チーム切札(デュエル・マスターズ)

登録日:2020/04/09 Thu 22:00:17
更新日:2024/04/29 Mon 21:50:02
所要時間:約 4 分で読めます






ジョーカーズのマスターがレインボーの力でさらにパワーアップ!そして生まれたのがチーム切札だ!!




チーム切札とは、デュエル・マスターズの種族。

概要

DMRP-13「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」から登場。十王篇からプッシュされて主役となる。

火文明と自然文明に属する特殊種族で、火と自然の多色クリーチャーも所属している。
命名に関しては昔話のキャラクターや歴史上の人物を連想させるものとなっており、デザインのモチーフもそれとなっている。

複合している主要種族はジョーカーズだが、現在ジョーカーズの売りだった無色と、超天篇で新登場した水文明のチーム切札は登場していない。

十王篇の特殊種族はドラゴン・サーガ以前の旧種族を取り込んでいる傾向が目立つが、チーム切札にはその傾向は見られない。
また、チーム切札からの新規種族としてはヒーロー・ドラゴンが登場している。

背景ストーリーでは、超天篇の最終決戦でジョーカーズに多色が出現。
そして《零龍》撃破後、ジョーカーズのマスターが自然文明の大長老からレインボーの力を注入されたことで誕生した集団となる。
チームの王は、ジョーカーズのマスターの新たな相棒として創造された剣士《勝熱英雄 モモキング》であり、彼は3人のお供「モモダチ」を連れている。



ゲーム上の性能の面で言うと、火文明を取り込んでいるだけあって攻撃的な性能が目立つ。
キリフダッシュという専用能力を持つクリーチャーを多数抱えており、この能力はシールドブレイクに応じてコスト軽減での召喚を可能とする。

背景ストーリーやメディアミックスの展開的にも、鬼札王国ライバル種族となっている。
チーム切札の主要なクリーチャーが「桃太郎」がモチーフなのも、「鬼」がモチーフな鬼札王国及びデモニオへの敵対心が見える。
また、シールドブレイクで効果を発揮するキリフダッシュは、鬼札王国の専用能力・鬼タイムの発動に繋がりやすい。



主なカード

勝熱英雄 モモキング KGM 火/自然文明 (8)
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札 12000
<キリフダッシュ>[火/自然(6)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(6)]支払って召喚してもよい)
スピードアタッカー
T・ブレイカー
各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
新たなドラゴン種族を抱えてチーム切札の首領に君臨するクリーチャー。
スピードアタッカーに加えて二回連続攻撃を持つ。
キリフダッシュを持っているため、連続攻撃能力によって順調に物事が運べば2回発動できる前提となっている。
そして単色カードに特化したアンタッチャブル能力で自身を守る。

ジョーカーズやドラゴンデッキ、そして勿論チーム切札の主力として投入できるキングマスターカード。
特に対単色アンタッチャブルは強烈であり、多色でこのカードを除去できるカードも少ないため字面以上の耐性を発揮する。
詳しくは個別項目も参照。

モモダチ キャンベロ UC 火文明 (2)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 1000
<キリフダッシュ>[火(1)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火(1)]支払って召喚してもよい)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、自分の他のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)

cipで自身以外の1体にスピードアタッカーを与えるキリフダッシュ持ち。
1ターン目と2ターン目に攻撃可能な1コストクリーチャーを召喚しておけば、キリフダッシュで2ターン目で高速展開も夢ではない。
【赤単速攻】などの速攻デッキでの運用が考えられるが、軽コストのスピードアタッカー付与なのでアタックトリガーを持ちを切り札にしているデッキにも色が合えば投入してみるのも良い。

ZIZOタウン C 自然文明 (3)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 4000
<キリフダッシュ>[自然(1)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(1)]支払って召喚してもよい)
ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
地蔵モチーフだけど何かどこかで聞いたことのある名前をしているクリーチャー。
スペック的には平凡なガードマンだが特にデメリットもなく、キリフダッシュを所持で1コストで召喚可能。
キリフダッシュ狙いで攻撃したクリーチャーをガードマンで殴り返しから守れる仕組みになっているのはかなり便利。

熊四駆 ベアシガラ SR 自然文明[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 8000
<キリフダッシュ>[自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(4)]支払って召喚してもよい)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

キリフダッシュ4で出てくる「マナがタップインしないプロメテウス」。
一見すると地味な能力をしているが、4マナというのはジョーカーズにおいては2ターン目に《タイク・タイソンズ》を召喚。3ターン目にマナチャージして《タイク・タイソンズ》の『Jチェンジ』能力を使う」と簡単に到達できるマナ域なのである。
つまり最速3ターン目にパワー8000のWブレイカーが2マナ加速しながら出てくる。
さすがにマッハファイターなどは持っていないが後続を安定させられるマナ加速というだけでも脅威であり、本体のサイズも及第点。おまけに名目上はスーパーレアだが「スタートデッキ付属のスーパーレア」であり、1つのデッキに2枚付いてくるため入手も容易。
結果として「デッキ内の安定剤」としてほぼ4積みされ、今では「定価でデッキを買えるなら2個買った方が個別に4枚そろえるより安い」と言われるまでになった。……あれ?

名前の元ネタは「金太郎」が熊と相撲を取った「足柄山」。

オーシャン・ズーラシマ SR 火/自然文明 (7)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 10000
キリフダッシュ[火/自然(5)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(5)]を支払って召喚してもよい)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべてマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを3枚引く。

キリフダッシュ5と若干重めだが、出た時に手札をすべてマナに変換したあと、3枚ドローできる。
手札補充手段はそれなりに充実しているジョーカーズではあるが、コイツは「不要な手札をマナに変換し3ドローできる」のが重要であるため、デッキの中核というよりは1、2枚刺しておく潤滑油としての役割が大きい。

元ネタは「浦島太郎」。

イッスン・スモールワールド SR 火/自然文明 (5)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 1000+
<キリフダッシュ>[火/自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(4)]支払って召喚してもよい)
相手のクリーチャーの、カードに書かれた一番大きいパワーを、このクリーチャーのパワーに追加する。
スピードアタッカー
マッハファイター
パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)

キリフダッシュ4で出てくるアタッカー。
特筆すべきは「相手のクリーチャーの、カードに書かれた一番大きいパワー」という類を見ないパンプアップ条件で、99999ならパワー100999となり、999999なら1000999となる
併せ持つマッハファイターも合わさって対クリーチャー戦ではほぼ負けなしの能力を持つ。
「カードに書かれたパワー」を参照するのはミラーマッチに於いてお互いの《イッスン》がお互いのパワーを無限に参照し合い、処理の終わらない無限ループに陥ることを避けるためと思われる。
背景ストーリー上では「不死樹王国」のキングマスターであり「自身より小さいパワーを持つクリーチャーのプレイヤーへの攻撃阻止能力」を持つパワー50000の超大型クリーチャー、《大樹王 ギガンディダノス》を攻略するために生み出されており、元ネタである「一寸法師」のように「小さい体でも大きな存在を倒せる」ことを体現したクリーチャーといえる。元ネタと違って知恵で勝つんじゃなくて物理的に殴り倒しているが。




アニヲタWki(仮)の項目が追記・修正の力でさらにパワーアップ!そして生まれたのが良項目だ!!

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最終更新:2024年04月29日 21:50