登録日:2020/01/15 (曜日) 19:58:17
更新日:2025/02/12 Wed 17:54:14
所要時間:約 15 分で読めます
プロフィール
年齢:不明
身長:188cm
種族:星の民
趣味:盤上遊戯
好き:己の気高さ、鏡に映った自分
苦手:そんなものがあることは許されぬ
概要
その呼び名の通り漆黒の衣装に身を包み、黒い
マントとフードを深々と被った若い男。
わずかに覗く素顔は端整な様子が感じられ、長い金髪を三つ編みにして顔の前に垂らしている。
露出した胸元は逞しく、黒衣の下には屈強な肉体が隠されていることが察せられる。
一人称は「余」。
ゲーム内外を問わず「黒衣の男」と呼ばれているが、本名は「ベルゼバブ」。
初登場(2018年2月)から約二年もの長きに渡ってその名前が伏せられ続けていたが、ベリアルからは「バブさん」と呼ばれており、
名前の一部に「バブ」が付くことはわかっていた。
このことから、名前は「蝿の王」と呼ばれる悪魔
ベルゼバブではないかと推測されていた。
その一つの根拠として、黒衣の男が敵を罵る時に「羽虫」という蝿を連想させる言葉を多用するということもある。
イベントとして開催された際の「失楽園」内の「光の試練」英語版テキストでは、メタトロンのセリフの中で「Beelzebub」と記述されていたが、現在プレイできるサイドストーリー「失楽園」では、その部分は修正されている。
その種族は星の民。さらに、星の民の統括意思決定機関「最高評議会」の一員でもあるが、
星の民という集団に忠誠を誓っている様子はなく、常に黒衣の男自身の目的のために動いている。
これはルシファー、ロキ、ミカボシなど、これまで登場した名前付きの星の民にも共通することで、
こうした例外を除く大多数の星の民は基本的に欲望やエゴを持たないものだとベリアルの口から語られている(『000』2章)。
黒衣の男が初登場するのは第五の天司サンダルフォンの暴走による空の島々の災厄が鎮まった後のこと。
禁断の島『カナン』の神殿で、繭の中で眠るサンダルフォンを見守る天司ルシフェルを突如襲撃した。
そして堕天司
ベリアルと共に暗躍し、空の世界に新たな災厄をもたらす。
二人の狙いは、星の民ルシファーが作った『ルシファーの遺産』と呼ばれる兵器。
その正体は無数の星晶獣のコアと自我を無理やり融合させられた、強力な合成星晶獣だった。
この怪物のことを、黒衣の男は『アバター』と名付ける。
主人公一行とサンダルフォンは暴走するアバターを苦戦の末に倒すが、
黒衣の男はその残滓を密かに回収し、アバターの力を我が物とするのだった。
そして続編の『000 どうして空は蒼いのか Part.III』では引き続きベリアルと組んで、世界に終末をもたらすべく原初の星晶獣たちが封じられた浮島パンデモニウムを起動させるが……。
2000年前、星の民たちは研究者であるルシファーの科学力に頼りつつも彼を危険視し、
最高評議会の一人である黒衣の男が監視役としてルシファーの研究所に派遣された。
しかし黒衣の男は密かにルシファーと結託し、ルシファーの計画に協力していた。
そしてルシファー、ベリアルの二人と共謀して原初の星晶獣に反乱を起こさせる。
その結果、ルシファーはルシフェルに首を切断され、黒衣の男は空の底に落とされる。
黒衣の男が空の世界へ舞い戻るのは2000年後、『どうして空は蒼いのか』の物語の時期のことになる。
人柄
非常に傲慢かつ尊大、そして冷酷な人物。
他人のことを「羽虫」と呼んで見下し、同盟者であるベリアルやルシファーのことも内心では道具としか思っていない。
少なくとも表面的には親しみを見せるベリアル、自分を含む全てに対して超然としたルシファーとも違った、
自分以外の全てを見下し利用することしか考えていない、「暴君」と呼ぶにふさわしい人柄の持ち主。
ルシフェルを手にかけた直接の下手人であることもあり、双子の天司ハールートとマールートからは、
仇として最も憎まれているが本人は意にも介していない。
