
禁断の島『カナン』の神殿で、繭の中で眠るサンダルフォンを見守る天司ルシフェルを突如襲撃。
それまで絶対的な強さを持つ不死身の星晶獣だったはずの天司長ルシフェルを殺害するという衝撃的なデビューを果たす。
ルシフェルは天司長として天司を指揮すると同時にルシファーの遺産の封印、パンデモニウムの結界の維持も務めており、彼の抹殺はルシファーたちの計画の要だった。

そして堕天司ベリアルと共に、ルシファーの遺産を解放する。
遺産の正体は無数の星晶獣のコアと自我を無理やり融合させられた合成星晶獣であり、本来は白と黒の2体存在したが、白の方(メタトロン)は神殿の崩落で喪失。
残った黒の方にベルゼバブは「アバター」と名づける。

主人公一行と天司長の力を受け継いだサンダルフォンは暴走するアバターを苦戦の末に倒すが、
ベルゼバブはその残滓を密かに回収し、アバターの力を我が物とするのだった。

この時、ベリアルを矢面に立たせて自らはほとんど消耗することなく事を進めており、ここでベリアルの反感を買ったことから協力関係の亀裂が表面化し始める。

「000」

ルシファーの計画であった「終末」……パンデモニウムの落下で空の世界と赤き地平の境界を破壊し、混沌を空の世界に溢れさせることで世界を滅ぼす計画を実行に移す。
世界滅亡を防ぐべく攻め寄せる人間と天司の連合軍を堕天司の軍勢に迎撃させつつ、自身はベリアルと共にパンデモニウムの頂上で盤上遊戯(チェスのようなものと推測される)に興じるなど、余裕のある姿を見せつける。

しかし天司軍・堕天司軍ともに互いにカードを切り終わり、主人公一行が頂上に迫る時期になって事態は一変する。
ベリアルを両軍の対峙する前線に派遣し、自身は頂上で主人公とサンダルフォンを迎撃すると言う黒衣の男に、ベリアルは――



はぁ~あ……結局、最後の最後まで内緒だったか。

残念だ。とても残念だよ、バブさん。

本当は隙を見て、ひとりで神の塔に上る気なんだろう?

貴様……。



ベルゼバブの真の狙いは、ベリアルが天司軍と戦っている隙に、「神の塔エテメンアンキ」に入ること。
エテメンアンキとは、空の世界よりさらに遥か天空に存在する、混沌と秩序の性質を兼ね備えた建造物。
その中にいれば、赤の地平との境界の崩壊による混沌の流出ですら影響を受けない。
つまり世界が消滅しても自分だけは生き残ることが可能だった。
共に終末を実現させようとしていたベリアルとルシファーを世界もろとも消滅させ、自分一人が漁夫の利を得る。それこそが、ベルゼバブ一人だけの目論見なのだった。
余談ながら、かつてベリアルと再会した時も、彼が計画を進展させあぐねていると知って、「できないなら計画を余に渡せ」と言って、さりげなく計画を奪い取ろうとしていたりする。



所詮は羽虫か。貴様は獣の割には使えたのだがな。

アンタとは、友達になれると思ったんだけどね。

死ね――



主人公一行が到着する寸前になって決裂し、頂上で激突するベリアルと黒衣の男。
戦いはケイオスマターとアバターの因子を持つ黒衣の男の優勢で進むが、ベリアルもルシフェルと同格の最古の堕天司。
本気を出したことで、黒衣の男を押し返す。

だが、そこで黒衣の男の策が発動する。
彼は、かつてルシフェルの副官だった時代のベリアルの部下である堕天司サリエルを呼び出し、ベリアルにぶつける。
これに対してベリアルはサリエルに「オレ達のボスはファーさんだろう」と説得し、正気に戻すことに成功するが、黒衣の男は一瞬動きを止めた二人をまとめてケイオスマターの槍で貫く。
これが、冷酷な黒衣の男の真の狙いなのだった。

これによって勝負は決着がついたかに見えたが、その瞬間、昏睡状態だったはずのルシファーが覚醒。
たった一突きで黒衣の男を打ち倒してのける。



おはよう、ファーさん……だがなかなかの寝坊だぜ?

