スケルトン(ジャンボーグA)

登録日:2020/05/30 (土曜日) 14:24:10
更新日:2025/06/11 Wed 20:57:26
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ハハハハ…!ジャンボーグ9め、故障したな!


出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第40話「大奮戦!バモスⅠ世 バモスⅡ世」/1973年10月20日放送

ジャンボーグA』の第40話「大奮戦!バモスⅠ世 バモスⅡ世」に登場した怪獣。

身長:2~50m
体重:100kg~3万5000t
出身地:龍神村
別名:ドクロ怪人


【概要】

サタンゴーネが赤い霧のような殺人兵器で奥多摩の龍神村の住人を皆殺しにし、その死体をエサに成長させていた怪獣。
最初は人間と変わらない大きさで、グロース星人が民家に集めた村人の死体をエサにしていた。
等身大の時は人間でも武器があれば何とか戦えるぐらいの力しか無く、PATガンの攻撃で吹っ飛ばされていたがその後一気に巨大化してナオキとPATに襲いかかった。

大きな牙を生やした、名前の通りのドクロのような顔と、肩から背中、後頭部にあるイバラのような生体器官が特徴。
武器は、ノズルのような形の右手から発射する高熱火炎。
この火炎は水上にも炎を這わせる事ができ、いかなる場所でも相手を炎で取り囲む事が出来る。
左手は巨大な鉤爪になっており、これを使って強力な打撃攻撃を行う。
生体器官からは相手の意識を変調させる念力波を出す。

サタンゴーネが現れた時にはジャンボーグ9を後ろから押さえつけてサポートに回るなど、意外と上司を立てる、気遣いの出来る性格をしている。


【活躍】

サタンゴーネの赤い霧で皆殺しにした龍神村の住人の死体を民家に集め、それをエサに成長。
住人行方不明事件の通報でやって来た、PATの隊員も同じくエサにしようとする。
そこにナオキが乱入し、眠らされていたPATも気が付いてPATガンの攻撃を一斉に受けて撃退される。

配下のグロース星人はバモスⅠ世とバモスⅡ世の攻撃で倒されるが、スケルトンが巨大化して出現。
右手からの火炎放射で暴れ、エンジンの故障で動けないジャンカーZを踏み潰そうと迫るがギリギリの所でエンジンがかかり、ジャンボーグ9が登場する。

最初はジャンボーグ9の攻撃に圧倒され、湖に投げ飛ばされるがジャンボーグ9は再びエンジンの不調で動きが鈍ってしまう。
そこに現れたサタンゴーネと共に二人がかりで攻撃し、ジャンボーグ9を追い込むがバモスⅠ世とバモスⅡ世、駆け付けたハンターQの援護攻撃で脱出されると「スワニービーム」で動きを止められ、そこに「ハンディングフラッシャー」を撃ち込まれて爆発した。


【その他】

スケルトンのデザインは頭の飾りを使って体全体でドクロの形を作る事を意識してデザインされている。
陸上ではおおむねその通りになっているが、水中での戦いでは頭の飾りが倒れてしまっていて、うまくいかなかったようだ。

龍神村でつけっぱなしになっていたテレビに映っていたのは、1963年から1975年まで放送されていたバラエティー番組『がっちり買いまショウ』。
この時はグリコの一社提供で、タイトルの頭に「グリコ」が冠されていた。
1973年に放送されていたのは日曜の12時45分から13時15分なのでナオキ達が訪れたのは日曜日の昼という事がわかり*1、PATは日曜日でも通常通り勤務しているという事もわかる。


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最終更新:2025年06月11日 20:57

*1 序盤にも昼間から立花和也がPAT基地にいるという場面がある