蝶野雨緑

登録日:2020/04/23 Thu 08:48:50
更新日:2025/01/29 Wed 11:37:04
所要時間:約 5 分で読めます





蝶野「アメージング!!」

斉木(何だ そのポーズは)


蝶野雨緑(ちょうのうりょく)は漫画『超能力者 斉木楠雄のΨ難』及び『斉木楠雄のΨ難』の登場人物。


【プロフィール】

本名:中西宏太
身長:176cm
体重:64kg
誕生日:6月27日
血液型:O型
前職:某大手一流出版社
CV:森久保祥太郎
演:ムロツヨシ


【人物】

イリュージョニストを務める緑髪の男性。
蝶野雨緑は芸名で、本名は中西宏太(なかにしこうた)
口癖は「アメージング」。
明るく朗らかな性格だが、かなりのドジなのが欠点。


【能力】

当初はイリュージョニストとしての能力はかなり低かったが、物語が進行するにつれて成長していく。
しかし、前述の通りドジなので帽子の中に入れた鳩を放置したり新品120万円の人体切断マジックの機械を118万円の中古で買ったりと普通では有り得ない失敗をしたこともある。
それ以前の問題として、イリュージョンを披露する前に何をするか全部説明するというイリュージョニストとしてはあってはならないことをやらかしている。長らく誰にもツッコまれなかったが。


【経歴】

かつては某出版社に務める普通の会社員だった。
25歳の時に会社付近の喫茶店で働いている女性、(みどり)と結婚するも、僅か1ヶ月後にリストラ。
突然の出来事に自暴自棄になった結果、緑とは離婚しホームレスになってしまう。
その事から何をとち狂ったか「自分には家族や家などのモノを消す才能がある」と思い込みイリュージョニストになった。

その後は路上で助手のマイケルと共にショーを行っていたが、ひょんな事から斉木楠雄と知り合い、ひょんな事から斉木を一流のイリュージョニストと思い込み「師匠」と呼び慕う。

そこから1年後にはテレビ出演を果たす程ブレイクをしたが、長続きせずお笑いやサーカスをやったりと色々迷走する。
それでもイリュージョニストとしては着実に成長しており、最終回付近で斉木と再会した時は、別人のように上手くなっていた。


【関連人物】

池見華寿弥(いけみかずや)
「マイケル」と名乗る、蝶野の助手を務める元ホームレスの男性。通称「イケさん」。
見た目と口調は老人だが、実年齢は30代
テレビで変顔の写真を載せられたり、バイクと衝突して大怪我を負ったりと不幸な目に遭うことが多い。
同業者からの信頼は蝶野より厚く、斉木も彼に対しては蝶野より柔和に接している。
後述の理由により実写版には未登場。

蝶野の母親
負傷したイケさんの代わりに助手を務める事になりかけたが、バニーガールの衣装を着たところあまりにもムゴかったので断念した。実の親にむごい言うな。
原作、アニメ共に僅か一コマしか登場しない超マイナーキャラだが、実写版ではイケさんの代わりに蝶野の助手を務める。
ジェシーという名前を与えられた上、服装はバニーガール
原作とは異なり、むごい恰好させられ息子に殺意を抱いているのか蝶野以上にノリノリだった。

ビーナス月子(つきこ)
垂れ目と巨乳が特徴の女性。蝶野の同業者。
占いの館にも勤めている。


蝶野の元嫁。未亡人で息子と2人で暮らしている。
自暴自棄になった蝶野を立ち直らせる為、あえて彼の元から離れていった。
離婚後は資金を援助したり、息子と一緒に蝶野のステージをたまに観に来たりしている。
不仲ではないが、復縁に関してはNOの一点張り。
最初の夫とは籍を入れる前に死別したので、実はバツイチ。


【余談】

名前の由来は「超能力」と「中に仕込んだ」。

実写版では斉木とは面識がなく、性格も本編に比べるとかなり内気。


原作での「読切版では主要キャラだったが、連載にあたり使い所に悩み今の今まで放置されていた」というメタ発言があるように、古参キャラにしては本編での出番が非常に少ない
同じ読切版から登場する燃堂力海藤瞬との扱いは雲泥の差。
本編での初登場は単行本2巻の第14Χだが、自身が担当する単行本の表紙は14巻とかなりの年月を要した。

連載が長くなるにつれて扱いはどんどん悪化していき、連載4年目での出番は0
イケさんに至っては2年以上登場していない時期もあった。

とは言え、アニメ・実写双方に登場するので、ゲストキャラクターとしてはかなり優遇されている。



追記・修正はイリュージョニストの方にお願いします。

この先は閲覧注意






































あれ?何でタグに燃堂の名前があるの?


斉木(やれやれ…あまり言いたくないんだがな…だが蝶野の項目を建てる以上この話題は避けては通れないからな…覚悟をするか)


斉木(蝶野の元妻は燃堂の母親だ)



斉木(ん?聞こえなかったのか。もう一度言おう。蝶野の元妻は燃堂の母親、燃堂緑だ)


蝶野雨緑と燃堂緑は元夫婦だ



【衝撃の事実】

斉木は何一つ嘘を言っていない。蝶野の元嫁の女性である緑は燃堂力の母親、燃堂緑のこと
本当に蝶野と燃堂の母親は元夫婦である
緑は蝶野の回想では美人として描かれていたが、実際の燃堂緑は髪型と目の傷以外まんま燃堂力
一応補足すると、蝶野が惚れたのは緑の容姿ではなく性格。
母親のような安心感に惹かれたとのこと。
また、緑と蝶野は僅か5歳しか違わないので*1蝶野が年上好きということではない。
義理の息子にあたる力からは「宏太兄ちゃん」と呼ばれ慕われており、2人で食事に行く仲である。
蝶野も力の人柄をよく知っているので、彼が変な行動をしても笑って済ましている。

しかし、燃堂の姿をした女性と蝶野の関係は、端から見れば色んな意味でアレなので、斉木も(考えるな。具合が悪くなるぞ)と海藤に忠告している。

このように、斉木ですら驚愕した事実だがさらに驚くべき事に、これは完全な後付け設定
蝶野の家族についての伏線は今まで一切無く、斉木からも(後付けサクサクすぎるだろ)というメタ発言が出ている。
そして、おまけページの「後付けであることを指摘されて狼狽えている作者のイラスト」が何よりの証拠。
いずれにせよ、家族までアメージングな蝶野であった。



蝶野「追記・修正アメージング!!」

斉木(相変わらず変なポーズだな…)

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最終更新:2025年01月29日 11:37

*1 緑は15歳で力を産んでいる。