普通に起こせ。煩すぎてあまりにも不快だ。

普通だと起きなかったんだよ。派手に騒音を響かせないとね。



ルシファーから「その傷では滅びるより他ない」と宣言され、
とどめに最高の頭脳と最強の身体を得たルシファーの放った闇の光を受けて吹き飛ばされるが、
それでもベルゼバブは死んでいなかった。

パンデモニウム内部に墜落し、重傷を負いながら赤き地平へ撤退して回復しようと企むベルゼバブに、指教の天司ハールートが迫る。
同じ指教の天司であるアズラエルとイスラフィルを生体兵器に変えた張本人がベルゼバブだと知り、復讐に燃えるハールートだが、二枚羽の下位天司(天司長ルシフェルおよび彼と同格のベリアルは六枚羽)に過ぎない彼女一人では黒衣の男に敵うべくもない。
そこへ彼女の相棒のマールートが、ランスロット、アルベール、シャルロッテ、ノイシュ、カリオストロ、イルザたち人間の援軍を連れて現れ、ついに『000』におけるベルゼバブとの最終決戦が幕を開ける。

空の世界でも第一級の使い手が勢揃いし、深手を負ったベルゼバブを追い詰めるが、それでもなおベルゼバブとの実力差は圧倒的だった。
ランスロットたちの連携攻撃すら易々と凌ぐベルゼバブに対して、カリオストロは星の民が開発した星晶獣封じの結界を発動。
皮肉にも、自らの強化のために星晶獣のコアを取り込んでいたことが仇となり、ベルゼバブは次元の狭間に封印されてしまう。



カリオストロ「あばよ! テメェはここで終身刑だ!」

まさか……奴が実験場の資料に細工を……特異点達に気づかせるための……



パンデモニウムの戦いに参戦する前に、カリオストロは天司ガブリエルと共にルシファーの実験場を調査していた。
その時、ベリアルがわざと残した資料をもとに結界を発動させたのだった。
ベルゼバブがカリオストロに封印されたのもとどのつまりはベリアルの差し金であり、
数々の伏線を張り巡らせての盤上遊戯にも似たベリアルとベルゼバブの暗闘は、
ついにベリアルに軍配が上がり、ベルゼバブは死亡こそしないものの封印という形で『000』の物語を退場したのだった。

その後

2019年末のグランデフェスにてリミテッドキャラクターとしてへレル・ベン・シャレムが登場。
グラブルフェスにて先行でイラストが公開されており、褐色の肌に三つ編みにした金髪、身に纏った漆黒の衣……とその容姿に黒衣の男との共通点が見受けられることから両者に何かしらの関係があるのではと囁かれていたが、
フェイトエピソードにて彼女(ゲーム上では性別不明に分類されている)の正体が『暁の預言者』であるルシオと対となる『宵の預言者』であることが判明。
更にルシオの口からは、自身の写身(=ルシファー)が世界に破滅を呼び、シャレムの写身が世界の掌握を目論んだことが語られている。
常時口におしゃぶりのようなものを咥えているためか、ルリアからはバブちゃん、ビィからはバブの姉ちゃんと呼ばれている。

ベルゼバブ本人はというと当然大人しくしているはずもなく、「混沌の再来」で封印を打ち破り傷を癒して復活。
再びパンデモニウムを落とそうとするが、察知した主人公たちとサンダルフォンの連携の前に敗れ、パンデモニウムも預言者コンビによって破壊される(この時シャレムの写身=ベルゼバブと直接言及された)。
この余波でベルゼバブの肉体も木っ端微塵に吹き飛んだ。

だが、ベルゼバブと空の底の混沌により因果が乱れ、「バブ・イールの塔」と呼ばれる瓦礫の竜巻が形成される。
そこで混沌と更に一体化した肉体で蘇生し、登ってくる主人公たちの前に再び立ちふさがるのであった。


ゲーム上のベルゼバブ

「混沌の再来」およびそれをクリアすると開放されるマルチバトル「バース・オブ・ニューキング」(通称ベルゼバブHL)で戦う。
同難易度帯のルシファーHARDほどややこしいギミックはないものの、全属性ダメカ無効化やターン制限などがあり負けず劣らずの強敵。
アストラルウェポンや十天衆の超越を目指すなら、固有ドロップアイテム「漆黒の棘翅」目当てに何度もバブさんに挑むことになる。

「バブ・イールの塔」では12階層実装と共に、48階のボスバトル「リボーン・オブ・ニューキング」で登場……全裸で
つい前月に水着のシャレムが実装されており、マイページで「何故男は乳首を見せ、女は乳首を隠すんだ?」とか言ってたら、男の方のバブさんが晒してきた。
しかも倒したらまだ本調子じゃないからと塔の上に誘ってきた。そういうところだぞ

2021年の大晦日には召喚石として実装された。
倍率・上限ともにかなり高く、ある程度装備が整っていれば難易度EXTREME程度の敵ならワンパン撃破出来てしまう周回の強い味方。
加護効果も強力で、特に主人公の強化性能は召喚石随一。石自体は闇属性だが全属性強化・主人公属性攻撃なのでどの属性の編成にも組み込める。
自らを最強と呼ぶ彼はサポート力もまた最強なのだ。
それとマイルームに配置できるので台詞も聞ける。自己肯定感バリバリの台詞で励ましてくれるぞ!
なお厳密には写し身であるベリアルと違いどうも本人がやってきている様子

