ファイヤーマン(キャラクター)

登録日:2020/02/11 (水曜日) 19:08:44
更新日:2024/12/19 Thu 20:59:15
所要時間:約 ? 分で読めます





海が燃え、やがて海が光る時

海を裂いて魔獣が現れ、島を襲う

「赤い人」島を救う……


円谷プロ制作の特撮ドラマ『ファイヤーマン』の主人公。


身長:50m
体重:4万8000t
飛行速度:マッハ6
走力:マッハ2
水中移動速度:マッハ4
腕力:ブルドーザー5000台分
つま先の堅さ:鋼鉄の10000万倍
体温:常に1000℃以上
出身地:地底・アバン大陸
人間態:岬大介/ミサキー(演:誠直也)
声:池水通洋


ファイヤー!


画像出典は項目下

地球に迫る様々な脅威から人類を守るため、地底奥深くにある「アバン大陸」から遣わされた正義のヒーロー。
地上では地質学・考古学に深い知識を持つ青年「岬大介」を名乗り、地球科学特捜隊SAF」の隊員として活躍している。
怪獣や宇宙人などの平和を脅かす敵が現れると、スティック型の変身アイテム「ファイヤースティック」を使ってファイヤーマンに変身する。

太古の昔に優れた文明を築いていたが、アトランティス大陸沈没の直前に大陸が大陥没し、安全な場所を求めて地底へ移り住んだ「アバン大陸人」の末裔。
人間態で名乗る「岬大介」は偽名で、本名は「ミサキー」
「ファイヤーマン」という名前は、最初に登場した時に海洋開発センターの所長が命名したもの。
地上に来てからは孤児として地質学者の田所博士の研究所に引き取られ、研究員として活動していた。
過去にも現れた事があるのか、青江半島にはファイヤーマンについての伝説が残っている。

明るくまっすぐな性格の青年で子供ともすぐに仲良くなるが、現場で見当違いな推測で行動して街に被害を出し、一時的ではあるがSAF隊員の資格を剥奪された事もある。
恩師である田所博士がネロ・ギラスに殺害された時には激しい怒りを現した。

エネルギー源は体内に秘めた「マグマエネルギー」だが、地上では3分間しか続かない。
変身してから2分が経過すると、額にある「カラーシグナル」が点滅して活動限界が近い事を知らせる。

地底人であるために視力や聴力が非常に優れており、聴力は最新型の聴音機以上の能力があり、視力は地底を6kmまで見渡せ、宇宙では「スペース・アイ」となって月から火星の表面をはっきりと見る事ができる。
皮膚は10万℃の超高熱にも耐えられ、マイナス200℃以下でも平気。

他にも、ブルドーザー5000台分の腕力や一発で20tダンプを千km先まで吹き飛ばすキック力、空中高く飛び上がるジャンプ力などの優れた身体能力を備えている。

ウルトラマンに対する寒さのような弱点らしい弱点は存在しないが、あえてあげればマグマエネルギーが3分しか続かない事、ファイヤースティックがなければ変身できない事、正体が周囲に知られてはいけない事が弱点である。

次第に存在が認知されていき、ゲストキャラにも現れると「ファイヤーマンだ」と言われるようになる。

第18話で、強敵「キングザウラ」に敗れて死亡してしまう。
しかし、アバン大陸の長老オーザから命を譲り受けて復活
変身時の掛け声も「ビッグ・ファイヤー!」に変わった。

最終回で、破壊不可能な侵略兵器「物体X」の脅威から地球を救うため、宇宙の果てへ「物体X」を運び、閃光と共に姿を消した。

ちなみに、炎系の攻撃は完全に無効化できるかと言うとそうではなく、能力以上の攻撃であれば普通にダメージは受ける。
実際、「ファイヤーフラッシュ」と「ファイヤーダッシュ」のエネルギーを吸収したハモニガンの火炎攻撃には耐えきれず倒されてしまった。
また、ウルトラマンは太陽の光でエネルギーを回復する事ができるが、こちらは熱エネルギーを吸収して回復といった事はできない。

実は、ファイヤーマンは設定では飛行能力を持っていない。
作中で空を飛んでいるように見えるのは、あくまでも「跳躍」である。
設定上の飛行速度も、あくまでこの水平姿勢を取っての移動スピードである。