ベリアルがエルーンの女性と同衾していた部屋に平然と入って来るなど立ち居振る舞いも横暴で、
彼女が(おそらくは)ベリアルの手であっさり殺害されるまで、
目の前にいたこの女性にはついに一言も話しかけすらしなかった。
仲間すら道具扱いすることも何とも思わず、平気で人を捨て駒にして自分が利益を得ようとする姿勢は『失楽園』の時点ですでにベリアルから不信と不満を抱かれており、のちの関係の決裂へと繋がる。
そして、ベリアルやルシファーと異なり非常に強欲な人物でもある。
世界が神の思惑通りに動くことを嫌うルシファー、それに惚れ込み共感するベリアルに対して、
黒衣の男の目的は冒頭の引用台詞の通り「最強の力を得て自分が世界に君臨する」という非常にシンプルなもの。
ドヤ顔で自身の目的を告げているが、言っている内容はエイプリルフールのビィ君と全く同じだったりする。
『どうして空は蒼いのか』三部作の発端の一つである原初の星晶獣の反乱においてルシフェルに倒されたが、
その時にも「いつか必ず貴様を超えるほどの力を手に入れてやる」と執念の形相で口にしていた。
こうした傲慢、冷酷、強欲といった性格は同時に強靭なメンタルの裏付けともなっている。
かつてルシフェルによって赤の地平へ落とされても2000年もの間幽世の住人を相手に戦い続け、
ひたすら自分を鍛え続けて強大な力を手にするに至るという驚くべき精神力の持ち主。
心身ともにひたすら単純に強く、弱体化していてすら封印がやっとという強者。
戦闘力
「過剰に力を求める星の民」(ベリアル)、「主人公に対するもう一人の特異点」(メタトロン)などと呼ばれるだけあり、その戦闘力は圧倒的の一言。
本編ではベリアルには腹の探り合いや騙し合いで出し抜かれ、復活したルシファーにはゴミ同然に打ち捨てられるなど小物っぽい描写が目立つが、それはあくまで相手が悪すぎるだけなのだ。
具体的には、ルシファーに2発の攻撃を喰らった瀕死の状態で、ハールートとマールートの双子天司+ランスロット、ノイシュ、アルベール、シャルロッテ、イルザ、カリオストロという第一級の達人たちが束になってかかっても倒しきれなかったほど。
ベリアルが研究所に残した術式を利用したカリオストロがかろうじて封印して決着をつけたが、あくまで封印にすぎない以上、再び対峙する可能性はあるだろう。
パンデモニウムの堕天司の軍勢にも力を割いていたことを考えれば、仮に黒衣の男が万全の状態で襲ってきたら、どれほどの脅威となったかは想像に難くない。
2000年前には黒衣の男もまだ普通の星の民だったため、
「全ての生物の頂点」と称されるルシフェルには太刀打ちできず、空の底――赤き地平へ真っ逆さまに落とされた。
だが2000年間、赤き地平で絶え間なく幽世の住人と戦い続けるうちに、
愛用の槍に赤き地平の「混沌」の性質が宿り、槍は星晶獣の「不滅」を覆す超兵器「ケイオスマター」と化した。
これこそ黒衣の男が、本来不滅のはずの星晶獣の、しかもその最高峰たる天司長ルシフェルを殺害できた秘密だったのだ。
星晶獣殺しの力とは、星の島イスタルシアで待つと言っていた主人公の父親が備えていた力、と言えば、
黒衣の男の持つ力がいかに並外れているかがわかることだろう。
それに加えて彼は自身の肉体を改造し、星晶獣のコアを組み込むことで、
星晶獣の持つ不滅の性質をも備えるようになり、攻防共に圧倒的な力を得た。
その凄まじいまでの力への渇望は、ベリアルがルシファーとさえ並べて「偏り具合がヤバイ天才タイプの人種」と形容するに相応しい。
『000』の終盤で封印こそされたものの、まだその全貌を見せているとは到底言えないだろう。
その後「バース・オブ・ニューキング」(通称ベルゼバブHL)として実装、いつでも戦えるようになった。
2021年の大晦日に召喚石として実装された。
その性能は徹底的に主人公の強化に終始しているといった所。
自らを最強と呼ぶ彼はサポート力もまた最強なのだ。
それとマイルームに配置できるので台詞も聞ける。自己肯定感バリバリの台詞で励ましてくれるぞ!
