登録日:2020/06/20 Sat 23:04:07
更新日:2024/10/09 Wed 20:39:15
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怪獣ダブルゴッドの正体は、この凸凹宇宙人だったのだ!
『
ファイヤーマン』の第21話「殺しの使者デコンとボコン」に登場した怪獣。
出典:ファイヤーマン/円谷プロ/第21話「殺しの使者デコンとボコン-ダブルゴッド出現-」/1973年5月29日放送
身長:52m
体重:4万3000t
出身地:電波星雲第3惑星
別名:二頭怪獣
【概要】
地球侵略の命を受けてやって来た、電波星雲第3惑星の地球攻撃隊員・デコンとボコンが結合装置を使って
合体し、変身する事で出現する怪獣。
二つの頭と腕を持つ
恐竜型怪獣で、上の頭がデコン、下の頭がボコンである。
合体しても意識は統合されず、お互いの思考を保っていて、二つの頭が意思疎通を図る場面もある。
怪獣化してもデコンのとぼけた性格は変わらないため目的を忘れて破壊活動から逸脱してしまう時があり、そのような時はボコンが腕を伸ばして殴り、修正する。
武器は二つの口から発射する高熱火炎で、同時に発射する事ですさまじい威力を発揮する。
空中の敵に対しては、デコンがボコンの頭の角を掴んで固定する事で、より正確に命中させる事ができる。
デコンの
舌には電気が流れており、押し当てる事で
ファイヤーマンを痺れさせるが、実はボコンの舌とつながっていてボコンの舌を引っ張ると引っ込んでしまう。
ボコンの腕は普段は体内に隠されているが、デコンを修正する時やファイヤーマンとの戦いでは、伸ばして掴まえるなどの連携を見せる。
【活躍】
使命である、第2原子力研究所を破壊しようと街に出現。
岬の乗ったマリンブルを撃墜して破壊活動を行うが、ファイヤーマンに阻まれて戦闘になる。
火炎放射や舌からの放電で戦うが、ファイヤーマンのジャンプ
キックを受けて合体に必要な結合装置が外れてしまい、合体が解けてデコンとボコンに戻ってしまう。
その後、三郎少年に拾われていた結合装置を取り戻すと再び合体してダブルゴッドになり、破壊活動を開始する。
二つの口から炎を吐いて防衛隊の戦闘機を撃墜していくが、岬はファイヤーマンに変身して再戦となる。
怪力で組伏せて放電攻撃を狙うが、ボコンの舌を引っ張られて防がれて投げられ、起き上がった所に「ファイヤーフラッシュ」を撃ち込まれると、サッカーボールに変身してしまう。
そこをファイヤーマンに強烈にシュートされ、空中で木っ端微塵になった。
【関連】
◆結合宇宙人デコンとボコン
演:大前均(デコン)/花巻五郎(ボコン)
出典:同上
身長:220㎝(デコン)/150㎝(ボコン)
体重:105kg(デコン)/60kg(ボコン)
出身地:電波星雲第3惑星
電波星雲第3惑星から、第2原子力研究所を破壊するという使命を受けてやって来た地球攻撃隊の二人組。
大柄でのんびりした性格のデコンと、小柄で口やかましいボコンという凸凹コンビである。
ダブルゴッドには、結合装置を身に付けた二人が両手を上げた状態で向かい合わせに走り、ぶつかるようにして合体する。
デコンとボコンの状態では相手の衣装を剥がす
超能力を使えるが、それ以外は地球人とそう変わらない力しかなく、宇宙に帰る事もできない。
姿形は地球人と変わらないが、文化は全く違うようで結合装置を探す途中で出会った地球人の言う事は全く理解できていなかった。
赤ん坊を見てもそれが何なのか分からなかったので、あくまでも地球人に似ているだけで生物としては全く別のもののようだ。
「ダブルゴッドの正体はデコンとボコン」と作中で説明されているので、あくまで攻撃用の形態らしく、「
ウルトラマンエース」や「
超人バロム・1」と同じようなものだと思われる。
【その他】
デコンを演じる大前均氏は、「
電子戦隊デンジマン」に登場したバンリキ魔王、ボコンを演じる花巻五郎氏は「コンドールマン」のマッドサイエンターなどで知られる。
追記・修正お願いします。
- 双頭怪獣では珍しい形態だよね。なんか頭の付き方がカンガルーのような感じだし。 -- 名無しさん (2020-06-20 23:17:45)
- ファイヤーマン特有のなんか冒険してるんだけど明後日の方向に突っ走ってる怪獣デザインの一つだと思う -- 名無しさん (2020-06-21 16:44:32)
- 大柄な大前さんと小柄な花巻さんってキャスティングもナイスクラップ -- 名無しさん (2022-07-11 10:58:23)
最終更新:2024年10月09日 20:39