ファイヤーマンのデザインでまず目につく大きな目は、造形的に固定された頭部に最も表情を生み得るものというコンセプトから配置されたもの。
検討デザインでは、目に複数の縦ラインが入っていたが無機質な印象になるのを避けて採用されなかった。

初期のスーツには、力強さをアピールするために筋肉の隆起がつけられていた。
しかし、撮影時のカメラアングルなどの変化であまり活かせず、早い内にスマートな造形に変更されている。


【技】

●ファイヤーフラッシュ

両手を肩のあたりで組んでマグマエネルギーを溜め、光の弾に変えて発射する。
ファイヤーマンが最も得意とする必殺技で、その威力はニトログリセリンドラム缶一本分。
縦長の形で発射したり、軌道を変化させる事も可能で、数多くの敵を葬った。


●ファイヤーダッシュ

第18話で「ファイヤーフラッシュ」が通じないキングザウラに敗れて死亡したファイヤーマンが、長老オーザによって復活して新たに授けられた「ファイヤーブレスレット」の力で繰り出せるようになった新必殺技。
全てのマグマエネルギーを全身に集中して、自らを火の玉にして体当たりする大技。

いわばファイヤーマン版「ウルトラダイナマイト」であり、全てのエネルギーを使い果たすために使用後はふらついて倒れ込むほどに消耗してしまう。


●ファイヤースパーク

「ファイヤーフラッシュ」のバリエーション技。
構えなどは「ファイヤーフラッシュ」と変わらないが、命中すると稲妻のような閃光が走り、敵を木っ端微塵に吹き飛ばす。


●手裏剣ファイヤー

指先から発射する炎の手裏剣。
連発可能で威力は一発で重戦車5台を破壊できる。
クマゴラスの両目を潰して逆転した。


●マグマビーム

エメリウム光線のような構えでカラーシグナルから発射する光線。ネロ・ギラスの尻尾を切断した。


●ファイヤーナイフ

右手を高く上げて召喚する武器。
切れ味は鋭く、グリーンギラーの頭と尻尾を切断した。
造形物は『ウルトラマンエース』のエースブレードの流用。


●ファイヤージャック

「ファイヤーナイフ」と同じく右手を上げて召喚する投げ槍。
スペーグスの腹部を貫いた。


●ファイヤーバーニング

両腕を高く上げてから胸を張るように下げ、全身を超発熱させて体内に侵入した毒素を消滅させる。


●フリージング・ウェーブ

相手の動きを停止させる赤い光線。
破壊不可能な「物体X」を停止させて宇宙へ運び去った。


【その他】

客演などには恵まれていないが、「円谷プロ50周年企画ウルトラマンだけじゃない上映会」にて、ブースカに襲いかかろうとする某赤い通り魔を止める姿が見られた。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にて、主人公ウルトラマンゼロの仲間「ウルティメイトフォースゼロ」の一人としてリメイクキャラクター「グレンファイヤー」が登場している。
新ウルトラマン列伝』第9話でもウルトラマンゼロとグレンファイヤーがファイヤーマンを紹介しており(作中では別次元の戦士と断言)グレン曰く、「俺に似て男前」との事。

ファイヤーマンのスーツは、同じく円谷プロの特撮番組『スターウルフ』に登場した純金ロボット「GC301」に改造された。
特徴的な目の下半分をくり抜いて青いパーツをはめ込んでいるが、分かる人には一目で分かるために驚いた人も多かったという。


追記・修正お願いします。

画像1~3出典:ファイヤーマン/円谷プロ/1973年1月7日~7月31日放送/円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション8号/2016年6月21日発行/ディアゴスティーニ
画像4出典:同上/特撮ドラマDVDコレクション89号/2016年5月24日発行/ディアゴスティーニ
画像5出典:同上/特撮ドラマDVDコレクション6号/2019年7月30日発行/ディアゴスティーニ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ファイヤーマン
  • 岬大介
  • 地底人
  • ミサキー
  • マグママン
  • グレンファイヤー
  • 誠直也
  • 池水通洋
  • 円谷ヒーロー
  • 燃えるマグマのファイヤーマン
  • 後のアカレンジャー
  • 赤い人
  • GC301
  • 男前
  • ロックマンではない
最終更新:2024年12月19日 20:59