なお厳密には写し身であるベリアルと違いどうも本人がやってきている様子。
本編での活躍(ネタバレ注意)
『失楽園』において、それまで絶対的な強さを持つ不死身の星晶獣だったはずの天司長ルシフェルを殺害するという衝撃的なデビューを果たす。
ルシフェルは天司長として天司を指揮すると同時にルシファーの遺産の封印、パンデモニウムの結界の維持も務めており、彼の抹殺はルシファーたちの計画の要だった。
さらに、天司長の力を継いだサンダルフォンとの勝負も上手くベリアルとアバターに押し付け、自身はほとんどダメージを受けずにアバターの残片だけ回収する。
この狡猾な立ち回りはベリアルの反感を買い、後の決裂にも繋がる。(ベリアルと黒衣の男の関係は、全く別の理由から最終的には決裂せざるを得ないのだが)
『000』では引き続きルシファーの目的である「終末」を実現させるため、ベリアルと共に暗躍を続ける。
パンデモニウムの力で空の世界と赤き地平の境界を破壊、混沌を空の世界に溢れさせることで世界を滅ぼそうと目論む。
世界滅亡を防ぐべく攻め寄せる人間と天司の連合軍を堕天司の軍勢に迎撃させつつ、自身はベリアルと共にパンデモニウムの頂上で盤上遊戯(
チェスのようなものと推測される)に興じるなど、余裕のある姿を見せつける。
しかし天司軍・堕天司軍ともに互いにカードを切り終わり、主人公一行が頂上に迫る時期になって事態は一変する。
ベリアルを両軍の対峙する前線に派遣し、自身は頂上で主人公とサンダルフォンを迎撃すると言う黒衣の男に、ベリアルは――
本当は隙を見て、ひとりで神の塔に上る気なんだろう?
黒衣の男の真の狙いは、ベリアルが天司軍と戦っている隙に、「神の塔エテメンアンキ」に入ること。
エテメンアンキとは、空の世界よりさらに遥か天空に存在する、混沌と秩序の性質を兼ね備えた建造物。
その中にいれば、赤の地平との境界の崩壊による混沌の流出ですら影響を受けない。
つまり世界が消滅しても自分だけは生き残ることが可能だった。
共に終末を実現させようとしていたベリアルとルシファーを世界もろとも消滅させ、
自分一人が漁夫の利を得る。それこそが、黒衣の男一人だけの目論見なのだった。
余談ながら、かつてベリアルと再会した時も、彼が計画を進展させあぐねていると知って、
「できないなら計画を余に渡せ」と言って、さりげなく計画を奪い取ろうとしていたりする。
主人公一行が到着する寸前になって決裂し、頂上で激突するベリアルと黒衣の男。
戦いはケイオスマターとアバターの因子を持つ黒衣の男の優勢で進むが、
ベリアルもルシフェルと同格の最古の堕天司。
本気を出したことで、黒衣の男を押し返す。
だが、そこで黒衣の男の策が発動する。
彼は、かつてルシフェルの副官だった時代のベリアルの部下である堕天司サリエルを呼び出し、ベリアルにぶつける。
これに対してベリアルはサリエルに「オレ達のボスはファーさんだろう」と説得し、正気に戻すことに成功するが、
黒衣の男は一瞬動きを止めた二人をまとめてケイオスマターの槍で貫く。
これが、冷酷な黒衣の男の真の狙いなのだった。
これによって勝負は決着がついたかに見えたが、その瞬間、昏睡状態だったはずのルシファーが覚醒。
たった一突きで黒衣の男を打ち倒してのける。
普通だと起きなかったんだよ。派手に騒音を響かせないとね。
ルシファーから
「その傷では滅びるより他ない」と宣言され、
とどめに最高の頭脳と最強の身体を得たルシファーの放った闇の光を受けて吹き飛ばされるが、
それでも黒衣の男は死んでいなかった。
パンデモニウム内部に墜落し、重傷を負いながら赤き地平へ撤退して回復しようと企む黒衣の男に、指教の天司ハールートが迫る。
同じ指教の天司である
アズラエルとイスラフィルを生体兵器に変えた張本人が黒衣の男だと知り、復讐に燃えるハールートだが、二枚羽の下位天司(天司長ルシフェルおよび彼と同格のベリアルは六枚羽)に過ぎない彼女一人では黒衣の男に敵うべくもない。
そこへ彼女の相棒のマールートが、ランスロット、アルベール、シャルロッテ、ノイシュ、カリオストロ、イルザたち人間の援軍を連れて現れ、ついに『000』における黒衣の男との最終決戦が幕を開ける。