2024年夏には水着版も実装された。
……イラスト上は沐浴中の全裸の姿だが。
曰く「肉体という鎧を既に纏っている」とのこと。いっそ清々しい。
こちらは通常版より短期決戦向けの性能。編成次第ではより高速周回できる可能性も秘めるが、汎用性の都合で採用率は少々劣る。

『グランブルーファンタジーヴァーサス』でのベルゼバブ

上述の通り、対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス』(GBVS)こそが(当初の)彼の本領。

事前情報でボスキャラとして参戦が発表され、紹介PV「ヴィランズトレーラー」ではフードに隠された姿……の背中側を披露。
後ろ姿だけとはいえ、格闘チャンピオンのごとき筋肉モリモリの腕、豪奢な長い金髪と、格ゲー版グラブルのボスキャラにふさわしい風格を感じさせていた。
この時点の公式サイトキャラクター名表記は「黒衣の男(Chaos Bringer)」

そして発売と共に、本名とプロフィールが初公開された。

いざ対戦してみると、戦った相手からは罵倒されたり、諸悪の根源扱いされたりと悲惨な扱いをされている。事実だから仕方ないが。
勝利モーションが「笑顔で手を差し伸べる」ランスロットですら、バブさんに勝った時は真剣な表情を崩さない。
しかしローアインだけは(あくまで悪人かつローアインの勝利は基本的に夢オチ扱いされる事を前置きしつつ)「半端ねぇ」「そのメンタルにあこがれる」と評価していた。
この縁?なのか本家でのローアインのダチ・トモイの妄想や夢ではバブさんが登場する。
なおベルゼバブ側からローアインは「阿呆」呼ばわり。何故か異様なまでに彼を敵視している。

プレイアブルキャラクターとしても実装され、ナルメアと共に栄えあるDLCのトップバッターを飾る。
飛び道具、突進技(空中)、無敵技の三種の神器をバランス良く備え超必殺技での投げや相手を吸い寄せる技など搦め手も持つハイスペックなキャラ。
専用Bgmは「Existence」。
「どうして空は蒼いのか」シリーズの印象的なBgmが多く組み込まれておりラスボスとしての風格が漂う物に仕上がっている。
なお、DLCにはグラブル本編で使えるシリアルコードが同梱されており、任意の属性のアストラルウェポンが1つ入手出来る。
DLC解禁時にはアストラルウェポンは未実装だったため、購入者はアストラルウェポンを先行入手出来た。
その代わり、この方法で入手した属性のアストラルウェポンはショップ交換では入手できなくなり宝晶石300個に置き換えられるため、重複所持は不可能。

『GBVS』ストーリーでの活躍

RPGモードのラスボスとして登場。ディレクター曰く本作は本家とは異なる並行世界であり、作中の状況には「ベルゼバブ登場時点でグラン達がベリアルの存在を知らない」「バブさんは空の底に落とされずパンデモニウムに封印されている(一方でケイオスマターは所持している)」等の差異がある。

封印を破ろうとする余波で空の世界全体の因果に多大な影響を与えたり封印が7割残っている状況でベリアルが驚くほどの暴れっぷりを見せるなどこちらでも力の強大さが描写されている。
最終的に封印を完全に解き、本編同様パンデモニウムを地平に落として万物の王になろうと企む。

……だが、どれだけ暴れても本来なら邪魔しに来る天司の気配が無い事から、この世界が何者かの手の内にある事を察する。
それとは知らない特異点たちに勝負を仕掛けられるが、ここでバブさんは妙案を思いつく。
それは本来なら単なる邪魔者である彼らと一時的に共闘すること。
あくまで「共通の敵を倒す」という目的の為に手を組んだだけだが、不倶戴天の敵であり決して分かり合えないと思われた男との共闘は(たとえ一時的でかりそめの物であろうと)プレイヤーの心に火をつけたのは間違いないであろう。
…まぁ親切に色々と説明してくれたり(しかも結構わかりやすい)、全員集合シーンでノリノリでポーズを決めたりと、本人は真面目なのにどこかシュールなシーンも多いのだが。


余談

以上の通り最初から最後まで傲慢であり完全に悪役なのだが、プレイヤーからは半分ネタキャラ扱いされている。
というのも彼の最終目的が「世界征服」、封印されて2000年の間やっていたことがただただ戦い続けて己を鍛えるという変なところでまっすぐなところ。
自信満々で褒められると嬉しそうにする。シャルロッテに変ないたずらを仕掛ける。
『000』にて覚醒したサンダルフォンのシーンにイメージとして描写されたのが明らかに力を貸している構図にしか見えないとか、彼が作った「バブ・イールの塔」も内容が「新しい家を作ったから見に来い」というものだったり、挙げ句サントラCDやレッドブルコラボでは現代風の服を着てノリノリだったりと何処か言動がシュールなのである

