穂村武志/119之助

登録日:2020/03/28 Sat 19:24:26
更新日:2020/05/05 Tue 13:11:55
所要時間:約 5 分で読めます





この項目では『仮面ライダーゼロワン』第26話「ワレら炎の消防隊」 、第27話「ボクは命を諦めない」 に登場したゲストキャラクターについて解説する。

穂村武志



ロボットとは場数が違うってところを見せてやる!


演:阿部亮平
飛電インテリジェンスZAIAエンタープライズの「お仕事5番勝負」の第4戦「消防士対決」にてZAIAの代表として選ばれたZAIAスペック使用者。
独自の部隊を指揮するベテラン消防士であり、ZAIAスペックのCMにも出演しているちょっとした有名人。

やや口が悪く、要救助者役が美人ならば隊員と共に興奮する一方で、他が屈強な男達なら露骨にテンションが下がったり、要救助者役の演技の下手さに「気分が乗らない」と文句を言う等、俗っぽい人物ではあるが、消防士としての誇りと矜持は確固たるものであり、どんなに危ない状況にあろうと人命救助に全力を尽くす等、その魂と情熱は紛れもない本物である。
その為、緊急事態にも拘らず商売優先で一人達観したつもりになっている天津垓の発言に密かに不満を漏らすこともあった。
ヒューマギアに対しても、別段差別意識等は持っておらず、後述する119之助に対する怒りもあくまでも119之助個人の態度を叱責するものであった。

このように硬派な人物ではあるが、ピストルの空砲に驚くという意外な一面もある。

119之助



地下1階の生存者は全て救出しました。


演:島丈明
飛電インテリジェンスが開発した消防士型ヒューマギアで、飛電側の代表。

搭載されたレーザースキャナーで火災現場を解析し、生体反応等を敏感に感知して要救助者の人数、及び軽傷、重症等の状態を迅速かつ正確に割り出せる機能を持つ。
また、ヒューマギアらしく人間離れした頑丈さと怪力を活かして進路上の障害物を撤去し、要救助者の元に邁進する。

当初はまだシンギュラリティに達しておらず、要救助者役の演技を軽く褒めたことはあったものの、基本的に口数や感情表現の回数は少なく、穂村の挨拶代わりの啖呵に対しても首をかしげるだけであった。
また、機械ならではの合理主義的な一面もあり、それを穂村に指摘されたことが切っ掛けでシンギュラリティを迎えるが...?

消防士対決

火災現場を想定した実際の消防訓練の要領で行われる。
地下1階、地上3階の建物を仮想現場とし、それぞれに要救助者役が配置されている。

地下1階には女性が10名存在し、瓦礫に埋もれていることになっている。
地上1階では屈強な男性4名が火災の中に取り残されたことになり、救助のために仮想の火を消して救助に移らねばならない。
最後、地上2階には視界が遮られる煙が充満し、福添副社長、山下専務、シェスタが要救助者役として待機している。(その内福添は瀕死扱いになってる)

このような現場にて、より多くの人を救助出来た方が勝者となる。

勝負の行方

勝負序盤、地下1階では穂村、119之助共に要救助者を5名ずつ救助し、引き分けになる。
その後地上2階でも双方ともに消火活動の後に救助活動に移行しようとするが、その最中にスカウティングパンダレイダーが乱入し、その破壊行為で実際に火災が発生してしまう。
二人は一時休戦するが、ここで119之助は心肺停止状態の一人を「生命反応無し」と判断し、他の要救助者の下に向かってしまう。
そんな119之助に穂村は激怒。
必死に心臓マッサージを行ってどうにか蘇生に成功する。

地上1階の要救護者を全員救出した二人だが、怒りの収まらない穂村は119之助をきつく叱責する。


良いか?このメモリーによ〜く記録しとけ!例え生命反応がなかったとしても、すぐに死亡すると決まったわけじゃねぇ。それが、命ってもんだ!救える命を諦めるやつは消防士失格だ!


その言葉を切っ掛けに119之助はシンギュラリティに目覚める。
その後、天津の命令を受けた刃唯阿によってゼツメライザーでマンモスマギアにされてしまう119之助であったが、ゼロワンによって元に戻され現場に復帰する。

そして勝負は「副社長達を先に救出した方の勝利」と天津によって変更された。
そんな身勝手な天津の言動に「何が勝負だ…」と苛立つ穂村であったが、それとは別に副社長達を助けるべく119之助と共に火災現場に再び突入する。

しかし、副社長達の下へ向かう為の唯一のルートは豪火と巨大な瓦礫によって塞がれていた。
危険すぎると判断した穂村は一度撤退を考えるが、119之助は前進する。
いくらヒューマギアとは言え、この高熱と煙の中では長くは持たないことは穂村も分かっていた。
しかし、119之助は「人間の皆さんには命がありますが、ヒューマギアの自分に命はありません」と穂村の静止を振り切る。
「自分の命も守ってこそ消防士だ!」と穂村は叫ぶが、119之助は止まらない。
119之助は瓦礫を持ち上げるが、体のあちこちが引火して燃え上ってしまう。


先に進んでください!さあ、早く!!


やがて人間そっくりに作られたコーティングも剥がれ始め、機械の姿を現しながらも119之助は叫ぶ。

そんな彼の思いを無駄にしない為にも穂村は駆け付けた不破や唯阿と共に現場に急行し、3人を救出した。

鎮火直後、119之助の帰りが遅いことを心配し、現場に向かった或人の目に映ったのは全身が焦げ付きながらも、最後まで瓦礫を持つ手を離さなかった、1体の素体ヒューマギアだった。


ご苦労様。119之助...


或人はそれを丁寧に抱えると、現場を後にした。*1

その後、勝負は119之助の健闘を認める穂村や、スカウティングパンダレイダーの正体が、ZAIAの社員「京極大毅」であったために発覚したZAIAの不正の事実によって飛電に軍配が上がるのだった。

余談

  • 名前の由来はそれぞれ「焔」、消防と救急に繋がる緊急の電話番号「119番」からと思われる。

  • これまでZAIA側の代表は一人を省き、ヒューマギアに差別意識を持って密かに不正行為を働くような卑劣な人物ばかりであった中で、その情熱と119之助との一種の友情を結んだ過程から穂村を評価し、尊敬の念を抱いた視聴者は多かった模様。




追記・修正は命を救ってからお願いします。

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