空の世界でも第一級の使い手が勢揃いし、深手を負った黒衣の男を追い詰めるが、
それでもなお黒衣の男との実力差は圧倒的だった。
ランスロットたちの連携攻撃すら易々と凌ぐ黒衣の男に対して、
カリオストロは星の民が開発した星晶獣封じの結界を発動。
皮肉にも、自らの強化のために星晶獣のコアを取り込んでいたことが仇となり、
黒衣の男は次元の狭間に封印されてしまう。
カリオストロ「あばよ! テメェはここで終身刑だ!」
まさか……奴が実験場の資料に細工を……特異点達に気づかせるための……
パンデモニウムの戦いに参戦する前に、カリオストロは天司ガブリエルと共にルシファーの実験場を調査していた。
その時、ベリアルがわざと残した資料をもとに結界を発動させたのだった。
黒衣の男がカリオストロに封印されたのもとどのつまりはベリアルの差し金であり、
数々の伏線を張り巡らせての盤上遊戯にも似たベリアルと黒衣の男の暗闘は、
ついにベリアルに軍配が上がり、黒衣の男は死亡こそしないものの封印という形で『000』の物語を退場したのだった。
その後
非常にインパクトのある重要な敵キャラながら、
ついに退場の時まで素顔も本名も晒さなかった黒衣の男。
『000』の結末はあくまで封印だったため、いつ再登場して顔と名前が明かされるかが期待されていたが、
対戦格闘ゲーム『
グランブルーファンタジー ヴァーサス』公式ツイッターアカウントにおいて2019年12月14日に公開された情報で、
『ヴァーサス』のボス敵として黒衣の男が参戦することが判明。
『ヴァーサス』公式サイトのキャラクター一覧にもキャラ名「黒衣の男」、英語表記「Chaos Bringer」として掲載された。
紹介文には「パンデモニウムに封印されていたが、堕天司ベリアルの手によって目を覚ました。」とあり、
『000』の事件の後の時系列であることと、一度は決裂したはずのベリアルが黒衣の男を救出したことがわかる。
(ただし、ディレクター曰く『ヴァーサス』の物語はあくまでも「パラレル」な世界線であるとのこと。)
実は元々は「格ゲーに相応しいボス」という
アークシステムワークスからの要望で、『ヴァーサス』のために作られたキャラである。
しかし『ヴァーサス』でいきなり出てきても説得力がないということから、本家のイベントでも出すことになったという。
キャラクター一覧の画像、および2019年12月14日に公開された紹介PV「ヴィランズトレーラー」では黒いフードを脱ぎ去った黒衣の男の姿が表示されている。
後ろ姿だけとはいえ、格闘チャンピオンのごとき筋肉モリモリの腕、豪奢な長い金髪と、格ゲー版グラブルのボスキャラにふさわしい風格を感じさせており、
『ヴァーサス』が正式リリースした暁には素顔と、おそらく本名も明かされるのではないかと推測される。
その後発売を迎え、期待通り本名や上記のプロフィールが明らかとなった。
なおその『ヴァーサス』では、戦った相手からは罵倒されたり、諸悪の根源扱いされたりと悲惨な扱いをされている。事実だから仕方ないが。
勝利モーションが「笑顔で手を差し伸べる」ランスロットですら、バブさんに勝った時は真剣な表情を崩さない。
しかし
ローアインだけは(あくまで悪人かつローアインの勝利は基本的に
夢オチ扱いされる事を前置きしつつ)「半端ねぇ」「そのメンタルにあこがれる」と評価していた。
以下、あるキャラクターのフェイトエピソードに関する
ネタバレ
2019年末のグランデフェスにてリミテッドキャラクターとしてへレル・ベン・シャレムが登場。
グラブルフェスにて先行でイラストが公開されており、褐色の肌に三つ編みにした金髪、身に纏った漆黒の衣……とその容姿に黒衣の男との共通点が見受けられることから両者に何かしらの関係があるのではと囁かれていたが、
フェイトエピソードにて彼女(ゲーム上では性別不明に分類されている)の正体が『暁の預言者』であるルシオと対となる『宵の預言者』であることが判明。
更にルシオの口からは、自身の写身(=ルシファー)が世界に破滅を呼び、シャレムの写身が世界の掌握を目論んだことが語られている。名前こそ出していないものの誰のことかは明らかだろう。