レッドブルコラボの特別インタビューにおいてはインタビュアーの「自己紹介をお願いします」に開口一番「貴様が先に名乗れ……無礼者が!」と返していた。いや、そうなんだけどさ…。インタビュアーの名乗りの後は自分もキッチリ名乗っていた。
他にも
Q.「撮影現場では共演していたルリアやビィとも話したのか?」→A.「仕事の場での私語は好まぬ 一意専心あるのみ」
Q.「レッドブルはお飲みになられましたか?」→A.「愚問が過ぎる…貴様は価値や内容を知らぬまま広告するのか?」
Q.「レッドブルを飲んだ際の感想は?」→A.「『翼をさずける』という宣伝文句に相応しい。力を得たい矮小な小蝿共も大きな戦いの前には啜ってみるのが良い」
Q.「今回コラボカラーが登場するが一言」→A.「色がどうであろうが余を戦いの場に招いておいて敗北など許されん」
面白い回答が満載だった。全体的にスッゲ~~真面目に答えている。悪役とは思えないレベル。

ちなみに前述の通り自らが最強である事は疑わず他人に対しても傲慢に接するのだが、意外にも他人の手を借りる事は躊躇しない。そして利害が一致すれば協力することも厭わないという一面も持つ*2
本人に聞けばあくまで「利用している」に過ぎないのであるが、組んでいる間は楽しそうにしているのもまた事実。
バンドする際も一人ではなく誰かと組んでやるし。

そして召喚石として実装されると凄まじい性能から「真の相棒」「主人公の久遠枠」「バブさんグラジー好きすぎでは?」と多くのプレイヤーに重宝されることになった。

そのひたむきなまでに強さを求める姿勢と鋼の精神から純粋なファンも多い。

公式現パロとも言える夏イベント「拝啓、大切な君へ。」では、ベリアルが「織部明彦」として非常に悪辣な存在となっていた
普段の下ネタは鳴りを潜め、また悪行がリアルになったせいで奇妙な生々しさを覚える存在である。
その正体は…熱中症となった主人公が見た夢の登場人物。
だが彼らとの決着が付いて久しくともベリアルがそのような存在として登場するのは、彼とはわかり会えない証拠とも言えるだろう…。
しかしそんな織部もとある先生に対しては頭が上がらない様子で、彼に怒られたので主人公から奪ったものを素直に返すという一面も…。
と話が長くなったが大事なのはその先生の名前。それはまさかの馬部先生
ベリアルが織部のような存在となる地平線でバブさんの方は主人公の味方のような存在となっていた。
実際は絡みもなくどちらかというと「敵の敵」くらいの存在であったが、馬部先生のお陰で窮地を脱したのは事実である。
だが名前だけの存在で見た目は愚か台詞すらないのでシャレムの方かもしれないが。それはそれでシャレムに渋々従うベリアルという面白い絵面に
まぁ大体のプレイヤーは馬部先生=ベルゼバブと認識し、Twitterのトレンドに「馬部先生」がランクインしてしまった。

ただしこの「夢」の内容が主人公が見た夢にしては余りにも不可解な部分が多い為*3、本当に主人公がバブさんを味方ないし敵の敵と思っていると考えるのは留意点と言える。

Shadowverse: Worlds Beyond』ではネメシスクラスのレジェンドフォロワーで参戦してるが……相性がいいデッキが破壊ネメシスまたはリーシェナネメシスと言うアイドルライブモチーフのデッキのため一部のファンからは「バブP」と言われてる。実際ベルゼバブが来るまでリーシェナネメシスは強い言えなかったため敏腕Pと評価されている

ケツバトラーにも(またナルメアと同時に)コラボキャラとして参戦。ハンデでケツを使わず羽で勝負と余裕綽綽である。


その無意味な計画は余が使ってやる……

そして全を束ね絶対者として君臨する。

ありとあらゆる項目を追記・修正するために。



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最終更新:2026年03月23日 11:33

*1 自身の断片からゼーブルという配下の魔物を作る等、創造的なことができないわけではない

*2 2025年のグラフェスのオフィシャルキャストステージにてグラン達と一時的に共闘している。ベリアルも共闘はしていたがさっさと帰っていた

*3 特に「オイラはトカゲじゃねぇ」が口癖の親友ドラゴン「ビィ」が本当に「トカゲのビー」になっているのは、親代わりの相棒に対しては余りにもひどい仕打ちである