常時口におしゃぶりのようなものを咥えているためか、ルリアからはバブちゃん、ビィからはバブの姉ちゃんと呼ばれている。
「グランブルーファンタジーヴァーサス」での活躍
こちらでは上記の通りRPGモードの
ラスボスとして登場するが、「グラン達がベリアルの存在を知らない」「バブさんは空の底に落とされずパンデモニウムに封印されている(一方でケイオスマターは所持している)」等本編との相違点がありいわゆる並行世界での物語と思われる。
封印を破ろうとする余波で空の世界全体の因果に多大な影響を与えたり封印が7割残っている状況でベリアルが驚くほどの暴れっぷりを見せるなどこちらでも力の強大さが描写されている。
最終的に封印を完全に解き、パンデモニウムを地平に落として万物の王になろうと企むが…。
しかしどれだけ暴れても本来なら邪魔しに来る天司の気配が無い事から、この世界が何者かの手の内にある事を察する。
それとは知らない特異点たちに勝負を仕掛けられるが、ここでバブさんは妙案を思いつく。
それは本来なら単なる邪魔者である彼らと一時的に共闘すること。
あくまで「共通の敵を倒す」という目的の為に手を組んだだけだが、不倶戴天の敵であり決して分かり合えないと思われた男との共闘は(たとえ一時的でかりそめの物であろうと)プレイヤーの心に火をつけたのは間違いないであろう。
…まぁ親切に色々と説明してくれたり(しかも結構わかりやすい)、全員集合シーンでノリノリでポーズを決めたりと、本人は真面目なのにどこかシュールなシーンも多いのだが。
プレイアブルキャラクターとしても実装され、ナルメアと共に栄えあるDLCのトップバッターを飾る。
飛び道具、突進技(空中)、無敵技の
三種の神器をバランス良く備え超必殺技での投げや相手を吸い寄せる技など搦め手も持つハイスペックなキャラ。
専用Bgmは「Existence」。
「どうして空は蒼いのか」シリーズの印象的なBgmが多く組み込まれており
ラスボスとしての風格が漂う物に仕上がっている。
なお、DLCにはグラブル本編で使えるシリアルコードが同梱されており、任意の属性のアストラルウェポンが1つ入手出来る。
DLC解禁時にはアストラルウェポンは未実装だったため、購入者はアストラルウェポンを先行入手出来た。
その代わり、この方法で入手した属性のアストラルウェポンはショップ交換では入手できなくなり宝晶石300個に置き換えられるため、重複所持は不可能。
余談
以上の通り最初から最後まで傲慢であり完全に悪役なのだが、プレイヤーからは半分
ネタキャラ扱いされている。
というのも彼の最終目的が「
世界征服」、封印されて2000年の間やっていたことがただただ戦い続けて己を鍛えるという変なところでまっすぐなところ。
自信満々で
褒められると嬉しそうにする。シャルロッテに変ないたずらを仕掛ける。
『000』にて覚醒したサンダルフォンのシーンにイメージとして描写されたのが明らかに力を貸している構図にしか見えないとか、彼が作った「バブ・イールの塔」も内容が「新しい家を作ったから見に来い」というものだったり、挙げ句サントラCDやレッドブルコラボでは現代風の服を着てノリノリだったりと
何処か言動がシュールなのである。
ちなみに前述の通り自らが最強である事は疑わず他人に対しても傲慢に接するのだが、意外にも他人の手を借りる事は躊躇しない。
本人に聞けばあくまで「利用している」に過ぎないのであるが、組んでいる間は楽しそうにしているのもまた事実。
バンドする際も一人ではなく誰かと組んでやるし。
そして「バブ・イールの塔」12階層実装と共に、48階のボスとしてついに全裸のバブさんと再度直接の対峙。
つい前月に水着のシャレムが実装されており、マイページで「何故男は乳首を見せ、女は乳首を隠すんだ?」とか言ってたら、男の方のバブさんが晒してきた。
しかも倒したらまだ本調子じゃないからと塔の上に誘ってきた。そういうところだぞ。
そして召喚石として実装されると凄まじい性能から「真の相棒」「主人公の久遠枠」「バブさんグラジー好きすぎでは?」と多くのプレイヤーに重宝されることになった。
だがそのひたむきなまでに強さを求める姿勢から純粋なファンも多い。
基本的に他人のことを名前で呼ばず、よほどの事がない限りは「小蝿」呼ばわりをする。
だが自分を封印したカリオストロに関しては「害虫」と多少意識している。
そしてローアインは「阿呆」呼ばわり。何故か異様なまでに彼を敵視している。
公式現パロとも言えるイベント「拝啓、大切な君へ。」では、ベリアルが「織部明彦」として
非常に悪辣な存在となっていた。
普段の
下ネタは鳴りを潜め、また悪行がリアルになったせいで奇妙な生々しさを覚える存在である。
その正体は…
熱中症となった主人公が見た夢の登場人物。
だが彼らとの決着が付いて久しくともベリアルがそのような存在として登場するのは、彼とはわかり会えない証拠とも言えるだろう…。
しかしそんな織部もとある先生に対しては頭が上がらない様子で、彼に怒られたので主人公から奪ったものを素直に返すという一面も…。
と話が長くなったが大事なのはその先生の名前。それはまさかの
馬部先生。
ベリアルが織部のような存在となる地平線でバブさんの方は主人公の味方のような存在となっていた。
実際は絡みもなくどちらかというと「敵の敵」くらいの存在であったが、馬部先生のお陰で窮地を脱したのは事実である。
だが名前だけの存在で見た目は愚か台詞すらないのでヘレムの方かもしれないが、まぁ大体のプレイヤーは馬部先生=ベルゼバブと認識し、Twitterのトレンドに「馬部先生」がランクインしてしまった。
ただしこの「夢」の内容が主人公が見た夢にしては余りにも不可解な部分が多い為、本当に主人公がバブさんを味方ないし敵の敵と思っていると考えるのは留意点と言える。
- 2000年レベリングして武器を鍛えるバブさんは騎空士の鏡 -- 名無しさん (2020-01-15 21:14:00)
- 魔王のテンプレみたいな野望、能力、知略に鋼と喩えることすら生温いメンタルが付いてくるからタチが悪い。 -- 名無しさん (2020-01-15 21:32:13)
- ルシファーがサハルの写し身だったように、バブさんの写し身ってシャレムだったりするのかね? -- 名無しさん (2020-01-15 21:47:28)
- ↑それで正解と明言されてる。 -- 名無しさん (2020-01-15 22:02:17)
- ほかのイベントなら主役級6人がかりで逆に瀕死状態の彼に圧倒されると、ファーさんを除けばイベント登場敵の中では圧倒的に強い。 -- 名無しさん (2020-01-15 23:00:13)
- バーサスのPV見るにベリアルかバブさんのどっちかにアバター使う技みたいなのあるっぽいね -- 名無しさん (2020-01-15 23:41:48)
- 武器もだけど本人自体も個として完成された星の民のスペックに獣のコアとアバターパゥアー取り込んでんだからそりゃ強いわ。 -- 名無しさん (2020-01-15 23:46:13)
- VSにボスとして登場するってことは騎空士たちにタイマンで負けるってことでは? -- 名無しさん (2020-01-16 06:13:59)
- まあ封印中だし弱体化してんじゃねえかな -- 名無しさん (2020-01-16 09:44:16)
- 外見も声も似てるがパッショーネのボスではない 時期も重なってたので結構ネタにされたが -- 名無しさん (2020-01-25 16:09:34)
- むしろ彼の場合ハンデありつつ圧倒してて不意打ちの封印でしか決定打になってないやん。 -- 名無しさん (2020-02-28 10:10:01)
- カリおっさんが使った封印術式もベリアルの仕込み前提のものだし、それ抜きであのまま戦っていたらたぶんランちゃんたちが負けてたっぽいからなぁ -- 名無しさん (2020-02-28 10:20:47)
- 格ゲーなんて基本的に設定上の強さとゲームとしての強さは比例しないんだから気にしちゃいかんでしょ -- 名無しさん (2020-03-02 11:16:24)
- 違反コメとそれに触れるコメントを削除 -- 名無しさん (2020-03-05 15:10:02)
- 名前からバブみがあふれてて草しかない -- 名無しさん (2020-04-26 23:49:06)
- 貫禄の脳筋仕様であった -- 名無しさん (2020-05-25 19:40:43)
- 初日で討伐報告上がったり言うほど謎ブルでもなかったりするあたり、やはりファーさん>バブさんなのか… -- 名無しさん (2020-05-26 09:21:21)
- というか慣れれば明らかにファーさんより数段劣るね ファーさん並と公式で言われたのはバブさんのプライドに配慮したからなんて悲しい説も -- 名無しさん (2020-06-03 18:25:35)
- クソ単純なだけでなんやかんや求められる装備はファーさんより高かったりするから、ファーさん実装の頃より装備レベル上がってるからそりゃ同レベルを実装したら当時のファーさんほどの絶望感はない -- 名無しさん (2020-06-11 01:35:23)
- ファーさん倒すには戦略が要るがバブさん倒すには地力が要る。ヤズマットとオメガmk.XIIの関係みたいやね -- 名無しさん (2020-06-17 16:32:00)
- バブさんの趣味の鏡に映った自分ってまんま自分を封印したカリオストロと同じ趣味なのは結構皮肉効いてるよね -- 名無しさん (2020-06-24 20:42:55)
- バブ塔シナリオ曰く、またしても復活目指してレベリング中 努力家だなホント… -- 名無しさん (2020-11-29 15:42:32)
- バブの塔6層で自分の強化再生中の体の一部こねくり回して作った魔物けしかけてきたけどハエモチーフっぽいのがまた -- 名無しさん (2020-11-29 15:55:39)
- バブ塔48階でついに全裸で本人登場の末にまだ本調子じゃないからこの後も登って来てねとか芸人気質にも程がある -- 名無しさん (2021-09-26 15:03:06)
- シャレムが全裸フラグ立てたら、そのフラグをしっかり引き継いだ男 -- 名無しさん (2021-12-18 18:53:55)
- 来年度の環境を激変させた男。数多くの騎士 -- 名無しさん (2021-12-31 21:41:44)
- ベリアル石といい初見微妙に見えるがクッソ強いというのが定番化しつつある… -- 名無しさん (2022-01-03 11:54:01)
- この石が微妙に見える……? -- 名無しさん (2022-01-03 12:53:11)
- ↑実は最初に情報出た時は「トランスLv溜まるの遅そうだし、グラジーしか上がらねぇのかよ 引かなくて良いな」という声もあった なお、仕様が知れ渡った後には -- 名無しさん (2022-01-10 19:10:14)
- 余はまだ1回の上限解放を残している…この意味がわかるな? -- 名無しさん (2022-01-16 02:15:08)
- ガイッチュガイチュガイチュチュガイチュガイチュコイチュ? -- 名無しさん (2022-03-10 00:53:54)
- 幽世の連中が想像以上にやべぇことが判明した中、バブさんの評価も爆上げの模様 -- 名無しさん (2022-04-15 21:32:15)
- 個の戦闘力を高めるバブさん相手じゃ幽世の異次元殺法も効果薄そうだからね -- 名無しさん (2022-05-15 00:30:38)
- メイン読んだ後だと2000年間戦い続けたバブさん強すぎて笑う その時の幽世は本気じゃなかったんだろうってのもあるけどさ -- 名無しさん (2024-02-25 06:58:18)
- 水着石実装!ただ普通に全裸だろそれ! -- 名無しさん (2024-07-29 17:06:39)
- 水着(全裸)とは流石バブさん、未来に生きてる。 -- 名無しさん (2024-08-19 17:54:19)
- プレイヤーでバブさんのことが嫌いって人は殆ど見たことが無い 悪役のはずなんだが… -- 名無しさん (2025-02-12 17:54:14)
最終更新:2025年02月12日 17:54